【リーグ戦再開】後続の追撃も厳しくなり、今の投手陣問題も勘案すれば、Bクラス転落の日も近いことを否めない。首脳陣が考えそうな現実味高いローテを想定しつつ、投手陣問題を先発、中継ぎの面から考察する。
明日からリーグ戦再開です。
現在の順位表と交流戦前後の状況です。
後続の追撃は
交流戦前よりシビアになっています。
正直、今の投手陣の問題を踏まえれば、
Bクラス転落も十分あり得る危機です。
とにかくCSラインを見据えて
戦うことも出てくるでしょう。
日程については、
オールスターの頃に一休みできますが、
これからは猛暑の中を
過酷に駆け抜ける季節がやってきます。
8月までの日程は次のとおりです。
日程の特徴としては大きく2つあります。
①猛暑の中の過酷日程
まず7月に入ってから7月5~11日に
週7連戦という日程が待っております。
本来なら9連戦のところを
7月4日が休みになり7連戦です。
ただし7月3~5日は北海道遠征なので、
7月4日は休みでも遠征滞在中ですから、
疲れが癒えるか?というと微妙です。
まあ美味いモノは沢山ありますが。
そして8月になると、
週6連戦が4週続きます。
とにかく、猛暑の季節で
本拠地と言えども、
むしろ灼熱ドームが待っております。
田辺政権時代は、
猛暑の中でも、森などが
昼に第二で、夜は1軍戦と
熱中症等も怖がらぬ決死の
親子丼Wヘッダー出場とか
今の時代ではあり得ぬことを
していましたが。。。
まあそれは死にますからね。
②対戦相手の偏る日程
交流戦前もソフバンは週前半、
楽天は週後半と偏っていました。
この偏りは今後8月まで続きます。
週前半には鷹や牛戦ばかり
週後半には鷲戦ばかりが集中します。
ちなみに楽天は西武対策として、
則本を週前半にして獅子を回避し、
岸を土曜日登板で再編するとか。
となれば、
岸とは4戦対峙することに。
戦いは決して楽ではないでしょう。
ちょっと脱線しましたが、
上記②の特徴から、
偏りがちの鷹・牛・鷲に対する
我が先発陣成績の確認は大事です。
次が先発陣の鷹・牛・鷲戦成績です。
昨年も参考に併記します。
ただし、ファビオは外しています。
まず、現在、首脳陣が考えそうな
実現性の高いローテを推測してみましょう。
明日からの週後半に
雄星、今井、榎田が想定されます。
今井はその後、どうするのか?はありますが、
とりあえず、
雄星&榎田は週後半ローテでしょう。
逆に多和田は週前半に転換されそうで、
ファビオが抜けますがら、
十亀も週前半に据え置きでしょうか。
十亀は6月25日以降に再登録できるので、
6月26~28日のオリ戦カードで復帰でしょう。
ウルフは今日以降で再登録可ですが、
6月19日に2軍戦で
4回53球を投げていますから、こちらも
6月26~28日のオリ戦カードで復帰でしょう。
ただ、ウルフもその後はどうするのか?
とりあえず、
多和田&十亀は週前半ローテでしょう。
問題は今井とウルフのその後をどう扱うのか?
まずウルフは間隔を開けて使うべきであり、
以前は首脳陣もそう考えていましたが、
今の首脳陣は、
順調さに欠いて間を開けているし、
今も2軍に居ますから
「休んだから大丈夫」とか言いそうな気が。。。
でも、今井も故障持ち、ウルフも高齢だから
首脳陣が実際にどう対処するか?
