下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【楽天18回戦(仙台)】ダブル獅子太っちょスラッガー&打撃の天才児の一撃!獅子威し打線が怒りの牙を剥き塩見を血祭りにあげる『れおほ~!』雄星は1ヶ月半振りの勝ち星。山川30号弾~おかわり6試合連続弾~森どさくさ弾が炸裂。7試合連続はおかわり君の獅子一筋レオ魂を込めて岸から決めたいですね。

今日からは仙台に乗り込んで
現在、好調の鷲軍団との対決。

ところで、おかわり君
尋常じゃないほどの絶好調で
パ・リーグ記録の
6試合連続ホームランを決めちゃいましたね。
おめでとうございます。
この人が変わったかの如くの
一変ぶりには、マジで驚いております。
軽いバットに変えて
打撃の始動を早くするようにして
振り遅れぬようタイミングを
合わせることができるようになっており、
復調してきました。
その分、左投手にも
対応できるようになった?

クロスファイヤーに
対応できるかはまだ未知ですが。


で、その尋常じゃない
活躍の正体は一体何???
これ(↓↓↓)か?

埼玉銘菓・元気饅頭!!


さて、今回のカードまで
週後半に偏る形になるので、
再び塩見&岸との対決が待ち構えています。
ちなみに、
雄星vs塩見は今回で5度目になります。
過去4回は、

問題は6/29以降の近3戦
塩見が覚醒して抑えられ続け。
獅子威し打線が塩見から奪った得点は
24イニングを僅か4点(防御率1.50)


塩見は獅子カモメをカモとしています。
でも、獅子3連戦後の鷹戦では
炎上しているんですよね。
そもそも獅子は
塩見をお得意様にしていたくらいです。
だから、
塩見は決して
打ち崩せぬ相手ではない
んですよね。


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で、今日のスタメンです。

次が控え投手です。
ワグナーが抹消され、
新外国人『Kマート』
マルティネス
が昇格して

1軍ベンチ入りしました。


で、結果については、


調子乗っている塩見を
山川&おかわりの
W獅子太っちょスラッガーの一撃
で大破し、

そこからは
源田の二塁打&失策で三塁進出し
(久々の三塁打の記録にならず)
浅村が源田をホームへ還し、

森までどさくさにソロ弾を撃ち込んで、


塩見がついに撃沈!

その後も、
源田の四球お散歩から浅村、山川の連打で、
今日は5番に入っている外崎が、
ダメ押しタイムリー。

一方、雄星については、
本調子に未だ戻らずでしたが、
試合を作って打撃陣の支援を受けながら
1ヶ月半ぶりの勝ち星9勝目を得ました。

最後、ヒースが投げている時には
余裕だったのか、
手のマメをいじっておりました。


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さて、試合を振り返りますと、
まずは獅子威し打線vs塩見ですね。


今日の塩見は、
低めの球も見られましたが、
序盤からベルト高さ以上も散見していました。
その中には甘いスライダー等もありました。
ただし、序盤は
フォーク、カーブ、スライダーの
変化球で翻弄させるところ見られており、


例えば、初回は、先頭の秋山
外角のスライダーにタイミング合わず空振り、
外角低めフォークを引っかけ二ゴロ、

2回は、外崎カーブを引っかけ三ゴロ。
変化球を意識させられながら、
最後に外角一杯に速い直球を決められ見三振。
3回表の二死一三塁浅村は、
初球の外角低めフォークを引っかけ遊ゴロ。


逆に山川やおかわり、銀の1打席目
インハイの速いストレートで
処理されました。


ただし、今日の塩見は
回転数では微妙だったかもしれません。
中継Jsportsでは
たまに回転数等を表示したりします。
3回表、銀から空三振を奪った
インハイのストレートで表示されており、
このときのストレートは球速137km/h
初速141.2km/h、終速130km/h、
回転数2175回でした。
ちなみに、
7月8日(楽天14回戦)の4回表
源田が空三振を奪われた
外角高めストレート(球速139km/h)では、
回転率が2302回でした。
単純比較はできないでしょうが、
一応、見比べると、
今日の方が7/8より回転数が低かった
可能性が想定されます。
というか、5月の回転数に戻った?


