【日ハム16回戦(MLD)】首位攻防・第二次夏の陣<第二ラウンド>:試合内容には課題を多々残しますが、このカードで1勝できたことは大きな成果(3連勝狙う崖っぷちハムには大痛手)であり、現地でも最高潮に盛り上がったエキサイティングゲームに!ただ投手陣の疲労蓄積~パフォマ低下は心配です。
今日は首位攻防・第二次夏の陣の
第二ラウンドとなる日ハム16回戦でした。
昨日はカード頭を落としており、
あちらとしては三連戦を1つも落とせぬから、
今日は仕切り直して何が何でも
もう1つ狙わないとならぬ崖っぷち。
一方、こちらとしては三連敗は絶対回避なので
まず1つ白星を奪って楽になりたいところでした。
で、今日は昨日に続き、
メットライフドームへ生観戦しに行きました。
できれば、第二球場の2軍戦デーゲームも含め
ホーム開幕以来のWヘッター観戦をしたかったですが、
残念ながら起きたのが遅く
2軍戦はパTVで観ました。。。
で、個人的な話で恐縮ですが、
今日はふだんTwitterで
仲良くさせて頂いているtthgさんと
お会いすることができ、
試合前&後に熱く楽しく
色々お話することができました。
しかも試合は劇的勝利でしたから、
さらにお互いに気分も良く話ができ
楽しい時間を過ごさせて頂きました。
本当にありがとうございました。
また宜しくお願いします。
で、今日も外野指定席で
応援に盛り上がりました。
しかも劇的勝利でしたから
血管が切れそうなほどの興奮状態に。
ただフェンスが目線に入る位置だったので
守備時はちょっと見えにくかったですが。
(攻撃時は立ち上がってるのでいいのですが)
さて、今日のスタメンです。
今日の試合のカギは
◇獅子威し打線の上沢攻略
◇先発・十亀の踏ん張り
ですね。。。
今日が上沢、明日がマルティネスだと
そのまま三連敗もあり得る危機でした。
三連敗しても2.5ゲーム差ありますが、
こちらも苦しい展開、焦りが出てくる展開
になりますから、
三タテは絶対回避の最重要課題であり、
早く1勝を挙げたいのが本音の願望でした。
で、今日の結果の方は、、、
秋山の先頭打者本塁打で先制し、
おかわり君のドデカい本塁打で
立ち上がり不安定な上沢を
序盤から攻め立ててリードを広げます。
(おかわり弾、真上を通過しました)
その直後、十亀が
与四球祭りから耐えきれず
同点に追いつかれる展開に。
そのすぐ裏には
山川タイムリーで勝ち越します。
しかし、その後、
獅子威し打線が得点できぬ中で
十亀、誠、大将と
中盤に1点差リードを死守できず、
逆に2点ビハインドの展開に。
流れは日ハムに傾いておりますが、
後続の平井&野田は
ヘロヘロ一杯一杯になりながらも
ハム拙攻もあって何とか無失点で凌ぎます。
ただし、こちらも6回、7回と
拙攻で苦しいビハインドの状況を打破できず、
こちらは流れを取り戻すことが
できない状況に。
結果として8回表&裏の攻防の差が
双方の明暗が決定づけました。
8回表、四死球を含めて
チャンスを得たハム軍団は
近藤の二ゴロ併殺打により
そのチャンスを潰します。
一応、ハム側からは、その併殺について、
◇二塁ベースを踏んでいないのでは?
(前回もやられた
『見なしアウト』のケース狙い)
◇一塁は間に合ったのではないのか?
の2点に関するリクエスト検証がありましたが、
検証結果は『併殺成立』に!
これは流れを変える大きなきっかけの一つに。
そして、8回裏、
連続四球をを含めて
チャンスを得た獅子軍団は
DH解除覚悟の銀への栗山代打と
勝負に打って出て、
栗山の三ゴロの間に1点返し、
金子の粘って打った左三塁打が
走者一掃の劇的逆転タイムリーに。
8回裏、タイムリー後、お辞儀する金子侑。
紙一重のような差でしたが、
ラストチャンスをモノにした獅子が
この決戦を制することができました。
しげる降臨!!
金子侑お立ち台降臨!!
ちなみに、
今日のデーゲーム2軍戦では、
郭俊麟が7回準パーフェクトの好投
(被安打1、奪三振8、
毎回3人の計21人で抑える)
もありましたが、
金子一が左三塁打タイムリーを放っており、
お立ち台に上がっていました。
今日は昼夜でW金子の降臨お立ち台でした。
とにかく、今日の第二ラウンドについては
内容は色々と懸念材料を残しましたが、
結果としては、終盤の中で逆転を
ようやくギリギリ実現することができ、
エキサイティングゲーム
『れおほ~!』となりました。
パリーグ 試合前テーマソング Excting League 『ぱっ!!』
まさに、
エンターテイメント性からの観点では
最高潮の首位攻防決戦になりました。
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で、まず獅子投手陣ですが、
十亀~誠~大将~平井
~野田~ヒースとリレーしました。
まず十亀については、
初回表、立ち上がりで
先頭の淺間に変化球で
ドデカい右二塁打をいきなり浴びます。
で、次の西川がゴロアウトの間に三塁へ進み
一死三塁で近藤、中田と迎えます。
しかし、近藤にはフォークで
ハーフスイングの空三振に、
中田には初球で投ゴロを奪って
無失点で凌ぎました。
2回表も田中賢介に右安打を打たれますが、
次の渡邉を泳がせながら打たせて
二ゴロ併殺で凌ぎます。
しかし、3点リードの展開
になった直後3回表、
ノーコン十亀が
あからさまに降臨します。
清水、中島と
いきなり連続与四球から始まります。
淺間の打球は遊ゴロから
源田が三塁を刺す好判断好送球を見せます。
しかし、一死一二塁で
西川にライト線上に
鋭い右二塁打で1点タイムリーに
一死二三塁で
近藤に投安打で1点タイムリーに
(十亀が弾かねば、遊ゴロ?)
