下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

★★★★ロッテ24回戦(ゾゾ)★★★★ 前半は不調先発の双方が防戦展開(双方打ち損じ合戦)~イーブン時の終盤と嫌な場面で職人に偉業を決められて窮地に追い込まれるが、土壇場で獅子が底力を発揮してアグーの遠慮なきエグい『KY大逆転弾!』8連勝でM7に。でも鷹も負けない。。。今井は粘投するが、やはり中5の影響有り。まだ3つ山が残る今、故障持ちに間隔詰める無理強いは禁物。24日は高木勇に2軍ではなく1軍の楽天戦に先発させるべき。

1日中止で間が空きましたが、
9連戦カード最終戦の今日を勝ち、
8戦8勝マジックを7にしました。

でも、鷹軍団はヤフオクで猛牛軍団を撃破し、
第一次天王山以降が4連勝。
松田のタイムリー、デスパ&グラシアルの一撃
相変わらず、脅威な存在です。
1つ2つでも負けてくれると助かるのですが。。。
やはり決着は
来週の第二次天王山ですね。


さて、今日のスタメンは、、、

福浦が二千本安打に王手をしたので、
今日は鴎党で溢れる完売状態だったみたいです。
当然、福浦が決めれば、
ロッテへの流れが一気に傾きそうな雰囲気
です。


で、今日の結果については、
ロースコア展開になる埼玉vs千葉決戦。
前半は今井&二木とも調子良くない中、
双方で耐え凌ぐ防戦展開に。
まあ早い話が、
双方とも決め手欠く展開、
打ち損じ合戦でした。

鴎が先取点を奪わうものの、
獅子がすぐさま同点に追いつき、
中盤には、獅子が勝ち越すものの、
その直後、鴎に追いつかれ
シーソーゲームのロースコア展開。
しかし、終盤の8回裏
先頭の福浦が見事な右二塁打で
チャンスメイクして
二千本安打を決められます。
これでロッテも勢いに乗り、
こちらのバント処理ミス(悪送球)もあり、
ロッテが勝ち越しに成功。
球場一体は福浦デーの盛り上がりで
獅子は不利な状況となり、
窮地に追い込まれます。

福浦選手、
2000本安打おめでとうございます。
ロッテにとって絶好な場面に
見事なチャンスメイク決めながらの
偉業達成はさすがです。


今日は清宮が打ってないから
明日スポ紙一面を願ってます。


でも、試合の方は
獅子威し打線は、崖っぷちで
山賊としての底力を発揮します。
金子、秋山の執念のヒットにより、
逆襲チャンスを築き上げます。
源田、浅村が倒れて
二死まで追い込まれますが、
4番山川が土壇場で
KY逆転3ラン弾を放ち

結局、8連勝。

◆詳細結果(投手陣)

◆詳細結果(打撃陣)

まず今日の今井については、
決して状態が良いわけではなく、
打線の援護もなかなか得られない
苦しい投球でしたが、
6回を2失点でクリアしてQSを達成し、
先発として試合を作りました。
結果は、粘り強く好投したと言えます。
ただし、ロッテ打線が
重ねる打ち損じにも助けられたのも事実です。
それはロッテの二木にも言えるでしょう。


今日の今井の投球については、
抜け球、逆球が目立ち、
制球が定まらぬ傾向
にあり、
真ん中付近でないと
ストライクを入れられぬ状態
に。
正直、いつ陥落しても
おかしくない状況
でした。
一応、5回裏立ち直って
三者凡退にしっかり抑えます。
ただし、6回裏
スタミナ切れであり、
限界を超えており、

気力だけで投げていました。


辻監督は今井について試合後に
「途中でストライクを取りにいって
 腕が下がってシュートする。
 でも中盤から気持ちも出ていたし、
 ボールも低めにきていた。

 同点タイムリーは残念だったけど、
 攻めた結果だし仕方ない。よく投げた」
と労いました。


少なくとも
中5日強行登板の影響はあったと思います。
前回の疲れが癒えていないから
腕が下がってしまい、
今日のような制球定まらぬ投球
になっていることは伺えます。


まず前回の登板は、
普通の登板ではなく天王山の大決戦でしたから、
いつも以上に疲れが蓄積していたでしょう。
その中で間隔を詰めての登板ですから、
その疲れが溜まっていてもおかしくありません。
先月にオリ戦→ロッテ戦で中5登板をしていますが、
前回戦った相手(鷹)のレベルが高く、
緊張度も高まる優勝争いの真っ只中なので、
先月の中5日登板と
今回の中5日登板は
状況が全く違います


そして、少し前までは
中5日登板も普通でしたが、
今井の肩が強ければ、それでもいいでしょう。
しかし、今井は、
昨年、キャンプA班に入って
張り切って投げすぎたら肩を痛め、
その後、5月、8月も痛めており、
昨年1年間で
3度も右肩を負傷している
故障持ちのタイプです。
今は完治しておりますが、
よほどのスクランブル状況下でない限り、
無理強いは禁物です。


