下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【投手陣問題(暫定抑え)】監督がファビオに「なめてるよ!」と激怒していたけど、『ストッパー・ファビオ(案)』はまだ続けるでしょうか。二の矢として2軍では『ストッパー光成(案)』を試している様相ですが。。。適性なら他の方がありそうだが。。。

現在、増田の不振に伴って
抑えが不在となり、
暫定抑えとしてファビオが担ってます。


ただ、現在、そのファビオ
抑えとしての適性厳しく
炎上中です。


先日、そのファビオに対して
辻監督は激怒されており、
2ch等でも話題になっておりましたが。。。

西武・辻監督 
カスティーヨの“無気力投球”に激怒「なめてるよ!」
7/11(水) 23:37配信(東スポ)
 西武・辻監督が新ストッパー、カスティーヨの“無気力投球”におかんむりだった。11日のロッテ戦(メットライフ)、8―2の9回、カスティーヨが5番手でマウンドへ。しっかり締めくくりたいところだったが、余裕がありすぎたのか、気持ちの込もっていない140キロ台の直球と制球の甘いスライダーで、2安打1四球で一死満塁のピンチを招くと、伊志嶺に対しストレートの押し出し四球。続く鈴木の二ゴロの間に、さらに1点を失った。菅野を三振に仕留めて何とか逃げ切ったが、抑え投手としては締まらない投球を披露した。
  試合後、首位ターンに終始笑顔だった辻監督も、カスティーヨの投球に話が及ぶと「気が抜けてるだけだよ。説教だよ、あのヤロー。KYだよ」と顔色が変わった。「6点差あるからって軽く投げて、なめてるよ! どんな時でも抑えなんだから3人でピシッと終わらないと。、(2点取られて)最後に150キロ投げて必死になってる。だから、そういうところがダメだって。いっつも言い訳大王だけど…本当に腹立つ
  それでも、最後は「でも今の時点では
(抑えは)あいつって決めたんだから」と自らの怒りを鎮めた指揮官。アキレス腱のブルペン問題は今後も頭を悩ませそうだ。
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まあ『言い訳大王』
外国人に多く見られるNo problem, ok! ok!
外国人のNo problemほどアテになりませんが)
と言っていて
ダメになると雨がマウンドが
言い訳する性格が怒りを助長しているんでしょうが。


しかし、もし監督自身が
ファビオに抑えの適性有
と考えていたら厄介です。
「(2点取られて)最後に150キロ
 投げて必死になってる。」の発言から
懸命に投げればNo problem!
と思っていたら厄介
です。


ファビオの抑え問題は、
ファビオの実力云々というより
適性の問題ですからね。
山川に盗塁せよ!
源田にホームラン打て!
というようなものです。


また、今のファビオについては、
無気力投球というより
空回り投球というところ
ではないでしょうか。


球速を意識しすぎると
力んで抜けて制球が乱れるので、
とりあえず制球乱を恐れて
セーブして投げる。
いつもの大胆さも消えます。
しかし、先発と違って
絶対に抑えないと!
と意気込んでいる
から、
遊びが無い一杯投球になるから、
ただでさえ、立ち投げで
身体が開くのが早い
のに、
いつも以上に投げ急ぎ開きが早く、
結局、制球難に陥り、
でも、こじんまりした投球だから、
ストライクに入れば簡単に痛打される
空回りして
負のスパイラルへ陥っています。
で、「最後に150キロ投げて
必死になってる」というのは、
「もう、どうにでもなれ!」
やけくそ投球にすぎません。


だったら、
「最初から開き直って
 やけくそ投球で行けば?」
とも考えられます。
まあ開き直ることも大事ですが、
そんなやけくそ投球
長く続きません。


先発は、多少、
出塁(遊び)を許される面がありますが、
抑えは、本来、
出塁(遊び)さえ許されぬ役どころ
です。
しかも、普通のリリーフならまだしも、
もう後が不在のストッパーですからね。
それ故、制球力の悪い投手では、
抑え適性としての評価は
かなり低くせざるを得ません。

