下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【浅村FA物語】浅村よ、どこを彷徨う。戻ってくるのか?やはり羽ばたいてしまうのか?獅子自身が「動機が読めぬ」など謎も多いだけに掴みにくい面もあるけど。答えはもうすぐ出されるが、ここで今までの経緯を再整理してみました。でも最後の最後の交渉では、山賊らしいエグい一撃で浅村の度肝を抜いて目を覚まさせて大逆転したいですよ。本当に。

FA交渉は交渉解禁から5日過ぎ、
話が進んで言っている様子ですね。


の方は巨人との交渉で留まっており、
巨人移籍か西武残留か
二択で結論待ちというような雰囲気。
銀の方で気になることがあるとしたら、
鷲や鷹が浅村等の獲得状況で
芳しくなくなったとき、
第二志望のように
反転して銀獲りに急遽参戦するということ
でしょうか。
昨年、巨人も増井が獲得できていれば、
野上には行かなかった可能性が高かったですからね。


一方、浅村の方は、
と早々に交渉して4年25~28億円。
王さんも出張るとか噂がありましたが、
出てきている様相は無さそうですけど、
鷹は鉄のカーテンを敷きましたね。


の方は、
石井GMらと2時間食事して交渉。
当初4年20億という報道が出ており、
交渉後もそのような金額が流れていますが、
スポニチでは『4年25億円超』とい噂が。
おまけは背番号3らしいです。
ただ、西武の3番は、清原や土井、
そして慕っている中島がつけていたから
憧れもあり、価値のある背番号ですが、
楽天の3番って
そんなに価値あるの?という印象ですけど。
大阪桐蔭の3番の方が価値がありそう。。。

まあソフバンに対抗することを見据えれば、
4年25億円超の提示額は
本当なんだろうな、と思います。
そもそも、
当初の4年20億円という方が
怪しかったです。
鷹がいくらを提示するか?
わからない最初の段階から
本当の入札額を報道に教えても、
得をするのは鷹とマスコミだけ
鷲の方に得はありませんからね。
事前に入札額を
公表しなければならないルール
じゃないですからね。


最初の段階では、
本当の入札額より低めで情報を流しておけば、
他球団を牽制することができますし、
交渉相手にも、実際に交渉するとき
思っていた額(4年20億円)よりも
高額条件(4年25億円超)を聴けば、
「えっ、そんなにもらえるの?」と
好印象を与えますからね。


少なくとも、私が楽天の立場なら、
当初は低め金額をマスコミに流し、
本交渉で高めを提示します。


で、楽天サイドは、交渉後に
浅村球団の会見を予定していたそうですが、
(鷲は報道で既成事実を作りたかったのか?)
浅村サイドがその会見を断って
石井GMだけの会見になりましたね。


浅村の会見キャンセルは、
普通に、常識的に考えれば、
まだ確定している段階ではなく
(裏は知りませんが)
他球団との交渉が控えているので
当たり前といえば、当たり前の態度です。


あと考えられるシナリオとしたら、
鷹にほぼ傾いているために
鷲との会見に出るわけには行かなかったか?


鷲にほぼ傾いているけど、
鷲も功を焦って会見の場を設けたが、
浅村自身、そんな露骨なことをして
波紋を及ぼさせる勇気まではなかったか?


色々想定されるわけですが、
石井GMの会見で、感触について
西武のことを
 すごく考えている感じもあった。
 わからない」のコメントが真であれば、
ちょっとありがたいですけど。


ただ「西武のことをすごく考えている感じ」
というのは、楽天に決めていて
その罪悪感、後ろめたさから
「西武に悪いな」と思っていて
石井から「そんなことを感じる必要は無いんだよ。
浅村の人生だ。移籍することで人は成長するし、
その新天地で浅村自身はもっと大きくなれるよ」
そそのかしている可能性も考えられます。


で、残す交渉がオリの初回交渉
西武との最後となる再々々交渉
あるわけですが、浅村サイドから、
オリの交渉を当日午前中に
ドタキャンして、移籍を断ったそうですね。
これでオリは脱落しました。
まあ慕っていた中島が
オリと決裂していましたから
当然、浅村のオリへのイメージは
最悪な状態でしたでしょうからね。
おまけにこんな日に
バファローズポンタもFA宣言?!

これで浅村争奪戦は、鷹と鷲の一騎打ち
その間に獅子が割って入ることができるか?