中には間隔を詰めた方がいい人もいますが、
中6日の方が中5日より条件は良く、
故障持ちの今井にとっては、
できることなら
中7日でも欲しいところです。


もちろん、
今は優勝争いが佳境となる
緊迫感が高まる瀬戸際の時期であり、
確かに
多少の無理はやむを得ない面はあります。


ただし、獅子が目指すべき目標が
「日本一」の栄光であることを前提にするならば、
今のリーグ優勝争いに続き、
CS、日本シリーズと
乗り越えるべき山は
まだ3つもあり、
1ヶ月は続きます。
これがここを乗り切れば
あとはお休みというなら
無理強いするのもやむを得ないでしょう。
また、今の獅子が
背に腹は代えらぬ崖っぷちの
追う立場にあるならば、

無理強いすることもやむを得ないでしょう。


しかし、今の獅子は、
確かに鷹が負けない脅威という現実はありますが、
試合前にマジック8ですから、
残り試合12個のうち
4つは負けてもOKの立場です。
すなわち、3勝全勝ペースでは無く、
2勝1敗ペースでOKの立場です。


そのように立ち位置にいる獅子
まだ山が残っており、4つは試せる時期
ローテの谷間となる今日のような試合では、
わざわざ無理して状況が不利となる
間隔を詰めたローテ
にする
よりも、
1.5軍や2軍のレベルの
その他戦力を試すことにより、
主力陣に余計な疲れを
蓄積させず、
あわよくば、
それで勝って
新勢力の台頭も期待できます
もし、この時期に新たな勢力が
台頭してくれれば、もの凄く助かりますが、
さすがに試すことせず
大舞台でいきなり使うことはなかなか難しいです。
そのような新勢力の試行は、
4つ負けても大丈夫という立場にある今
だからできる話ですが、
さすがにCSや日本シリーズでは試せません。
しかも、伊藤でも、高木勇でも、
その谷間に入れれば、

主力は中5日で出なくても済みます。
で、伊藤でも、高木勇でも
もし好投してくれたら儲けものであり、
かつ、この後のCSや日本シリーズにおいて
新たな戦力強化になる期待も膨らみます。


すなわち、今の時期に、
今の立場であるならば、
ローテ間隔を詰める策を

わざわざ講じる必要性は無く、

むしろ、
残る第二次天王山という山
主力陣が万全な状態で登り切ること
(万全じゃ無くとも余計な疲れを溜めず)

そして、まだ先にそびえる
CSや日本シリーズという山を見据えて、
新たな戦力強化が
できるかを見極めることが大事です。


今、無理強いをさせて最も怖いの
第二次天王戦も控えている今、
登板後の試合に
影響が出るリスクです。

まあ中6日でも
前登板の影響が残るかもしれませんが、
中5日よりはマシであり、
わざわざリスクが大きい方を
選ぶ必要性も無いし、
中継ぎ陣の采配なら
試合展開に左右されるところもあり
やむを得ない面はありますが、
先発陣の布陣ですから、
自分たちの考え方一つで
簡単にできる施策です。


来週の24日(祝・月)の楽天戦
変則日程で曜日がズレているので
ローテの谷間になります。


ここでも
多和田、榎田の中5日強行による
楽天2連戦先発が懸念されます。
しかし、前述したとおり、
4敗できる立場であることと、
先発陣の駒数も少なくなっており、
新たに下から戦力補強が欲しいから
誰かを試してみたいこと、
多和田だって大学在籍中に、
榎田も大昔ですが、
肩を痛めた故障経験者ですから、
この楽天戦で
間隔を詰める無理強いは

その試合そのもののみならず
その後の戦いも見据えて
リスクの方が大きい施策です。


一方、中6日以上の間隔を開けて
24日に先発できそうな投手は、
伊藤高木勇しかいません。
まあレベルを下げれば、
國場もいますけど。。。
ただし、2軍の方は
今日22日~24日の3連戦
仙台遠征で楽天と戦っており、
高木勇は
その遠征に同行しています。
ここからは推測ですが、
高木勇の前回登板は16日(日)なので
23(日)の2軍楽天戦
先発するのではないでしょうか?


