下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ロッテ5回戦(MLD)】今日は一発攻勢で獅子打線炸裂!3試合連続で9得点の猛攻。今は『バットでGo!Go!』と本当に打撃の勢いが凄い。でも良いときはとことん昇るが、何かにつまずくと空回りしてミスを繰り広げやすい『わかりやすい球団』なので、明日も高木で勝って勢いを維持したまま、来週、敵地・福岡へ殴り込みに行きたいですね。/ちなみに居酒屋「一休」CM(2018年版)登場<フルバージョン>

今日はロッテ5回戦(MLD)であり、
それを生観戦しにメットライフDへ。

今日は台湾Dayだったんですね。
残念ながら、呉念庭、 郭俊麟の姿は無く、
イップス状態が懸念される
郭俊麟
においては、昨年から2軍でも登板なし。


今日は内野指定Cで
立ち応援はできずの半端なところ。


で、今日のスタメンです。


先発投手は、
こちらが目下3連勝中の多和田
あちらが2年目の酒居でした。


酒居に関しては、
昨年後半から先発をするようになって頭角を現し、
最後に対戦した9月20日のゲームでは、
制球力のあるストレートに、
キレのある変化球に翻弄され
(スプリット、スライダー、カーブ)
タイミングを狂わされ
フライアウトの山を築くことになり、

結局、完投されて負けました。
まさに天敵投手にやられたような負け方で、
このままやられると新たな天敵になりかねません。


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さて、今日の試合については、
やはり今の打撃陣の勢いが目立ちました。


ただし、序盤は先発・酒居に手こずり、
3回まで無安打無得点に抑えられます。
初回から凡打の山を築き、
ちなみに
初回はストレートとフォークに翻弄させられて
フライアウト3つで三凡となりました。
2回表になって
カーブやスライダーも混ぜてきます。
ただし、今日の酒居は、
主にストレートとフォークの
二者択一傾向が目立っていましたね。


で、獅子打線の目が覚めたのは
先制点3点を奪われた4回表直後の4回裏でした。


4回裏先頭の源田は二ゴロで倒れますが、
次の浅村初球の高めストレートを右安打で出て、
その後の山川、森が連続四球でお散歩となり、
結局、酒居のほぼ自滅型満塁チャンスをもらいます。
そのチャンスで外崎が深い中犠飛を打ち、
まずは1点を着実に返すことができました。

そして二死一二塁のチャンスが続きます。
次の栗山が四球や単打で出塁しても、
もし得点が入らなかったら、
その次が不振中のおかわり君だから
この回は1点止まりになる懸念がありました。
しかし、栗山は内角高めストレートを
見事に打ち込んでライトスタンドに
逆転3ランを放ってくれました。
点を獲られたら、
すぐに獲り返して追い越した
という点が今の強さを示しています。

もう球場は盛大に盛り上がり、
点を獲った直後に
多和田がしっかり抑えてくれれば
今日の勝利はほぼ手中に!
と思わせてくれる一発でした。
これで流れは西武に傾きます。


で、その直後の5回表は、
一死から荻野が
右安打で出て盗塁を決めましたが、
藤岡の打球は
浅村の頭上を越えそうな
ヒット性のライナー
になりましたが、
浅村がジャンピングキャッチで仕留めました。
もしこれが抜けていたら、
嫌な連打になるので、
流れはどちらに転ぶか
わからなくなってましたね。
この浅村のファインプレーが
多和田を支えました。


そして、次の中村奨吾の打球は
三遊間を抜けそうなヒット性の当たりでしたが、
サードのおかわり君が
ダイビングして体を張って止めました。
このとき、
アウトは獲れず内野安打を許しましたが、
もし三遊間を抜けていたら、
足の速い荻野がホームまで生還して
同点となり、

流れを奪還されていたかもしれません。
このプレーでおかわり君が
左肩を痛めてしまったようですが、
まあここで負傷するようでは、
ということもありますが、
流れを相手に引き渡さぬ
その体を張ったプレーはお見事でした。


