下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【楽天15回戦(MLD)】カスティー故障?検査抹消。そして試合は獅子威し打線が闇雲な早打ち拙攻『バットでGo!Go!』特攻作戦で散る。鷲は雄星の低めスライダー対策を講じ、直人直伝効果もあり雄星撃沈。新獅子キラー天敵の塩見が誕生。直人も雄星キラーとして逆襲(誰だよクビにしたの?)。塩見&岸のカード勝ち越し方程式を確立した鷲にとってはもう獅子なんて怖くない状態。週後半カードはお盆までにもう一度ある。

後半戦緒戦カードの福岡決戦
何とか三連敗だけは回避し、
所沢に帰ってきた獅子軍団。


今日から楽天戦ですが、
フライデー塩見、サタデー
との対決がこれで3度目。
しかも、お盆までの日程を見据えれば、
週後半日程は、もう一度あります。

当然、明日の岸のほか、
もう一度、塩見&岸があり得る日程です。


さて、今日のスタメンです。

まず雄星とのバッテリーは、
いつも通りのでしたね。
銀とのバッテリー解消の噂がありましたが、
まあ、何よりです。


ところで、左の塩見なので
最近、左投手登板時にばかり
出てくる木村がスタメン。


ちなみに、金子
右投手(打率0.171)より
左投手(打率0.295)の方が
打っており、スタメン。
ただ、金子って両打ちですが、
左投手だからというよりは、
右打席だから打っている
という印象があります。
無論、左打席の方が
金子の足を活かしやすいですが、
右投手相手でも右打席で打った方が
打率が高くなるんでは?という気もします。


で、DHにはおかわり君です。
「えっ?森じゃないの?」という疑問が。。。
投手左右別打率は、
右:0.281左:0.250右高左低の傾向。
で、おかわり君
右:0.216左:0.063右低左超低の傾向。
ちなみに、
メヒア右:0.238左:0.133
栗山はもともと左投手苦戦傾向ですが、
打数も少ないですが、
右:0.237左:0.273 あれれ???


まあ最近のはちょっと打ててない傾向に対し、
おかわり君はちょっと打てる傾向です。
ただ、やはり安定性という面では、
ちょっと打てなくなったと、
ちょっと打てるようになったおかわり君
二者択一、究極の選択で
どっちの方が期待できそう?というと、
ちょっと打てなくなったの方
と思いますが。。。


おかわり君の結果を先に言うと、
1打席目、三球空三振。
まあ三球空三振は昔からありますが、
しかも全球ストレート
塩見&嶋バッテリーに
完全に舐められており、
そのとおり料理されてしまう。。。

おかわり君の場合、
データでも明瞭な稼頭央と同様、
ストレートに対する動体視力の
年齢的な衰えを隠せなくなっています。
動体視力はアスリートにとって命であり、
こればっかは鍛えられません。

相手バッテリーもそのことを知りつつ、
また、定番の落ちる球での空振りの
裏をかく
意味も込めて
最近、決め球ストレートでやられる場面
目立っております。
2球目ファウル、3球目空振りは振り遅れです。
速いストレートについていけません。
気になるのは
初球の内角ストレートでの反応です。
内角ストレートは明らかなストライですが、
腰を後ろに引いて上へ身体を伸ばす仕草
よくやります(下記写真参照)。
この仕草をやる理由として想定されるのは、
与死球を避けるための仕草?
ボール球であることのアピール?
くらいです。
でも、明らかなストライクですからね。。。
でも、おかわり君には、
このコースがボール球に見えているのか?
という疑問
がわきます。
ただの癖でやっているなら、
こんな仕草をやっていたら打てませんので
ただのアホです。さすがに
そんなことを癖でやるわけがありません。


このような仕草からも、やはり
内角への速いストレートに対する
動体視力の衰えへ不安を感じます。

また最後の9回裏、無死一三塁の打席では、
『ゲッツーだけは勘弁』と思うや否やの
お約束通りのゲッツーでしたね。。。


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ところで、
今日は大将ワグナーが昇格しましたが、
ファビオが右肘張りにより
抹消されました。
21日に都内の病院で診察を受け、
大きな問題がなければ
10日後の再登録を目指す方向らしいです。


ただ、ファビオに関しては
かなり無茶振りを

されてきましたからね。
もちろん、
向かない抑え代役もありましたが、
6月には、中3日の強行登板
その週累積が170球と
『働き方改革』なんて
関係ない使われ方もしておりました。
そりゃ、いつ壊れても
おかしくありません。
また抑えに向かなくとも
怒られてしまうありさまでした。
外国人の場合、嫌になって
急きょ帰国することもありますからね。


もしファビオが戦力から外れるとなると、
先発陣を失う大痛手になります。
さすがにそうなったら人災ですね。


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さて、今日の試合に話を戻すと、
今日の結果については、、、


獅子威し打線は
今日も塩見を打ち崩せませんでした。
6月29日が7回1失点、7月8日が8回1失点、
で、今日が9回2失点・・・
3試合(24回)で奪った得点は4点のみ。
さすがに三度目三試合連続ですから、
ラッキー云々で言える話ではありません。
塩見が獅子キラー天敵の仲間入り
になったと認めざるを得ません。


