下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【CS1st2回戦(鷹vs公)】ハムさん、意地を見せて第三戦まで持ち込んでくれてありがとう。第三戦はさらに激戦と化して欲しいですね。あわよくば『ハムさん、所沢へいらっしゃ~い』/今日の髙田は獅子にも教訓になりますね。まあ鷹の方は分裂してくれるとありがたいですけど。

CSファースト2回戦
ソフバンvs日ハム


このまま
鷹が連勝してCS1st突破を決めるか?
第三戦までもつれこむか?によって、
CSファイナルへの影響が違ってきます。


今日のスタメンです。


今日の結果については、


試合の方は
おにぎり君の左ポール直撃の先制ソロ弾と、
鷹の髙田の二度にわたる守乱に伴う追加点
ハムがリードしますが、
試合のムードは、ヤフオクということもありますが、
鷹の方がリードしているような雰囲気、
ハムの方が勝てる雰囲気にない様相に感じまた。
やはり、ハムが千賀らを攻め落とせず
攻撃がチンタラ状態になっていたからでしょう。


千賀も立ち上がりは、
球の速さは出ていたのですが、
制球が決まらず、高め傾向にあり、
決して好調という雰囲気ではなかったですから、
そこに西川の走塁ミス
フォークの迷いからの拙攻も目立ちました。
ただし、ファウルで粘り、
球数を嵩ましたこと(5回96球)
鷹もやりにくさを与えました。
ハムの打力では、
球数を嵩んだ千賀を攻め落とせなかったですが、
獅子の打力なら陥落させることができるでしょう。
それだけに球数を嵩ませることが大事です。


ところで、話は変わりますが、
セ・リーグのCS1stの巨人vsヤクルトでは、
ヤクルトさん、巨人・菅野に
最後の試合でノーノーを被りましたね。
まあ、ヤクルトも
早打ち拙攻を重ねましたね。


イニング別の球数を見ると、
11、9、12、15、11、
10
、25、13、球/回
です。
さすがに早打ちで
球数を節約させすぎです。


話を戻しますと、
4回裏に中村の一発で
1点差まで追いつめられます。
ただ、あんなバットの先で
よく飛ばしたなぁ、球が飛ぶなぁ
という印象です。


で、ハムが追加点を挙げられない中、
7回裏には
デスパが三塁線に鋭い打球の二塁打を放ち、
その後、グラシアル、松田と打ち獲るけど、
ミスを獲り返したい髙田
同点タイムリーを打ち込みます。


これで鷹の追撃ムードが高まりますが、
その直後の8回表二死から
西川~大田~近藤の三者連続二塁打で
逆転に成功しました。
正直、大田の打席では、
2球目、3球目の外角フォークの空振りを見ると、
打ち気になって空回りしていたから
打てそうにない印象がありました。
3球目なんて、球とバットが
30cmくらい離れての大振り空振りでした。
しかし、何とか粘る中で、
加治屋が高めに投げミスをしてしまい、
それを捕らえて勝ち越しタイムリーを放ちましたね。


その後は宮西が調子よくないものの、鷹を抑え、
最後は石川が危なげなく鷹を封じました。


これでCS1stは
第三戦までもつれることになり、
鷹も、ハムも
消耗せざるを得なくなり、
獅子にとって好都合の展開です。


明日は、SB東浜vsハム杉浦です。
杉浦は実績に乏しいですが、
杉浦というと、
先日、優勝を決めた9/30に
獅子威し打線は抑え込まれましたね。
(5回無失点、被安打3、与四球1)
また杉浦は鷹に対しても
5回をノーヒットで無失点に抑えています。
(ただし与死球は1つ)


CS1st突破は
鷹が濃厚という気もしますが、
ハムも序盤はまだ堅かったですが、
終盤は開き直っただけに、
『もしかしたらハム?』
あるかもしれませんね。


まあファイナルでは、
ハムと戦った方が楽でありますが、
鷹の方が気になることは否めません。
今日は千賀が111球を投げ、
嘉弥真、スアレス、加治屋、大竹
リレーしました。


これで武田、石川、大竹
第二先発で中継ぎとしてフル回転しそうなので、
先発として残るのは、
バンデン、ミランダ、千賀、東浜だけでは足りず、
高橋、松本あたりも引っ張らざるを得ないでしょう。
(下手したら中田とかも?


1stの武田、石川、大竹の投入状況を踏まえると、
少なくとも、ファイナルでは、
緒戦は当初の予定通りバンデンが先発し、
2戦目は中4日でミランダを投じるか?、
アンダースローの高橋や松本、中田らの
誰かを出すのか?ですね。


松本中田ならラッキーです。
(中田には8月抑えられましたが)
高橋に関しては、
アンダースローで打ちにくい面はありますが、
実際、リーグ戦で獅子は打ち込んでいます。
また4回1/3を投げた8/2も1失点でしたが、
このとき与四球5、与死球1とあるように
制球を乱していました。
このような制球乱す課題は、
大舞台だと十分致命傷になる話
ですから、
こちらが本拠地での大舞台なら、
勝算は高まるので、
むしろ出てきてくれた方がラッキー
というイメージがあります。


