下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【オリックス9回戦(MLD)】アルバース・黒木・吉田一・山本・増井と天敵感満載リレーに封じられ、天敵ロメロに一撃を食らって『まけほ~』/その前に控え投手7人体制~中継ぎ陣問題~抑えファビオ問題で話は寄り道しますが。/最初に黒から青に変身したあの人の話で脱線しますが。。。

今日からホーム牛&鷲を迎えて6連戦です。
まずはオリ戦ですが、その前に。。。


今年のライオンズフェスティバルの色
青色『獅子風流』のキャッチフレーズです。


で、こんなニュースが、、、驚き仰天です。
松崎しげる氏も身体を張って
嬉しい限りです。ただ企画のセンスが、、、
から

<抜粋>
松崎しげる(68)が「松崎 獅(し)ぶる」となって全身“獅子BLUE”に染まり、「ライオンズ フェスティバルズ2018」のPRを行うと発表した。
 普段は日焼けした黒い肌でおなじみの松崎は、「まさかこの歳で青くなるとは思わなかったけど、新しいことに挑戦するのは幾つになってもワクワクするね。ライオンズのために精一杯頑張るよ! みんなで最高の夏にしよう!」と呼びかけた。


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さて、現時点の投打成績を見ると、


西武は、投低野高の傾向にあり、
投手陣の防御率は最下位であり、
特にリリーフ防御率が抜けて最下位です。
今の中継ぎ陣問題を象徴しております。


一方、オリックスの方は、どちらかというと
西武と逆の投高野低の傾向にあり、
リリーフ防御率になると
西武より1.64点も良い状況です。
相手の勝ちパには、
黒木、吉田一、山本、増井と
揃っており、点を奪うのは楽ではないです。


すなわち、
双方の中継ぎ陣の差を踏まえると、
(失点許しやすい獅子・許さぬ牛の中継ぎ)
こちらとしては、オリに勝つには、
相手の先発陣を打ち込み、
先手必勝で展開したい
ところです。


今日のスタメンは、


このアルバースは
現在、リーグを代表するようなレベルの
成績を残しており、獅子も苦手なタイプです。
詳細は結果と合わせてメインで後述します。


ところで、
今日の控え投手については、

十亀を昇格させて、田村を抹消したから、
控え投手は7名体制です。
そこで、大きな不安が、、、
広島戦の週で同じ過ちにならないか?
今日の十亀は、当然、
長く投げてもらうことが希望的前提でしょうが、
もし十亀が
早期降板KOになったら?
無くは無い話です。
もし負け戦の展開になったら
敗戦処理の出番ですが、
上記のメンバーで
その役回りは松本小石のみです。
もちろん大石やヒース、平井を
敗戦処理の評価をしているなら別ですが、
現時点では、
接戦・リードの展開では使いたいです。
今のこの7人体制では投手が足らず、
敗戦処理として
大石、平井、ヒース、増田、ファビオ
の誰かを使わざるを得ないリスクが高い
です。
もちろん、スタミナがややある小石を
第二先発として6イニング以上投げさせる
など
もありますが、左投手は小石のみです。
まあ中継ぎ陣問題が深刻な現在は、
駒そのものが不足しているので
左が右がなんて言っている余裕もないですが。


表現は悪いですが、極端に言えば
敗戦処理は誰だっていいわけであり、
※さすがに川越、玉村などでは
 ストライク入らないのでダメですが。
負け戦の展開になったら、
敗戦処理以外は出さない!
敗戦処理班で長く投げても処理する!

