下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

★★★★日ハム19回戦(旭川)★★★★ハム左腕投入作戦の術中にハマる『まけほ〜』当たって砕けよ早打ち特攻作戦を展開し、あっさり撃ち獲られてただ砕けて散っていく獅子たち/鷹が負けてくれたので、ダメージは低減したが、今後の戦いにおいて、天敵をまた増やした(復活させた)ことは大痛手になりそう。ハム加藤には9/19&10/3、CSの獅子戦登板の目処立てられる。

昨日は連敗を止めた獅子軍団。
ハムはこの旭川決戦2連戦に
獅子が左腕を苦手にしていることから
左腕の掘&加藤をぶつけてきました。


昨日は掘をそこそこ攻めて
試合を制しましたが、
今日は、、、結果を先に言えば
加藤、獅子キラーとして復活。。。


今日のスタメンについては、、、

稼頭央が7番指名打者、えっマジ?!
日々1戦1戦が重くなっていき、
優勝争いが佳境になるのに。
そんな余裕はあるのか?
それとも何か勝算があるのか?


下記は稼頭央の打撃成績です。
過去3ヶ年の加藤との直接対決
10打数4安打1本塁打
(昨年が5打数2安打1本塁打)
ここを評価してのスタメンでしょうか???
ただ、これらは昨年、一昨年のデータであり、
稼頭央自身、
そこから年齢的な下降線を否めません
からね。。。
最近の打撃風景を見る限り、
お世辞にも「期待可」という評価はできません。

正直申し上げれば、
今の獅子には、
遊びの余裕は全くありません。
本気で優勝を目指す気が本気ならば、
ベストメンバーで行くべきです。

優勝するための確率を上げることを
見据えたメンバーで行くべきです。
当然、投手枠を1つ増やすこともありです。


ハムの加藤については、
4月に西武戦で先発したときは、
5回1/3で失点3、被安打7、与四球2と
そこそこ攻めてはいます。
ただし、昨年は獅子に対して2勝2敗ですが、
4戦中3戦でQS達成、2戦でHQS達成です。
防御率はパ5球団の中で
西武を最も抑えた数値(2.49)に。
になっているように、獅子キラーの一人でした。


ところで、昨年、加藤に抑えられた試合で
加藤に関して、どんなことを書いていたのか?
思い出す意味を含めて抜粋してみました。。。


【昨年記事の抜粋】

なんか、同じようなことを
今日も書きそうな気がしますが、、、


今日の結果については、、、


先発の榎田調子が良くない中、
初回に先制点を奪われますが、
援護無しの苦しい展開
ジリ貧で耐える投球を強いられます。


しかし、今日はとにかく
ハムの左腕投入戦略の術中にハマり
ハム先発・加藤の前に
全くぐうの音も出ず
宮西~石川とつなげられて
シャットアウト負け

これに話は尽きますね。。。


今日は鷹が
カモメ&ZOZO風に大敗したので、
不幸中の幸いで
獅子敗戦の痛手は軽減しました。


正直、ハムも接近しつつありますが、
ハムの場合、戦力を踏まえれば、
鷹のように大型連勝など
尋常ではない常識外の勝率を
残して迫ってくるという気はしません。
しかし、鷹に関しては
9連勝のあと負けを1つ挟んで4連勝とか
尋常ではない勝率を残して
迫る戦力を保有していますから、
ハムに白星を献上しても
鷹が敗れてくれることは
大きいです。
もちろん、理想は
獅子がハムを下して鷹も負けて
独り勝ちすることですが。。。


当然、今日、鷹が勝っていたら
目も当てられませんでした。

ただし、明日の鷹vs鴎の一戦は、
鴎が涌井の先発ですが、
涌井が防波堤になる可能性は薄そうですから、
明日は鷹が勝って
0.5ゲーム差を詰めてくるんでしょうね。


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でも、今日の加藤に抑えられたという結果は、
今日、敗れたということだけではなく、
今後の戦う展開へも
大きな影響を与えそうなもの

