下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【巨人1回戦(東京D)】ホームの巨人&そのファンに『最後までお楽しみ頂けましたか?』の演出なんていらない。今日も中継ぎ問題(増田よ、お前もか!)が露呈する心臓に悪い『れおほ~!』/結果だけ見れば、鷹&公、つば九郎が負けたので、上位はうちだけ一人勝ちと理想型であるが、やはり内容が・・・深刻な課題が・・・明日も中継ぎ総力がカギ???

今日から東京ドームで巨人戦です。
で、今日は結果だけをみれば、
(内容は無視して)

パ・リーグ上位の鷹&公が敗れ、
交流戦首位を争うつば九郎軍団も敗れ、
上位組で獅子の一人勝ちと
理想的な結果になりました。


中日の松坂は、草野球並みの守備ミスが
多々でピンチに陥っていましたが、
中村、柳田と鷹の強打者を相手に
底力でねじ伏せましたね。
逆境になって真価を発揮し、
自らの地力で大惨事の危機を回避し、
大物感をアピールしましたね。
制球の良さスライダーのキレといい
柳田や中村に空を切らせていましたね。
来週の中日戦で松坂と対峙することが濃厚ですが、
意外と舐めてかかるとヤバく、
侮れないかもしれませんね。


ただし、今日の巨人戦は、
最後の最後で際どく辛勝しましたが、
内容は深刻な課題を残しましたね。


今日のスタメン&控え投手については、


今日は球界を代表するエース同士の
菅野雄星の対決になりましたね。


今日は出張からの帰りの移動中に
スマホで1球速報で観ており、
帰ってから夜な夜な録画を見ました。


でも、話はちょっと逸れますが
この休み時期でもないのに、
ご老人一行、外国人集団、家族連れの旅行者と
空港は大変混雑しており、
飛行機もほぼ満員で旅行者が多くいて
世の中って好景気なんだな!
と思わされますね。。。
まあ格差があるのでしょうが、、、
そんな悠々自適な生活を
してみたいもんですな。


で、今日の結果は次のとおりでした。


獅子の山賊打線
秋山の先頭打者ホームラン
菅野の出鼻をいきなりくじきました。

その後も菅野から
小刻みに得点を奪っていきます。


3回表には、
先頭の金子は、相手ショートが
打球処理に手間取る間、内野安打で出ます。
雄星がバント失敗、秋山も倒れるものの、
二死で源田が真ん中のスライダーを打って
二死一三塁にチャンスを広げ、
次の浅村はシュートを叩いて
ライト方向へタイムリーを決め、
山川も外角高めスライダーで
左安打タイムリーで2点目を奪いました。
下位打線から2~4番で
きっちり追加点を挙げます。


4回表には、一死から銀が
外角高めに外すカットボールで打ち上げた?
と思いきや、ライト前に落としてヒットで出ます。
次の金子は3球目のインハイを思いっきり打ち込んで、
いかにもホームランを打ったかのように
バットを放り投げます
が、振り急いでファウルに。
次の外角低めに外れたスライダーを
半端に当てただけの三ゴロで
下手をしたら併殺打コースも、
相手の三塁手マギーがポロり!
次の雄星バントを失敗しますが、
二死から秋山がインハイのスライダーで
右二塁打タイムリーでもう1点を奪います。


5回表も、二死から栗山が
真ん中のちょい低めの甘いカーブの初球を打ち、
一塁線鋭い右二塁打でチャンスを築きます。
そして、次の外崎が四球でお散歩。
さらに、二死一二塁の場面で、銀が
外角高めストレートを弾き返して、浅い中安打でしたが、
栗山が一気に生還しタイムリーになりました。
まあ外崎が二塁でオーバーランして
走塁死となり、この回は終了しましたが。


結局、菅野をこの5回で降板させて、
5失点(4自責点)と打ち崩しました。
(被安打10(被本塁打1)、与四球1)
今日の菅野は、
スライダーも甘く、球も高く
山賊らがそれらを打ち込みました。
菅野に対して昨年まで通算13打数1安打と
今まで苦手にしていた秋山は、
初回の先頭打者HRについて、
「いいピッチャーなので、
 いい準備をして打席に入りました。
 先制できて良かった」と、
4回のタイムリーについて、
狙ったボールを仕留められて、
 追加点になって良かったです」とのこと。
一方、菅野は
「西武はみんなバットを振れていて、
 狙っている球を仕留める確率が高い」とのこと。
また3~5回二死からのタイムリーとなり、
試合後に辻監督も「価値高い」と称賛していました。


