下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ロッテ18回戦(ZOZO)】ラッキー7はレオ&ライナが駆けつけずサボりでも、獅子威し打線が好投する酒居の疲れ&ロッテ陣営の酒居替え時の迷走の隙を突き、昨夜の『一挙6点猛攻返し』で『れおほ~』/三凡祭りで流れを奪われるが、調子今一つの今井は踏ん張りQS達成&獅子威し打線が四球→タイムリー→一発ダメ押しで逆転。

昨日は東京ドームでロッテに敗れた獅子軍団。
で、今日は鴎本拠地のZOZOです。
風があるのでその影響が気になる所です。


今日のスタメンは、

ロッテの酒居というと、
今年は2戦戦って
2戦とも打ち崩しております。
ただし、昨年は先発で2戦対峙して
2戦ともやられております。


一方、今井の方は
中5日登板というのが気がかりであり、
試合後に支障を来さないこと
最も大事な課題です。


さて、今日の結果については、


獅子威し打線
酒居の立ち上がりを攻めて先制しますが、
その酒居が立ち直ると、
ぐうの音も出ぬほどの三凡祭りを繰り返します。
一方、今井の方は
制球も乱れたりして
今一つ苦しい投球が続きますが、
踏ん張りながらQSを達成します。
そのような中、ラッキー7には、
獅子威し打線
球数を嵩む酒居の疲労
ロッテ陣営の酒居交代時期の迷走の隙を突き、
四球、四球、バント成功、
タイムリー3連打で追いつき追い越し
一発でダメ押しを決めました。
一挙6点の猛攻と、
昨夜の仕返しを果たしました。


辻監督コメント
6点返し!やられたらやり返す。
 中村、栗山とあの2つの四球が大きい。
 秋山がよく打った。二遊間が後ろだったし、
 外野が前に来ていたからね。
 今井は風が強かったし、
 小手先で制球しようとしても、
 球に力がないから引っ張られてしまう。

 彼も勉強でしょう」


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さて、まず獅子威し打線については、


酒居については、立ち上がり
先頭の秋山が初球で中安打を打ったこと
酒居も動揺したのか、
次の源田に対しても
制球を苦しみカウントを悪くし、
左二塁打でチャンスを広げます。
さらに浅村四球で出塁し、
無死満塁山川が打席に入ります。
山川犠牲フライで先制点を奪い、
次の泳ぎながら当てただけで
遊ゴロコースのはずが、
遊撃手がそれを捕球できず、
さらにもう1点を奪いました。


2回表も
栗山に与死球、秋山に与四球
酒居は制球に苦しみます。
ところが、
源田初球を打ち損じ
浅村もフォークを引っかけ
二ゴロで終わります。
結局、四死球でチャンスを得ますが、
拙攻により残塁祭りに終わります。
この残塁祭りは
苦しむ酒居を助けるほか、
流れも失うきっかけになりやすいです。


そして、酒居自身、その後、
獅子威し打線を三凡祭りで抑えて行きます。
しかも、味方が逆転しましたから、
酒居も気持ちが入ります。


酒居の復調については、
まずフォークの精度が高まった
そのフォーク
落ちるようになったこと
が最も大きな要因か、と思います。
そして、ストレートも良化され、
フォークとの相互作用効果も期待できます。
コース一杯に決められることも厄介でした。


酒居好投の象徴的な打席としては、
6回表、山川の打席ですね。
ストレートをコース一杯に決められて
見逃しを奪われ、
最後はフォークで落とされて
空三振に終わりました。
ストレート
フォークの双方で
料理されてしまいます。