また、序盤から球数を
嵩ますことができましたね。
5回までのイニング別の球数は、
 25球/回、12球/回、18球/回、
 14球/回、13球/回の82球でした。
1イニング平均に換算すると、
 25.0球/回→18.5球/回→18.3球/回
 →17.3球/回→16.4球/回と
徐々に修正傾向にありましたが、
初回、源田に粘られ浅村に四球を与え
塩見も序盤からリズムに乗れませんでした。
そして、3回表二死からですが、
打線が二巡目に回ってくる
獅子が打ち出し、塩見も怪しくなってきます。
秋山に対しては、
低めを突ききることができず
スライダーが真ん中寄りの外目に甘く入り、

それを中安打で出塁します。
で、次の源田上手く身体を回しながら
内角を引っ張って
右安打に。


ちなみに、今日の源田は、
内角を上手く打って猛打賞でしたね。
◇1打席目

◇2打席目

◇3打席目


3回表浅村の遊ゴロで残塁し
その直後の3回裏
茂木の2ランで先制されましたが、
すぐさま4回表で逆転します
獲られたら、すぐ獲り返す
は大事
であり、
熨斗をつけて(逆転して)なら理想です。


塩見のど真ん中カーブの失投でしたが、
先頭の山川失投を見逃さず
30号弾を放り込み、
外崎フォークにタイミングあわず空三振も、
フォークは5回まで活きておりました)
高めに甘く入るところ右安打。
そして、おかわり君が、
初球は外角の甘い2シーム
仕留めきれずファウルとなり、
2球目は低めフォークを空振りしまして
簡単に追い込まれましたが、
3球目は中へ少し入った
やや内角高めのストレート
引きつけて打ち込んで、
レフトスタンドへ
6試合連続の一撃、
逆転2ラン弾を決めました。
塩見&嶋も、そこで内角低めのフォークを、
または1球外して、もう一度フォークだったら
いつもの空三振だったかもしれませんが、
高めストレート勝負で助かりました。


塩見自身、この逆転を許す一発劇場により
獅子威し打線の怖さを再認識し
その後は崩れていきましたね。
(獅子の方が勢いに乗ったとも言えますが)


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一方、獅子投手陣については、
やはり雄星ですね。


正直、状態は相変わらず
本調子ではなかったです。


前回までバラついていた制球は、
慎重かつ丁寧に投げたのか、
前回よりは少しマシになっていましたが、
逆にこぢんまりして
球も真ん中付近に集まっていたりもしましたね。
例えば、
1回裏の島内も真ん中に集まり、
(最後は打ち損じてくれましたが)
5回裏の茂木もそうでしたね。
(最後は内角一杯直球で奪見三振ですが)
逆に6回裏の島内には打たれましたね。
とはいえ、
3回裏先頭の聖沢に与四球となり、
それが失点につながりましたね。


ところで、前回の楽天戦でも記載しましたが、
雄星の武器は、
速球で球威のあるストレートですが、
それを活かすにしても、
低めを突いて相手を処理するスライダー
見せ球となるカーブ等の変化球も必要です。


特に右打者に対する内角低め、
左打者に対する外角低めを突くスライダー

ストライクからボールゾーンへ見事に入るので、
空振りを奪ったり、凡打で処理したりする
重要なアイテムの一つ
です。
しかも、カーブやフォークは精度が高くないので、
変化球の勝負球としては
低めスライダーは重要
です。
しかし、
そのスライダー効果が減少するとなると、
ストレート中心で勝負せざるを得なくなりますが、
今年はストレートの球威が
昨年ほどないから
かなり苦しい投球を

強いられていきます。


すなわち、雄星にとっては、
相手を翻弄させてきりきり舞いにするには、
速球で球威のあるストレート
低めを突くスライダー
二本柱にして戦いたいところです。


ところが、
前回までの楽天戦でもそうでしたように、
今年の鷲軍団は、
この低めスライダーについて、
基本的には手を出すな!