ただし、6回以降は、
池田、谷岡、田原、上原と続きましたが、
結局、一流投手の菅野から5点を奪ったのに、
二線級投手またはピーク過ぎの投手である
2番手以降からは無失点に抑えられましたね。
すなわち、
一番金持ちからしか得点奪わない
優しい山賊たちになってしまいました。
※年俸
 菅野:4億5000万、上原:2億、田原:3600万
 池田:2000万、谷岡:840万


正直、打ち崩せぬ相手ではなかっただけに、
2番手以降からも得点を奪って
もう一押しして試合を優位にしたかったですね。

2番手の池田については、
雄星の打席もありましたが、
秋山がリプレー検証となった内野安打のみで、
金子も、源田も早打ちで凡退しました。


3番手の谷岡については、
ストレートと荒れるフォークに
翻弄させられましたね。
フォークも甘く、真ん中やちょい高めに入り、
打てば長打コースのものもありましたが、
見逃したのがもったいなかったです。
おそらく読みと違ったんでしょうね。

 浅村(初球の真ん中やや高め)
 山川(2球目の真ん中)
ちなみに、栗山も3球目の外めに
甘く入るスライダー見逃しちゃいましたね。


4番手の田原については、
内角も見せながら、
外角低めを攻められてやられました
ね。


最後の5番手・上原については、
正直、ピークが過ぎており、
あちこち打たれれいるわけですが、
ストライク優先(ボール3つにしない)傾向
ストレートとスプリット(フォーク)を
巧みに織り混ぜて翻弄させられましたね。

ここで、
今日被弾したワグナーにの話を挙げますが、
ワグナーの場合、
ストレート中心で勝負したがりますが、
ストレートの重さ、速さが
昨年のシュリちゃんより劣り、

正直、昨年のシュリちゃんのような
ストレート1本(中心)
勝負するのは辛いです。
また変化球についても、
スライダーは精度粗く、
決め手としては活かしにくいです。
それだけに、ワグナーは、
売りにしているフォーク(スプリット)
有効に使えるようになりたく、
やはりストレートフォーク(スプリット)
武器に混ぜて相手を翻弄していきたい
です。
(スライダーは見せ球として)
このため、上記のように
源田や浅村から三振を奪った上原の投球は
ワグナーにとっても理想的な投球であり、
上原の投球術を、
今後の参考にしてもらいたいですね。
もちろん、そのような投球をするには、
急性ノーコン病を抑制すること、
フォークの精度アップを図ること
が必須条件ですね。
上記①の急性ノーコン病を発症すると、
もう話にならなくなりやすいので、
上記①は②より重要な問題です。


ただ、今日のワグナーについては、
一死から坂本外角ベルト高さの
甘いストレートでヒットを打たれ、
次の吉川尚は、決して長距離打者でないのに、
フォークが外角の高めに入ってしまい、
それで2ランを被弾
して、
一挙3点差まで詰められます。


今日は急性ノーコン病
そこまで発症しませんでしたが、
2ランを被弾されているように
②フォークの精度に
課題を残しましたね。
正直、失投でしたね。
またストレート中心の淡泊な投球であり、
その攻め方では簡単に通用しません。
しかも、相手も粘りやすくなり、
与四球や被安打を促進してしまいます。


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また最終回には3点差
守護神・増田が登板しますが、
増田に誤算が生じます。


先頭の長野に対しては、
ストレート中心で
カットボールを1球見せ、
最後に内角ストレートと、
銀が構えたところに投げますが、
その内角ストレートを
三塁強襲ヒットで出塁を許します。
しかし、問題は次の亀井の打席です。

初球見逃してもらいますが、
銀が内に構えるものの
スライダーが外へ逆球で入ります。
2球目
内角振り急いでファウルになり、
これで追い込みます。
3球目内角低めをストレートで
攻めますが、上手く狙われて
鋭いファウルを食らいます。

2~3球目とも
内角に狙いを定めて振り急いでいます。
4球目
外角低めのストレートが際どく外れ、
それを見送られます。
結局、1球目(逆球で結果OK)、4球目と
外角には手を出してきません。
狙いは中~内です。
5球目は、
銀が外角に構えますが、
逆球となって内寄りに入り、
ファウル
になります。
外を上手く打たせられません。
そして、最後の6球目は、
銀が外に構えますが、
フォーク中の高めに甘く入り、
右二塁打を痛打されます。

