下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【2軍の若きドラ1投手達】①大将、フレッシュオールスターで好投!②で、もう一人のドラ1光成の今は?ここ2試合は最終回に出てきて投げているけど。。。光成を『抑え』にでもするのか?

①フレッシュオールスター


今日は、アップルパンチの故郷・弘前
フレッシュオールスターが開催されました。


西武からの出場は、
戸川&金子一の野手陣と、
ドラ1ルーキー投手の大将の3人です。


ちなみに金子一は高卒なので
年齢は若いですけれども、
13年ドラフトなので
今回の出場者の中では
最もプロ経験が一番多い
です。


さて注目したいのは
やはり投手陣問題が顕著であることから、
2軍でも投手陣に最も着目しています。
今日のフレッシュオールスターでは
やはりドラ1ルーキー投手の大将が興味深いです。


で、今日の大将については、
5回裏から登板して
2奪空三振を含む
三者凡退の好投でした。


【結果概要】
スポナビのテキスト概要より。
※印:コメント加筆
写真はBS-TBSの放送より。


5回裏
イースタンは5番手に斎藤がマウンドへ。
西武のドラ1左腕だ。


熊谷(神):
初球、外角133キロを見送りボール。
2球目、外角球を見送りボール。
 ボール先行してしまう。。。
3球目、134キロ直球をファウル。
4球目、外角高め138キロ直球を
   見送りストライク。
5球目、外角135キロをファウル。
6球目、132キロを空振り三振。


川瀬(ソ):
初球、142キロ直球をファウル。
2球目、143キロ直球をファウル。
 ※2球で追い込む。
3球目、内角129キロ変化球をファウル。
4球目、130キロ変化球をファウル。
 ※ファウルで粘られ、空振りが奪えぬ。
5球目、外角128キロスライダーを
   見送りボール。
6球目、142キロ直球を見送りボール。
7球目、141キロ直球を空振り三振。


西村(オ):
初球、外角135キロを打ち上げセンターフライ。


斎藤は冷静沈着に、テンポ良く
躍動感のある投げっぷりで
三者凡退で抑えました。
これが今後もできればいいですね。
課題は急性ノーコン病の発症のおそれです。


また大将の5月以降における2軍成績は
次のようです。


2軍戦においては、
終盤2戦とも、先発を目指すためか、
5回以上を放っております。
6/26ロッテ戦では炎上しましたが、
その次、球宴前の7/7DeNA戦は、
4被安打、3与四球が気になるものの、
6回を1失点で乗り切りました。


ただ、今はとにかく投げ込んで
失点を許さぬ投球
身につることが大事であるから、
今年はまず安定して失点させぬ地力
身につけることに
専念させて
中継ぎとして徹底的に投げさせる。
先発はそれができた上で
次の目標として先発での調整を重ねる。
がいいのではないでしょうか。
地力も備わっていない1年目ですから、
こっち(中継ぎ)にフラフラ、
あっち(先発)にフラフラと
大将を役回りで振り回すべきではないと思います。


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②もう一人のドラ1光成の今は?
光成問題については、
以前、本ブログで整理させていただきました。


ところで、最近の光成については、
2軍戦において2試合連続で
最終回に1イニングを投げています。
もしかして
『抑え候補』のための育成・調整??



ちなみに、光成については、
いつも全力投球で手を抜けないタイプです。
一般的に、先発で行く場合、
どこかで手を抜いて
勝負処はきっちり抑えて
スタミナを持たせなくてはなりません。

また本来の光成の姿は、
大胆なフォームから投げ、
球威のあるストレートを武器にして
一方、フォークも有しています。
あと、光成については、
スタミナはまだ取り戻せてなく、
おまけに、暑さが苦手なようなので、
夏季になるとスタミナをさらに消耗します。


このように光成は、
投げ方だけを見れば
先発より抑えなど中継ぎタイプ
かもしれません。
しかし、抑え・中継ぎにしては、
ピンチ局面での急登板するので、
そのときの度胸が足りる?など
気性的な問題を抱えており
性格的には抑え・中継ぎ
の適性は向きません。


ところで、
光成の課題の一つだった
投球フォームについては?
とにかく、
大胆に投げ込む姿
獲り戻すことが重要です。
そこで、下記は
光成の投球モーションの写真であり、
一番左好投しているときで、
筒香から空三振を奪ったときです。

真ん中昨年の悪いとき
ロメロに被弾しております。
一番右先日の2軍戦です。


一番良かった左側の写真を見ると、
振りかぶるとき(写真①)
大きく右足を上げています。
その後は、体軸がしっかりできており(写真⑥⑦)、
投げ切ったときに反動で上げる右足の向きは
上下方向に向いており(写真⑩⑪)、
体重が分散せずに投げることができた
と考えられます。


逆に悪いときの真ん中の写真は、
振りかぶるとき(写真①)における
右足の上がり方が左側より小さいです。
また体軸も左側写真よりぶれており(写真⑥⑦)、
投げ切ったときに反動で上げる右足の向きは
横方向に向いており(写真⑩⑪)、
投げ込んだ時の力が分散してそうな懸念

がありました。


で、注目は最近の投球ぶりを
示した
右側の写真です。
振りかぶるとき(写真①)における
右足の上がり方は、
まだ左側写真より小さくなってません。
しかし、真ん中写真や左側写真と比べて、
体軸は上下方向に真っ直ぐとなり、
一番しっかりしているかもしれません(写真⑥⑦)。
ただし、写真⑧⑨に示すように
重心が高く、やや立ち投げっぽくなっており、
左側写真とそこに違いが見られています。
すなわち、体軸はしっかりしていても、
立ち投げっぽく、重心が高い状況で投げています。
その分、前への推進力が少なく、
球にも勢いがつきにくく、
場合によっては、
身体の開きが早くなったりするリスクがあます。


また右側の写真について、
投げ切ったときに反動で上げる右足の向き
(写真⑩⑪)
真ん中の写真で見られた横方向が改善され、
足の位置が比較的、天に向かっております。
でも、左側写真と見比べると、
まだ横方向に向いており、
投げ込んだ時の力が分散してそうな懸念

は残っております。


なお、右側写真の後は
併殺で走者を無くしますが、
その後にシュート回転して
真ん中に入った失投を
スタンドまで運ばれソロを被弾
します。


これらを見ると、光成は、
投球フォーム修正もまだ途上であり、
まだまだ良い状況
とは言いにくいです。


正直、光成については、
失敗を繰り返すだけの今までと違って
半端な状態で1軍へは上げず、
出し急ぐのは是非やめて

素質は誰もが認める高さを
誇っている
からこそ
じっくり礎を築くことに
専念させてあげたい
です。


来年は、雄星渡米のおそれがあり、
先発陣に危機が訪れます。
そのときに(来年)
多和田や光成、今井らの
若獅子たちに中心的な柱

となってもらわないとなりません。
そのためにも今は礎を強化させて
来年、エース格として
飛躍する土台をしっかり築きたいです。