【日刊スポーツ記事より】『心は熱く、頭は冷静に』頼れるリードオフマン。昨夜の秋山の強振には「結果を出すんだ」という気迫に加えて、冷静に判断した意図・計算、そして覚悟があったんですね。さすがです。明日からの頂上決戦「第二次天王山」、まあその先のCSに控える「第三次天王山」の頂は高く、それらの連山を乗り越えなければ目指すべき栄光はつかみ獲れない。そのように高きレベルの戦いになるだけに、そのリードオフマンが示す『心は熱く、頭は冷静に、そして覚悟を決める!』姿勢をチーム一丸で浸透し行動できれば、栄光をつかみ獲る獅子にとってそれほど心強いことはない。
秋山満塁弾で勝利を得た昨夜。
そこで昨日の本ブログの記事では、
まあ秋山のことですから、
問題視するまでに至らないと思いつつも、
秋山の強振に関する懸念を記述しました。
昔、秋山は、本塁打を打つと、
納得せずに『悪い兆候』と良く言っていましたからね。
しかし、これは杞憂でしたね。
昨夜の強振には
結果を出すんだという気迫に加えて
秋山らしい冷静に判断した意図、計算と
それを思い切り行動する覚悟があったんですね。さすがです。
そのことが書いてある記事がありました。
(最後参照)
明日から第二次天王山が控えています。
その後もCSでも鷹と対戦するでしょうから、
第三次天王山も控えています。
この鷹の尋常じゃない強さにより
それらの山は遙かに高いです。
そのように高きレベルを戦うだけに、
リードオフマンが示す
『心は熱く、頭は冷静に、
そして覚悟を決める!』姿勢を
チーム一丸で浸透し行動できれば、
それほど心強いことはない、と思います。
もちろん
それが一番難しい話で
やるは難し、言うは易しではありますが、
そのような姿勢は、
これだけ高いレベルの戦いだからこそ、
勝つためには必至なことです。
そして、獅子にとって
そのような高レベルな戦いをすることが
今後の大きな大きな糧となり、
それが出来るようになれば、
勝負処でもっと勝負強くなり、
チームも強くなって行きます。
西武秋山仕留めた満弾は2点差だから出来た直球待ち
[2018年9月26日7時28分 ] 日刊スポーツ
西武が誇る山賊打線の真骨頂だ。ビジターでの楽天戦は、敗戦濃厚の9回から反撃を開始。1死満塁とし、1番秋山翔吾外野手(30)が逆転の22号満塁本塁打を放った。今季の楽天戦を19勝6敗と大きく勝ち越し、チームは10連勝。ソフトバンクも7連勝と負けないが、自力で優勝マジックを「5」に減らした。10年ぶりの歓喜へ、休むことなく歩を進める。
土俵際だからこそ、思い切りたたきにいった。2点を追う9回1死満塁。秋山は外寄り高めの直球を振り抜いた。舞い上がった打球は左中間席に吸い込まれた。決勝の22号満塁弾。「最高の流れで回ってきた。もし1点差だったら、違うバッティングをしないといけないですが、あそこは真っすぐが来るもんだと、思い切って振りにいきました」と力強くうなずいた。
この打席ばかりは、いつもの理詰めを気迫が上回った。「高めを打ったなという感覚はあったけど、コースは分からない」。配球、軌道などを元に緻密な戦略を立て、技術で仕留める-。普段の秋山からはなかなか聞けないひと言。リーグ制覇へカウントダウンに入り「ここまで来たら、もう調子が良かろうが悪かろうが。結果」。覚悟が、土壇場で決めたプロ初のグランドスラムにつながった。
「らしさ」も忘れていない。本塁打の1球前。150キロ直球をフルスイングし空を切った。「(楽天森原は)球持ちがよくて(上体を)前に出された分、差された。タイミングだけとって、強い球を前に飛ばせるように」と冷静に修正。そして、思い切って振ったのは「犠牲フライではダメなケース」とアウトカウントと点差を、しっかり考えての上だった。
初めて経験するマジックも「まとめては消えない。1試合1試合をしっかり戦うしかない」と受け止める。気持ちの変化を挙げるとすれば「10連勝という感覚ではない」ということ。優勝を争う中で1つ勝つ難しさ、重さを実感するからこそ、去来する感覚だった。
マジックを5に減らし、27日からは本拠地での2位ソフトバンク3連戦。最短Vは29日となったが「とにかく目の前の試合。ホームで決めることは、そう簡単ではない」と足元だけを見つめた。10連勝中の獅子と7連勝中のタカがぶつかる正念場。「自分の役割をやるだけ。変わらずにやっていきたい」。心は熱く、頭は冷静に。頼れるリードオフマンが、10年ぶりの頂点へ引き上げる。【佐竹実】
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