現に、我々素人目でも、
解説者も彼の抑え適性を疑問視しますから、
しかも、いくらなんでも、
ファビオより適性が有る者は
まだ他にいますからね。
ファビオを怒る前に
まずは首脳陣の適性判断
問われるべき問題です。


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それでも、
「でも今の時点では(抑えは)
 あいつって決めたんだから」
とおっしゃってますから、
暫定抑え役=ファビオの采配
もうしばらく続くでしょう。


ただし、そのファビオ案とは別案
ストッパー光成(案)
の動きがありそうな雰囲気です。


潮崎二軍監督いわく
◇(光成は)大事なところを任せると、
 がーっと熱くなるタイプ。

リリーフでやるか?と聞くと
 一軍で活躍できるならどこでもやる
 と答えたらしい。
というがあります。


実際に光成の2軍戦登板状況を見ると、


7月8日、9日に連戦で
最終回に1回限定で登板しております。
まだテスト段階の登板でしょうが。。。


確かに増田の年齢を踏まえると、
今回のように増田不調のリスクも踏まえると、
増田の後継となる
次期抑え役そろそろ必要です。
まあ、本来なら、
そこは外国人で埋まりやすく、
球団としては、
中塚あたりを見据えているでしょうが。
ただ中塚もノーコン過ぎますからね。
今年の成績は、2軍戦で
与四死球率が5.8ですからね。
(与死球は0)


で、光成の抑え(リリーフ)については、
本来ならダイナミックな投法であり、
豪快なストレートを有するとともに
空振り奪うフォークを武器にしています。


また先発では遊びが途中に必要ですが、
いつも全力投球で手を抜けない投球です。
それは彼の必死さ、アップアップさでしょうが。
そのため、スタミナに課題を残しており、
さらに暑さが苦手だから、
夏にはスタミナをさらに奪われていきます。
もちろん、
好調の時には9回まで完投していますが、
昔、「魔の6回」と言われていたように
中盤で急に崩れることも多かったです。


こういうことを踏まえると、
彼の投げ方だけを考えると、
短い所を全力投球の方が向き、
先発より抑えの方が向いている

可能性は十分あります。
ただし、一昨年の田辺政権時のように
酷使の、しごきの中継ぎ起用はNGです。


問題は、そもそも抑えとは、
絶対に抑えなければならぬ役処、
ピンチ時に登板しても
無失点に抑える救世主の役処です。
彼の空回りしやすい気性が
そのような重圧で耐えられるか?

という点で疑問を残します。


もともと制球力よくありません。
そして、今までもそうでしたが、
苦しくなったら自滅しやすいです。
もともとバランスの悪いフォームですから、
「1点もやらないぞ!」とイレ込み、
力んでそのフォームを崩しやすく
制球乱も発症しやすいです。
また、下手な技巧で投げようとして
(変化球やコース一杯を意識しすぎる)
持ち前のダイナミックさを失って
崩れやすい
です。
ある意味で、
今のファビオに似ているんですよね。
いわゆる
『空回りしやすい』です。


ところで、
今年の与四球率を見てみると、
光成の場合、
2軍戦(ここ2ヵ月)では4.90です。
1軍戦対象ですが、
ファビオが6.17ヒースが3.18
です。
これを見ると、
光成はカスティより低い値ですが、
光成も1軍になれば、
今以上に力みが増えて
与四死球率も上がるおそれがあります。
せめて、2軍戦ですから、
ヒースの3.18くらいには抑えたいです。


