下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

★★★ CSファイナル第5戦 鷹戦 ★★★ 逆襲する鷹を前に力尽き無念の敗退。鷹の十八番『先手必勝』展開に呑まれ後手後手になったCS。私たち獅子ファンは、監督の、キャプテンの悔し涙を決して忘れない。今日の涙を胸に刻み、チーム&ファン一丸となって来年こそ最終目標「日本一」の栄光奪取を実現しましょう。

後が無くなった CSファイナル第5戦
しかし、逆襲する鷹を前に
力尽き無念の敗退を喫しました。

この監督の悔し涙。
今のメンバーは、この涙を胸に刻み、
来年、捲土重来を果たして欲しい

ところです。


浅村は試合後に
「これがソフトバンクとの差だと思う。
 悔しいし、つらいですね。優勝して、
 ソフトバンクにも(リーグ戦で)勝ち越して、
 CSで負けた。ここぞでの強さの差かなと思う。
(ソフトバンクには)こういう舞台に
 慣れている選手がたくさんいる。
 みんなどっしり戦っている印象があった。
 それと比べると緊張もありましたし、
 慣れない部分もあった
」とコメントしました。


当然、浅村には残ってもらい、
来年、獅子のキャプテンとして
この雪辱を晴らしてもらいたいです。


私たち獅子ファンは、
監督の、キャプテンの悔し涙を

決して忘れはしません。
チーム&ファン一丸となって
その悔しさをバネに
来年こそ最終目標「日本一」の
栄光奪取を実現しましょう。


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さて、一応、今日のCS第5戦について、
簡単に振り返りたいと思います。


今日のスタメンは、


結果は、、、

ノムさんぼやき


今日の試合は、やはり
初回表に電光石火の攻撃
一気に3点を先制されて、
序盤から鷹に主導権を
奪われたこと最大の敗因になりました。


確かに差は3点であり、
その後は色々ある中
逆転の機会を狙いつつ
攻撃を仕掛けていきますが、
1点差までは3度も詰めるのですが、
結局、そのまま1点差で逃げ切られ敗れました。


もちろん、
高橋礼を攻め落とすのに手間取り、
5回裏のチャンス2点しか奪えず、
流れを転じることができず、

終盤にダメ押しで突き離されたこと
痛かったですが、
鷹に勝っていくためには、
序盤から主導権を奪われると、
逆転が難しい
ことから、
序盤から主導権を奪われず奪うこと
絶対条件
になりますので、
やはり初回の先制失点が最も痛すぎました。


ただグラシアルのセーフティバント奇襲を含む
鷹の電光石火の先制攻撃には脱帽でした。


確か4月3日の1回戦では、
先頭の今宮が死球で出塁すると、
2番の本多がバントの構えを見せて
こちらがバントに集中して
盗塁を無警戒としてしまう中、
今宮に余裕で盗塁を決められ、ます。
結局、無死二塁から本多にバントを決められ、
与死球からの無死一塁
あっという間に一死三塁に拡大し、
柳田に犠飛を打たれて
簡単に先制点を許してしまいました。


とにかく、
鷹は先手必勝の展開
十八番にしているだけに
電光石火の先制攻撃も得意にしています。


獅子もこういう鷹の攻撃を警戒するともに
見習って使わさせてもらいたいところです。


ところで、このCSは、
常に先制して序盤から主導権を握った者が
試合を制しており、
それを鷹にやられ続けて敗退しました。


このシリーズでの成績は、
打 率:獅子0.248鷹0.335
本塁打:獅子9本、鷹5本
打 点:獅子26鷹42
防御率:獅子8.00鷹5.11
四死球:獅子26鷹20
失 点:獅子44鷹28
でした。


鷹軍団はやはり最強球団であり、
実力差を感じさせるシリーズ敗退になりました。
真の王者になるには、
鷹軍団の高き壁を乗り越えなければ

実現することはできません。


逆を言えば、
最強の鷹軍団を倒せば、
「日本一」の栄冠は近づく
ということです。


それ故、来年こそ、
長きレギュラーシリーズ、
そして、このCS短期決戦の双方
鷹軍団の高き壁を
乗り越えなければなりません。


とにかく投手力が喫緊の課題であり、
鷹は先発二人体制で対峙してきたこともあり、
中継ぎ陣の差もでましたが、
特に先発投手陣の脆弱さがネックになりました。


やはり試合を作るのは
先発投手の働きが基本です。
特に短期決戦では
それがさらに重要となります。


昨年もCS1stの楽天戦では、
第1戦で崩れた則本に対し、
 雄星が鷲打線を封じたことが大きく、
第2戦で十亀の崩壊に対し、
 岸に封じられて敗れ、
第3戦で野上が美馬に競り負け、
CS1stで敗退しました。


