下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【5/16ハム7回戦(東京D)】獅子山賊たち空回りモードに入り連敗。無得点では当然勝てないし、3失策は野球の神様からも見放される。でも相変わらず得意・苦手がわかりやすいほど明暗を分けてしまう。一方、十亀ら投手陣は危うい面もあったけど最少失点でとどめる好投だが、2戦続いて援護無く恵まれず。/ヒース即1軍合流で東京ドームに現る!

今日も東京ドームで日ハム7回戦でした。
今日は観戦しに東京Dへ行きました。

今日は3塁側の下段で観戦しました。

ちなみに昨日投げたファビオ
試合前にトボトボと歩いておりました。


また途中のYMCAのダンスが。
球場スタッフ(?)北海道から連れてきた?
みんな踊ってました。
でもYMCAって古くない???
私が幼稚園で西武が所沢に来る前の曲だったような。
ガキの頃、沢田研二のTOKIOなどと同じように
歌っていたような記憶が。。。


今日のスタメンは、

十亀前回の東京Dでのハム戦、
前回の鷹戦の雪辱を晴らしたいところです。
一方、上沢は、
本格化しつつあり、鷹など他球団を抑えており、
角度のあるストレート
フォーク、スライダー、
カーブ、カットボール等の
多彩な変化球を加えて翻弄してきます。


早速、今日の結果を述べますと、、、


早い話、上沢に完封負けで
2試合連続で無得点の連敗です。
5月に入って5勝8敗
GW以降は1勝6敗
借金になって4月貯金で食いつないでいます。


対戦成績を見ると、
鷹貯金は0(3勝3敗)
公貯金は1(4勝3敗)
鴎貯金は1(5勝4敗)
牛貯金は2(4勝2敗)と目減りしており、
今は鷲貯金7(8勝1敗)
大きく助かっています。


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今日の試合については、
昨日のゲームと同様に
山賊打線がぐうの音も出ずに
打ち崩せなかったことが

最大の敗因でした。
そして今日は、
3失策もあって
そのうちの1つ
相手の決勝点を挙げるきっかけ
になりました。
さすがに3失策は
野球の神様からも見放されます。


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まず今日の失策については、
最初が5回裏二死一塁の場面
中島がそのまま三塁線上の三ゴロで終える予定が、
サード外崎が悪送球をしてしまい、
二死二三塁のピンチに陥ったこと
でしたね。
結果的に、十亀は西川に粘られますが、
遊ゴロで処理し、失点を許さずで凌ぎました。


でも2個目は7回裏
先頭・清宮が放った深い外野フライで
そのまま追いついた木村が捕球して
一死になるはずでしたが、
秋山&木村の交錯による連係ミスとなり、
球は木村のグラブからポロりと落ち、
そのまま清宮に三塁まで進められました。
結局、西川の中犠飛により
先制点(決勝点)を奪われました。
確かに、このとき、
打者が清宮だったから彼が打ったとき、
打球も飛んだので歓声がいつも以上に大きく
秋山も木村もかけ声は聞こえなかったでしょう。
しかも、東京ドームは、一旦、
フライ球から目をそらすと、見失うおそれもあります。
ただし、それは言い訳になりませんね。
辻監督は、試合後、
「木村が手挙げたから俺は木村が取ると思った。
 大きいフライだから(動きの確認をする)時間は
 あった。声援でお互いの声が聞こえないからこそ、
 大きくジェスチャーしないと。
 あのミスは大きかった」とのこと。
秋山のことだから
既に重々反省されている
でしょうが、
このような交錯では
このような失点につながるだけでなく、
負傷することが十二分にあり得るので、
大いに気をつけて欲しいです。


そして、最後は8回裏でした。
ここは金子侑 スライディングキャッチの
好守のおかけで無失点に終わりましたが、
一死でレアードが打った打球は、
二遊間を抜けそうだったので、
浅村が良く止めましたが、
悪送球をしてしまい、
結果、レアードに二塁まで進められました。
(1ヒット、1エラーの記録)


とにかく、
こういう失策を重ねることは
当然、敗戦につながるので反省が必要であり、
選手らも反省されていることでしょう。


ただ、西武ライオンズというチームは、
勢いのあるときはとことこん昇り詰めますが、
勢いがなくなると空回りしたりして
そのまま負のスパイラルに陥りやすくなる

あまりにも白黒わかりやすい特性を有しています。


このように3失策もしてしまうというのは、
現在、山賊打線が湿りっぱなしで得点できず
という状況が続いて勢いがないので、
少なくとも守備で十亀らを支えないとと、
無失点で抑えよう、抑えようと、
焦り力んで空回りしてしまっている証です。


今の西武は、空回りモードに入っており、
今後の戦いにおいては、
如何にその空回りモードを脱するか、
が大事になってきます。


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一方、投手陣については、
危うい場面も見受けられましたが、
最少失点に抑えたことは
十二分に仕事を果たしており、
高く評価できます。


先発した十亀については、
2回裏与四球を2つ出した
特に2度目に出した2個目の与四球は
基本的に失点リスクが大きいので
今後は気をつける必要があります。
でも、打線の援護がなく辛い展開ですが、
4回まで無安打で抑えて
5~6回一杯一杯になりながらも
粘り強く無失点に抑えました。


序盤は高め傾向にありましたが、
緩急を使って好投し続けました。
昨日のファビオと同様に、
細かくは指摘したい部分がありますが、
全般的には十二分に好投しましたが、
勝ち運が無かったですね。
次回はきっと勝ってもらいたいです。


辻監督は十亀について
「立ち上がり悪かったが、
 岡田がうまくリードして良くなっていった。
 思い切り(コースを)突けるかどうか
 というところで、いいところを
 引き出してくれた。よく踏ん張ってくれた

