下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【オリックス7回戦】山賊たちの打撃力&機動力+相手の自滅&戦意喪失で連敗止める。山岡を今度も陥落したことは大きな意味を持ち、多和田は完封でキャリアハイの7勝目。山川は最後の最後で1発放って良かったが、あとは選球の課題をクリアすれば。/明日はエネゴリ君vsドラフトの目玉の左腕対決。エネゴリ君、明日もお願いね。

東京ドームでハムに連敗し
嫌な流れが漂っていましたが、
2日間の休みを経て
オリックスとの戦いで関西遠征へ。


ちなみに、
試合前時点で対戦成績を見ると
鷹貯金は0(3勝3敗)
公貯金は1(4勝3敗)
鴎貯金は1(5勝4敗)

牛貯金は2(4勝2敗)であり、
今は鷲貯金7(8勝1敗)頼みの状況でした。
まあ月末からは交流戦になるので、
その交流戦では、対戦成績貯金よりも、
パの他球団との歩調次第になるのですが、
※同一リーグみんなで負ければ怖くない。
 誰かが勝ったら、自分も勝たないとやばい。
交流戦前までに
貯金を殖やしておきたいところはあります。


さて、今日は神戸でオリックス7回戦でした。
東北地方、日本海側では
雨がざんざん振って
秋田とかでは河川が溢れた地方も。。。
天気が気になりましたが、
神戸では青空広がる晴天の下で行われました。
デキれば牛貯金を積み立てたいです。

ところで、
今日はJsportsで中継放送されていましたが、
実況は元テレ玉アナウンサーの上野晃氏。
上野氏は、西武所沢移設以来、
テレ玉で実況、取材をやられていた方で
昔からライオンズにもの凄く精通された方です。
で、今はフリーでオリ側の中継もやられていますが、
色々自分で取材されて双方の情報に詳しいので、
どっかのGARA等の中継とは違って聞きやすいです。
大昔、テレ玉での中継では、解説者無しで
上野氏一人で実況して詳しく話されていた
気もしますが。。。
(大昔の子供の頃の記憶で、うろ覚えです。)
ただ、前はJsportsで公平に実況されていた
気もしましたが、、、
オリ本拠地の中継なのに、
結構、西武側で話をされていましたね。。。
(大丈夫???)
そこにいない雄星や榎田の話にとどまらず
今や西武にいない牧田の話とか、
山川が一発打ったとき待望の一発』とか、、、
まあ我々レオファンなので
もの凄く聞きやすくてありがたいのですが、
上野さん、お仕事大丈夫ですか??
とちょっと心配しました。。。


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今日のスタメンは、次の通りであり、
先発投手は、
こちらは多和田あちらが山岡でした。
山岡前回に打ち崩しましたが、
一応、縦スラ、チェンジU等を駆使し、
制球力のある投手なので
苦手なタイプの天敵ですから、
天敵復活になっては今後が厳しいです。
そして、最近の獅子山賊打線は
相手投手次第で結果が変わり、
苦手なタイプを前には
ぐうの音出ぬくらい抑えられていますからね。
できることなら、
今日も山岡を打ち崩して
山岡の獅子山賊打線への自信を
喪失させたい
ですね。
それだけに、今後の展開を見据えると、
山岡を打ち崩すという意味は大きいです。


で、今日の結果については、
4回まで多和田vs山岡の投手戦
均衡状態が続く展開でしたが、
5回表森の球に逆らわぬ二塁打を皮切りに
メヒアの久々の一発で点差を広げ、
あとは相手の自滅
その隙を突く西武の機動力
一挙4点を奪って
試合の主導権を掌握すると、
5回裏
多和田が球数少なくテンポ良く三凡に抑え、
オリックス側も
失点の過程が最悪であり、
その直後の攻撃では拙攻続きとなり、
もう気持ちが折れてしまって
諦めムードの戦意喪失状態に。。。

この5回の攻防により
オリが戦意喪失した時点
今日の試合は決しましたね。

あとの焦点は
多和田が完封できるか?否か?
くらいでした。


↓↓↓結果(スコアボード)