でも球筋を見極めたら打って良い!
という策を講じているように見受けられます。


それが象徴的だったのが、
前回の今江の打席でした。
前回の今江は、
1打席目における内角低めのスライダー
2球目、4球目にあり、
2球目は手を出してファウル、
4球目は空振りをして三振でした。
しかし、途中で直人に助言をもらったようで、
2打席目になると、
3球目の内角低めスライダー
ストライクゾーンに入るのですが、
前の打席と違って手を出しませんでした。
結局、内角スライダーでも
ベルト高さに浮いたところをとらえて
左本塁打を被弾
しました。


また前回は、直人自身
内角低めスライダーは見極められ、
全く手を出しませんでしたね。
その結果、カウントを悪くして
与四球もありました。


このように、
両輪の一つとなるスライダーを封じられ、
カーブの緩急で誤魔化しますが、
ストレートで勝負せざるを得なくなり、
でも、そのストレートに球威もないので
炎上しましたね。


で、今日も鷲軍団はその策を講じておりました
例えば、2回裏四球を与えたウイラーでは、

5球目、6球目に
内角低めスライダーを投げますが、
どちらの球もウイラーは反応するのですが、
バットを止めて我慢され、結局、歩かせました。


象徴的だったのが
一死二塁のピンチになった6回裏でした。
次の銀次の打席では、
外角低めをスライダーで徹底に攻めますが、
銀次は全く手を出してきません。
その分、3~4球目は
ストライクゾーンに入り、見逃す形で追い込みますが、
5球目は外れてフルカウントになります。
6球目は浮いてきたので、追い込まれているし、
手を出してきてファウルになります。
結局、スライダーが続いたので、
7球目はカーブを試みますが、
カーブの精度はそう高くないので
低めに外れて歩かしてしまいます。

ただし、ウイラーは、1打席目と違って、
二死一二塁なので打ち気になっており、
5球目の内角低めスライダーに手を出しますが、
次の低めカーブも同様、当ててファウルにしてきます。
(スライダーで奪いたい空振りが奪えません)
それでも、ウイラーに
変化球、低めを意識させていたので
最後はど真ん中に渾身のストレート投じて
振り遅れの空三振を奪いました。

次の直人
内角低めスライダーがワンバンになったので
当然、振ってくれず、与四球で歩かせますが、
次の聖沢は、
最近3試合で雄星と対戦していないので
周知徹底ができていなかったのか?
でも3回裏の1打席目(結果は与四球)は
ストライクに入っても2度とも手を出さず
見極められていましたが、
この6回裏では手を出してくれて
三球での空三振を奪えて
ピンチを無失点で凌ぎました。

まあ鷲から見れば、満塁チャンスでしたから、
聖沢も打ち気になっていたかもしれませんが
(結局、三球空三振でしたからね)
ここで低めスライダーに
手を出してくれたのは
大いに助かりました。

それでも、本人がお立ち台で
「6回裏のピンチが山場だった」
言っていたように、
雄星自身、苦しみながらも、
崩壊せずに無失点で踏みとどまったあたり、
雄星は意地を魅せましたね。
ただ、ウイラーの打席で
サイン確認か何かで
土肥コーチらがマウンドに行ったように
雄星自身、一杯一杯でしたね。
また、今日については、
7回3失点なら悪くないですが、
HQSを達成できず、雄星自身も
勝てたことにはホッとしているでしょうが、
納得いっていない面もある
でしょう。
今年の雄星は、
とにかく苦しんでおります。

次回はついにヤフオクで
苦手としていたソフバン戦です。
正念場ですね。。。


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リリーフについては、
新外国人Kマートが今日1軍に昇格しているので、
Kマート→ヒースの継投かなと
てっきり思ってました。


確かに雨も降っていたから
コンディションも良くないので、
Kマート初陣は、
もう少し良い条件でやりたく、
いいイメージを持たせてあげたい、
彼の勢いを削ぐ恐れがあるので
避けたのかもしれません。


もしかしたら、
Kマートはまだ未知数なので、
そこまで信用できていないので、
リードしている場面では
まだ使わない、
と思っているかもしません。
2軍戦で2試合出て1本被弾しましたからね。
でも、そこは気にするところではありません。
むしろ、四球率の高さの方が心配なので、
2イニングで今のところ無四死球の方を
プラスで考えたいです。
当然、まだ経過観察要ですが)


