下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/25vsDeNA(in横浜)】最終戦は白星で飾れましたが、相手のサービス(乱調&DH無)もありましたからね。ウルフは被弾するも心配は無。ただ背中の張りが唯一の不安材料。武隈は回またぎにどれだけ慣れるか?がカギ。一方、ワグナーは本番で厳しそうで及第点は与えられ無さそう。/ところで第二では榎田がデビュー!チームは大炎上だったようですが。

開幕まであと5日です。


今日3/25のDeNA戦(in横浜)
今年のOP戦は終了し、
あとは開幕まで僅かな時間で最終調整に入ります。


辻監督が試合後にOP戦を総括された記事
がありましたので掲載します。
まあ課題は色々と山積しておりますが、
確かに負傷者無く開幕を無事迎えること
とても大事です。

西武・辻監督、OP戦を総括
2018.03.25. 17:05
 オープン戦を8勝6敗2分で終えた西武の辻発彦監督が25日、DeNA戦後にここまでのチームについて総括した。
  辻監督は「キャンプからやってきて、
ケガ人なく、無事にオープン戦が終わった」と故障者が出ることなく開幕を迎えられることに、ひとまず安心した様子。
  また野上亮磨、牧田和久、シュリッターらが抜けた投手陣については「中継ぎの投手陣をうまく整備できるか始まってみないとわからないが、
しっかり先発投手はいるし、戦う態勢はできてきた」と評価し、「個々にレベルアップはしていると思う。あとは開幕して、昨年のことも自信にして堂々とやってくれたらいい」と信頼感を口にした。
  「開幕したら、気持ちも違ってくるだろう。好不調あるかもしれないが、
チームの勝ちに向かって気持ちを一つにして戦う」。3月30日敵地・札幌ドームで行われる日本ハム戦に向けた準備は整った。
 (取材・ニッポン放送アナウンサー洗川雄司)


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ただし、今日のDeNA戦で先発した
ウルフ背中の張りのために3回で降板した
とか噂が流れており、
もし抜けることあらば大変なことになるので
大いに心配です。


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さて、今日のDeNA戦(横浜)についてです。
試合はDeNA4-6西武と勝つには勝って
最後のOP戦を白星で飾りました。


ただし、双方、自リーグルールを適用したので、
こちらはDH有りですが、相手はDH無し。
DH無しということは、
攻撃の人数が1名少ないだけでなく、
投手の打席で打線が一度切れること
意味します。


そのようなハンデの中、
こちらは9安打に対し、DeNAは11安打
おまけに、こちらの得点は
熊原大乱調のサービスタイムに

便乗した6回表のみ。
結果は白星でも、
内容では負けていました。


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さて、まず投手陣について。
先発・ウルフから述べます。
ウルフの投球内容は次の通りです。


今日のウルフは3回降板となり、
その理由が気になるところですが、
結果は、筒香、宮崎に1発ずつ被弾し
3回2失点2被本塁打と今一つでした。


ただ、確かに2本被弾しており、
そのときの球筋は高めと甘く入ったので、
その投球は反省材料になりますが、
打たれたのは所詮ソロ弾であり、
今日の被安打もその2本のみです。
ある意味で、
ソロ弾は事故みたいなところがあり、
ソフバンなんかもそう考えています。


今日は状態が悪かったようですが、
悪いなりに形にすることはできたと思います。
被安打もその2本のみであり、
ゴロアウトも3回で5個稼ぎました。
もう一つのバロメータとなる球数
大和などに粘られて嵩みましたが、
その中でも粘り勝って抑えてますから。


とにかく、ウルフに関しては
投球に対して大きな不安は無く、
唯一あるのが、その背中の張りのみです。
まあウルフを通年で安定して発揮させるためには、
適用したら休ませる(抹消)を繰り返す
ゆとりのある使い方に配慮した方がいいと思います。
もちろん、その間隔を開けることから、
使うときは、例えばソフバン戦中心など、
ここぞ!というところで使うこと
を見据えた方がいいでしょう。
ちなみに、
4~5月はソフバン戦のみ登板なら
登板したら抹消を繰り返して使うことは
日程的に可能
です。
そして、ウルフを中6日間隔で使うのは、
涼しくなった秋のシーズン終盤ごろ
優勝争いが過渡に成ってきた時期と思います。