が重要となり、
翌日には烏合の衆から入れ替えて
常にリフレッシュさを保っておけば
と考えており、
だから「誰だっていい」と思います。
ただし敗戦処理班長の便利屋・小石は別です。
※松本、田村、南川で敗戦処理をしたら
 翌日にはその3人を抹消して

 別の3人を上げておく。


今のメンバーをベースにすれば、
勝ちパ・接戦を
増田、ファビオ、大石、平井、ヒースに任せて
この5人に関しては、
勝ちパ・接戦で全力させるために、
敗戦処理でも出すなど
方針無き見境の無い便利屋扱いしたくなく、

まや連投させぬよう組み合わせて適用したいです。


まあ勝ちパ・接戦は
6回から始動することを見据え、
最低4人で良いという考え方もあるでしょうが、
勝ちパ・接戦組みは、本来、
何があっても失点許さずが使命ですから、
疲れが影響して失点などリスクは低減しておきたく、
状態をなるべくキープできるよう
役回りは区分すべき
です。
少なくとも勝ちパ・接戦組みと
敗戦処理班の区分は必須です。

できることなら、
7~9回の3人体制を2組にして
交互に使えたらベストです。
(頻度は別途検討要)
このため、
勝ちパ・接戦組みが6名
敗戦処理班が3名
控え9人体制を欲しいです。


もちろん5~6回から始動
延長戦もありますから、
勝ちたい試合展開そのような局面になったら
勝ちパ・接戦組みはフル回転起用です。
ただし、今は武隈、野田が復調して無く、
豊田とかも復帰したばかりで
他にはいないので、
増田、ファビオ、大石、平井、ヒース
5人しか居ないのが現状ですから
今は7~9回の3人体制×2組は築きませんが、
5人を交互に使いつつ、
状況に応じて便利屋・小石も見据える

といったところでしょうか。


便利屋その適性・実績のある
小石のみで十分であり、
あとは敗戦処理班に3名を用意したいです。


となるとやはり
控え投手は9人体制が欲しく、
野手陣の聖域にメスを入れれば実現可能な話です。


で、次に問題になるのは
勝ちパ・接戦組みの中の「抑え」役ですね。


首都圏でプロ野球観戦さん
「ファビオのストッパー問題」について
何度も主張されて、
本日のブログでも挙げておりました。
※こちらの話を挙げて頂き
 大変、ありがとうございました。


首都圏でプロ野球観戦さんがご主張されているように
西武のストッパーはやはり「増田」です。
増田が復調しなければ、優勝も厳しいです。


ただし、今の増田は自信も無くなっており、
出る杭は打たれる状態で安定してません。

しかも、今年の増田は奪三振率が落ちているように、
ストレートの球速・球威が昨年ほど無いです。
ストレートの状態に関しては、
Twitterで仲良くさせて頂いている
tthgさんもご指摘されており、
また使った後の回復力の遅さへの懸念
心配されておりました。
前回ロッテ戦の登板は無失点でしたが、
田村、平沢が相手ですから安堵できません。
せめて昨年レベルのストレートが欲しいです。
(たまに昨年も一発被弾はありますが)


本来なら、増田復調の早期実現のために、
急がば回れではありませんが、
増田に調整専念の時間を上げたいのが本音です。
ただし、今のチーム事情にその余裕は無く、
首脳陣は使いながら復調させる考えですから、
1つ1つ自信を重ねつつ、
復調してもらうしかなく、今は我慢のときであり、
暫定的な特別措置もやむを得ないのが現状です。


とはいえ、
抑えの代役を誰にするの?は別問題であり、
そこにファビオ?というのは疑問を残します。
24日(日)は初セーブがついて好印象の報道でしたが、
守備に助けられた面は否めなく、
もともと立ち投げで与四球率が高いことから、
22日(金)のような
お散歩自滅大会のリスクは高く、
ストッパーとして瀬戸際崖っぷちの舞台
絶対失点許さずを求めるのは酷です

実力云々ではなく、適性が違いすぎです。
多少の与四球、失点はOKで遊びがある
6~7回を2~3失点で試合を作る先発
の方が向いております。
これは高木や榎田、ウルフも同様と思います。


先日まで本ブログでは、
計算できる先発として、
雄星、多和田、榎田、ファビオ、
ウルフ、今井、高木を
確保できることを前提
として
十亀を中継ぎ陣へ転換する案
を推しておりました。
今のチーム内における実力順序と
新人時代の中継ぎ経験から
十亀を選定しております。
もちろん勿体ないですが。
しかし、その十亀案
今の首脳陣に受け入れられませんので
そのまま空想の廃案です。


