下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【週6連戦×4週問題】今週から暑い暑い季節の中で過密日程の地獄と化す激戦が始まり、この仁義なき戦が優勝へ向けての正念場。まず地獄の一丁目(1週目)は鷹&公戦から(3勝3敗で御の字?)。その鷹戦は千賀・大竹(誰?)・石川が相手。大竹は育成から昇格すぐに獅子戦先発。貫禄見せてプロの洗礼浴びさせたいけど、初物苦手だし、OP戦ではもっと格下の育成にやられていたっけ。。。その大竹を調べてみました。。。

さて今週から暑い暑い季節の中で
週6連戦×4週シリーズと地獄の激戦が始まります。
まず地獄の一丁目となる今週は、
いきなり鷹&公戦です。


そこでこちらの先発予定は、
多和田→高木勇→今井で鷹を迎え撃ちます。
あちらの先発予定は、前回のヤフオク戦と同じ、
初日が千賀3戦目が石川であり、
2戦目が支配下登録された大竹(誰?)
らしいです。


まず千賀&石川については、
千賀7回で3点のみで凌がれ
(まあ多和田の轟沈が大痛手でしたが、)
石川7回で1点のみで凌がれ
やられているわけですが、、、
彼ら二人は、次週のロッテ相手に
千賀が5回3失点の早期降板
石川が6回4失点と、
まともに抑えていないんですよね。。。


ちなみに、両人の対戦球団毎の成績は、
千賀
 西 防御率1.93 2勝0敗
 日 防御率6.00 0勝1敗
 ロ 防御率3.00 1勝0敗
 オ 防御率0.00 0勝0敗
 楽 防御率5.06 2勝1敗
石川
 西 防御率1.24 3勝1敗
 日 防御率3.27 1勝1敗
 ロ 防御率6.75 1勝1敗
 オ 防御率1.13 1勝0敗
 楽 防御率4.80 1勝1敗


とにかく獅子に強いです。
だから、今週、獅子を見て
再び元気になってしまうおそれ大です。


武田が日曜日に好投しましたが、
もしその勢いで来られていたら、、、
考えるだけでもゾッとしますが、
千賀、石川、武田のトリオ連続の来襲
今後も十分あるでしょう(CS含め)。


まあ鷹は他で不調でも
獅子にはいきなり強くなりますから、
またハム上沢、高梨が来ますので、
今週の6連戦では、
千賀、石川、上沢、高梨で4敗
なんていうリスクも想定されます。

現実的なことを見据えれば、
3勝3敗で御の字
という気がします。


ただ、今週は
補強駆け込み期限(7月中)の駆け込みで
育成から支配下登録されたばかりの大竹
いきなり8/1獅子戦で先発します。


まあ大竹プロ1軍デビュー戦。
こちらは猛獣果敢な獅子威し打線
普通に考えれば、
貫禄を見せつけてプロの洗礼を浴びせたい
ところです。
ただし、一般的論でも初物は弱いものですが、
獅子は明瞭に初物が苦手ですからね。
今年のオープン戦でも
ソフバンの育成・野澤
連チャンでやられたような。。。
今回の大竹は、
その野澤よりは格上の存在と思うのですが。。。
まあオープン戦は
調整試合だから、山川も不調だったし、
それ故、手抜きになっていたとも言えますが、
あのとき、まともにやられていたような気が。。。


いきなりデビューする大竹に
獅子威し打線がネコ威し打線になって
ぐうの音も出ない、なんていう
惨事があり得なくは無いです。


ところで、この大竹
育成4位で今年入団しましたが、
ウエスタンで8勝0敗
6月に月間MVPを受賞しているそうです。
誠よりは上?


