下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【ソフバン16回戦(ヤフオク)】地獄の一丁目ヤフオクで鷹の勢いに競り負け、雄星はまたしても鷹に勝てず顔面蒼白。カード三連敗のリスク高まる。明日は十亀が苦手な『熱男ら』を相手に。とにかく鷹の序盤は要注意!!熱男は全打席敬遠すべし!!獅子威し打線が苦手そうな『初物左腕』新外国人投手を相手に。とにかく無茶振りだろうが、打つべし!打つべし!打つべし! さて、獅子のあしたはどっちだ?

気づくと鷹が6連勝公が5連敗
鷹が公を差し切って2位へ。


真打ち登場とばかりの勢いで
逆転優勝を狙う鷹軍団。
とにかく、
グラシアル、ミランダの新外国人、
牧原らの新興勢力の台頭。
熱男、スアレスらの復調と
柳田以外の活躍選手が増え、
戦力が増したことが大きいです。
しかも、内川なども戻ってくれば
当然、脅威な存在になり、
とにかく、
鷹戦力は終盤へ進むにつれて
上がる一方だから厄介
です。


さて、今日は敵地ヤフオクで
鷹との真の首位攻防決戦。

今の鷹の勢いを踏まえれば、
獅子は地獄の一丁目ヤフオクへ
飛び込んでの厳しい戦い
になります。


当然、鷹は全勝の勢いで獅子を迎え撃ちます。
ただし、大きなアドバンテージ
あるのも事実であるから、
この三連戦は、
1つも落とせない鷹に対して、
獅子は最低限1つ勝てば
優勝へ向けて大きく前進できます。


昨年、炎獅子で大型連勝していたとき、
鷹は炎獅子に負け越しましたが、
鷹にとっては、
「他4球団が止められなかった
 炎獅子の連勝を鷹が止めた!」
という自負昨年の優勝に大きく効き、
その連勝を止めた1勝が
1勝以上に大きかった

と回顧しています。


今年は逆の立場です。
獅子が鷹の連勝を食い止め、
優勝に向けて躍進したいところです。


ただし、鷹の脅威については、
優勝争いにもありますが、
こちらはまだアドバンテージがあるわけですが、
少し先の話になりますが、
鷹にやられやすい状況というのは
一番、懸念されるのが
CS短期決戦ですね。

鷹自身、CSで戦う際には、
先発投手陣の布陣をCS2stまで見据え、
獅子が苦手なタイプをぶつけてくる
でしょうからね。


また鷹については、
初回や2回などの
序盤に得点を挙げて
鷹の流れを築いて
勝ち星を挙げていく印象があります。


今年の鷹が
1~2回までに得点をした試合
59試合36勝22敗1分(勝率0.621)です。
すなわち、
全56勝のうち64.3%の勝利試合
1~2回に得点を挙げている
ということです。
ちなみに、
獅子の勝利試合で
1~2回に得点を挙げている
のは
全勝利数の53.8%と鷹より少ないです。


鷹は序盤に流れに乗ると手強いです。
とにかく、鷹と戦うときには
序盤の失点に注意が必要です。


さて、今日のスタメンは、、、

先発はついに鷹の前に登る雄星。
プロデビュー以来、
鷹戦は17試合で0勝12敗
で、その悲願の初勝利は???


今日の結果については、、、

結局、今日も雄星鷹に勝てず
18度目挑戦は失敗に終わり、
13度目の敗北を喫します。


で、鷹は破竹の7連勝を飾り、
獅子もカード頭を落としました。
唯一の救いは、
雄星が最後まで投げたので、
中継ぎ陣を全員休ますことが
できたことでしょうかね。
まあ鷹の方もスアレスらを
温存できていますが。。。


-----------------
まず雄星については、
初回裏今宮
先頭打者&初球ホームラン
いきなり浴びてしまいます。


今宮はハム戦でも活躍しており、
今の鷹の勢いを、
雄星の鷹を苦手にする弱さを

象徴した一発でした。


しかも、今日は鷹打線も
早打ち作戦を狙ってくるわけですが、
今宮の方も、
雄星は鷹を苦手としているからこそ、
初球からボール先行は嫌だろうし、
早めに少しでも安堵したいだろうから、
まずは得意のストレートで
1ストライク目を初球から狙ってくる
だろう

読み切って
抜群なタイミングで振り切っていきましたね。


でも、その後、
グラシアルにも打たれており、
2回裏にも
まだ動揺・不安が残っていましたね。


2回裏は、先頭の中村に
わずか2球で追い込みますが、
3球目以降、ストライクが入らず与四球
次の上林のバントでは、
雄星自身がバント処理で
悪送球をしてしまうように、
がっちがち状態です。
この2回裏の最後は、
ストレート待ちの今宮に対して、
ど真ん中スライダーで意表を突き
見三振で凌ぎました。