その後、森、外崎が倒れて
6回表も三凡で無失点に抑えられますが、
酒居も80球を超えて
疲れが見られる様相を露呈します。

森に対して
初球から3球連続で
ストライクを外して
B3S0とカウントを悪くし、

制球乱れを再発症していました。


で、次の7回表は、
先頭のおかわり君には
一発を警戒しすぎて

与四球から始まり、
そこから崩れましたね。


しかも、酒居は連続与四球のときには、
既に交代時期にさしかかっていた
と思います。
ところが実際には、
酒居が好投してきていたものだから、
下手に別の投手に変わって
その投手が炎上してしまう、
ということは避けたく、
ロッテ首脳陣も酒居に一任すること
(獅子に合っていない酒居で凌ぐ)
と考えたのかもしれません。


でも、獅子にとっては、
疲れが見えてきた酒居を

そのまま続投してくれて
助かりました。


いずれにしても、
獅子威し打線については、
全般的に今日一番良かったのは、
与四球やタイムリーで
得点できたこと
ですね。
まあ7回表の猛攻は、
与四死球&小技(バント)でチャンスを築き
タイムリー三連打から、
最後は4番のホームランで締めている
ように、
ホップ→ステップ×3→トドメのジャンプと
徐々に波が高くなる猛攻でしたから、
理想的な攻撃、
相手には嫌なイメージが

残る攻撃ができましたね。


また秋山も、お立ち台で話していたように
風で伸びた角中の打球を参考に
自らも同じように打つんだから凄いですね。
あと、最近の当たりは
本人が納得がいっているようなので
これから上向くでしょう。
秋山の場合、自分に厳しく、
打っていても当たりに納得いかねば、
不調と考える人ですからね。
秋山なら
本人が「当たりが良い」というのは
評価して良い
と思います。


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一方、獅子投手陣については、


まず今井については、
前回のオリ戦と同様、
初回の先頭で与四球を出しています。
やはり今日は
制球面で苦しむ打席も散見しており、
その分、無駄な球数も重ねました。
しかし、与四球はわずか1つであり、
走るストレート
沈むチェンジアップを駆使しながら、
QSを達成させて
試合を作りました。


とりあえず、今井については、
中5日登板をしていますから、
一旦、休ませるべきでしょうね。


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問題は2~3番手
野田&平井依存症
相変わらず発症しましたね。
結果は、
平井が13試合連続無失点
野田が10試合連続無失点
でしたが、
今日は5点差リードする展開であり、
今週の週後半には
ヤフオクで鷹戦を控えています。
できれば、野田&平井に関しては、
その鷹戦を見据えて
休める展開では

少しでも温存して
欲しいのですが。。。


確かに昨日は
大将、増田、小川を使っておりますが、
(小川は昨日&今日で連投)
せめて野田&平井は、
双方を使わず、
どちらか一方は
温存しておきたかった
です。
(特に連投でパフォーマンスが
 低下しやすい平井の方を温存


逆に、先日、制球を乱して
自滅型満塁を献上したKマートは、
制球力が重要な課題であり、
まだそこに安堵できる状況に無ですから、
この点差の展開なら、
試して欲しかった
ですね。


まあ首脳陣が
KマートはもうOKの評価であり、
平井や野田らより上と既に判断し、
特に鷹を抑えるのは、平井や野田より
Kマートやヒースの外国人勢の方と評価している

のなら、まだいいですが、
どう見ても、
困ったときの
平井&野田依存症ですからね。。。
(以前は、特効薬マキタでしたね)


とにかく、明日は
週後半に
現在勢いのある鷹を相手に
嫌なヤフオクで戦うこと

見据えた起用を望みます。


4番手の小川は、結果として、今日は
角中相手(左)のワンポイントを担い
でしっかり抑えました。
角中には粘られていきますが、
小川も渋太く粘り勝ちましたね。


最後の伊藤に関しては、
細谷に初球から制球が決まらず
B3S0とボール先行したこと
が課題ですね。


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ところで、今日もソフバン
ハムに最終回で逆転勝ちして
目下5連勝らしい
ですね。


新外国人グラシアルといい、
十亀が嫌いな熱男といい、
復帰したスアレスといい、
鷹の戦力がアップされており
厄介です。