になりましたね。


昨日のは、
獅子戦で繰り返し出してくるか?
はわかりません
が、
今日の加藤については、
昨年の実績も鑑みれば、
今後の獅子戦に
繰り返し登板してきそうです。


獅子vsハムの直接対決は
2カードに分けて
残り6試合あるわけなんですが、
週前半に集中しており、
2カードとも
火曜日、水曜日が含まれます。
そして、マルティネス、上沢
土&日曜日のローテですが、
来週から日&月曜日にずらせられます。


すなわち、
今日の加藤の獅子戦好投により、
ハム陣営は、
 9月18日 (火)堀?ほか(不明)
 9月19日 (水)加藤
 9月30日 (日)上沢
 10月1日 (月)マルティネス

 10月2日 (火)堀?ほか(不明)
 10月3日 (水)加藤
と回せるでしょう。


さらにCSで獅子と対戦する場合、
何位通過でCSに挑めるか?がカギですが、
上沢、マルティネス、加藤と
獅子戦へ勝ちを計算できる投手が
増えたこと
を示しましたね。


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さて、今日の獅子威し打線について、
簡単に振り返ります。


最も目立つのは球数の少なさですね。
もちろん、打たれていないので
球数は少なくなるのは当然なんですが、
7回までの1イニング毎の球数は、
10球/回、11球/回、
 9球/回、 8球/回、
 
8球/回、18球/回、
13球/回
7回までは
合計77球(平均11球/回)
しかも、
5回までは毎回3人で処理。
(1安打が出ますが、併殺処理)
おまけに
2~5回表の4イニングは
先頭打者が空三振。

結果として、7回無失点、
被安打2、与四死球0、奪三振6


今日の打線を見ると
1回表
 金子:外角ストレートを打たされ中飛
 秋山:内角シュートを詰まらせて二ゴロ
 浅村:外角低めフォークで空三振
2回表
 山川:低めフォークで空三振
  (緩いカーブでも翻弄)
 中村:外角ストレートを遊ゴロ
 森 :真ん中ストレートを中飛
3回表
 松井:低めフォークで空三振
  その前の抜けたど真ん中フォークは
  仕留められずファウル

 木村:外角低めフォークを引っ掛け投ゴロ
  その前の低めフォークは空振り
 源田:内角高めストレートを詰まらせ三ゴロ
4回表
 金子:外角低めフォークで空三振
 秋山:真ん中スライダーで右安打
 浅村:外角ストレートを打たされて二併殺
5回表
 山川:外角高めストレートで空三振
  その前に低めフォークを空振り
  フォーク待ちの裏をかかれる
 中村:低めフォークを引っ掛け三ゴロ
 森 :高めストレートを右飛
  その前に緩いカーブを見せる。
6回表
 松井:外角高めの抜けたフォークを二ゴロ
 木村:高めストレートで左安打
 源田:真ん中ストレートを遊ゴロ
 金子:高めストレートを捕邪飛
  鶴岡の突っ込んで捕球の好守
7回表
 秋山:真ん中ストレートを左飛
 浅村:内角やや低めストレートを左飛
 山川:外角フォークで空三振
  その前2球低めフォークを空振り
  見送ることができず。


まあフォークに
くるくるさせられましたね。

バットでブン!ブン!です。
山川には、緩いカーブ
タイミング狂わすのに効いておりました。
そのほか、スライダー
チェンジアップも混ぜてきます。
このように変化球が効いてきますから、
その分、ストレートも光ってきます。