抑え光成(案)
彼が動じぬ精神力を持たない限り、
ファビオの二の舞
になりそうな不安がつきまといます。


ただし、光成については、
今までのように半端な状態で
1軍へは上げること
はやめて

出し急ぐのは是非やめて
覚醒、本格化させるために、
礎をじっくり築くことに
専念させたいです。


そもそも
光成の投げ方の特徴の一つとして、
①重心を低く下げて
 上手く溜め込んで
 球威を引き出す

 特徴が有りますから、
なるべく無駄なく重心を下げて
流れるようなモーションで投げること

球威を付けるのに重要
と思います。


そして、もう一つの特徴として
②左足をベース寄りに
 踏み込んで、
 足を大きく開きながら
 前方へ向かって

 思い切り投げ込むこと
があります。
その前へ前へという感じで
投げる動作は、
動きに無駄が無く
流れるように作動すれば、
球威を増すことにつながります。


ただし、上記の特徴が
光成のダイナミックさを生む反面、
③バランス崩しやすい
 問題があります。
投球モーションが
不器用そうな動き、不格好な動きから
安定しにくい脆い体勢になるため、
バランスを崩しやすい
ところもあり、
ある意味で、
表裏一体、諸刃の剣の特性もあります。
しかも、左足を踏み込むとき、
内股になっているところも
バランスをさらに崩しやすい一因

になっている懸念があります。
猫背投法のときは、
体軸がぶれるから
なおさらバランスを失いやすく、
力も分散して球威も減じます。


最近の2軍戦では、
かなりフォームを意識して投げており、
体軸は上下方向に真っ直ぐとなり、
猫背が緩和されつつありました。

しかし、重心が高く、
やや立ち投げっぽくなっており、
その分、
左足の前への踏み込みが浅いので、
前へ前への推進力が少なく
球にも勢いがつきにくく、
場合によっては、
身体の開きが早くなるリスクもあり、
このときは制球乱に陥ります。


1軍へ上げるのは、
少なくとも、
持ち前のダイナミックさを発揮する
投球フォームをしっかり固めたら
ですね。


なお、光成問題について、
詳細は以下に示す
過去のブログ記事をご参照ください。


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だったら、
暫定抑えは誰がいいのか?


今の1軍メンバーでは、
大石ヒースあたりでしょうかね。
大石については、
昔のような速いストレートは無いですが、
今の遅いストレートも
何故か抑えている実績を誇っております。
またフォークも有しています。
確かに打たれたりもするし、
最大のネックは故障持ちなので
大石一人には任せられない、
大石一人に負担をかけられぬ点です。


ヒースに関しては、
制球難タイプなんですが、
与四球率は3.18です。
(与死球は現在0個)
広島時代の2015年は、
与四球率は3.44です。
(与死球は0個)
リーグ平均、またはちょっと高め
というところであり、
ファビオやワグナーより断然低いです。
ちなみに、野田は与四球率6.63です。


ただし、ヒースは、速いストレート
緩いスライダーの2種が武器です。
速球ストレートを誰もが意識するので、
緩いスライダーは多少甘くとも、
タイミングが狂いやすく武器になります
それだけに、ヒースの課題は
スライダーの制球力にあり、
スライダーが明瞭なボール球になると、
スライダーでカウントを稼げないと、

スライダーが武器として機能しないので
ストレート一本勝負にならざるを得なく
相手もストレート一本に絞りやすいので
かなり苦しくなってしまいます。


一方、2軍勢の中では???
1軍に上がれぬレベルの者だと
ほとんどが与四球率が高く、
制球に難ありのタイプが多いです。
挙げるとしたら、
故障持ちですが、豊田あたりでしょうか。
豊田は、
速球の豪快なストレートを有し、
フォークも有しております。
問題は豊田も制球力が微妙です。
というより、投げ方が雑です。
それでも
今年は2軍戦で10回投げて与四球1
与四球率が0.90です。
豊田が一番光っていた1年目2014年は、
1軍戦で与四球率が2.27と上々でした。
与四死球率は2.72
ただし、昨年は2軍戦で
与四球率3.44(与四死球率3.68)
や高くなっています。(36回2/3で14与四球)
しかし、光成よりは低いです。


なお、奪三振率については、
1軍戦で
大石が7.88ヒースが10.32です。
ヒースの広島時代2015年が10.69でした。
2軍戦で光成が6.55であるのに対し、
豊田は8.10でした(昨年も8.10)。


ヒース大石豊田あたりで
暫定抑えを入れ替わりながら
担っていった方がいい気がします。