下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【獅子投手陣問題】ファビオを先発から中継ぎへ配置転換!ところで先発陣へ影響ないことを確証しているのかな?中継ぎ陣も大事であり、今の崩壊状況は緊急事態だが、優先すべきは「先発陣の確保」が絶対。それを無視した中継ぎへの転換(先発は大丈夫と安易に考えているのも含む)は無い。次に先発陣OKとしたとき、与四球率高いファビオでいいの?

今朝、下記の記事が舞い込んできました。
不足する中継ぎ陣強化のために、
先発からファビオが中継ぎ転換。



西武カスティーヨ救援転向へ コーチも適性挙げる
[2018年6月21日7時44分 ]
 西武が、開幕から先発ローテで5勝のファビオ・カスティーヨ投手(29)を救援に配置転換する。
 平井、ワグナー、武隈、野田ら救援陣に再調整が相次ぎ、立て直しが急務となっている。一方で、先発陣は2年目今井が初登板初勝利を挙げ、頭数には余裕が出ている。
 土肥投手コーチは「カスティーヨは球が速いのは魅力。短いイニングなら制球も乱さず投げられる」と適性を挙げた。


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先日、本ブログでも
先発からの中継ぎへの転換
を書かさせてもらいました。
このときは十亀転向案ですが。。。




今の中継ぎには
「いねぇーんだよ」状態であるから、
深刻な問題になっている
わけで、
それを先発から回す発想はあります。


ただし、先発が崩れれば、
試合を作ることもできず
中継ぎの勝ちパターンは不要
となり、
むしろ序盤KOの早期降板では
長いイニングを中継ぎでまかなう
ので
中継ぎ陣の疲弊を促進させますから、
先発陣の確保が
中継ぎ陣強化より
優先されるべきで
あり、
先発陣を確実に揃えることが、
先発陣が余っていることが、

前提の話です。


先発陣が不足する、
先発陣に影響するでは、
このような転換はあり得ません。


現在の先発陣については、
 ファビオ、十亀、ウルフ
 雄星、多和田、榎田に
 今井が加わり7人
います。


記事にもあるとおり
1人回しても6人残ります。
これは小学生でもわかります。


しかし実際に
 今井、十亀、ウルフ
 雄星、多和田、榎田の6人で
先発陣が回る確信ありますか???


これから7連戦も含めた日程が待っています。
7月4日は休みでも北海道滞在です。
暑い8月には週6連戦が続きます。

そして、ウルフ、今井は中6日でも
毎週持ちますか?
不明瞭です。
今井は基本的に故障持ちです。
少なくともウルフに関しては、
昨年、後半でバテたように
中10日は欲しいタイプ
です。


そこで救世主になるのは、
高木勇あたりでしょうか?
もしかしたら、先日、2軍戦で
4者連続奪三振をした光成


しかし、光成の場合、
育成やルーキーといった
格下相手の4者連続奪三振で
ボール先行(B3のカウント)も見られていました。
特にそのボール先行が
1軍戦になったとき不安です。

光成に関しては、
来年雄星流出を見据えて
来年、フルにローテ入りできるよう
今年はじっくり礎を築くべきです。

今の半端な状態で1軍に上げて
またオドオドキョロキョロしながら
散っていくだけでは、
今までの繰り返しになりますから。


正直、今の2軍構成を見ると、
実績のある高木勇くらいしかいません。

ただし、最近は2軍戦で打たれております。


でも、推測されるのは、高木勇の場合、
気持ちで投げるタイプに思えるので、
先の見えぬ2軍生活で気持ちが低下している?
という懸念があり、
1軍に上がれば気持ちも上がり
好投することが期待
されます。


しかし1度は試すべきでした。
その確認をした上で、
このような中継ぎへの転向案が
打ち出されるべき
です。
本来なら、先日の中日戦。
中3日でファビオに無理をさせずに
試すべきでしたね。


何かそういうところから
行き当たりばったり采配、
思いつき采配

迷走している首脳陣が目に浮かびます。


高木勇が通用する前提なら、
先発陣については、
 ファビオ、十亀、ウルフ
 雄星、多和田、榎田、
 高木勇、今井と
8人が揃ってくれるので、
1人は後に回せます。


すなわち、先発から中継ぎの転換案は
今井と高木勇の
2名が入ってこそ
実現性が見える案です。

故障持ちの今井、高齢のウルフをカウントするなら、
先発陣にもう1人は最低限必要です。
先発陣を6人ぎりぎりでは危険です。
最低7人は用意しないと。


しかし、今の首脳陣は、
今回は高木勇を試すこと無く
今井が期待できそうなだけの理由で
見切り発車で考えていないでしょうか?


先日、榎田を曜日ずらすことを見据えて抹消し
でも、曜日は変えずに多和田を変えることとし
ファビオに中3日の無理強いをする、、、
今の首脳陣は、
思いつき采配で迷走していないか?
が不安です。


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一応、高木勇が先発でOKだったと仮定しましょう。
となると、
次は「誰を後ろへ回すか?」になります。


高木勇や榎田、ウルフは、
何が何でも無失点に!
というタイプでは無く、
2~3点の失点はあっても
試合を作るタイプであり、
先発でこそ本領を発揮できます。
※榎田の肩の不安はわかりませんが。
 昔、先発をやるのも、
 肩への不安への配慮だったと思いますが、
 あれから何年も経過しているし。
 まあ中継ぎはやっていましたから。。。
 ここの心配は不要かもしれませんが。。。


今井は肩が不安で有り
多和田は
雄星が来年渡米することを見据えれば
先発から外せません。


消去法で十亀か、ファビオになります。
その選択は与四球率が
決め手になると思います。
ピンチ時の与四球です。


色々と数値を比較してみると、
※十亀の( )は昨年


被打率 :
 カス0.233、十亀0.221(0.275)
被出塁率:

 カス0.331、十亀0.299(0.331)
 →被出塁率がカスの方が

  高いということは、
  被安打以外で多く、

  ピンチも招きやすい。
被長打率:

 カス0.351、十亀0.337(0.385)
 →ピンチで長打を

  カスの方が招きやすい。
奪三振率:

 カス6.0、十亀6.1(6.4)
 →中継ぎなら

  双方アップする期待有り
  でも双方同レベル
与四球率:

 カス4.92、十亀3.65(2.71)
 →ピンチ時に

  コントロール乱さない?


ちなみにファビオの過去を見ると
昨年のマイナーでは
91回1/3で三振88,四球34
 →与四球率3.35
一昨年の韓国では
84回で三振60、四球40
 →与四球率4.28


十亀も2段モーションにした今年は、
序盤にクイック時に不安定さを示していましたが、
今ではそれも改善されています。
一方、ファビオもクイックを改善途上ですが、
やはりあの立ち投げだから、
不安定さは残りますし、

中継ぎということは、
ピンチ時の登板になるので、
さらに不安定となり、身体の開きも早くなり、
ノーコン病を発症するおそれが大です。


土肥コーチは
球速が速いことを期待していましたが、
ノーコンでは意味がありません。
まさか夢の166キロを期待している???


現在、先発陣から中継ぎへ回すなら
消去法前提ですが、
ファビオよりは十亀の方が

いい気がしますけど。。。