一死一三塁で
中田に中犠飛となりもう1点を失います。
とにかく、十亀クラスにおいて
与四球の自滅型ピンチを作って
そのまま連打で失点するというのは
特にすぐさま逆転を許すというのは
流れを失うので避けたい話です。
できる限り
修正すべき反省材料でした。
結局、今日の十亀については、
5回83球、6被安打、
3与四球、4失点でした。
良い球も放っておりますが、
それを安定して投球できず
高めの球を露呈しながら
そこをハムに突っ込まれました。
ある意味、
2軍戦で露呈していたパターンでしたね。
まあ十亀も
良い球を安定して投げることができないと苦しく、
まだその状態に無い、
不調は改善されていないというところでしたね。
今は『投げてみないと分からない』状態です。
十亀はやっぱり十亀だった
というところでしょうか。
誠や大将は
最近、好投をしていましたが、
悪いときのバラバラ制球を
(急性ノーコン病を)
露呈しました。
誠に関しては、力み&投げ急ぎ
大将に関しては、疲労&力み
が見られましたね。
帰ってから録画を観ましたが
大将の首(右側)には
置き針らしきものが
いくつも(5か所以上)貼られていました。
まだプロに不慣れなルーキーですから、
疲労度が気になるところですね。
平井&野田は
疲労からの
パフォーマンス低下
を露呈しましたね。
2人とも酷使により
交流線時に不振に陥っているように、
疲労蓄積は
再発を避けるために配慮が必須です。
平井あたりは余計な登板もあった
オリ戦の反動の兆候が見られています。
今日は、ヘロヘロ状態の中、
ハム拙攻の助けもあり、
何とか無失点に凌ぎましたが、
来週の週6連戦を見据え、
明日の第三ラウンドでは
休ましたいのが本音です。
まあ実際は
登板させるでしょうが。。。
現在、先発陣の駒不足問題の兆候が
見られるようになり、
中継ぎ陣も疲労蓄積の問題が
パフォーマンスに影響している様相が
伺えました。
ある意味で、
投手陣総崩壊に向けた導火線に
火が付きそうな状況とも言えます。
逆に
ヒースはGood Job!でしたね、
これで12試合連続無失点です。
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一方、獅子威し打線については、
序盤から上沢を攻略します。
上沢も立ち上がりから今一つでしたね。
絶対に負けられない重圧があったかもしれなく、
その隙をつくことができましたね。
ただ、ここ3試合で
タイムリーが無かっただけに
秋山弾、おかわり弾と
一発攻勢になったときは、
得点の即効性があるのですが、
その反面、
攻撃が雑になりやすいです。
最近、おかわり君が復調して
ホームランを量産しており、
山川も負けじと量産し、
外崎らも打っております。
ただ、それはそれでいいことですが、
その分、獅子威し打線全体で
攻撃が荒くなりつつある、
早打ち等も含めて雑になりつつある懸念
があり、
そこが最近のタイムリー不発や
四球お散歩の低減につながっている
おそれがあります。
それでも、4回裏には、山川により
タイムリーが久々に出ました。
一応、そこで少しホッとしましたが、
5~7回が決め手に欠く
歯がゆい攻撃が続きます。
8回表にピンチを併殺で凌ぎ、
ハムから要望のリクエスト検証も
撥ねのけて併殺を成立させたことから、
流れがこちらに傾きそうな処で
その直後8回裏に関して、
先頭の山川がぶんぶん振り回して
空三振になったとき、
このまま負けそう雰囲気を感じました。
しかし、トンキンによる
自滅型満塁(安打+2四球)の築城があり、
※外崎&おかわり君が
球筋を見極めた面も大きいです、
そのハムの隙をつきながら、
本塁打以外で逆転できました。
一応、『本塁打以外で』には安心しました。
ただし、栗山の打球も紙一重であり、
下手をしたら6回裏のチャンス潰しの再現
もあり得ましたからね。
金子侑の必死さに助けられました。
以前の瀬戸際でHR含み大活躍したような必死さでした。
まあいずれにしても、
投手陣に課題を残しましたが、
『この首位攻防は三連敗だけは避けたく
そのための1勝は必ず早く奪いたい』という
最低限の目標をクリアし、
『3連戦全てで絶対に負けられない』
というハムの目標を砕きました。
結果オーライですが、
この時期におけるハム相手の
この勝ちは大きいです。
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明日は最後の第三ラウンドであり、
そこでの先発投手は、、、
気になるのは、
先発するウルフも
長々とは投げ込めないので、
中継ぎ陣の負担が
嵩むことは想定されます。
とはいえ、
ここでの中継ぎ陣酷使は、
後々の肝心な優勝争いの時期に
反動を来す原因になりやすいですから、
それらを配慮した対応
をしてもらいたいな
と思います。