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2番手の武隈については、
先発で使うことも見据えられているのですが、
先日、第二で先発したときも
スタミナ切れの影響なのか、
中盤に捕まってしまいました。
それ故、1回でも多く
ロングを投げられること
最大の課題です。


↓↓↓今日の武隈の投球内容です。

今日の結果については、
2回2/3を投げて
被安打3、失点・自責点1でした。


最後の6回裏では、
大和の打席で一直から飛び出した走者を刺し、
併殺打で切り抜けましたが、
打球が山川の真正面だっただけに、
どちらかというと、ラッキー併殺打になりました。
逆に打球の勢いを考えると、
一塁線上を行く右安打になってもおかしくない
ヒット性の当たりでした。
またこの6回裏は、
桑原、筒香にもしっかり打たれており、
しっかりと抑えることはデキていませんでした。
おまけに、
大和には粘られて振り切ることもできず。


結局、球数そのものは僅かに34球なので、
スタミナ面はまだ大丈夫じゃない?
という気もするのですが、
6回裏に登板したときの顔
何か疲れているんですよね。


球数云々の問題よりも、
何度も回またぐことにより
集中力の維持の仕方が不慣れ
になっていませんでしょうか?
しかも、今日は5回表が
長い長い攻撃になりましたから、
なおさら気持ちを維持するのに
大変だったのでは?


当然、先発を担うことになれば
回またぎを苦にすることはできません。
ただ、ここ何年も
緊張感のある中継ぎでやってきた
だけに、
そこに慣れるのにまだ時間が掛かっている?
という気がします。


もちろん、このような課題は
普通にやっていけば
克服できる公算が高いわけですが、
(そうじゃない人もいますが)
問題は「便利屋」としての
武隈の使い方方針にあります。


現時点で今年の武隈使用方針は、
今週は先発が不足しているから
先発をやってくれ!というときもあれば、
今週は先発が足りているから、
中継ぎをやってくれ!というように
日程や状況に応じて
多様に使っていく方向になりそう
です。
パワプロならそれはそれでOKで
もの凄く便利に使えるわけで、
また外崎のような野手の便利屋
基本的なことは変わらず
その都度の守備位置が変わる程度なので、
投手ほど対応することは少ないです。


やはり投手の場合、先発中継ぎ※では
※絶対抑えなければならぬ緊張感のある中継ぎ
 大した場面でもないレベルであれば
 あまり関係ないでしょうが。
事前の準備や
試合中の投球ペース・リズムなど
違うことが多々ありますから、
その対応力、器用さがかなり求められ、
長いシーズンでは大きく響いてきます。
(短期決戦は別でしょうが)
特に試合時での投球ペース・リズムは大事です。
しかも、武隈に求める結果は、
先発ならそれなりに試合を作ること、
中継ぎなら基本的にゼロで抑えること
それなりにレベルの高いところですから、
それだけにかなりの対応力・器用さを求められます。


それ故、できることなら
先発か?中継ぎか?の使用方針は
しっかりと決めて上げた方が良く、
それを切り替えるにしても
1ヶ月前後の単位であり、
切り替え時期の
バッファーゾーンも必要になるかも
しれません。


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問題は3番手のワグナーです。


今までの登板時の内容を見る限り、
ストレート中心に投げたがりますが、
昨年のシュリちゃんとは違って
そこまで速くなく重くないので、
基本的に
ストレート一辺倒
では通じません
実際、楽天の足立クラスの打者相手でも
振り切ることができず
でした。


逆にシュリちゃんと違って
フォークという武器があるのですから、
ストレートとフォークを織り混ぜながら
精度は低いけど見せ球でスライダーも使いつつ、
相手を翻弄して最後は
そのまま決め手のフォークを使うか?
その裏でストレートを使うか?
の展開に持ち込みたい
です。
そのためには、
それだけに
緩急を活かせる配球の組み立て方が肝心です。


今日は、6回裏二死と
イニング途中から登板しました。
↓↓↓今日のワグナーの投球内容です。

最初のロペスには
甘く入った初球を打ち込まれ
いきなり出鼻をくじかれました。
まあここは初球の警戒不足と捉えましょう。


しかし、その後が止まりません。
次の宮崎には
いきなりフォークを投げますが、
相手も振ってくれず、
その次のストレートを
しっかりと叩かれました。
さらに次のドラ8の新人・楠本には
精度の低いスライダーを簡単に痛打。
次のドラ2の新人・神里には、
再びいきなりフォークを投げるも、
全く振ってもらえず、
その後は5回表の熊原状態で
ストライクに入らずと、
簡単に歩かせてしまうありさま。