ここで2点問題があります。
まず1つは増田が制球乱れ
銀の構え通りに投げられていない。
もう1つが何故、フォーク?
です。


制球の乱れは状態が良くなかった
ということしか言えませんが、
フォークは、
外目で落ちる球で空振りを獲りたかったんでしょうが、
増田のフォークの精度は低すぎるので、
落ちずに中へ入った失投になりました。
増田は何年も落ちる球に色々チャレンジしていますが、
結局、なかなかモノにできずが続いており、
フォークもその一つです。それでも
まだまだ精度向上(落ち方&制球力・軌道)が
必要という課題を残しますが、
最近は、縦スライダーを鍛錬しており、
そこそこ落差はつくようになっており、
フォークよりはマシな状態です。
次の田中には完全なボール球でしたが、
2球目に縦スラを投げています。
増田の場合、落ちる球は1つでいいので、
それを習得すると、だいぶ成長します。
それだけに、
落ちる球については、
精度が低すぎる
フォークへの未練は捨てて
比較的、
しっくりくる
縦スライダー1本に絞り、
実戦を通じて

その縦スラ習得に集中したい
ところです。
この6球目は、
球種精度の差今後の習得実現を見据えると、
同じ打たれるにしても、
縦スライダーならいいけど、
(B1S2なのでもし外れても大丈夫ですし)
フォークはダメですね。


そして、無死二三塁のピンチから、
二ゴロ、遊ゴロの間に各々1点ずつ返されます。
これで1点差まで追い上げられますが、
二死までたどり着いて、走者は無しです。
ところが、次の吉川尚については、
初球見逃してくれますが、
銀の外への構えの逆球になって中へ。
2球目再びフォークを投げて、
一応、一ゴロ打コースでしたが、
山川がポロりの失策
同点の走者の出塁を許します。
もちろん山川失策が一番ダメです。
ただし、フォークだから落ち方も半端でした。


二死一塁になってゲレーロを迎えます。
初球銀の要求通り外角へ外します。
2球目内に構える銀の逆球となり
結果として、外角低めに外します。
最後の3球目は、
内角のベルト高さに入るストレートを
鋭く痛打されて左二塁打を浴びます。
唯一の救いは、レフト前だったので
同点ランナーがホームまで還らなかったこと。
ただし、ゲレーロって、
楽天のペゲーロのように
アッパースイングのため、
低めより高めが死角になり
内か外かの高めを突きたいんですよね。
右投手に対しての打率は、
昨年は外角高めが0.125、内角高めが0.111
今年は外角高めが0.000、内角高めが0.133です。
一番ダメなのが昨年も今年も、
最も得意なベルト高の位置です。
今日はそこを打たれましたね。


これで二死二三塁の大ピンチ
新4番の岡本を迎えます。
今の状態&流れだと、逆転サヨナラ打もあり得ます。
バッテリーは外角ストレート攻めに徹しましたね。
結果としては、外角低め一杯のストレートで
見逃し三振を奪って、この危機を脱し逃げ切れました。
紙一重の奪三振により
紙一重の逃げ切り勝利でした。
正直、最後の球はボール判定でも不思議ではなく、
試合だって逆転サヨナラ打も十分あり得るところ
でしたね。


本当に中継ぎ問題は
「増田よ、お前もか!」
と深刻さを増しており、

今、信頼できる中継ぎが
『いねぇーんだよ』事態です。


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さて、肝心の先発・雄星について、
序盤が球数を嵩みましたね。


球数については、1~4回
29球/回、19球/回、
18球/回、14球/回で80球でした。
そもそも2回までに48球も投げています。
正直、このペースでは
6回もたない危険性もあり、
そうなると
こちらに不利な中継ぎ総力戦
展開にもなっていましたね。


しかし、5回裏巨人の早打ち拙攻
わずか6球の三者凡退と助けられて、
その後、雄星もリズムを取り戻します。


球数については、5~7回
6球/回、9球/回、11球/回

と改善されており。
7回を106球で凌ぎました。
このまま8回まで行けそうな球数です。
ただし、雄星も復調から2戦目で
今日も万全な状態ではなく、
菅野との投げ合いで
緊張度が高かったでしょうから、
スタミナの消耗度も
いつも以上に大きかった
でしょうね。
それ故、7回降板もしょうがなく、
妥当な判断だったと思います。


気になるのは、
「今年は左肩の回復が遅い」とあったので、
一応、次戦でどうか?ですね
おそらくほぼ大丈夫でしょうが、、、
ただ、今日も立ち上がり、序盤が
球数も嵩まして今一つの状態でしたからね。



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さて、明日の先発は、
多和田vs田口です。


東京ドームは会社から歩いてすぐなので
会社帰りに行きますが、
現在、今年の現地観戦はハム戦で連敗中です。
明日は私用で都内に出ますので、
帰りに東京ドームへ観に行く予定です。
2度有ることは3度有るではなく、
三度目の正直
2018東京D『れおほ~!』
を叫びたいですね。


でも、明日も中継ぎ問題が
問われる
んでしょうかね。。。