ただ、それまでの投球では、
ストライクゾーンに入れば
軽くカットされ、空振りを奪うことがデキず、
という苦しい投球
でした。


そして、3回裏においては、
先頭の牧原は、一ゴロのカバーが
雄星、牧原の競争となって間一髪でしたが、
早打ち拙攻で一ゴロに仕留めます。
でも、グラシアルには、
高めストレートを弾き返され中安打。
さらに、柳田は、
外角低めのスライダー
体制泳がせながら打つものの、
軽々とスタンドへ運ぶ
中本塁打2ランを放たれます。


確かに柳田あっぱれの本塁打であり、
柳田を褒めるべき一発でしたが、
良いときの雄星なら
あそこまで飛ばされないでしょうし、
せっかく味方が
追いついてくれた直後に
再び突き離される形となり、
エースとしては
不満の残るイニングになりました。


その後、松田は空三振で仕留めますが、
中村には2度目の与四球となります。
次の上林は、
力の入らぬ空振りで三振を奪い、
上林自身の不調が露呈されます。
ただ、最初の3球はボール球になり
ボール先行B3S0とカウントを悪くしています。


とにかく、
序盤に3点を失って
序盤から鷹にリードを許し、

鷹の流れで試合は展開していきます。


ところが、雄星については、
4回以降、無安打無失点と踏ん張ります。
(4~7回は三者凡退)
雄星自身が良化した面もありましたが、
鷹の早打ち作戦からの
拙攻にも助けられましたね。


まず4回裏は、甲斐、西田、今宮を
危なげなく三凡処理します。
甲斐、西田と相手が楽だったのもあるでしょう。


でも、5回裏
牧原が初球打ち遊ゴロと早打ち拙攻し、
グラシアルには、
力強いストレート(153km/h)を
インハイに投げ込んで空三振に。
柳田も初球凡打
早打ち拙攻に助けられましたが、
外角低めストレートで
バットを折って浅い中飛で処理します。


6回裏は、
松田に粘られますが、空三振に仕留め
(今日の松田はタイイング合わず、
 明日に向かってチャージ中???)
次の中村(これまで2与四球)には
ストレート、スライダーと
高め抜け球を重ねて
ボール先行のカウント(B3S1)に。
しかし、最後は内角低めストレートで
詰まらせましたね。、
次の上林には、抜け球もありましたが、
最後は153km/hのど真ん中ストレートで
さし込んで中飛に仕留めました。
でも、早打ち拙攻は助かります。


7回裏下位打線からでしたから
危なげなく三凡で仕留め続けます。


で、問題は8回裏に露呈します。
結果こそ無失点&無安打で抑えますが。
牧原には外角低めスライダーで空三振
ブラシアルも打ち上げて一飛
さらに、柳田に対しては、
一発を食らっていますから、
雄星も気合いが入って、
最後の力を振り絞るように、
渾身の投球を投げ込みます。
初球ストレート155km/hをマークし、
外角高め一杯に決めて見逃しを奪います。
2球目154km/hストレートを
内角高めに決めて
ファウル。
3~4球目は外すものの(4球目は逆球)、
5球目外角低めストレートで
さし込ましてファウル(151km/h)
で、最後の6球目は、
外角低めスライダーで空三振!!
と思いきや、、、
ワンバン暴投となって振り逃げ?!
柳田には最後の力を振り絞る
渾身の投球を重ねただけに、
集中力が切れてしまい、
一気に崩れてしまうのでは?
という心配をしましたが、
次の松田は、初球の
低めチェンジアップを引っかけさせ
三ゴロで打ち獲った!!
と思いきや、、、
おかわり君が大暴投の悪送球?!
限界近くなっている中で
このような守乱続きはヤバイ
です。


で、二死二三塁の場面次の中村には、
外角低めスライダーで
ヒット性のライナーを上手く打ち込まれ、
ヤバイ2点タイムリー?!
と思いきや、、、
源田のジャンビングキャッチ!
#源田たまらん
に助けられましたね。。。


結局、雄星は
8回完投(118球)3失点
被安打4、被本塁打2、与四球2
奪三振10でした。


またしても鷹に勝てず!
顔面蒼白。。。


辻監督コメント
「(雄星は)よかったんじゃない?
 今日の投球ならホッとしたよ。
 相手が振ってくる中でスライダーが
 優しすぎたので、勝負球として
 投げるよう銀に喝を入れた。
 中盤から気持ちで投げてくれて、
 今年1番だった気がするし、収穫です。


昨年のような勢いは取り戻せていませんが、
中盤以降はそれなりに踏ん張りました。
低めスライダーについては、
数多く戦って、直人もいる鷲軍団の場合、
手を出さぬ策を講じてくるので、
効果が無効化されてしまいましたが、
今日の鷹軍団は
手を出して拙攻していました。


最後は
守乱でバタバタしましたが、
柳田らに対しては
渾身の投球を繰り広げました。
でも、昨年と違って、
その渾身の投球は
相変わらず、長続きしません。
その苦しい中、
変化球を駆使しながら
凌いでいきました。


ただし、序盤
今宮に出鼻をくじかれて
鷹への苦手意識
噴き出て、動揺を隠せず、
悪送球にもつながりましたね。

また先頭の一発も
今宮にストライク・ストレートを
狙われてジャストミートで打ち込まれますが、
例えば、過去5試合の
雄星の初球については、
7/20楽:スライダー、低めボール球
7/26オ:ストレート、高めボール球
8/3  公:ストレート、高めボール球
8/10楽:スライダー、低めボール球
8/17公:スライダー、ど真ん中
でした。
8/17ハム戦では、
ストレートの裏をかいて
スライダーでカウントを稼ぎますが、
他4戦では警戒して外しています。


今日は、天敵が相手でしたから、
その分、早めにストライク欲しさから
安易に行ってしまったかな?