そういえば、3/17巨人戦でも
若き熊原君、中塚君に顔負けの
4者連続与四球の押し出し
をしていましたね。


また武器となるべきフォークについても、
今日は何球かを投げており、
7回には倉本や桑原を打ち獲りましたが、
誰も振ってくれない明らかなボール球
若しくは
落ち方が小さく
甘くストライクゾーンに入る球

になっている傾向にあり、
どうも『決め手』としては
詰め・精度の甘いフォークの模様。


実際に倉本に対しては、
2球で追い込みながらも、
3球目ストレートのファウル後、
フォークで攻め込みますが、
4球目ボール、5球目ファウルと
なかなか仕留めることができず
3球連続でフォークを投げることに。
相手がもっとレベルが高い打者なら、
そのまま5球目は見送ったかも
しれませんね。


もし『決め手』にするなら、
1~2球で相手を仕留めないと。
フォークなら空振りを奪わないと。


ワグナー
ストレート中心に走りたがるのは
もしかしたら、
フォークも決め手にするレベルに無い
からかも
しれませんね。
また新人・楠本や大和に打たれているように
スライダーも精度は高くありません。


もし、フォークもそのレベルに無ければ、
ストレートも、フォークも、スライダーも
全て半端な状態という懸念が。。。


正直、今の状態では
本番で通じるかは疑問があり、
残念ですが、
『ハズレ外国人投手』
烙印を押さざるを得ない
かもしれません。


ちなみに今日はTBS系ケーブルで
中継しており、その解説の槙原氏は、
『球速は150キロくらいありそうですが、
 打者から見てそれほど怖さを感じられません
と評価しておりました。
すなわち、
通用しない懸念が大
という評価なんでしょう。


来日当初は、ワグナーよりも
立ち投げのカスティーヨの方がヤバい?
という危機感を感じていましたが、
もちろん、
カスティーヨも未知の部分が多く、
「研究されたらわからない」
という懸念もあるので、
まだ安堵できず何とも言えませんが、
最初の直感と逆でしたね。
でも、中継ぎ陣には代替要員がいますが、
先発陣には代替要員なんていないので、
正直、同じダメだったとしても、
ワグナーの方がカスティーヨよりは
ダメージが小さいです。


現場の方は
ワグナーを外した中継ぎ勢の布陣を
考える
とともに、フロントの方は
追加補強の対応を速やかにすること
が必要になると思います。


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次は野田、平井、増田の内容です。


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一方、以下は今日の西武打線の結果です。

5回表に一挙6点を得ましたが、
その6点はDeNA熊原が大乱調に陥ったこと
が大きな要因
でした、。
結局、この回以外では
得点を奪えませんでした。


今日はもうそこを
言及するつもりはありませんが、
おかわり君は相当ヤバかったですね。
4回表は
スカっ!スカっ!スカっ!3球で空振三振
9回表も
スカっ!スカっ!スカっ!3球で空振三振
しかも9回表の方は、
1球目、2球目とも
低めスライダーでスカっ!
2球目あたりは
『リプレイVTR』
見ているような空振りでしたね。


おまけに打者一巡した5回表、
熊原が唯一出塁を許さなかった打者に
おかわり君がなっちゃいましたね。
最後の4球目の内角低めストレートは
やむを得ないとしても、
ストライクが入らない熊原の状態を踏まえると、
2球目の外角低めスライダーは
手を出してはいけませんでしたね。


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【追伸】第二球場で榎田デビュー
阪神から移籍してきた榎田は、
今日、第二球場で行ている楽天戦(イースタン)
8回表で初登板になりました。
榎田も2週間ぶりの実戦のようです。


まあ今日の2軍の楽天戦は、
7回表に小石、藤原、川越が大炎上し、
1イニング13失点となり、
榎田登板前には決着していましたが。。。


結果は
2奪三振、1被安打で1回無失点。
右打者から見て内角側のクロスファイヤー
左打者から見て遠めの外角に
低めも決まっておりましたが、
高めも散見していましたね。
まあトレード騒動で
2週間ぶりの投球となり、
出遅れもあるでしょうし、
これから徐々に仕上げてくるでしょうが。


なお、榎田については、
後日、改めて整理したいと思います。