下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【西武投手陣(育成)問題】2軍投手陣の若者(おじさんも居るが)たちは今? 前途多難・・・


現在、1軍は好調街道を突き進んでいますが、
今のところ、かつかつ状態でやっていますが、
投手陣が足りないことに変わりはありません。


基本的に2軍から台頭しなければならぬ状況
ということも重要な課題
になっています。


交流戦頃までに
彼らが1人でもいいから、
台頭してくれれば
ものすごくありがたいですが。。。
(願望です。)


ところで、今の2軍ライオンズは、
イースタンで、現在(4/15)
7勝10敗2分の最下位らしいです。


まあ所詮は育成の2軍戦ですし、
肝心なのは2軍成績よりも、
どれだけ有望の若手を台頭させることができるか?

にあります。


ただ、2軍監督さんが、あの方ですから、
意外と2軍成績がそのままを表す
なんてことに
なっていなければいいのですが。


でも、昨年の今頃は、1軍投手も合わせてですが、
故障者が全体の3割近く出ていましたから、
注意が続きます
ね。。。



ところで、下記は4/15日終了時における
2軍投手たちの個人成績です。



下記は個人別で整理した成績です。


2軍の成績を見ると、
本田、誠、泰雄あたりは先発として
それなりのイニングを試合ごとにこなしている
様子です。


その中で注目株は、
やはり負傷からの復活をかける佐野泰雄
キャンプ中から投げ込みをしており、
1試合イニング数も増えつつあり、
復帰まではもう少し
というところでしょうか。


ただし、泰雄の2軍戦成績を見ると、
前回の4/11日ハム戦でフルぼっこに打たれています。
またその前4/1のロッテ戦では5回で自責点1ですが、
球数が1回平均で17.6球/回と比較的多いですから、
もうしばらく様子見が必要そうです。


もちろん、大石復調してもらわねば
というところです。
実力は証明済みなので、
如何に復調しているか?
元気に回数を多く投げているか?
現在、4月に入って2試合3イニングのみ。
まだ復活は遠いでしょうか。。。


豊田はとりあえず
OP戦でもそこそこやっていたので
一応、上へ向けての候補として計算できます。

ただし、ストレートのみでは厳しく
頭打ちになりますので
変化球に磨きをかけて、
自慢のストレートの威力を助長させたい
です。
それが重要な課題です。


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次に先発で期待される本田&誠については、
毎回、先発として使われています。


そのうち、本田に関しては、
前回4/13巨人戦で8回を投げて失点許さず、
前々回4/3楽天戦で8回を投げて失点2でとどめました。
また2軍成績は防御率1.35、WHIP0.95と上々の結果を得ています。


ただし、本田の場合、
2軍では好投しつつも、1軍では厳しくなってしまう傾向
を繰り返してきました。これはも同様です。
まず本田も誠も球が軽いことから、
1軍で活躍するにはかなりの制球力を得て
コース一杯に決めたり、意図して微妙に外したり
球を自由自在に操れないと、なかなか厳しい
のが現実です。
(これは誠も同様)


本田の2軍成績を見ると、気になる点もあります。
前回4/13巨人戦で与四死球を6個出していること
優れた制球力が欲しいだけに課題となります。
防御率、WHIPは良好に輝いていますが、
重箱の隅をつつくと
DIPSが3.57と、大石、伊藤、榎田、高木ら
1軍レベルと比べると良くありません。

まあDIPSは、投手のみに責任がある要素である
奪三振、与四球、被本塁打から投手を
評価しようとする指標
ですが、
必ずしも絶対という指標でもなく、
あくまで参考としてのものですけど。
ただ、DIPSがいいから高レベルとは言い切れませんが、
1軍レベルの投手の数値は低い傾向にあること
は伺えます。


まあ昨年が
防御率2.83。WHIP1.09、DIPS4.30だから
今のところ去年より向上しつつありますが、
昨年もDIPSは良好ではなかった
というところがネック
です。


ちなみに2軍戦における
防御率とWHIP、DIPSの相関です。
一応、そこそことれてはいます。
まあバラツキもありますが。


またの場合は、防御率等は上々ですが、
気になる点は、球数の多さです。
1回あたり18~20球/回は多いです。
1軍戦では、さらに粘られてしまい
もっと苦しい展開になります。


やはり本田、誠ともに
如何に2軍大将の殻を破るか?
ですね。
2軍ではそれなりに好投しても
1軍になると、今ひとつ良くない
まあそれが1軍の壁なんですが。


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一方、先発で期待されている國場
完全に短いイニングで、長くて回またぎで
中継ぎ仕様で投げております
が、
いかんせん、成績が良くありません。


成績が良好でないのは、
藤原、田村、松本、玉村、南川
も同様で、一軍の道は遠いです。


ただ、藤原はそろそろ
お迎えが来てしまいますから
崖っぷちですけど。。。

まあ皆が疲れてくる夏季
出てきてくれれば御の字
でしょうか。


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あとは先日、1軍に昇格した中塚
確かに2軍戦での失点が少ないので、
2軍のなかではマシな方かも
しれません。
ただ8イニングで5与四死球と、
病である与四死球は残っており
1軍の楽天戦でも与四球から失点しました。


まず彼を上に上げるときは、
与四死球がバロメータですから、
それが9回投げて1~2個未満
となるくらいになってから
の方がいいでしょう。


ただ、楽天戦でも解説者が言っていたように
「彼はスライダーとかフォークを投げればいいのに」
とありましたが、現状では
ストレートとカーブしかありませんからね。
そのカーブは磨きをかけておりますが、
制球できていないから、
明らかなボールからボールとなり振ってくれません。

いかんせん、ストライクに入らないと。
(特に持ち前のストレートがストライク入らないとダメ)


まだ中塚を上に上げるなら、
福倉の方がいいのでは?
と思います。


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ところで、ルーキーたちは、
伊藤1軍戦でも目処を立てていますが、
当面、2軍でしっかり下積みを重ね、
次に上へ上がるときは
お試しではなく、即戦力として使うこと

が期待されています。


まあ経験させるなら
経験が濃い1軍で経験させた方が
効果的である
と思いますが。。。
昔、広岡監督は
1年目の工藤を1軍に滞在させて
1軍で経験を積まさせましたよね。
もちろん、その後、渡米して野球留学
も行っていますが。


伊藤も2軍では問題無さそうです。


問題は2軍監督様
伊藤をつぶさないよう注意要
というところでしょう。


一方、大将については、
前回4/14巨人戦で先発させておりました
やっぱり先発に戻すの?
という気もしますが、
たぶん、様々な経験を積ませたかった
というのが首脳陣の本音でしょうか。


7回を投げて失点3でしたが、
被安打8はちょっと微妙です。
でもノーコン系ですから
課題である与四死球1は評価しましょう。


でも、大将の場合、
如何にノーコン病発症を抑制するか?
が優先的かつ喫緊な課題ですから
今年は焦らずじっくり立て直して下さい。
(来年、台頭すれば御の字です)
その礎を築くか、否かで
頭打ちで悩む諸先輩方のようになるか、
這い上がって上の舞台で戦力になるか
の分かれ道になりますから。



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上記のように、
2軍でモノになりそうなのは、
復調すれば、大石、泰雄の2名。
あとはOP戦でも結果を出してきた豊田。


一方、若手では、伊藤、、、、
あとは、、、、本田?誠?大丈夫?


人数は居るのですが、
「いねぇんだよ!」状態でしょうか。
交流戦までに台頭できるのは、
伊藤くらい???
一応、大石、泰雄、豊田も含めて。。。


育成問題は前途多難です。。。