下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【交流戦前の上位相手6連戦】今週は鷹&公を相手に6連戦!山賊打線は静かであるが、山川もボール球を見極めることの重要性を再認識したようなので、山賊もそろそろ暴れるか。もちろん相手投手の分析・対策は必須だけど。一方、今週6戦は先発陣の駒が1つ不足しており、それを埋めるスクランブル登板は誰に???今週、狼復帰ならその問題は即解決だけど。

今週明日から
週前半がヤフオクでソフバン三連戦
週後半がメラドで日ハム三連戦です。


まずは苦手なヤフオクの地
ソフバンとの福岡決戦が控えております。
ただし、
我が獅子軍団も不振中ですが、
相手の鷹軍団も不振中と、
どっちが先にその不振から抜け出すか?
敗者復活戦みたいな、印象をぬぐえませんが。。。


それはさておき、
まず我が方の獅子軍団は
山賊打線
「獅子よ 吠えろよ 限りなく」となるか、
ぐうの音も出ず借りてきた猫状態になる
ですね。


ところで、
今朝、山川の記事が出ておりました。

西武、5月5度目の完封負け
山川反省…3・4月との違い
5/21(月) 11:05配信(西スポ)

 <前略>
無安打に終わった山川は「ビッグイニングをつくるときは四球が多いのに、今は“自分が自分が”という感じになってしまっている。1試合で1個でも2個でも四球を取って、何とかするという意識を持って、最後の甘い球を仕留める。できることをきっちりやりたい」と自戒の念。22日からソフトバンク、日本ハムと続く上位陣との対戦を前に、気持ちを入れ直した。
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どうやら、山川自身、
四球を選ぶ重要性
ボール球を見極める余裕の必要性
再認識してくれているようです。


四球という結果そのもの
別に最重要ではないんですよね。
そりゃ相手へのダメージもあり、
四球が有るに越したこと無いですが)


投手は相手打者に打たれたくないのですから、
打たれたすいど真ん中ではなく、
打たれないようにボール球を投げたいわけですが、
そのままボール球を投げると四球になるから、
際どい所に投げたい、変化球を用いて
ストライクゾーンからボールゾーンに投げたい

わけですよね。
しかし、相手打者にボール球を
見極められてしまっては、
投手は苦しくなって甘くなったりします。
だから、
ボール球を見極める余裕が大事なんですよね。


でも、獅子山賊集団
優勝経験者(試合に勝つ実績)も少ない
若いチームですから、
わかりやすいくらい
明暗が両極端になりやすいです。
下記に模式図を作成してみました。

もちろん、そりゃ我々みな人間ですから、
どんな人だって
逆境に弱く、順境に強いのは当たり前です。
でも、以前から、西武はわかりやすいくらい
両極端な結果になってしまうことが多いです。


こういうことは、
心持ち一つでクリアできる話です。
冷静になることが重要ですよね。
そしてそのためには、
良いことをイメージすることです。


しかし、山川自身、
ボール球を見極める余裕の必要性
再認識してくれているのだから、
あとはチーム全体でそれが浸透し直せば
獅子山賊たちの
負のスパイラルモード脱出も近いでしょう。


ただし、当然ながら、このほかに
苦手なタイプ(天敵含む)に対する
研究・対策は必須です。
それを選手任せにしてはダメです。
選手のみならず、
ベンチ首脳陣、データ解析班と
一丸になって対応しなければなりません。


今週のまず鷹三連戦の福岡決戦では、
摂津、石川、中田の先発陣が想定され、
その中でも石川が最大の山になりそうです。
この福岡決戦では
三連勝となれば最高ですけど、
正直、敵地が故にその実現性は低く、
とにかく、
摂津、中田のところで着実に勝って
2勝1敗で勝ち越して無事帰ることが大事です。
とはいえ、
今後のシーズンの展開を優位にするためには、
石川に何度もやられるわけにも行かず、
石川対策は講じていかなければなりません。
(今週、上手く行く行かぬは別として)


ところで、明日は摂津が登板してきます。
昨年は摂津と対戦していませんけど、
正直、摂津もピークを過ぎており、
ここはサービスゲームですから、
着実に打ち崩したい相手です。
ただし、その摂津が
最近、どのような投球をするのか?
ウエスタンでどんな投球をしているのか?
摂津先発は昨日から報道されていますので、
当然、データ解析班既に
2軍戦のVTRを分析済みであり、
既に摂津攻略作戦は立案済みであること
と思っております。
まさか2軍戦のVTRを分析していない
なんていうことはないと信じてますが。。。
ウエスタンリーグとはいえ、
今は情報社会ですし、
5月5日2軍広島戦の
6回無失点(被安打3、与四死球0)の結果とかは、
パTVで今でも見ることができますからね。
もしやっていないなら、
今からで間に合いませんでしょうが、
徹夜をしてでもやらなければなりません。
「働き方改革」なんて言ってられません。


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一方、先発投手陣については、
今週に限って言えば、
今週の6戦で
駒が1つ不足する懸念
がありますね。


現時点の先発ローテは、
週前半がファビオ、十亀が確定。
週後半が多和田、榎田が確定しております。
でも、雄星の今月復帰は無く、
ウルフの復帰もよくわかりませんから、
今週の6連戦で2つ席が不足しております。
しかし、そのうち1つは、実力面を勘案すれば、
高木勇自動的に繰り上がって埋まります。
まあ高木勇を週前半?週後半?
どちらに当てはめるかは別途ありますが。