ところで、今日も塩見は好投しておりましたが、
立ち上がり初回や2回は高め傾向であり、
3回、4回、7回などでは真ん中寄りもあり、
甘い球は散見しておりました。


しかし、獅子威し打線は、
闇雲な早打ちに出る

『バットでGo!Go!』特攻作戦。
その理由は、所詮、いつものパターン同様、
塩見はストライク先行だからでしょう。


しかし、早打ちに出るならば、
闇雲に行ってはダメで、狙いを絞って
着実に仕留めなければなりません。
その賭けに負ければ、大惨事です。


今日の塩見のイニング毎の球数
14球/回、6球/回8球/回
10球/回、12球/回、21球/回、
7球/回10球/回、16球/回


10球/回以下が
5イニングも?!
しかも、選手任せの
闇雲に行く早打ち拙攻。

まさに当たって砕けよ!の特攻作戦です。
そりゃ、打ち崩せるわけなく、
散って当然の結果です。
橋上コーチ、嶋コーチ、
阿部コーチらは
一体、どんな指示を

出しているのでしょうか?


このような話は
昔から、天敵相手に繰り返し
よく見られるパターンであり、
以前から何度も繰り返し書いております。


ちなみに、その象徴した試合が
一昨年の日ハム優勝決定時の
大谷に完全試合で、又はノーノーで
優勝を達成される?!危機のあったゲーム
です。
このときは、
エセID野球の橋上コーチ(今は監督の太鼓持ち)
の特攻作戦で生じた大惨事でした。


数多い天敵投手は、やはり良い投手が多いです。
そんな良い投手を相手に
『好球必打!がんがん行け!バットでGo!Go!』
と言っても、
彼らはそう簡単に好球なんて投げません。
球数を嵩ましてスタミナ消費を早めさせる
色々小技も駆使してリズムを崩させるなど
様々な努力をして好球を引き出させない
打ち崩すのは難しく、

やられるのを繰り返すだけです。


今日の塩見は、好投していても
好球も散見しておりましたが、
闇雲な早打ち拙攻を繰り返せば、
塩見もリズムに乗ってきて
さらに打てなくなっていきます。


なお、辻監督は、
(塩見の)カモになっちゃったね。
 甘いところを積極的にいかないといけないが、
 打ち損じてしまったり。
 (塩見は)腕を振って投げているし、
 自信があるのかな。
 対策を練らないと、と打撃コーチには話している
対策は遅くとも
2度目にやられたときには
立てないと。。。。。。。


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一方、雄星については、
制球にバラツキがあり、
逆球、構えたところに制球できないあり、
特に失点してから、散見します。
球威も序盤は何とかなっていましたが、
中盤から落ちてきていました。
味方の援護無き状況も
苦しくなっていたのでしょうが、、、
ここ何試合も鷲に打ち込まれることで、
雄星の鷲に対する自信の下降
鷲の雄星に対する自信の上昇
目立ってきております。


ところで、雄星の武器は、
速球で球威のあるストレートですが、
それを活かすにしても、
低めを突いて相手を処理するスライダー
見せ球となるカーブ等の変化球も必要です。


特に右打者に対する内角低め、
左打者に対する外角低めを突くスライダー
ストライクからボールゾーンへ見事に入るので、
空振りを奪ったり、凡打で処理したりする
重要なアイテムの一つです。
しかも、カーブやフォークは精度が高くないので、
変化球の勝負球としては
低めスライダーは重要
です。
しかし、
そのスライダー効果が減少するとなると、
ストレート中心で勝負せざるを得なく
でもストレートの球威が昨年ほどないから
かなり苦しい投球を強いられていきます。


今日の低めスライダーを見てみると、
(右打者:内角低め、左打者:外角低め)


【1回表】
◇茂木
 4球目:手を出して左飛
  ストライク→ストライクゾーン
  ※球筋を見極められて手を出さず
◇島内:
 3球目:見逃し
  ストライク→ストライクゾーン
  ※球筋を見極めてないが、
   とりあえず手を出さない。
【2回表】
◇今江
 2球目:ファウル
  ストライク→ストライクゾーン
  ※球筋を見極められて手を出す
 4球目:空三振
  ストライク→ボールゾーン
 ※球筋を見極められず手を出さず

【3回表】
◇直人
 3球目:手を出さず見送りボール球
  ストライク→ボールゾーン
  ※球筋を見極められて手を出さず
 5球目:手を出してファウル
  ストライク→ストライクゾーン
  ※球筋を見極められて手を出す
 7球目:手を出さず見送り四球
  ストライク→ボールゾーン
 
 ※球筋を見極められて手を出さず
【4回表】
◇島内
 5球目:空三振
  ストライク→ボールゾーン

  ※球筋を見極められず手を出さず
【5回表】
◇今江
 3球目:見逃し
  ストライク→ストライクゾーン
  ※球筋を見極めてないが、
   とりあえず手を出さない。
   前の打席4球目と違う。
 @結局、次の内角ベルト高さスライダーの
  4球目で左本塁打
 (本人談:直人の助言が大きかった)
◇直人
 4球目:
手を出さず見送りボール球
  ストライク→ボールゾーン
  
