下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

ロッテ戦は雨天中止。雄星もスライドは気持ちを入れ直すので面倒だが、中5日強行よりはマシ。他選手も連戦の疲れを癒やせる。ただ鷹はやはり侮れません。第二次天王山で『獅子が優勝を決める!』意気込みが必須。ところで話は変わりますが、来年は覚醒してもらわねば困る大器『光成』の今は?

今日のZOZOでのロッテ戦
雨天中止になりました。


このまま雄星が明日スライドしますが、
もちろん、スライドすることは、
気持ちを入れ直すのでしんどいです。
しかし、今日の雄星は
中5日の強行登板でした。
今年の雄星肩回復の遅さや、
試合でもセーブして投げる面がありますように、
間隔を詰めることは
リスクが伴います。
それだけに、今回の雨天中止により
スライドで負担が増す方
中5日強行軍よりマシです。


また緊張度高まる天王山を含む9連戦でしたから、
この雨で一休みできます。(特に中継ぎ陣)


そりゃ、今の勢いを途切れないようにしたいですが、
疲労により肝心な終盤やCSで
下降線を辿る方が影響が大きいので、
ここで休めた利点の方が大きいと思います。


もちろん、
今日の代替はいつになるか?わかりません。
来週の7連戦につながらなければ、と思います。
9月は日程が調整できず、
ロッテ&西武の双方が空いているのが、
鷹&ハムとの7連戦の翌日10月4日
翌週の10月9日であり、
あとは12日以降です。


10月4日になると、
獅子は8連戦になってしまうので嫌ですね。
ただし、ロッテは10連戦になってしまいます。
10月9日になると、
獅子は最終戦が6日ヤフオク鷹戦なので、
特に問題無い日程です。
(CSファイナルは17日以降)
一方、ロッテの方は7連戦です。


できれば、10月9日になり、
最終戦として消化試合になればいいです。
2軍の若者を試すのに使ってもいいし、
CS調整試合にしてもいい
ですから。


でも、今日の鷹vs公戦は
すさまじい殴り合い
でしたね。
鷹も初回に4点を失って、
2点返すけど、その直後に2点獲り返され、
ホームはハムですから、
試合の流れはハムにあった
と思うのですが、、、
鷹は打撃戦を
渋太く打ち勝ちましたね。
これで鷹は獅子戦以外で
地力と執念を示す三連勝。

次の鷹との直接対決は
第二次天王山
見込まざるを得ない可能性は高いです。
その第二次天王山で、
獅子が優勝を決める!
意気込みが必須です。
万一、鷹の逆襲により
そこで三連敗なんてやらかしたら、
最終戦ヤフオク決戦に
持ち込まれてしまいます。


まあ、実際に優勝を決めるのは、
札幌のハム戦あたりが現実的かもしれませんが
逆に第二次天王山で
「何が何でも!」と力んでしまったら
先日の第一次天王山の逆になるので
当然、力まぬようにすることが肝心です。
(最悪、ハム戦で決めるというゆとりも肝心ですが)


ただヤフオクで決めるのは避けたいですね。


ホームで決めたいという強い意志を持ちながら、
第一次天王山と同様に
結果を恐れない気持ちで挑みたいです。


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ところで、今日はゲームが無いので
2軍にいる光成について、
述べてみたいと思います。


光成は、なかなか台頭できませんが、
潜在能力の高さは折り紙付きですから、
将来、投手陣の中心に
なってもらわねば困る存在
です。


話は早すぎますが
来年、雄星は渡米の可能性が高いので、
来年の戦力としては居ないもの
考えざるを得ません。


また外国人にしてもアテにはできません。
ウルフは現役続行するのか?
年齢的勢いがどうか?
ファビオは肩の故障がどうか?
もありますが、
抑えをやらさせたときの騒動、
監督の「ファビオ批判」により
首脳陣への不信感がありそうですから、
帰国する可能性はあり得ます。
契約が切れますから、
そのまま帰国する可能性もありますし、
もしかしたら、大人の事情で
留学期間終了~台湾球界デビュー
あるかもしれません。


とりあえず、来年の先発陣の戦力は、
まずは雄星や外国人を除いて考えるべきで、
雄星や外国人は付加価値的に見ざるを得ません。


とはいっても、
来年は、まず多和田、今井、光成
エース格の中心的な三羽ガラス
になってもらわねばなりません。
少なくとも、
その三羽ガラスが全員が二桁勝利
三人合計で40勝を挙げて欲しいです。


その三羽ガラスに榎田を加えて
カルテット二桁勝利!合計50勝

あとは十亀、高木勇、誠、伊藤らの
サブ集団で補完していく。


これが実現すれば、
あと外国人の付加価値を加えて
獅子投手王国の誕生です!