まず4回までは、
獅子山賊たち山岡を打ち崩せず、
一方、多和田も山岡に付き合うように踏ん張り、
双方とも譲らずの投手戦の展開でした。
ただし、こちらの山賊打線は、
初回表3回表出塁するものの、
ともに併殺打となってしまい
山岡を助けてしまいます。
特に3回表では、
先頭の栗山3球で追い込まれながらも、
4~6球が外れて見送り、四球で歩きます。
山岡はこの与四球に対して
もの凄くいらだちを隠せぬ表情を露呈します。
しかし、次のメヒア遊ゴロ併殺打で倒れ、
山岡一気に回復し、
次の金子に対してや4回表に
「調子乗っちゃって」状態となり、
良い投球を魅せながらゾーンに入り、
厄介になってきました。


また2回表は、
山川、森、外崎が三者凡退に抑えられ、
その内容が最近の不調振りを
象徴するようあまりにも良くなかったです。
はぶんぶん振り回し、
外崎はタイミングが合わず、


特に山川については、
大きく外に外れるボール球にも手を出すありさま。
調子が良かったときは、
外角でもボール球を見極めて四球も選べましたが、
今の山川は、
ボール球を見極める余裕がなく、
闇雲に手を出してしまいます。

そのため、バットが空を切るか、
バットに当たっても半端なので
凡打になってしまう。。。
結局、2回表の山川は、
最後に外角低めのカットボールを
泳がされて打たされて二ゴロで凡退でした。
で、その後も4回表、6回表、7回表
その傾向は続きました。
それでも、8回表の最後の打席では、
待望の一発を放つことになります。
確かに真ん中のちょい上の高めに
甘く入るカットボールでありますが、
その甘い球を見逃さず仕留めたこと、
またこの一発で気分が爽快になったことから、
最後の一発は、
明日以降に向けて大きく好影響と
なるきっかけになりそうですから、
本当に打てて良かったです。
本人は、
「嬉しいです。最後の打席だったし、
 大げさなくらいタイミングを
 早めに取ろうと意識した。
 明日もこの感じで振れるかどうか。
 明日を大事にやっていきます」
とコメント。


ただし、前述したとおり、
山川にとって今ネックになっている課題は、
ボール球を見極める余裕の有無です。
(特に外角球に対して)
それ故に、個人的な意見ですが、
今日の山川には、打てることよりも、
ボール球を見極めて四球を選ぶこと
魅せてもらいたかったです。
まあ今日の一発で気分が変わり、
今後、力みがなくなって
選球できる余裕を戻せるならいいですが、
今日の最後の打席では、
(特に外角球での)ボール球の見極め力
取り戻したか否かは、判断できません。
むしろそれまでの打席を見る限り、
ボール球の見極める余裕が無い
と評価せざるを得ぬおそれがまだ残っています。
明日も経過観察が続くでしょう。
それでも、その余裕の有無の課題
山川の心持ち一つでクリアできる話なので
山川にとって、
冷静にさえなれば、本来はそう難しくない話だから、
明日、改善されていることが確認できていれば
大丈夫
でしょう。


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で、獅子の山賊打線は、
4回までの均衡状態を一変させて
5回表山岡を一気に陥落させます。


まず先頭の森左二塁打でチャンスメイクします。
正直、それまでの森(前の打席など)
山川と同じようにぶんぶん振り回していました。
確かに、元々がフルスイングが売りなので
ぶんぶん振ることは、
むしろ森に必要な武器です。
しかし、そのぶんぶん振ることは、
球を見極めていることが前提であり、
闇雲に振ることとは違います。
森自身、
球を見極めてフルスイングをするので、
あれだけ打つことがデキるのであり、
その球の見極めを
感性・本能で高精度にできるから、
そしてその球筋次第では
打ち方を本能的に変えられるから、
彼は打撃の天才児なんですよね。
だから、彼の素振り練習時は、
フルスイングするときのほかに、
バットを止める練習も重ねています。
でも不調になると、
焦りからその見極め力が低下し
闇雲に行ってしまう感
があり、
負のスパイラルに陥ります。
それ故に、
打撃の天才児である彼にとって打つときには、
冷静になって『無』になること
が大事であり、
彼自身が『無』になることを好みます。
捕手をやるときは、
 『無』になっては困りますが。。。