それ故、
まずは先発陣の実力をアップすることが
最も大事なことであり、
先発陣の課題を2年連続CSで露呈しました。


今年の獅子投手陣については、
開幕前に先発陣の駒不足問題
懸念されていましたが、
開幕してからは、多和田の成長
ファビオ、榎田と加勢組の活躍があり、
先発陣は何とか形になっていきました。
その一方で中継ぎ陣が崩壊しました。
その後、ヒース、Kマート、小川を補強しつつ、
平井、野田、増田らが復調してきて
終盤には中継ぎ陣が建て直してきました。
ただし、ファビオが戦線離脱、
十亀も下降線を辿り、
先発陣問題が徐々に露呈されるようになり、
鷹との天王山でも郭や今井で対応しつつ、
何とかやりくりしながら
リーグ優勝まで辿り着きました。
しかし、その先発陣問題が
最後のパ頂上決戦で露呈してしまった
というところです。


来年は、雄星が渡米することは濃厚であり、
当然、先発陣の柱が抜けていきます。


少なくとも、
多和田、今井の若手はエース格として成長し、
榎田を含めてまずその三本柱は必須です。
多和田には15勝、今井&榎田は各13勝と
その三本柱で40勝以上を欲しいところです。
当然、十亀も復調しなければならず、
最低限2ケタ勝利、10勝は必須です。


これで多和田、今井、榎田、十亀で
50勝以上を稼ぎたいです。


ウルフについては、
年齢的な課題が残るので
そこまで期待しにくいですが、
5~8勝を稼げれば、というところです。


また終盤に成長を示してきた郭
明日から宮崎へ修行に行きますから、
来季も残る可能性が想定され、
来年は7~8勝、
あわよくば10勝まで稼いだら助かります。


ただし、ウルフにしても、郭にしても、
また新たな外国人を獲得したとしても、
外国人枠の関係から
登録できるのが1名だけになりますので、
とりあえず、
外国人先発投手一括として
10~12勝を欲しいです。
※今年はファビオが先発で5勝4敗
 ウルフが4勝4敗、郭1勝0敗で10勝


これで多和田、今井、榎田、十亀、
外国人先発陣で60勝以上です。
これで雄星の14勝は概ねカバーできます。
※今年は雄星14勝、多和田16勝、榎田11勝、
 今井5勝、十亀5勝、外国人計10勝で
 合計61勝


ただし、優勝していく道のりを
着実にしていくには
それだけでは不足しています。
今いるメンバーで考えれば、
高木勇、光成、伊藤、誠らの
その他の面々の活躍も必要です。
特に潜在能力の高い光成については、
来年は2ケタを勝てるほど覚醒
してもらわないと困るところです。
光成以外で最低限10勝
できれば15勝が欲しく、
光成を10勝と仮定した場合、
その他の面々で20~25勝を稼げれば、
獅子投手王国の誕生です。


でも、投手陣は
今井や光成、伊藤、誠らの
若手の成長が必須であるとともに
補強もしたいところです。
早速、ドラフトが迫っています。
ドラフトでまず欲しいのは、
左右に関わらず
先発投手の即戦力です。
リリーフ陣も欲しいですが、
やはり試合を作るのは
先発陣が最重要であり、
その試合を作る即戦力獲得
最も優先すべき新人補強
と思います。


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さて、これで今年2018シーズンは終了です。
今年一年間、お疲れ様でした。
そして、
夢と感動をありがとうございました。


今年の獅子は、大きく成長して
10年振りの
リーグ優勝を果しました。
しかも首位を明け渡すこと無くのリーグ優勝です。
その価値は高く
堂々と胸を張ることができる一年でした。


その一方、最後のパ頂上決戦では、
この若き獅子軍団は、
まだまだ成長途上であることを
痛感させられたシリーズ
となるとともに、
今後の成長に向けて、
大きな効果的な糧になった

と思います。


目指すべき山も未だ残っており、
まだまだその道半ばです。
来年、もっと強く逞しく成長し、
捲土重来を果たし、

最終目標となる
「日本一」の栄光をつかみ獲り、
真の頂点に立って欲しいです。


で、早速、首脳陣の人事が発表されました。
◇辻発彦監督
 →来季続投要請を受諾
 ◇橋上秀樹作戦コーチ
 →今季限りで契約終了
 ◇渡辺久信球団本部SD兼編成部長
 →球団本部GM就任
 ◇飯田光男常務取締役
 →常務取締役球団本部長就任
 ◇鈴木葉留彦球団本部長→退職


来年に向けて
もう動き始めております。



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今年一年間、本ブログをご愛読いただき
誠にありがとうございました。


久々に盛り上がった今年の獅子を一年通じて
皆様とともに応援しながら、
感動を分かち合うことができて
本当に良かったです。


でも、獅子の栄光への道のりは
まだまだ続きます。
その道のりを威風堂々と躍進し、
この雪辱を晴らす獅子たち
みなさんと一緒に

信じて応援し続けたいです。


誠に恐縮ですが、
今後ともよろしくお願いします。