は読めません。
しかし、来週の6連戦を終えると
次は7月3日を札幌でハムと戦ってから、
4日を開けて5日から
球宴前の7連戦に突入です。
で、ファビオを後ろに回しますので、
現時点で先発陣は
雄星、榎田、十亀、多和田、
今井、ウルフの6人のみです。
この6人では、ただでさえ
来週の6連戦がカツカツであり、
7連戦に不足しますので、
今井&ウルフは
7連戦の登板までは
抹消しなさそう(球宴までは)
と読みます。
となると、
今の首脳陣が考えそうな
先発ローテについては、
7月5~11日の7連戦終了までは、
週前半を多和田、ウルフ、十亀
※週前半の順番はわかりませんが、
7月4日(水)が休みなので、
ウルフが「水曜どうでしょう」ですかね。
水曜日なら6/25→7/11になります。
週後半を雄星、今井、榎田
というところでしょうか。
となると、
7月9日を上段案の7番手投手を使うとしたら、
今の2軍から招集することになります。
なら、ウルフ&今井を
球宴後はどうするか?はありますが、
そこは読めませね。ただし、
7番手以降の先発投手が用意できなければ、
8月の週6戦X4週間もぶっ通しでしょうね。
ウルフにそれをやったら、
優勝争いの過渡期になる9月以降は
使い物にならない懸念が大きくなりそうです。
では、日程の偏りのある
鷹・牛・鷲に対しては?を見てみましょう。
ただし、ソフバンに対しては、
基本的にファビオ以外みんな苦手です。
ただし、全員ダメと言うわけに行かないので、
とりあえず評価基準を緩め、相対的に見ました。
なお、対戦成績の無い今井はここで見てません。
①雄星
1)ソフバン
今年の登板が無いので、
昨年のままで考えれば苦手のままです。
現在、無敗状態ですが、
今年は肩の回復の影響もあってか、
昨年ほどのデキにありません。
交流戦で復帰してからは好調ですが。
ただ、雄星の鷹戦苦手は、
人が変わってしまったかのごとく、
ある意味、
トラウマ・イップスのようなものなので、
気の持ちようでは変わるかもしれませんが、
フライデー雄星の起用のため、
ソフバンと当たるのは早くて8月24日?
決して逃げているわけではなく、
ローテが合わないだけです・・・
ということにしておいてあげましょう。
2)オリ&楽天
ソフバン以外であればOKです。
楽天に対しては、少し手こずっていますが、
お得意様であることに変わりありません。
3)まとめ
天敵無く、お得意様のいる
週後半は問題無いです。
②多和田
1)ソフバン
昨年の結果を見るしか無いですが、
まあ見どころは、
防御率は4以下なんですねぇ・・・くらいで、
WHIPや与四死球率は悪いですからね。。。
ただし、昨年9月の2試合目は
7回1失点でHQSを達成しましたからね。
やってみなければわかりませんですかね。
2)オリ・楽天
双方とも昨年は苦手でしたが、
今年は多和田自身が成長し、
どちらもOKです。
3)まとめ
週前半、後半どちらも基本的にOKですが、
とにかく鷹戦次第でしょう。
③十亀
1)ソフバン
昨年は苦手であり、松田は今年も苦手。
熱苦しい男には生涯、相性悪いでしょう。
それでも今年は全体的には踏ん張っています。
ただし、鷹が復調したらわかりません。
できれば、避けたいのが本音ですが。
2)オリ・楽天
楽天は今年登板無しですが、
昨年は雄星に次いでカモにしていました。
オリは昨年苦手にしておりましたが、
今年は1試合のみだけど
7回無失点の好投をしました。
3)まとめ
オリを見据えれば週前半のままでもOKでしょう。
鷹には、、、今まで通り頑張れ!でしょうね。
熱苦しい男は敬遠した方がいいでしょう。
④ウルフ
1)ソフバン
昨年は成績(数値)が悪い状態ですが、
6試合で5/21、9/18の影響が大きく、
残り4試合はHQS2つ、QS2つです。
昨年の投球なら相対的には鷹戦へぶつけたいです。
今年は1試合ありますが、3回KOでした。
状態さえ戻れば、昨年くらいはと期待しますが。
2)オリ・楽天
楽天は苦手ですから、
お盆までサンデーウルフは御法度です。
ただ、どちらかと言えば、
オリも苦手な方に見えます。
昨年も5月に好投した以降、
打ち込まれた試合が続きました。
今年は6回2失点の1試合ですが。。。
3)まとめ
サンデーウルフはダメで、
週前半もオリ戦で不安が残ります。
本音は、使っては抹消と間隔を開けながら、
鷹、ハム、ロッテに上手く当てたいです。
⑤榎田
対戦経験が少ないので未知な部分は残りますが、
オリ、楽天には問題無さそうであり、
左腕が微妙なソフバンも行けるのでは?
