下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【補強問題】欲しいのは投手陣(特に先発)。ただし銀が流出するならば捕手も必要。もちろん最大の望みは『銀流出阻止』ですが、流出したら銀の穴を埋めることは補強でも難儀。捕手補強は第三捕手狙いで『人的補償』で補うしかない。そこを逃したらもう捕手補強はやりたくても、さらに不利な状況でやるしかない。そもそも人的補償も大不利な状況トレードと一緒ですが、2度も不利なことはしたくないです。とはいえ、補強しなければ来年に惨事が待っているかも。

補強問題について、
今日も整理していきたいと思います。


補強問題については、
まず新外国人については、先日も書きましたが、
①先発投手2人ほど獲得
②台湾・王柏融の獲得
が欲しいとこです。
(王柏融については↓↓↓)
https://sinndar.muragon.com/entry/1235.html


また戦力外選手については、
第一巡選択希望選手
 篠原投手(巨人)
第二巡選択希望選手
 寺原投手(ソフバン)
第三巡選択希望選手
 中井内野手・外野手(巨人)

https://sinndar.muragon.com/entry/1236.html


新外国人や戦力外以外で獲得するには
トレードによる補強です。
もちろん、こちらの駒の問題はあるわけですが。
https://sinndar.muragon.com/entry/1238.html


トレードで誰を獲りたいか?については、
浅村や銀が流出した場合の
人的補償との兼ね合いがあるため、
後日、それを踏まえつつ述べなければならず
先日もそこまでは言及しませんでした。


その人的補償については、
何を見据えるべきか?

今日は簡単に触れておきたいとも思います。


さて、基本的に補強で欲しいポジション
不足している投手(得に先発)
銀が流出すれば、不足する捕手です。


捕手については、
銀の流出を阻止することが

最大の補強です。
昨年に育成で大卒1名を入れ、
今年に支配下で高卒1名、育成で大卒1名
が入団してくるわけですから、
銀が流出しなければ、
捕手の補強は必要ありません。

しかし、銀が流出あらば
捕手は不足してきます。


もちろん、銀流出後、
森と岡田の二人に任せることは
もの凄く危うい状況になります。
成長しているとはいえ、
まだ二人とも成長途上にすぎず
アドバイスをしてくれるリーダーが不在であるから、
窮地に陥れば、あたふたしてしまうのが
目に見えている
からです。


今年も銀がアドバイスされているとき
実際に見られています。
少なくとも、こういう場合はどう対応するのか?
その場で活かされなくとも、
次に活かせるようアドバイスをもらっているでしょう。


↓↓↓森のリードに
 岡田と銀が相談していると思われるシーン


ただし、
そのようなアドバイスしてもらえる存在
補強するのは、正直、厳しいです。
すなわち、銀を流出して
銀の穴を埋める捕手を獲得するのは現実的に厳しいです。
(そりゃ穴を埋めたいですけど。。。)


まさか楽天をクビになった細川あたりを獲得し、
(稼頭央のように西武復帰)
ベンチにアドバイザーとして入れておく作戦
も考えられなくないですが、、、
そんなことをしたら、
来年も1軍枠を1名無駄
しなければなりません。


とにかく対策としては、
秋元バッテリーコーチが
しっかりと森や岡田を
指導して導かねばなりません。


で、最も懸念されることは
第三捕手の不在です。


岡田も春キャンプに間に合うとはいえ、
手術の影響が懸念され、
出場できたとしても、今年のように
万全の状態でなく開幕を迎える可能性はあります。


もし岡田が状態不振になったら
本当に森一人で対応するしかなくなりますが、
かなりヤバい状況に陥る、
惨事になることが目に見えています。


そもそも捕手というのはチームの要であり、
そう簡単に育つほど
楽なポジションではありません。
また成長途上中の森が一人
賄えるほど甘いポジションではありません。
まあシーズン1年を棒に振って
森が1年間一人で賄ったら
再来年に、森は覚醒するかもしれませんが。


現在の銀以外で見れば、獅子の捕手は
岡田のほかに
ベテランだけど2軍正捕手の中田
駒月も捕手出戻りとは言え
プロでは初めてでまだまだ初心者捕手
あとは、今年入団の育成枠の齋藤
来年新人で入ってくる牧野君中熊君です。


捕手力を考えれば、
中田が自動的に
第三捕手として昇格するでしょう。
中田自身、この世界で長く、
二軍投手陣をしっかり盛り立ててはいます。
捕手力としては、年数も勘案すれば
森より上かもしれません。


しかし、中田は万年2軍正捕手であり、
若手を育てるリードは慣れていますが、
(将来の2軍育成コーチとしては期待大)
勝負に勝つための1軍のリード
あまりにも
経験不足であり、
勝負勘が物足りず鈍ってしまっています。
それなら若手育成を兼ねて
齋藤や牧野君、中熊君を使った方がいいでしょう。
(駒月は残念ですが、難しいです)
そして、
最も足りないのが打撃力です。
2軍でも打てません。
1軍になったら完全に自動アウト状態です。


とにかく第三捕手が欲しい所です。


そこで他球団の1軍レベル捕手を
ざっくりと見渡すと、、、
(1軍と2軍の行ったり来たりも含む)


ソフバン :甲斐、高谷
日 ハ ム:清水、鶴岡、石川亮
オリックス:若月、山崎、伏見
ロ ッ テ:田村、江村
楽   天:嶋、山下
広   島:曾澤、石原、磯村
ヤクルト :中村、井野、西田
巨   人:小林、大城、宇佐見、阿部
阪   神:梅野、原口
D e N A   :伊藤、嶺井
中   日:松井、大野、武山


上記の彼らを
トレードで上手く獲得できればいいですが、
正直、どこもそう簡単に手放さないでしょうし、
上記のメンバーを獲得するには
それなりの選手を放出しなければなりません。


もしそれなりの選手を放出するときは
トレードで投手を獲得するときに使いたい
のが本音です。
(とにかくトレード用の駒も不足してますから)


すなわち、
上記のメンバーをトレードで獲得するのは
現実的に厳しい状況が想像されます。


ただし、唯一残されている道としては、、、
もし銀が巨人へ移籍する場合、
巨人は西武以上に捕手が飽和状態であり、
銀を獲得すればさらに過飽和になりますから
プロテクト選手から
捕手がこぼれてくる可能性がありますので、
(阿部、小林、大城、宇佐見、岸田といますからね)
それを人的補償で狙い獲ること
一手になると思われます。


これが楽天とかだったら、
人的補償はほぼ見込むことができません。
移籍するのであれば、
セ球団であり、巨人の方がまだマシです。
銀自身、今以上の競争激化ですけどね)


もし巨人へ行くことがあらば、
人的補償は捕手を獲得すべきです。
ここを逃したら、
来年に向けて

捕手を補強することは
もう困難になります。
(不利なトレードにならざるを得ません)


ただし、最も望ましいのは
銀の流出阻止です。
(可能性が低い状況ですが。。。)
あくまで、人的補償策は
やむを得ずの次の一手であり、
失敗率(補強ならず)は高く、
来年に銀の穴を埋めること
決してできませんから。。。

だから、
『補強』というよりは
『ささやかな補填』ですね。