何か1軍と2軍の連携が
適切に図れているようには見えません。


ちなみに
今日22日(土)の2軍楽天戦では
中6日で郭が登板したらしいですが、
今日の郭は打ち込まれており、
2回2失点、3被安打(うち被本塁打1本)
1与四球、3奪三振だったようです。
初回は聖沢やペゲーロを抑えて
三者凡退の立ち上がりでしたが、
2回に崩れたようです。


話を戻しますが、
高木勇同じ楽天戦に出すなら、
23日の2軍戦ではなく
24日の1軍戦に出して欲しく、
まあ伊藤&誠のセットでもいいですが、
マイナス面しかない施策、
多和田や榎田の

中5日特攻作戦は回避すべきです。


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一方、中継ぎ陣については、
野田~平井~小川と1イニングで
3人も投じることになりますが、
小川が回をマタぎ、最後はヒースで締めました。


小川は、
福浦に決められた男
になってしまいましたが。
その前の二千本安打達成を
内川に決められた男は武隈ですが。
まあ、小川は打たれた直後、
球場の鴎ムード高まる中、
バント処理で悪送球とパニクりました
が、、、
その後はしっかり抑えました。


心配なのは
野田&平井の名コンビです。


野田については、
もともと雑なタイプ
制球難の課題を有してます。
でも、疲労が増すと
もっと制球が苦しくなり、
球にも力がなくなります。

今日の野田は、
逆球になったスライダー
見事に打ち込まれました。
2球目の外角低めスライダーで
空振りを奪っている面は良いのですが、
2人目はバントだったので、
今日の投球では明言できませんが、
疲労感から投げ切れていない面は否めません。


ただ、左打者だからという理由で
7回頭に野田を投入しましたが、
平沢は、右投手に対しては打率0.208ですが、
左投手に対しては打率0.279なんですよね。
まあ出塁率は左右別で大差ありませんが。
(右投手の方が与四球率が高い)


そして、
問題が深刻なのは平井の方です。
ストレートやシュートが抜けていたり、
スライダーもキレが甘くなって
制球も真ん中に入ってしまったりと。
平井については、疲労が増すと、
身体の開きが早くなり
スライダーのキレも不足してきます。
まさに今日の平井の投球は
疲労の影響が
モロに露呈されていました。
次の鷹との第二次天王山での登板
やむを得ないにしても、
鷲戦においては、
登板を我慢すべきです。

そして、第二次天王山後は
休ませた方が良いです。

このままだと、
交流戦の頃のような、
下手したら
それ以上の不振に
陥るおそれがあります。


ヒースは、
ちょっとボール球が目立ちましたが、
まあGood Job!、祝 10セーブ!ですね。


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獅子威し打線については、
相手の二木をなかなか
打ち崩せませんでした。


今日の二木については、
初回があっさり三者凡退に抑えられますが、
フォークやストレートなどが
抜け球になっていたり、
制球も定まっていませんでした。
同点打を放った木村の打席でも、
抜けたフォークが
ど真ん中に入る失投でしたね。
二段モーションで
ゆったりとしたフォームなんですが、
力んでいたのか?
手離れが早かった
ようにも見えました。


ただし、二木の武器である
コース一杯に決めるストレート
たまに見られており、
3回表に粘った秋山も
見三振を奪われました。


しかし、今日の二木については、
苦手にしていたときと違って
打ち崩せぬ投球では
決して無かったでしたが、
こちらがフォークを意識しすぎて
ストレートとフォークで迷走し、
そこでスライダーで打たされてしまったり、
絞りきることができず、
打ち崩すことができなかった
という印象です。


でも、今日は福浦が二千本安打を決めて
ロッテが流れを終盤につかみ獲り
ホーム地の利も活かしたロッテが
勝ちそうなムードが高まりますが、
まあ1点差で最終回を迎えたこと
大きかったですけど、
崖っぷちの土壇場で
4番打者の一撃により
一気に逆転してしまう
のですから、
まさにマンガのような劇的な攻撃。


恐るべし獅子威し打線ですね。


辻監督の試合後談話では、
山川逆転弾について
あのファウルから修正して、
 変化球に対して開かずよく我慢した。
 源田も(犠打失敗があったけど)救われただろう」
とコメント。


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残り試合の優勝ラインについてです。


ソフトバンクが
1つでも2つでも負けてくれると
かなり楽になるのですが、、、、


※参考までに、万一、
 鷹との残る直接対決4戦で全敗した場合、


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西武ライオンズとは関係ありませんが、
秋競馬が既に始まっており、
今週は大舞台の菊花賞や天皇賞・秋に向けての
前哨戦であるGⅡ戦として、
東の中山でオールカマー、
西の阪神で神戸新聞杯が行われます。


でもGⅡ戦ですが、
東のオールカマーの方では
昨年のダービー馬と皐月賞馬が
西の神戸新聞杯の方では
今年のダービー馬と皐月賞馬が
対決します。


まあオッズは低く、
堅そうな決着になりそうですから、
見応えはある一戦なので、
馬券は買うより見るレースかな、
という印象。


まあ馬券を超えて
少しワクワクしております。


買うならオールカマーで、そちらは、
昨年のダービー馬の弟が
先週、同舞台のセントライト記念で
2着止まりで勝ちきれませんでしたから、
選ぶならトリッキーな中山で皐月賞馬ですが、、
第三の馬が台頭する気も。。。