ところで、
浅村のFA問題について
もうそろそろ決着しそうですが、
ここで再整理しましょう。


問題が露呈しはじめたのは
昨年の契約更新からでしたね。


昨年の契約更新では、
5500万円増の2億1000万円で更改し、
複数年契約できず、単年契約になりました。
その単年契約について、本人は
甘えを持ってやりたくなかった。
 あかんかったら、(年俸が)下がると思うし、
 良かったら、また上げてもらえると思うので、
 そこでプレッシャーをかけて来年もやりたい

と述べていました。


すなわち、単年契約の意図
来季に活躍するための決意の表れであり、
今年1年間は必死で活躍してくれますが、
FAドリームの始まりであり、
その頑張りがどこまでも高くなる評価
につながる単年契約
であり、
今年一年間は、日本一はダメでしたが、
10年ぶりのリーグ優勝に向けて
想像以上の大活躍を果たしてくれて、
チームへの貢献自分の価値を高め、
FAドリームに乗り出して行った
というところでした。


↓↓↓昨年書いた記事です。
 (中段あたりをご参照下さい)
https://sinndar.muragon.com/entry/813.html


ちなみに、単年契約について、
もう一度、一からという気持ち。
 
文句言われない結果
 良い数字の複数年(提示)
 をもらえるように
とコメントしてましたね。


もちろん、獅子にとっては、
まだFA宣言阻止に手が無かったわけではないのですが、
シーズン途中での事前交渉はできず、
対応が後手後手に回ってしまいました。


で、浅村がFA権を取得した時のコメント
「せっかく得られた権利なので、
 先輩たちの話を聞きたい。
 
岸さんとか、中島さんとか、
 
出て行った人の話を聞いてみたいですね。」

でした。


これを見たときに
「どう見てもヤバいでしょ」
と思われた方も多かったと思います。
とにかく、相談する相手が最悪です。
どちらも移籍を促すでしょうし、
どちらも自チームへの勧誘者になること
は見え見えです。
下手すれば、自チームの関係者
引き合わせている疑惑も濃いです。
泥棒に鍵を預けるようなものでした。
まだ野上に相談した方がマシでした。


しかし、中島の方はオリと決別しましたから、
浅村もオリと絶縁するのは当然です。
ただし、楽天の方はが残っており、
さらに石井直人などもいて
直人が浅村獲りの特命任務を受けた
とかの噂も流れているくらいですから、
獲得するのに強靭(狂人)の布陣を敷いています。


シーズンの方は
10年ぶりのリーグ優勝を果たしましたが、
CSでは鷹を前に敗れ散りました。
このとき、浅村は涙を見せ、
このチームで日本一になれると
 思っていたし、
なりたかった。
 どのシーズンよりも今年が一番悔しい」
と述べていました。

この涙に嘘はなく、
本当に悔しかったんだと思います。
ただ「今年がライオンズ最終年」
「ライオンズでの野球はもう二度とない」
となる可能性が高いと考えていたからだけに
今まで以上に今年は
切に日本一になりたかっただろうし、
それが実現しなかった
悔しさは倍増した
とも考えられます。


そして、CS終了後、
西武と三度に渡る残留交渉が行われました。
ただし、西武の方は、
残留交渉の姿勢をだいぶ改善しましたが、
事前交渉等がなく、
後手後手になっているにも関わらず、
肝心の1回目本交渉で
様子見するような評価額を提示し
第一印象で好感を得られませんでした。
せめて初回の本交渉で
最高額の提示をしていれば
まだ好感を得られる可能性もあったでしょうが。


結局、2回目本交渉上方修正する形
チーム最高の評価額を提示しなおしました。
この本交渉でも一手一手が遅れました。
そもそも、本交渉をし始めた段階
鷹が現役選手で最高の金額を提示することは
想像がつくわけですが、
西武の交渉術は、渡辺SDが主導権を握り
だいぶ改善されてきてはいましたが、
対応が遅く後手後手になること
FA獲得戦の相場への認識の甘さ
課題として残りましたね。


↓↓↓FA宣言前に記載した記事です。
https://sinndar.muragon.com/entry/1228.html
https://sinndar.muragon.com/entry/1232.html
https://sinndar.muragon.com/entry/1213.html


そして、FA宣言解禁の初日、
早速、浅村が一番乗りでFA宣言をしました。
それに獲得の名乗りを挙げたのが
ソフバン、楽天、オリの3球団でした。
しかも、同一のパ他球団ばかりですから、
こちらの戦力が削がれ、
戦う相手の戦力が補強されると
移籍を許してしまえば、
役満(3万2千点)直撃で振り込んでしまい、
差が6万4千点になるようなものです。
それ故、西武は終了ギリギリまで
全力を尽くして移籍阻止に
努めなければなりませんが。