でも、今日は雨も降って
楽ではないところがありましたが、
早めにKマートの実力や
性格(気短か否かなど)も把握したいし、
厳しい条件下は今後いつでもあり、
また中継ぎは
厳しい条件こそ真価を問われるのだから、
そして、性格、精神面を把握するには
厳しい・苦しい条件の方がちょうどいいので、
※例えば、すぐイラだって短気なのか、
 我慢強いタイプなのか、などを把握するのに。
※技術的な実力は計れない一面もありますが、
 制球力が課題になりそうなので、
 苦しい場面でも制球できるか?の把握するのに。
逆に厳しい条件を経験させて
試してみたかったです。


で、問題は平井の登板ですね。
平井は今一番信頼できる中継ぎなので
使いたくなる気持ちは理解できます。


ただし、平井については、
交流戦時も疲労により不振に陥り
一旦2軍で調整して
リフレッシュし復帰してくれました。
でも今の時期は、当時より暑く
もっと疲れやすい季節ですから、
ここで酷使すれば再び不調となり、
しかも優勝争いが過渡期になる
肝心な9月に夏の反動が懸念され、
そのときに不調になったら
大きな痛手
です。
しかも、平井の場合、
連投になるに連れて
パフォーマンスを低下させますから。
しかし、今日は昨日からの連投になりました。


戦いは一人でやっているわけではなく、
総力戦で戦わねば勝てません。
休めるときに休ませたく、
疲れも分散させないと苦しくなります。


今日、平井登板時には
8回裏で4点差リードの展開でした。
4点という差は、されど4点と、
満塁弾で帳消しになる点差なだけに
逆転される可能性が解消できないのも確かです。
しかし、目先の勝ちを得られぬかもしれませんが、
終盤でもっと重い戦いになる先
平井等を失う影響の方が痛手です。


8日のオリ戦でもそうでした。
このときは1点差まで追い上げたので
勝ちたいところはありました
が、
オリに勝ち越しているし、
ハムも負けているのだから

何が何でも勝ちに行って
平井の投入に走らなくても

と思いました。
平井投入するなら、
当然、勝ちたいので、ビハインドでの投入は、
逆転できるか否かのギャンブル
になりますが、
この日はそのギャンブルまで走らなくても
と思っております。
無論、このとき残る誠では役不足
打たれれば非難されるでしょうが、
誠は消耗してないし、
優勝するには総力の底上げも必要です。
この8日のオリ戦では、
もしでやられたらしょうがない、
もしで抑えれば嬉しい誤算と考えて
接戦でに経験を積ませて試しても
良かった
です。


その考え方は、今日も同様です。
ましてや、されど4点差でも
今日は点差が離れていましたからね


やはりKマート→ヒースの継投で、
Kマートを試したかったです。
(試すのはでもいいですが。)


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さて、明日は
岸と4度目の対決になります。
前回はメラドで打ち込みましたが、
投手が振りになりやすい
灼熱地獄の環境下でしたからね。


明日はそこまでの灼熱地獄はないから
また前回打ち込まれた雪辱が
岸にあるでしょうから、
おそらく明日の岸攻略は
手こずるかもしれません。


でも、おかわり君の
7試合連続の記録は、
是非ともから打って
樹立したいですね。
獅子一筋のレオ魂を込めて!
その胸を焦がす 炎のままに
 気迫で打ち抜くんだ
バックスクリーン


問題は、
こちらの先発ウルフです。
狼は鷲が大の苦手ですからね。
今年、序盤に大炎上したこと
記憶に新しいです。
そのときの影響により
わけのわからぬ鷲戦の防御率になってます。


ちなみに昨年の結果ですが、
ウルフについては、
鷹戦:33回2/3 防御率4.01、2勝1敗
   QS66.7%、被打率0.256、WHIP1.22

鷲戦:  9回 防御率6.00、0勝1敗
   QS33.3%、被打率0.286、WHIP1.44

右打者被打率0.235左打者被打率0.316


この左打者被打率の高さは
鷲を苦手にする一因かもしれません。


一応、今日はカードの頭を奪っていますから、
もちろん岸だけは打ち崩し沈めたいですが、
明日は『負けやむを得ず』感を否めません。


すくなくとも、
平井特効薬は服用してはいけません。
明日は捨て試合になること
見据えざるを得ないかもしれません。