ちなみに、今年の2軍戦成績は、
22試合 57回2/3 8勝0敗1S
防御率1.873(自責点12)、WHIP0.87
被打率0.196被出塁率0.237
奪三振率5.31,与四死球率1.72です。
また、一概にこの数字だけでは語れませんが、
あくまで参考として、
本格派投手か、技巧派投手かの区別をする
PFR(=(奪三振+与四球)÷投球回数)を見ると、
0.76と低めであり、
獅子が苦手とする技巧派投手と伺えます。
また与四死球率が低いように
制球力があることが伺えます。
また奪三振率が今一つなので、
打たせて獲るタイプと伺えます。


ところで、投球フォームを見ると、

これはWiki情報ですが、
球の出どころが見づらいとか・・・


上記のフォームを見ると、
大きく振りかぶって
しなやかに腕を振って投げてきます。

ストレートや緩いカーブなど
同じような腕の振りから繰り広げ
緩急でやられやすいかもしれません。


またインステップしていることから、
身体の開きを抑えながら制球良く投げるので、
球の出どころが見づらくなるとともに、
さらにカット気味に球が微妙に動いているので、
そして、投げるテンポもいいので、
タイミングが取りにくいかもしれません。


球種については、
最速140km/h程度のストレートと、
カーブ、スライダー、チェンジアップ、
ツーシームなどを使います。
スライダーやカーブは
結構、曲がってきます。

2軍相手ですが、空振りを奪われています。
右打者はさし込まれたりもします。


ところで、
8勝0敗の成績ですが、
まともに先発したのは次の4試合になります。
その成績を整理すると、

まあ全体の成績と似たように、
見事な数字をはじき出しております。
ちなみに、球数に関しては、
多いときで94球、97球と
100球に達しておりません。
おそらく、相手陣営は、
今回も100球超になったら
交代を視野に入れるでしょう。


優れた制球力から低めを突いているのですが、
球数が嵩んでくると、
高めに浮いてくるところが目立ちます。
中日戦でもそうでしたが、
7回あたりからは高めに浮いてきました。
まあ、中日2軍打線が打ち損じまくりましたが。
しかも、今回はデビュー戦ですので、
緊張もしているでしょうから、
スタミナ消費はいつも以上に早まります。
暑さは青空球場でやっているので、
それなりに大丈夫でしょうが、
熱気がこもって蒸す
異常な灼熱ドームの初体験ですから、
その分もスタミナを消費させます。
すなわち、
100球近くまで
早期に嵩ませたいです。
100球近くなれば、
まず打ち崩すのは楽になるはずです。


ところで、
下記は上表の先発した4試合の結果です。

これらを見ると、
5月20日広島戦では、
まともな先発経験が初になったこともあり、
立ち上がりが自滅傾向でしたが、
 ※逆に5月20日は
  慣れてきて尻上がりに良くなります。

経験を重ねていった後の3試合
初回を三者凡退で切り抜けています。
本来は、立ち上がりでは
あまり崩れにくいタイプ
かもしれません。
ただし、今回はデビュー戦ですから、
5月20日広島戦のように
立ち上がりが崩れることもあり得ます。
大竹の相手は脅威の獅子威し打線ですから、
少なくとも立ち上がりだけは
こちらの方が心理的に

獅子が優位のはずですからね。
立ち上がりは
しっかり攻め落としたいです。


また上記4試合の結果を見ると、
三者凡退で抑えるときは
きっちり抑える
のですが、
打たれ始めたり、与四球を出したりすると、
次も出塁を許しやすい傾向が伺えます。
ただし、決してクイックが下手とかではないです。
少なくとも、6/24中日戦、7/25広島戦は、
終盤になっての1イニング複数出塁であり、
これはやはり球数が嵩んで
高めに浮いてきた、制球が甘くなってきたこと

が大きいです。


どうしても球威で押すよりも
制球力を武器にして緩急を活かしてきますから、
当然、その制球が甘くなれば打ち込めます。
とにかく、
早期のスタミナ消費に持ち込みたいです。


まあプロの洗礼を浴びさせましょう。
その前に千賀を
何とかしないとなりませんが。。。