FA宣言したときのコメントは、
岸が宣言したときと同様に、
ここまで育ててもらった
 ライオンズには本当に感謝している。

移籍を前提にして権利を
 行使するわけではない。

他球団の評価を聞いてみたい
移籍マニュアルにでも書きたいくらいの
定型文ばかり
でした。


そして、
普段、更新はされていませんでしたが、
浅村個人のインスタグラムが閉鎖・削除され、
『身辺整理?』というような疑念も沸きました。
その反面、
西武の交渉姿勢が改善されていましたから、
これには浅村自身も驚いたそうだ
という光明のありそうな噂も出ていましたね。


ただし、西武球団側も浅村との交渉で
浅村の意図・要望が見えない?
浅村のFA宣言の動機が見えない?
なんていう話が浮上しましたね。


渡辺SDでは、
何かチームに対し、
 いろいろ要望とか改善面とかあるのか

 と思って聞いたりもしましたが、
 そういうのは全然ないし満足していると。
 とにかく他の球団の評価を素直に聞きたい
 というところでした」とコメントしていました。


関係者の話では、
「炭谷の目的は分かるとして、
 浅村の動機はSDも読めていないのでは。
 条件なら間違いなくホークスだろうけど、
 そこも自信がないのか王さんの出馬を
 見送るようだし、
中島のいない
 オリックスに行く理由も見えない。

 まして渡辺直人がいるからといって
 縁もゆかりもない仙台(楽天)に行きますかね?
 でも話を聞きたいという以上、
 どこかに引っ張られているわけでしょう。
 (動機が)余計に分からない


もともと口数が少ないですから
本音が伝わりにくい面はあるでしょうけど、
こんな状況では、
西武側も交渉のしようがない、
残留に向けて攻めようがない、
SDらも壁に話しかけている形になり、
会話になっていない可能性がある
でしょうね。


この謎な状況から考えられるシナリオとしては、
浅村ワールド(他人には計れぬ)の価値観
 本当に他球団評価を
 ただただ聴きたいだけなのか?
言いたくもない大不満あるのか?
もう言ってもしょうがないと思っているのか)
◇やっぱり高額評価がいいのか?
◇色々大人の裏事情があるのか?
 既にもうある程度、
 決まっている・決めている?
色々と考えられます。


ただし、オリックスに対して、
交渉ドタキャン移籍拒否をしたことは、
中島の件もありますから、
聞く価値、交渉する価値も無く
十二分に考えられる結末
であり、
浅村自身、口数が少ないタイプですから、
「行かない」と決めている球団
「心ここにあらず」の状態
2時間も話をするのは
飯を食うのも苦痛でしょうから、
「らしいな」というドタキャンだったと思います。


ただし、いくら「行かない」と決めた球団でも
移籍を前提にしているわけではなく
 他球団の評価を聞きたいだけ』
と言っていたわりには
交渉をドタキャンするというのは
やっぱり『他球団の評価を
聞きたいだけ』ではない
といことを露呈しましたね。


かなり薄い希望的観測を述べれば、
『他球団の評価を聞きたいだけ』だけど、
兄貴分の中島をないがしろにした
オリックスだけは許せない!

オリに対して怒っているならば、
交渉ドタキャンは十分あり得ますね。


まあ、オリ斬りを考えると、
浅村の中では
もう腹は決まったのかな?

という気はします。
(楽天が濃厚?)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もうすぐ浅村も、銀も結論が出てきます。
(銀の方が早い?)
その結論で
吉と出るか?凶と出るか?


一応、浅村も、銀も
西武ともう1回だけ
最後の最後に
交渉する場が設けられている
ようです。


西武は今まで在籍していた球団ですから、
オリのようなドタキャンは無いでしょう。
ただし、既に腹を決めていれば、
次に渡辺SDらと話をするときは、
交渉ではなく、報告&挨拶になります。


またもし交渉に運べたとしても、
浅村の動機、要望がわからない以上、
交渉のしようがない、攻めようがない状態
渡辺SDらは壁と話すことになってしまいます。


もしそうだったとしても、
西武が崖っぷちの崖っぷちで
奇跡の大逆転を実現する
には、
今年の獅子が何度も魅せてきた
山賊らしいエグい一撃しかありません。


次に会うときには、
浅村の想像を絶するような一撃を
度肝を抜くような一撃を食らわし、

浅村の目を覚まさせたいところです。
もちろん、それで覚めるかはわかりませんが、
覚めない可能性も高いですが、、、、
次の最後の最後の交渉では、ダメもとでも
7億円×5年=35億円
という大一撃を提示して欲しいです。
(最低でも30億円ライン)
※29億とか中途半端な値切りは
 逆に悪印象ですからね。
※5億円×4年と1年プラス程度では、
 「おいおい」と思うだけですからね。
 楽天の20億円に牽制されてはダメですよ。


 
30億円ラインでダメなら諦めもつくというもんです。



渡辺SDとその仲間たちよ、
獅子球団よ、
腹をくくって、

覚悟を決めて!
殿、ご決断を!