と期待します。
本来なら、
オリOKが少なければ週前半に、
楽天OKが少なければ週後半に
と状況を見て決めたい逸材です。
以上の適性を勘案すると、
雄星、多和田、
十亀、ウルフ、榎田については、
次のようなローテ修正案を挙げたいです。
※ただし十亀の再登録日等は勘案してません。
十亀の再登録可能日等を踏まえると
次のように修正したいです。
十亀は岸にぶつけます。
今井&ウルフは使って抹消して再登録します。
とにかく、
今後の先発投手陣の布陣については、
ファビオを中継ぎで転向するという話なので、
実現的な話をするには、
それは前提に考えないとなりません。
雄星、今井、榎田、
多和田、十亀、ウルフの6人だけでは
この猛暑の過酷日程は乗り切れません。
今井も故障持ちであり、
ウルフも昨年後半にバテたように
中10日くらいで使いたいくらいです。
やはり7番手投手が必須であり、
その7番手には、
他にも居るかもしれませんが、
2軍メンバーの実力を踏まえると、
高木勇で考えていきたいです。
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一方、中継ぎ陣について、
やはり主力は
増田、武隈、平井、野田、大石、
ワグナー又はヒースですが、
現在、そのうち生き残っているのは
大石、ヒースのみであり、
ヒースもまだ半信半疑です。
正直、彼ら主力たちが
復帰して力を発揮できなければ、
優勝はあり得ません。
今後、暑い時期が来るととともに、
優勝争いも激化していきますので、
もし主力ら中継ぎ陣が回復したら、
今回と同じ過ち、
酷使采配は避けなければなりません。
今回の中継ぎ陣崩壊も
ただでさえ足りないのに、
さらに頭数を減らして酷使したこと
が要因の一つですから。
そのため、今後の中継ぎ陣については、
主力ら中継ぎ陣が次々に回復したら、
◇抑え:増田&大石を交互に
※登板頻度の比率は別途検討要
◇7~8回(リード&接戦)
武隈、平井、野田、
ファビオorヒース
の中で2人1組のローテ登板
◇ビハインド&敗戦処理
ワグorヒース、小石と
その仲間たち烏合の衆
※烏合の衆は、敗戦処理担当。
状況に応じて、
他投手の負担を減らすため、
少しでも長く投げて、
投げた翌日は抹消し、
別の烏合と取り替える。
「使い捨て」適用で
常にリフレッシュにしておく。
◇中継ぎ陣は
8~9人体制を確保
※野手陣の聖域にはメスを入れる。
ところで、
現在不振の増田、武隈、平井、野田、ワグナー
の中では、疲れが癒えてくれば
前と同様の働きができそうな平井、野田が
比較的、早めに復帰できそう
ではないでしょうか?
武隈はこの夏のやる気ダウンモードが
回復するまではかかるかもしれません。
問題は増田です。
増田が一番重傷と思います。
おそらく疲れが癒えたとしても
厳しい状況がまだ続きそう
という気がします。
昨年までは
自慢のストレートが一級品でしたが、
今年のストレートは
空振りを奪うことができず
球速も球威も低下しており、
陰りが生じています。
そのため、
今ではストレート一本槍では
フルボッコ炎上するのも当然です。
奪三振率も過去3ヶ年は、
(※野球データノート さんのHPより)
2015年:7.5
2016年:8.8
2017年:9.3ですが、
今年は5.1と低い状態です。
まだ1年経過していないので、
もちろん単純に比較できないですが、
月別で見ると、
4月 5月 6月
2015年:10.4 9.3 9.0
2016年: 6.4 9.4 8.2
2017年: 5.9 6.8 7.6
2018年: 4.5 5.1 6.0
であり、近年の中で
今年が最も低い状態です。
とにかく、本腰を入れて
復活への対応を図らないと
今年1年間ダメのまま
もあり得ますから。
前述したように
抑えについては、
大石との併用案が欲しいです。
ただし、故障持ちの大石のみでは
荷が重すぎるので、
増田復活は必要不可欠です。
復活に向けて
急がば回れで対応し、
優勝争いの激化する時期には
確実に活躍できないとまずいです。
トモミが8月に復帰しするかもしれませんが、
現時点でトモミは計算外で考えるべきです。
まあ増田が復活するまでの間は、
「いねぇーんだよ」になりますが、、、
正直、ファビオは
中継ぎ(7~8回)として
使うならまだしも、
抑えとして使うのは危険です。
最後のストッパーが
自滅になる懸念が大ですからね。。。
とりあえず、
増田が出ても毎回炎上する現在、
緊急時特別措置、例外的措置として
その誰かを代わりに
立てねばならないでしょうが、
その誰かは
まずはファビオという博打
に出るんでしょうが、
せめて、大石と組み合わせて
交互に使いたいですね。
また抑えについて、
ファビオと大石の
どちらか1人を選ぶ?
としたら、
大石を選びたいですね。
もちろん、併せて7~8回強化のために
平井、野田、武隈の復帰は
急がねばなりません。
とりあえず、今は先発が7回まで投げ、
8回をヒース、9回をファビオor大石
というところでしょうか。
もし先発が6回までなら、、
7~8回をヒース&ファビオ、9回を大石
先発が5回までなら、
烏合の衆を挟むしかない
というところが現実でしょうか。。。