雄星、がっくり。
  ※球筋を見極められて手を出さず
【6回表】
◇茂木
 1球目:手を出さず見送りボール球
  ボール→ボールゾーン
  これは手前で落ちてしまう明瞭なボール球。
  ※球筋を見極められて手を出さず
 2球目:手を出して空振り
  ストライク→外へ外すボールゾーン
  やや低めスライダー。
  低すぎなかったから手を出した?
  ※球筋を見極められて手を出す
 5球目:手を出して中安打
  ストライク→ボールゾーン
  しかし、バットの先ですくい上げるよう
  球筋を見極めて上手く打つ。
  見極めていなければあの打ち方はできない。
  高めストレートを見逃し、
  低め変化球に絞っており
  スライダーにも慣れてきていた。
◇島内
 1球目:バットを止めて見送る
  ストライク→ボールゾーン
  ※球筋を見極められて手を出さず
◇銀次
 1球目:手を出さず見送る
  ボール→ボールゾーン
  暴投で明瞭なボール球。
◇直人
 1球目:手を出さず見送る
  ストライク→ボールゾーン

  ※球筋を見極められて手を出さず
 @2球目は銀が内に構えるも、
  ストレートが中に入り
  低すぎてで見送られ、
  3球目は、
  ど真ん中にストレートは入り痛打


これらを見ていくと、前回等も含めて勘案すると、
1つの仮説が推測されます。
鷲軍団の中では、
この低めスライダーについて
基本的には手を出すな!
でも球筋を見極めたら打って良い!

というを講じているのでは?
と感じております。


それを直人は徹底して行い、
他メンバーにも

体で証明してみせた
とも思えます。


直人の助言で打てたと言う
今江5回表に本塁打を放った打席では、
3球目の内角低めスライダーの見送り方
前の打席で空振り三振したときと違い、
その間に何かアドバイスをもらった?
もしそうなら、
直人が完全に手を出さなかった
その内角低めスライダーについてでは?
という気もします(想像ですが)。
また本塁打を打った4球目、
3球目よりもう少し高くなる
内角スライダー
の見極め方・手の出し方
良くなっていました。


でも、直人も雄星キラー、
獅子キラーとして逆襲ですね。

(誰だよクビにしたの?)
もともと西武時代には
楽天に強い面
もありましたからね。
とにかく、
このように天敵となって
恩返しされるというのは

失った偉大さを
しみじみ痛感させられますね。


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さて、明日は今井vs岸の再戦です。
今井の方は、
どう巻き返してくるか?が楽しみですが、
勝算は低いでしょう。
まあ、結果を恐れず
思い切り投げていけ!
だけですね。


ただし、マスクはに被らせたいです。
若い者は若い者同士で!
という考え方がありますが、
今井自身、経験が少なすぎますし、
反面、将来はエースとして
育ってもらいたい存在なのですから、
銀に今井の教育係を
担って欲しいです。
やはり若い投手は
ベテラン捕手が育てます。
それは雄星が銀に育てられたことで
証明済みです。
(もちろん、銀のみではないですが、)


一方、と対峙する獅子威し打線については、
今日のような闇雲な早打ち拙攻
『バットでGo!Go!』特攻作戦を繰り広げたら、
完封負けを喫するかもしれませんね。
下手したらノーノーあたり?


好球を待っているのでは無く、
好球を引き出す努力(策)を
怠らないでもらいたいです。


先日、宮城での戦いでは、
鷲軍団がお粗末な面も露呈して、
勝てるゲームを落としてくれて、

結果的にはラッキーでした。
(結果オーライの勝利)

しかし、鷲も前回の反省が
今日にもつながっているだけに、
正直、明日のゲームは勝算が低い
と見るのが現実的でしょう。

まあ野球は何が起こるかわかりませんが、
明日は勝てると言うほど、
おこがましくはなれません。


明日、時間通り出張から帰ることができれば、
観戦しに行く予定ですが。。。


ちなみに前半戦(球宴前)における
獅子の他球団の対戦成績は、
ハ ム:5勝6敗で借金1
ソフバ:5勝4敗と貯金1
オ リ:6勝4敗1分で貯金2
ロッテ:9勝6敗で貯金3
楽 天:11勝3敗で貯金8
結局、楽天以外からの貯金は5しかなく、
交流戦:10勝8敗の貯金2をいれても
楽天からの貯金8に追いつけず。
則本ら楽天から簡単に
稼がしてもらえたこと

首位にいる要因の一つにもなっています。

しかし、鷲も宮城では負けてます
塩見&岸のカード勝ち越し方程式を
確立した鷲にとっては
もう獅子なんて怖くない状態でしょう。
(逆に獅子が塩見&岸の楽天戦を怖がっている
なお、週後半の楽天戦カード
お盆までにもう一度あります。