で、今週の6戦において、
残る1つ不足席をどうするのか?
理想的な回答は、
ウルフが復帰してくれることで、
それが叶えばそこで問題解消です。
そのときの布陣も
週前半の鷹戦ファビオ、十亀、ウルフ
週後半の公戦高木勇、多和田、榎田

今週は凌げます。


ただし、ウルフは、
12日の2軍戦で4回を投げて以降、
(3安打2四球1失点)
マウンドに上がっていません。
そして、
1軍へ復帰するという噂
今のところ聴かれていません。
1軍復帰は
そろそろ有るかもしれませんが、
今週は間に合わない可能性も高いです。
まあ今年1年間を最後まで活躍するためには、
今、ここで無理をしてもらいたくなく、
完治して不安を一掃した上で復帰してほしい
ですし。


ウルフ今週、間に合わぬ
というリスクを見据えたら、
今週6連戦で
残る1つの不足分を誰で埋める?
という問題がやはり残ります。


2軍の状況を見ると、
まず先日フルボッコの泰雄は無いでしょう。


ドラ3の新人・伊藤
まだ先発調整をしていませんからダメです。
そんな使い方をしたら潰れます。
でも先発調整させるための降格といいながら、
2軍ではまだ先発で使わず、
リリーフで使ったりと、
上下の考え方がチグハグになっていますが。
これは大きな問題ですけどね。)


2軍では本田先発として、
規定投球回数以上を投げており、
2軍成績では
2人とも防御率1点台だったりと、
数値は良好であり、試合も作っています。
ただし、典型的な2軍大将
『2軍では〇だけど、1軍ではX』なんですよね。
競馬の世界にもランクがありまして、
下から見ると、新馬・未勝利、500万下、
900万下、1600万下が「条件戦」、
OP、G3、G2、G1が「オープン」
クラスが分けられており、
G3、G2、G1が重賞と言います。
「オープン」に入れば十分実力馬なのですが、
そのオープン馬の中には、
OPはいくらでも勝つのですが、
重賞になると全く勝てない馬がいて、

そのような馬を「OP大将」と言ったりします。
それに似たところはあると思います。
もちろん、誠も、本田も
どこかで試さなければなりませんが、
彼らも1軍で活躍するには、
自信が全くありません
でしょうから、
いきなり上位チームの鷹、公で
ぶつけるのは酷です。
試すにしても
自信もつけさせる必要がありますから、
中継ぎから試しつつ、
下位チームで先発させていくと、
段階的な試行が必要だと思います。


また最近では、
南川が先発を試されたりしております。
17日のDeNA戦で
6回を投げて2失点でしたが、、、
(被安打3、被本塁打1、与四死球2)
正直、1軍で先発は早すぎるでしょう。


今月から実戦解禁になった今井は、
5月4日楽天戦先発して好投し、
1軍で通じそうな投球をしておりました。
ただし、それ以降、投げていないんですよね。。。
負傷のおそれのある爆弾持ちですから、
先日の反動が出ていなければ良いのですが、、、
すなわち、
中6日で投げる癖をつけていないと
その爆弾が気になりますから、
もう少し2軍で
中6ローテで先発を繰り返して慣れてから
1軍に上げるべきと思います。

その他、國場、大将、藤原などなどいますけど
2軍戦でも打ち込まれている状態ですから、
1軍に上げることはできません。
もちろん、彼ら若手を試すにしても、
自信もつけさせる必要がありますから、
誠、本田のところで前述したとおり
段階的な試行が必要だと思います。


でも、、、
本当に2軍は『いねぇんだよ』状態です。
それは選手にも責任があるでしょうが、
指導者の方にも重い責任がある問題です。


となると、
今の1軍で先発できる存在というと、
キャンプ時に話が挙がった武隈
ロングがOKで先発経験のある小石
2軍で先発経験のある平井
広島で先発経験のある新外国人ヒース
あたりですね。


しかし、
平井は経験値が低すぎますし
(1軍での実績が無いです)
臨時的な先発をやらせて
中継ぎでのリズムを崩しては
元も子もありません
から
今週の先発は無しですね。


武隈については、
1軍先発で結果を過去に出しており、
今の武隈自身の実力を考えれば
キャンプ時にも話題になったように
武隈を当てることは一つの手ですが、
結局、キャンプ時に
先発&中継ぎの両刀使いの話があったものの、
まずこっちにフラフラ、あっちにフラフラでは
武隈自身も調整が難しく、
どちらで行くかをある程度は決めるべきであり、
最近は完全に中継ぎで調整していますから、
いきなり今週「先発やって」は酷です。


ヒースについては、正直、未知数です。
ただし、富山でも中継ぎでしたし、
まだ入団したばかりですからね。
もし先発をやらせるなら、
もう少しその心構えをさせる期間を与えたり、
感を取り戻させるために
2軍で何試合か、先発調整をさせた方がいいです。


いきなり先発しても大丈夫
という適性を持っているのは、
やはり何でも屋の小石でしょうね。
どんな場面でも順応する適性は
小石が一番あります。
もちろん小石も良し悪の波がありますから、
炎上するおそれも考えられます。
ただし、
2軍の若者より実力・実績はあり、
いきなりどんな場面でも適用できるという面から、
今週6連戦の残る1つを埋める
スクランブル登板には
一番有力なのは小石???

苦しいですねぇ。。。