そして、1点リードの中、
二死一三塁のピンチですが、
多和田が粘る井上に対して、
最後はフォークで空三振を奪って凌ぎました。


もうこれでロッテは流れを取り戻せず、
勢いのある西武が主導権を完全に握ります。


その直後の5回裏二死から
源田が上手く低めをすくい上げて左安打で出て、
次の浅村がB3S0となり、
お散歩コースかな?と思うや否や、
ストライクを入れに来た
4球目の甘い高めストレート
きっちり弾き返して
バックスクリーンへ放り込む2ランに。

さらに次の山川も続いて
レフトスタンドにソロ弾を放ちます。

この浅村、山川のアベックアーチ
ロッテの息の根をとめるダメ押しに。


さらに7回裏には、
先頭の源田が中二塁打で出て、
浅村が右二塁打タイムリー、
山川が左安打タイムリ
ーと
3連打でさらに2点を追加し、
勢いが止まりません。


結局、今日の西武打線は、
10安打3本塁打6四死球で9点を奪取。
今日は一発攻勢で獅子打線が炸裂!


で、あの大逆転劇の日ハム戦から
3戦連続で9得点の猛攻
という勢いを魅せつけました。


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一方、多和田については、
ストレートに持ち前のスライダー、カーブのほか
要所要所でフォークも使って凌ぎ続けました。
ただし、序盤は援護も無く、
苦しいピッチングを強いられる展開に。
そして、ついに4回表に耐え切れなくなります。
一死から中村奨吾には低めのスライダーを
上手く打たれてしまい、まあここはやむを得ず。
しかし、次の井上には、
フォークが高めに甘く入ってしまった初球
しっかり打ち込まれて左安打で続かれます。
この初球はもっと警戒して欲しかったですね。
変化球を投げるのであれば、
きっちりゾーンを外すようにして欲しかったし、
若しくは1打席目のように
ストライクゾーンで
インハイストレートから入って欲しかったですね。
さらには次の鈴木に対しては
粘られる中、最後は粘り負けで歩かせてしまい、
一死満塁のピンチを背負います。
この鈴木の打席では、
フォークが低めになかなか決まらず、
決まった5球目も明瞭なボール球だったので
見送られて、苦しい投球になりましたね。


結局、その場面で平沢に対しては、
ど真ん中に投げてしまい、
一挙3点を失う中三塁打を痛打されました。


それでも、その後の福浦から
欲しい三振を3球で奪って
田村も左飛で処理
をして
三塁走者・平沢までは本塁へ還さず踏ん張ります。


その次の5回表は、前述したとおり
味方の守備の支援もあって
同点を許さず踏ん張ります。


次の6回表三凡で締めました。


最終的に多和田その6回までの投球となり、
6回105球を6被安打、1与四球で3失点。
まあ結果としては、
可もなく不可もなく
先発としては試合を壊さず作った
というところでしょうか。


一応、QSを達成はしましたが、
多和田に高望みをするならば、
援護無き苦しい展開だったでしょうが、
先制点は奪われぬよう踏ん張って欲しい。


少なくとも、4回表
中村奨吾に打たれたヒットは
やむを得ないとしても、
それに続く井上の初球からの安打と、
平沢への投球については、
もう少し丁寧に投げて欲しかったです。


平沢には粘られましたが、
痛打された6球目は
まだB2S2のカウント
でした。
もちろん満塁だから暴投を怖がった面
もあったでしょうが、
ここは強気にフォークで
空振りを狙って
欲しかったですね。
無論、それで見極められて
空振りをしなかったらしょうがないですが。


当然、QS達成なら問題ない
という見方もあるでしょうが、
多和田はいずれの次期エース候補です。
ましてや、来オフに
雄星が渡米する公算が高いので、
その雄星の立ち位置を
誰かが引き継がねばならなく、
年齢的にも、実力的にも
多和田がその候補筆頭になる
と言えると思います。
それ故、今年の多和田については、
次期エースを受け継げるだけの
実力派投手に育ってもらいたいですから、
まだ実績不足で発展途上の段階ですが、
高望みをさせてもらいます。