で、今日の試合に話を戻しますと、
5回表森は、
前の打席とは全く違う冷静な『無』の雰囲気
結構、難しい球でしたが、
外角低めストレートに対して
全く逆らわず流して巧打を決めました。
まさに山岡攻略のお手本
となるような巧打でした。


そして、次の外崎はバントで
森を二塁から三塁へ送り、
1点も与えたくないと考えている
山岡に焦りと力みが顔を出します。

山岡も良い投手で、社会人上がりですが、
さすがにまだプロ2年目と
経験の浅さが脆さになっており、
西武に対しては、
良いときは、絶対的な自信を持って
調子乗っちゃっての投球になりますが、
前回の所沢でも見られましたが、
一旦、噛みつかれると焦りやすくなります。
もしこの場面で
山岡が1点はやむを得ないと考えていたら、
もう少し結果は異なっていたかもしれません。
でも、多和田も好投を続けており、
1点勝負の展開になりつつあること、
獅子の山賊たちはここ2試合無失点で来ていますが、
もし火を付けて寝た子を起こしてしまったら、
#山賊とまらん、の恐怖があること、
がどこかにあるでしょうから、
何とか抑えたい、でも怖い、
心の焦りがあったでしょう。
その焦りとそこから生まれる力みにより、
次の栗山には大暴投でまず1点を失い、
ついでに栗山まで歩かせてしまったことで、
自分への憤りが沸々としてきて
あのいら立ちの表情が露呈していた
のでしょう。
もう山岡は冷静でいられず、
初球が高めに少し外れたボール球でしたが、
自慢の縦スラの曲がりが甘く、
メヒアに2ランを被弾します。


もうその後は山岡のみならず
捕手も他もボロボロに崩壊します。
金子の打球西野がポロリして、
山岡も牽制を何度も入れますが
金子がきっちり二盗を決めて
秋山もお散歩で出塁し、
金子がさらに三盗まで成功させ、
とにかく、機動力で
相手バッティリーに重圧をかけ続けます。
終いには再び暴投で
金子が本塁生還となりさらに1点追加します。

結局、金子はノーヒットで出塁し、
盗塁、盗塁、暴投進塁で
1周ランニングして1点を奪いました。
その後にも暴投があり、
この回は3暴投という珍事に。


まさにこの回は
山賊の打撃力+機動力で相手を威圧し、
相手がそのまま自滅たという
山賊らしい攻撃を久々に展開しました。


そして、オリックスも
その直後に反撃の狼煙を挙げることができていれば
まだ中盤なので分からなかったでしょうが、
もう5回裏オリックスも淡泊な拙攻続きとなり、
失点の過程があまりにも悪すぎたので
完全に気持ちが折れて戦意喪失状態でしたね。
本塁間に合わずが明瞭なのに
フィルダースチョイスをしたりする
初歩的なミスもするし、
多和田に対しては、
序盤から早打ち傾向でしたが、
5回以降、早く帰りたいのか?
もっと早打ち傾向になって
多和田を助けてくれておりましたね。


ちなみに、
多和田のイニング別投球数は、
10、19、1211
13、20球/回でした。
さすがに5回裏、7回裏、8回裏の
10球満たない三者凡退
もちろん多和田の成果ですが、
敵ながらですが、
あまりにも酷すぎましたね。


でも、相手は早打ちをしておりましたが、
正直言えば、
多和田や十亀、ファビオなどは、
制球力が微妙なだけに、
見て行かれる方が嫌であり、
早打ちは助かります。
しかも荒れ球が絞りにくくなり、
武器になります
から。
オリの作戦見立ての誤りが
さらにこちらを支えてくれました。


まあ最終回裏にオリックスが
完封だけは避けたい様子で粘りを見せますが、
猛攻で山岡を沈め、相手もそれで戦意喪失し、
5回終了時点で既に試合は決していました。


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一方、今日の多和田については、
相手の早打ち、拙攻に助けられましたが、
4回まで山岡との投げ合いと苦しい展開ながらも
我慢強く投げておりました。