結局、絞り込むことができず
個々が勝手にバラバラで
早打ち拙攻を繰り返し、
我々の応援と変わらぬ
バットでGo!Go!作戦

当たって砕けよ!特攻作戦
そのままいとも簡単に
散っていきました。



なお、下表は加藤が各打者に
投げ込んだ球種一覧です。


浅村、山川、稼頭央、木村には
フォーク中心で攻め続け、
裏をかいてストレート攻めも。
左打者の秋山、源田、森には
ストレートとスライダー(特に外角)
攻めてきます。
金子には、
フォーク&スライダー攻めから、
最後はフォーク中心で攻められました。
おかわり君は、
早打ちしすぎて良くわかりませんが、
基本はストレート&フォークの攻めでしょう。


またコースについては、
右打者に対するクロスファイヤー
全般的に内角攻めは、

最後の金子以外、それほど多くないですが、
内角球を1球見せられて外角攻め
の典型パターンが散見されてました。


高さについては、フォーク以外は、
打ちやすそうなちょうどいい高さに投げられて
手を出してしまって凡打なども目立ちました。


とにかく、
まだ再戦は2~3度あるでしょうから、
しっかり策を講じて攻めて
天敵を一人でも多く減じたい
です。


特に残り直接対決CS短期決戦では
天敵の数は大きく響きますから。


とはいっても、
このような苦手、天敵問題は、
田辺政権時代から何度も書いていますが、
昔から変わらぬ問題ですから、
結局、好球必打という名の
我々の応援と変わらぬ
バットでGo!Go!作戦
のままなんでしょうけどね。


でも、加藤以降、宮西、石川と
リレーされましたが、
その三人の中で最も打ち崩せる
可能性が高かったのは
最後の石川だったでしょうが、
時既に遅しという感じで流れも全くなく、
全くダメでしたね。


また山川も相変わらずでしたね。
でも、山川に言うことは一つだけです。
今年前半戦にやってきた
四球を選ぶことを見据えた打席
思い出して冷静に

落ち着いて行きや~!



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投手陣については、簡単に触れますと、
今日の榎田
立ち上がりの初回は、比較的、
球が中に集まりやすかったですね。
そこを西川、太田に痛打され、
鶴岡にはチェンジアップが落ちきれませんでした。


10勝目に向けて足踏み状態が続きますが、
まあ、疲れさえ蓄積しなければ、
問題は大きくないと思われます。


ただ、獅子が苦手な左腕攻略については、
いとも簡単に攻略する
ハムに教えてもらったら?
とも思わされますね。。。。


小川については、
西川や近藤に初物変則効果は
効きませんでしたね。


伊藤については、
回をマタイで
杉谷や渡邊のところで制球乱れましたが、
しっかり抑えました。
初勝利を挙げてから、
自信がみなぎっていい感じで投げています。


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さて、金曜日からメラドに戻って
ロッテを迎えての3連戦に入ります。


おそらく先発は、
雄星、十亀、今井(ウルフ?)

という感じで来るでしょう。
ただし、次の週末に
鷹との直接対決が控えております。


すなわち、
鷹との直接対決を見据えて
ローテを再編する
なら、
融通性が利くロッテ戦あたりから
駒を動かしていかないと
苦しくなります。


例えば、十亀に関しては、
鷹戦で登板したときには、
松田という大天敵を抱えております。

しかし、佳境となる直接対決カードにおいて、
自チームを盛り上げてしまう松田にだけは
絶対に火をつけてなりません
ので
正直、鷹の火を燃やす油となる十亀は
投入しにくいです。
ところが、十亀の場合、
今年は未対戦でも、昨年あたりは
雄星に次いで鷲戦を大得意としていました。


それ故、来週、十亀には
鷹戦ではなく金曜日の鷲戦へ登板してもらいたく、
ただし、そのためには、
今週、金曜日に登板させるには、
先週登板からの間隔が中5と詰まりますので、
今回のロッテ戦カードを見送って、
そのまま来週の楽天戦へ直行させたい
です。


一方、雄星は今週金曜日投げて
次週、中7日で鷹戦へ登板すればよく、
今週ロッテ戦の残り2戦は、
来週の鷹戦登板を見据えて
ウルフ&今井という形などを試みたいですね。