とりあえず、現状の布陣を踏まえて、
ファビオをどうしても中継ぎで使うというのなら、
せめてファビオストッパーではなく、
次への替えが効くもっと早めの適用
して欲しいです。
ファビオとの択一で考えるなら、
まだヒースの方がマシかもしれません。
与四球率を見ると、
ファビオが5.18、ワグナーが7.13に対して、
広島時代のヒースで3.44(2015年)です。
セ・リーグ平均を踏まえれば
ヒースは良くはないですけど、
ファビオやワグナーよりマシであり、
ヒースの奪三振率も10以上で上です。


現状で用意できる中継ぎの布陣
暫定的な特別措置案の配置を考えると、
使用頻度は別途検討要ですが、
抑えを大石、ヒース
7~8回を増田、平井、ファビオ
 ※場合によっては小石も?
 ※武隈、野田が復調したら順次修正。
組み合わせながら適用し、
別途、敗戦処理班を3名用意したいです。


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話がだいぶ脱線しましたが、
今日のオリ戦の話に戻しますと、
今日は残念ながら『まけほ~』でした。

アルバースが先発した前回5月1日と
同スコア(オ4-2西)の負けです。


まず投手陣について、
先発した十亀初回表が
12球で三者連続三振と

最高の立ち上がりを示しました。
その後は、援護が無いまま
2~3回表を出塁許しながらも
失点は許さず何とか凌ぎましたが、
4回表先頭の吉田に出塁を許し、
次のロメロには、
外したつもりの初球・高めストレートに
力が入っていなかったので、
痛い先制2ランを被弾しました。


ホームランの印象から
ロメロよりマレーロの方が苦手感覚が強いですが、
ロメロも昨年はパ5球団の中で
西武戦の打率が最も高く、天敵の1人です。


十亀好投していても
途中でこういう1球に泣くことが多いですね。
そして、援護無いとか、勝ち運が乏しいです。
次の5回表与四球&宗の安打から
最後は吉田正にタイムリーを放たれます。


まあ被安打8、与四球3とかありますが、
最後の7回表は、
一杯一杯と限界になりながらピンチになりますが、
何とかそのピンチを無失点で凌ぎ、
7回を投げきってくれたことにより
中継ぎ陣(主力)の負担減に貢献してくれました。


2番手の大石は、
金子、外崎の好守に助けてもらいました。


で、3番手の松本は、
ダメ押しの1点を失いました。
ただし、ビハインドの展開であり、
8回裏のチャンスモノにできなかったことで
最後は増井登板ですから、ほぼ決着していました。
むしろ、勝つ公算が低くなった今日、
他の主力・中継ぎ陣を
温存できたことは大きな効果です。
松本が登板すること失点は想定内であり、
逆に最少失点で済んで助かりました。
もちろん、松本自身、今回の失点は反省要です。
でも、最少失点で凌ぐ決め手になった
吉田正の見三振、そのときの最後の球は
素晴らしいストレートを投げましたね。
一軍で使い続けられて成長が伺えます。


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さて、今日の山賊打線について、
アルバース→黒木→吉田一→山本→増井
のリレーにやられましたね。
しかもチャンスは築くも、
それをモノにできずを繰り返しました。


黒木は昨年終盤に打ち込みましたが、
もともとは抑えられていた天敵であり、
今年はアルバース、山本といった
新たな天敵も出現しております。


アルバースはなかなか攻め落とせず、
最後にようやく捉えかけたか?と思いきや、
そのまま黒木に代わられて
アルバースに勝ち逃げを許し、
そのまま天敵リレーで抑えられました。


特にアルバース
獅子が苦手そうな変則左腕であり、
今後の天敵数増加の抑制を見据えて
是非とも打ち込んでおきたい相手でしたが、
全般的にだいぶ抑えられてしまいました。
下記がアルバースvs獅子山賊打線の結果です。


昨日のブログ記事で
中日打線が講じた対策を勘案し、
徹底的にセンター方向へ弾き返せ!流すのはOK、
球数嵩むまで引っ張るな!
 &右打者のインハイ直球は捨てよ!
ということを書きましたが、
アルバースの場合、変則投球により
タイミングが難しいから
弾き返したくても
それができない!
という問題が。。。
流したようで
実は単なる振り遅れとか。。。