また甘い球も散見しておりましたが、
あと風が強く厳しい環境下でしたが、
前回のロッテ戦や、前々回の楽天戦と違って
変化球の制球が良くなっており、
スライダーのキレがあるとともに、
カーブも上手くタイミングを狂わす球になり、
ストレートも走っており、
低めにも決まっておりました。


こういう粘り強い投球も積み重ねながら、
自信を強固にしていきつつ、
次期エースの座を手中にいれて欲しいです。


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さて、明日の先発投手は、
榎田vs田嶋の左腕対決です。


榎田は、
現在、西武の先発陣の中で
中心的存在になっています。
それ故に負けられないわけですが、
ただし、オリックスとは初対戦なので
何とも言えないところもあります。
とにかく、
80~100球でスタミナのネックになるので、
如何に球数を節約しながら
投げることができるか?
ですね。
もちろん、相手は今日のように
早打ちになるかもしれません。
早打ちになれば、初球等の警戒は必要ですが、
展開面で助かると思います。


また出塁は許しても、
失点は許さずの粘り強い投球が売りです。
ただし、オリックス打線も勢いに乗ると
嫌なところ
がありますから、
出塁を許しても、勢いをつけさせないよう
場面次第で打者次第で要所を押さえたい
ですね。
吉田正やロメロはもちろん嫌ですが、
粘る大城や、西武戦では、
西野小谷野も調子乗ったりするので
注意しなければならない
でしょう。


相手の田嶋
前回4月7日に打ち崩しております
ただ、左投手が苦手なソフバンとはいえ、
ソフバン戦で3試合、ゲームを作って
チームの勝利に貢献しているんですね。
しっかり次も打ち崩しましょう。


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ところで、ソフバンの方は
明日のロッテ戦がローテを変えずに
武田先発になりましたね。


今週のソフバンは、
普通にローテ通り適用すれば、
週前半が千賀、石川、中田
週後半が東浜、バンデン、武田
のローテが想定されて、

来週前半の西武戦では、
千賀、石川、中田で来る
のが順当でした。


ただし、今週は弱体化している楽天
お得意にしているロッテが相手でしたから
そこで武田を出さずとも、
他の誰かでも通用する公算が高いと考え、
2軍昇格等を含めて
新たに1人を追加すれば(これをX君と称す)、
今週が
週前半の楽天戦が千賀、石川、中田
週後半のロッテ戦が東浜、バンデン、X君
として、武田を温存し、
来週の西武戦で
武田、千賀、石川をぶつけてくる

という最悪なシナリオを視野を入れておりました。


ところがどっこい、
ソフバンは西武に相変わらず強いのですが、
オリックス、日ハムやロッテに負け越したりしています。


17日木曜日の楽天戦
中田が先発ですから敗戦はやむを得な
と考えていたでしょうが、
18~19日(金~土)のロッテ戦で
頭を競り負けて、まさかの連敗を喫します。
となると、頭を競り負けたことも大きく、
日曜日のロッテ戦は
武田でしっかり1勝を得ておく、
カード3連敗、目下の4連敗は回避すべく
X君なんかに投げさせている余裕が無いですね。
武田は日曜日のロッテ戦登板により
来週の西武戦で
武田の登板はありません。


そして、もう一つ朗報があります。
故障かどうかはわかりませんが、
千賀が抹消されましたので、
来週の西武戦で
千賀の登板はありません。


となると、
来週の西武戦でソフバンの先発投手は、
X君、石川、中田の布陣が濃厚です。
そのX君が誰だかはわかりません。
でも千賀よりはマシでしょう。


来週のヤフオクでのソフバン戦
3連勝が理想ではありますが、
正直、3連勝の実現性
そう高くなく期待薄です。
とにかく、
2勝1敗の勝ち越し狙いが大事であり、
勝ち越せば遠征成功と判断します。
少なくとも負け越さぬことです。
(1勝1敗1分)


で、X君石川中田の先発陣ならば、
X君、中田の2戦で勝ち星を稼ぎたいですね。


まあ、話が先になりましたが、
まずは明日のオリックス戦であり、
ハム戦連敗の借りをここで返済し
今週を2勝2敗の五分に戻しましょう。