と評価しております。


ワグナーについては、
石井に粘られましたが、
最後はフォークを活用して空三振に。
もともと、
ストレート1本では抑えるのは難しく、
スライダーも精度が高くないので
狙う打ちされたら厄介です。

とにかく、ワグナーの場合、
石井のときのように
フォークを有効に活用しながら
投げて欲しいです。


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さて、最大の敗因になった
獅子山賊たちが2試合連続で
無失点に終わったことについては、、、


もちろん
打線が好調でなくなっていること
一番響いていることは確かです。
今日のプロ野球ニュースで放送されていたように
GW前後で大きく違いが見られています。

しかも、GW明け以降7試合のうち、
先週の火曜日・水曜日の鷹戦、
今週の火曜日・水曜日の公戦と、
4試合でシャットアウト負けをしております。
ちなみに、
どれもファビオ、十亀が登板したゲームなので
彼らも勝ち運がありません。
ただし、このときの相手の先発投手を見ると、
ソフバンの千賀、石川、
日ハムのゴロアウトの魔術師マルティネス、
好調の上沢と、西武が苦手そうにするタイプです。


すなわち、このような試合が続くのも
打撃陣の好調・不調もありますが、
相手投手次第の面が強く、
相変わらず得意・苦手が
わかりやすいほど明暗を分けてしまうこと
が一番響いてそうと思います。
だから、投手が代われば
再び打線爆発も十分にあり得ます。


今日の獅子山賊打線は、
上沢を相手に僅かに4安打、2与四球
1、4、6~8回は三凡祭りに。
特に6~8回は7、17、7球で
三者凡退を重ねており、
その淡泊な拙攻続きは痛かったですね。


またイニングの先頭が出塁した
2回表得点まで結びつけず、
5回表岡田がバント失敗、
9回表は、上沢もヘロヘロでしたが、
無死一二塁から後が続かず万事休すでした。


とにかく、今日の上沢には、
角度のあるストレートに
フォーク、スライダー、カーブ、
カットボール等の
多彩な変化球を混ぜられ、
しかもどの球種でも自在に操られて
決め手になり手玉にとられました。
特に走るストレートと
縦に曲がるカーブ、落ちるフォーク

には惑わされていましたね。
結局、引っかけてゴロアウト
打ち上げてフライアウト
空振る又は手が出ぬ見逃しの三振と、
倒れていきます。。。


最終回は
上沢も球数が嵩み疲れているものの、
完封劇を狙うべく続投します。
この続投は、上沢の疲れを踏まえ、
とにかくまず1点を何とかしたい
という立場で考えると、
こちらにとってラッキーでした。
実際、源田、浅村が
高めに浮いてきたストレートを打って
無死一二塁と
今日最大のチャンスをつくりました。


しかし、次の山川は、
落ちにくくなっていたフォークが
甘く真ん中付近に何度も入るのですが、
ファウルになってしまい、
仕留めることがデキず
最後は外角低めボールゾーンに入る
難しい緩いカーブを空振りして三振します。
次の森は、
初球の外角低めストレートを
強引に引っ張って引っかけて二ゴロに。
森自身は一塁で間に合って、
併殺を何とか回避しましたが。
次の外崎は、
低めカーブやカットボールで
簡単に2球で追い込まれます。
3球目が沈まず高めに甘く入るフォークでしたが、
それを仕留められずファウルに。
最後は外角低めボールゾーンに入る
難しい緩いカーブを引っかけて投手ゴロ
に。
この最後の球は、山川の最後と同じでした。


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今日も打てずに2試合連続無失点
火&水曜日と2週連続でやっていますが、
とにかく、相手投手次第が大きく、
苦手なタイプの投手を相手にすると
このように「あと1本が・・・」野球になります。


この傾向は、
今に始まったことではなく、
昨年までもそうでしたし、
今オフのオープン戦でもそうでした
ね。
やはり得意・苦手の違いが
あまりにも明瞭すぎ、

そのような結果になりやすいです。


今日の上沢のように
制球度の高く走るストレートの他に
落ちる球、縦に曲がる球に
優れるタイプは
西武が苦手としやすい相手
です。
このままでは
日ハムの上沢、マルティネス、
ソフバンの千賀、石川、好調の武田、
オリックスの山岡、松葉、アルバース
ロッテの石川、二木、酒居、
楽天の岸、絶好調の場合の美馬
敵が増えるばかりであり、
今後、それらを対処できないと、
天敵らを並べられて勝機を失います。


とにかく、天敵に対しては、
選手が自ら考えて対応することも重要でしょうが、
選手任せだけでもダメです。
しっかり首脳陣、裏方(データ解析等)も
一丸となって策を講じていかないと打ち崩せません
また選手達への指示も、
『好球必打!』のみでは
それは指示でも策でもありません。
我々が応援する
『バットでGo!Go!』と同じことです。
そもそも、投手が一流になればなるほど
好球なんてほとんど来なくなりますからね。
そんな一流投手から、
如何に好球を誘い出すか?

も重要なことであり、
打ち崩すにはその策も必要です。


今後の戦いを優位にするために、
とにかく天敵は少しでも減らしましょう。


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【追伸】ヒース投手が入団
背番号は68です。
本人は
「ライオンズは強いと聞いている。
 対戦しなくてよかったよ」とのことでした。


また即一軍合流となり、
渡辺SDによると
「起用は現場に任せる。
 ベンチに入って、中継ぎで行く可能性が高い。
 現場も(投球を)見てみたいと思うし」とのことです。


ライオンズへようこそ!
是非とも、

活躍することを願っています。