そのためには、
来年には光成が覚醒!がマストであり、
光成のデキがクリティカルになります。
(今年はそのために礎づくりに専念)


光成について、
想定される主な課題は、
ダイナミックな
フォームを取り戻せるか?

そのフォームを固定できるか?
1軍戦でも焦らず力まず
自分の力を発揮できるか?

ウジウジと自滅しないか?
(与四球数は一つのバロメータですね)
が挙げられます。



光成の投球フォームについて、
先日のブログで記載したものを再掲します。
(最新が今年の7月31日)

詳細のコメントについては、
先日のブログ(下記)をご参照ください。


細かいことは色々ありますが、とにかく、
光成が良い時の投球に関して1つ言えることは、
光成の投球フォームで
ダイナミックに投げ込んだときの
最後は、
ドスコイ体勢になっているんですよね。
局面次第(バントされたときなど)で
これが常に良いとは言えない場面もあります
が、
光成のダイナミックさを見るのに
一つの目安になっています。

↑↑↑良かった時の2016年6月の
DeNA戦で筒香から奪空三振時。


さて、最近は9月に入って
2軍戦で好投しております。


一昨日、19日は崩れましたが、
その前の2戦が
6回無失点、8回1失点と好投しています。
ただ、12日ヤクルト戦は与四球がちょっと多い?
という気もしますが。


そこで、そのヤクルト戦における
投球フォームを見てみたいと思います。
初回の2番打者・藤井に対してですが、
このとき見三振を奪っており、
それを決めた最後の投球が
力強い球を放っていました。

このときのフォームを見ると、、、


これを見ると、
姿勢が良く、軸が真っすぐになっていますが、
立投げ傾向、重心が高い投球になっており、
この特徴は7月とあまり変わっていません。


そこで、着目したいのは最後の写真です。
右足は着地をしていませんが、
光成のダイナミックさを見る一つの目安である
ドスコイ!になっています
その前の投げ切ったときの姿勢
前への推進力が強く、躍動感が見られています。
実際に、このときの球は力強く
相手が手を出せずの
見三振を見事に奪っていました。


それだけ
ダイナミックに投げ込んだ!
と評価できます。


しかし、その次の渡邊に対しては、
初球を変化球でカウントを稼ぎ、
2球目を同様に力強い球で空振りを奪って
簡単に追い込んだのですが、
そのあと、カウントを悪くして
与四球で歩かせました。


そのとき、最後に投げた投球については、
リリース時手離れ後姿勢
前日した藤井から見三振を奪った時より
軸が真っすぐでいいのですが、
躍動感が減じています。
当然、最後のドスコイ!

は見られません。

すなわち、右の渡邊に対しては、
フルカウントになっていたので、
制球に気をつけて投げた結果
といえるわけですが、早い話、
四球は与えたくない!
という気持ちが強くなりすぎたため、
変に慎重すぎてしまって、
こじんまりしたフォームとなり、
ダイナミックさ、躍動感を
失った投球という印象です。
(ファビオが制球を気にして投げるときと同じ)
その結果、
力強い球にはなっていません。
おまけに、
ストライクを外して歩かしてしまします。


これが球数嵩んで中盤で見られた
というならば、まだしょうがないですが、
初回の二人目、三人目と連続した打席です。
もちろん、
立ち上げだからしょうがない
という見方
もありますが、
エース格の存在になるには、
立ち上がりだからこそ
安定して欲しいところ
です。


前回1軍のオリックス戦で負けて
2軍へ降格したのですが、
そのとき、辻監督が
自分のリズムに乗るまでは
やられてしまう、では困る

と指摘されています。


やはり、覚醒するためには、
フォームが
安定していないことが課題
であり、
それを安定できるよう
しっかり土台を築かねばなりません。


光成の投げ方は、
光成の長身、長い足を考慮すると、
基本的には、自然の流体にならず、
どこかぎこちない不格好なフォームなので
力学的に不安定なバランス構造です。
それに加えて
メンタル面が弱いため、
(すぐテンパる、自信が無い)
ただでさえ、
崩れやすい不安定なバランスなのに。
変な力みがさらに入って
すぐ崩れやすいです。


それ故に、
しっかりとフォームを
安定させること、
そのための礎を築くことに専念しないと
いつまでたっても覚醒は遠のきます。


現時点でまだ礎は
盤石ではないと評価します。
マストである来年の覚醒まで
時間はあるようでありません。

不動の礎を築いてほしいです。