やはり、ミランダが中4日でも
登板してくる方が身構えてしまいます。
ただし、ミランダを中4日で第二戦に投じても、
そのときは今日のヤクルトのように早打ちはせずに
球数を嵩ませる戦法で行けば、
突破口は見えてくる可能性が高い
です。
逆に中5日で第三戦に出てくる方が
中4日で第二戦に出てくるより嫌ですけど。


また鷹にとって、高橋らを使わないと、
第3~4戦は、千賀や東浜も
中4日で出さざるを得ません。
第5~6戦になると、バンデンも中3日とか
特攻ローテにならざるを得ません。
それを考えると、鷹は
第二戦を中4日でミランダが出てこようが、
高橋らをどこかで使わざるを得ないです。


それを考えると、
ファイナルの鷹先発の布陣は
緒戦にバンデン、
第2戦に高橋ほか
第3戦にミランダ(中5日)
第4戦に千賀(中5日)
第5戦に東浜(中5日)
第6戦にバンデン(中4日)???


第6戦は不明ですが、上記先発の状況次第で
獅子の苦手気質がある
武田、石川、大竹の第二先発が
フル回転で出てくるのでしょうね。

獅子にとっては
第二先発が苦手気質を有しますから、
攻撃が中だるみしやすいかもしれません。
それ故、序盤に第一先発から
奪えるものは全て奪う、
序盤のチャンスは無駄なく活かす
天王山のときのように鷹の十八番である
先手必勝が欲しいです。


またハムさんには
第三戦で石川(武田、大竹)を
消耗してくれると助かります。


もちろん、鷹が武田、石川、大竹の
第二先発を最も求めるところ
バンデンの緒戦よりも
高橋らの第二戦であり、
間隔を詰めざるを得ない第三戦以降も
第二先発の働きが必要
になってきます。
それを考えると、
ファイナル緒戦では、
バンデンを早期降板させて
第二先発を消耗させること
ができると理想です。
もちろん、大量リードになると
敗戦処理が出てきて、となりそうですが、
武田、石川、大竹をブルペンに入れているので、
あとは森、嘉弥真、加治屋、スアレスとかなので
第二先発はビハインドであろうが
出て来ざるを得ません。
だから、序盤に大量リードできれば
第二戦以降にも影響を及ぼさせること
が見込め、超理想的な展開と言えます。


まあいずれにしても、
ファーストの舞台を
第三戦に持ち込んでくれたのは、
獅子にとって朗報です。

その第三戦が優勝したチームの優位性の一つ、
2位3位チームの不利な点でありますから。


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ところで、今日の試合で鷹は敗れましたが、
今宮の代替で入っている髙田の働きは
見習いたい所鷹へ期待できる所
2点ほど見どころがありました。


4回表
先頭の大田が遊ゴロコースでしたが、
髙田の悪送球により出塁を許しました。
その次の近藤の打席では、
ハムはランエンドを仕掛けますが、
近藤が空三振し、走者は甲斐キャノンで
走者もアウトのタイミングでしたが、
髙田が捕球した球を走者との接触でポロリ。
ハムにとっては、
この紙一重の差が大きく効き、
貴重な追加点につながりました。


当然、この髙田の2度に渡る守乱は
鷹にとって大きな痛手でしたね。
大舞台が故にさらなに痛いところでした。
しかも甲斐が激怒していただけに
そうなると髙田も焦って
守打ともにさらに空回りしそう
なんですが、
髙田も切り替えて
雪辱晴らすべくその悔しさをバネにしましたね。


その後の髙田は、
5回表に中島の当たりをダイビングキャッチ

5回裏にやや内の甘いカットボールの初球を
思い切り引っ張り右安打。

(打ち気満々なだけにハムも警戒心薄かったが)
7回表、アルシアのポテンヒットになりそうな打球を
高田がジャンピングキャッチ。

7回裏二死三塁で三遊間抜く同点タイムリー。


もちろん、髙田は負傷中の今宮の代替役ですから、
競争意識が高いのでしょうが、
下手をすると、その競争意識が焦りになって
ボロボロになる懸念があるのですが、
うちにもそのパターンが多いですが)
髙田の方はその競争意識が
良い方向になっていましたね。
冷静に獲り返してやる!と思えるところ)


もちろん、
大舞台だからこそミスはいっそう痛いのですが、
大舞台だからこそミスがつきものであり、
大舞台だからこそミスをした後の
いかに冷静に萎縮せず
獲り返す行動を実行できるか?
が極めて大事なところであり、
今日の髙田のプレーは、獅子にとっても
大舞台で戦う教訓になりますね。


そして、もう一点、鷹へ期待できる所ですが、
4回裏に甲斐キャノンで盗塁を刺せたところを
髙田が球をこぼしてしまったミスの後で
甲斐が激怒して、
髙田を睨みつけて
怒鳴っていたところです。
甲斐自身、甲斐キャノンに自信があり、
完全アウトのタイミングでしたから、
それだけに悔しかったのでしょう。


もちろん、こういう味方からの指摘は
チーム内に気を引き締める材料
になるかもしれませんが、
上記の甲斐の行動は微妙でしたね。
こういう行動はチーム内に不信感を生み、
チームが
バラバラになるほころびになりかねません。
短期決戦でその影響は大痛手です。


今日のゲームでは、高田のその後の働きで
そこまで影響はなかったかもしれませんでしたが、
鷹がそういうのをきっかけにして
バラバラになると助かるんです
けどね。