という気もします。
ちなみに、
今宮が昨日のハム戦終盤で
タイムリーを打ったとき
今宮は初球打ちでしたね。
昨日の今日ですから、
昨日の勢いで打ってきましたね。


-------------------
一方、獅子威し打線については、
初回表千賀のフォークに
くるくる回されていましたね。
浅村も大振りになっていました。


2回表も山川、森が
くるくる回らされて
空を切っていましたね。
外崎は左安打を打ちますが)


しかし、3回表になると、
千賀の制球乱れが見られるようになります。
斉藤、秋山与四球でお散歩します。
秋山には抜け球も見られました。
次の源田
千賀のストレートに全く合わず
振り遅れての空三振でしたが、
次の浅村高めストレートを
右適時打で1点返します。


また4回表は、
先頭の森のポテン打を
牧原が背走捕球の好守で阻止し、
外崎低め一杯で見三振に。
しかし、おかわり君が
内角ストレートで
レフトスタンドへソロ弾を運びました。

この本塁打はお見事でしたが、
終盤の悪送球はダメダメでしたね。


ただ、それでも千賀は動じず、
5回表には、
銀を内角一杯のカットボールで見三振
秋山&浅村をフォークで落として空三振
ここまでアウト15個の中で
11個の三振を奪います。
しかし、このとき、
千賀は抜け球傾向を露呈します。
秋山に関しては抜け球を重ね、
源田には抜け球で制球乱して与四球に。
(ストレート、フォークともに抜け球)
すなわち、
球数が嵩むことにより、
抜け球、怪しい制球が
散見してきており、
疲労が顔を出すように。。。


ところが、6回表
山川、森、外崎と
早打ち拙攻をしてしまい、
疲れかけている千賀を
助けてしまいました。

千賀が疲れ始めてきたこの6回表は、
千賀を攻略する勝機でしたが、
雑な早打ち拙攻により
その機を逃しましたね。


7回表
一死から斉藤が与四球で出ると、
次の銀には、
バスターをやらせます。
結果的に三ゴロ
走者を二塁へ送った形になりますが、
これで二死になっていますから
状況としては厳しいです。
正直、バスターも面白いですが、
ここは銀にバスターをやらせず、
打撃に集中させた方が良かったと思います。
若しくは、
銀がバントの構えを見せておいて、
斉藤に盗塁させてもよかったです。
(昔、鷹にやられた作戦です)
結局、千賀から嘉弥真に交代され、
秋山は中飛で終わってしまいます。


8回表は、
スアレスが登板すると思ってましたが、
マウンドには加治屋の姿が。。。
点差こそわずか1点でしたが、
スアレスらの登板を覚悟しましたが。。。
休ましたかったのか?
ある意味、
が出し惜しみした
ここは最後の勝機です。

しかし、先頭の源田
初球で二ゴロの早打ち拙攻。。。
ここは無駄なアウトを
簡単に与えてしまいました。。。

次の浅村は、
真ん中やや低めのスライダー
振るタイミングが良かったですが、
バットの先で打球伸びず左飛
打ち損じでした。。。
で、山川はフォークで空三振。。。
最後の機を逃しましたね。


最終回が登板し、
こちらの森は振り遅れの空三振
外崎も振り遅れの空三振
おかわり君が左二塁打で出ますが、
代打栗山は振り遅れの空三振。
万事休す。。。


結局、獅子威し打線は、
勝機もありましたが、
それを逃し、
得点はわずかに2点のみ
昨年の雄星なら
それでも何とかしてくれたかもしれません
が、
今年はそれでは勝ち目が薄いです。


とにかく、
今の獅子が勝つには(特に強敵相手では)
厳しかろうが、難しかろうが、無茶振りだろうが、
打つべし!打つべし!打つべし!
打って、打って、打ちまくれ!

しかりません。


-----------------
さて、明日は十亀vsミランダ
新外国人の初物左腕が相手であり、
いかにも苦手そうな雰囲気です。


でもそんなことを
言ってられません。
十亀も熱男苦手は変わらず、
そこから調子を落とすリスク
も十分あり、
とにかくこのカード1勝すればいいのですが、
最終日は郭先発で勝つ確率が低下しますので、
明日は絶対に勝たねばなりません。


とにかく、
十亀は序盤の一巡目が警戒要
熱男には何があろうが全打席敬遠!
獅子威し打線は
打って、打って、打ちまくれ!!

でも攻撃が雑に荒くなったり、
早打ち拙攻なったりしないように。


とにかくまず1勝を!
鷹めがけて
叩け!叩け!叩け~!

(獅子の)あしたはどっちだ?