しかも、右打者、左打者で
プレートの位置を変えるとか。。。


選手らのコメントでは、
1、2の3の2が無く
 タイミングが合わせにくい
」とか


前回5/1にマルチ打の木村
今日も打っておりますが、
アルバースについて、
タイミング早めに準備
 するようにしている。
ストレートも動いてくる。
 上に上がってくる球も吹き上がる感じ。
 
タイミング合わせようとしても
 球自体が癖のある球
です。
とのこと。


とにかく、アルバース攻略には
タイミングがかなり重要のようです。


そして、今日、見ていて
アルバース攻略の打ち方として、
凡退もありますが、
木村や浅村の打席が
最も参考になるかな?
と思いました。


木村の1打席目(2回裏)
結果として中飛になりました
流し打ち&弾き返しを徹しており、
ファウルも良い当たりをしていました。
もう少し欲を言うと、
高軌道から中低軌道に
バットコントロールを修正できればいいですが、
まあ難しい話ですね。
そして、5回表の2打席目ですね。
球数が嵩んできて
高めに浮いてきたところを
しっかり引きつけて
好タイミングで鋭く引張り、
三遊間を抜きました。


浅村に関しては、
1回表の1打席目
低めを上手く叩いて引っ張りました。
まあ打球コースが良かった面はありますが。
でも、2打席目三振しましたが、
浅村にしては珍しく8球を費やさせ、
3打席目10球を費やさせて
粘り勝って四球を選びました。
アルバースは100球投げましたが、
浅村だけで23球を消費させました。


今後、アルバースを攻略するのに、
この球数消費は
かなり重要になりそうです。


今日は60球を超えたあたりから
甘い高めの球も散見するようになり、
岡田もしっかり捉えたクリーンヒット
も見られるようになりました。

80球を超えるようになって
浅村に10球粘られた後は、
山川が巧みに低めを拾って流し、
ライト前に落としました。
このような打ち方も参考になりますが、
今までタイミングが合っていなかった山川は、
この打席では
球数が嵩んだアルバースの球に
タイミングを捉えていました。
そして、森も100球目で
しっかりタイムリーを放ちました。


アルバースの1試合球数を見ると、
96、97、86、121、84、98、
104、89、115、87、92球と
3~4試合に1試合で100球超えますが、
平均97球です。
今年1年目の外国人です。
向こうでは100球制限があるから、
100球近くなれば
危うさも見せる可能性有り
と考えると、納得できます。


となると、制球に優れており、
与四球が少なく追い込まれやすいので
そのストライクボールを
早めに狙う早打ち
も一つの選択肢でしょうが、
球数消費も大きく効きそうなので、
如何に序盤から
球数を嵩まさせること
も有効と考えます。


今日は、結局、オリは早めの継投策に入り、
捉えかけてきた
アルバースに逃げ切られました。。。。
ただし、最後6回裏攻撃の印象から
アルバースも肝を冷やした
のではないでしょうか?
それだけに
まだ絶対的な自信を得るまでに
時間が掛かりそうという期待
を持てます。
天敵になるときは、絶対的な自信、
上から目線が備わります
からね。


ただし、アルバースは、
前回は右打者へのインハイ直球が厄介でしたが、
2ストライクに
追い込んでいると、
高めに
外したストレートを
投げ込んで来ます。

(上表の桃色で着色した部分)
ボール球なので
選球して見送るのがベストですが、
バックスピンが掛かって
ホップするストレート
浮き上がるストレートなので
ついつい手が出てしまいます。

でもボール球だから
ヒットにするのは簡単では無く、
ファウルか、凡打になりやすいです。


2ストライクのカウントで投げ込む
高めに外すストレートは注意が必要です。


とにかく厄介な相手です。


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ところで、今日、日ハムの上沢
ソフバン相手に暑い沖縄で完投したとか。
上沢には西武もやられており、
厄介な奴が増えつつあります。


逆に千賀立ち上がりで
ハム打線がストレートに絞り、
カウントを稼ぎに来るストレートなどを
狙い打たれた
そうです。
これは参考になるでしょうね。