現在は打線の勢いがあるので、
多少の失点でも勝つことができていますが、
長いシーズンを踏まえると、
どこかで打線が沈黙することも多く、
王者の鷹などの強敵相手の場合、
1点を競う投手戦の展開も十分あります。


多和田には
そのような苦しい展開においても
きっちり凌げる大投手になってもらいたいです。


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2番手以降については、
平井~ワグナー~小石とリレーしました。


平井に関しては、
先頭の田村に弾き返されたのは余計でした。
まあその後は後続を断って無失点で凌ぎますが。


次のワグナーも同様でしたね。
まあ先頭の中村奨吾には上手く打たれましたが、
二塁打となると、ワンヒットで失点しますからね。
今日は点差が離れていましたが、
接戦で先頭二塁打を打たれると厳しいです。
それでも、フォークも使いながら
後続を止めて失点を与えずの結果は評価でき、
与四球病の発症が低減しているのはいいですが、
まだまだ接戦では使いにくいです。


小石に関しては、
増田らを使わずに済み
便利屋としての働きをしてくれたので
お役目、お疲れ様というところです。


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とにかく、
派手な野球で3連勝を挙げました。

ヒーローインタビューは
1発を放った栗山、浅村、山川でした。

ただし、ここ3試合の
ヒーローインタビューでは、
野手陣ばかりであり、
投手陣からは皆無
なんですよね。


現在は勢いに乗るに乗っておりますが、
西武ライオンズというチームは、
良いときはとことん昇り続け、
何かにつまずくと、
空回りしてミスを繰り広げ陥落していく
という『わかりやすい球団』です。


それ故、長いシーズンを見据えると、
勢いを失っている劣勢時に
如何に冷静になって空回りせず
踏ん張っていくことができるか?

優勝争いを制するための課題になります。


そういうときこそ、
泥にまみれて 培った
今ここで魅せろ
投手陣の力
が必要です。


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でも、来週からは
敵地・福岡で王者ソフバンとの三連戦があります。
敵地・福岡は、獅子にとって
地獄の一丁目となる暗黒球場です。


その三連戦でやられて
その後に勢いを急落させる

なんていうリスクがありますから、
どんな形になってもいいから
最低限は2勝1敗で勝ち越したい
ところです。


できれば、
明日もロッテに勝って三タテを決めて
蒙古の勢いを維持または増長させながら、
来週、敵地・福岡へ殴り込みに行きたい
ですね。


ちなみに
明日の先発投手
高木勇vs二木です。


高木勇については、
ウルフが負傷により「一休」となるので、
その代用登板になるのですが、
ようやく先発役としての適用です。
適役で本領を発揮されたいですね。
相手が天敵の二木ですから、
序盤からしばらく
打撃陣の援護は期待できず、
苦しい展開が続くでしょう。
それ故、投げ急ぐことなく、
粘り強く&丁寧に投げ込み、
強気で攻めてください。


一方、二木については、
獅子キラーの天敵らしく
前回も残塁祭りの展開してしまい
完敗しました。


前回に風の影響から
あまり投げなかったフォークや
カーブで西武打線を翻弄してきます。

また制球力の良さを活かして、いつもの如く、
コース一杯に決めるストレートも披露します。
走者がいなくとも、
クイックで投げてきたりして
西武打線のタイミングを狂わします。


獅子キラーの名
きっちり返上させることができるよう
しっかりと策を持って攻めたいところです。
「栄光」という高みを望むなら、
「獅子キラーの天敵」として
いつまでも何度も何度も
やられ続けること
は改善しないと!


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追伸:居酒屋「一休」CM(2018年版)

2018年 埼玉西武ライオンズ×一休コラボCM フルver



ところで、余談ですが、
ホーム開幕週に配布する予定の
「着る毛布」
確か手違いが生じて当日に配布できず
後々に引き換えの形
になってました。

でも今日は暑かったからなぁ。
今さら、頂いても
もう季節外れになりそうですね。。。
次のファン感の日まで
押し入れ行きかな?