下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【補強問題】ファビオ&郭俊麟は残留決定。またドジャース大型右腕を獲得。先発&中継ぎをやっており、先発として起用する方針。西武には珍しく制球力がよさそうなゴロアウトの魔術師か?ただ被打率が高いので、決め手不足で打たれやすいタイプ?という不安も。。。/追伸:こんなところにもつながりがあったのか・・・森への連鎖が懸念される。。。

ファビオ来季退団かな?
と思っておりましたが、
先日、球団から米国で手術の発表があり、
今日、来年も残留することが発表されました。
また郭俊麟残留となりました。


ファビオについては、
来年こそ、先発専門として、
できれば鷹戦中心に使いたいです。
一応、郭俊麟
鷹戦で踏ん張りを見せていますから、
外国人枠数の問題はありますけど、
(ヒース、Kマートで中継ぎ2名使うので
 先発枠は1名か)
双方とも鷹らを相手
奮起してくれることを願っています。


ただし、ファビオも手術明けになります。
完治したとしても、負傷したことによる影響
負傷前と同じレベルのパフォーマンスを
繰り広げなくなる不安
はあります。
このため、正直、現時点では読めません。
開幕してから序盤のデキが
カギになりそうです。


ところで、
ドジャースの大型右腕
ザック・ニール(Zach Neal)30歳
獲得することが報道されましたね。

西武、ドジャースの大型右腕ニールと契約合意
メジャー通算31試合登板
11/22(木) 11:37配信(ベースボールチャンネル編集部)

 埼玉西武ライオンズは22日、元ロサンゼルス・ドジャースのザック・ニール投手と来季の選手契約について合意したことを発表した。
 ニールは
190センチ、99キロの右腕で、先発とリリーフのどちらもこなす器用さを持つ。メジャーデビューはオークランド・アスレチックス所属時代の2016年だった。30歳となった今季はドジャースで開幕を迎えたが、4月にシンシナティ・レッズにトレード移籍し、7月に再度ドジャースに復帰。今季はメジャーで1試合にリリーフ登板した。
 メジャー通算成績は先発として6試合、中継ぎとして25試合に登板し、2勝4敗2セーブ、防御率4.94としている。


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これで西武の外国人は、
ウルフの去就が不明ですが、
Kマート、ヒース、ファビオ、郭俊麟、
ニール、ウルフと投手が6名になりましたから、
フロントはこれで新外国人は打ち止め、
と考えているような気がしています。
あとはメヒアのバックアップを獲得するか否か?
というところでしょうか。
多分、もう獲らないと思います。


ただ、昨年は補強時期が
牧田去就の結果を待っていたためなのか遅かったですが、
今年はそれなりに早めに手を打ったのは良かったです。


新外国人ニールについては、
一応、先発とリリーフの
どちらもこなすタイプとか。。。
ただし、今、とにかく欲しいのは
駒不足となる先発投手です。

それ故、先発投手として
活躍できる逸材か否か?
というところがカギになると思います。


渡辺SDのコメントでは、
先発候補としてやって欲しい。
 コントロールがいい。
 試合を支配する能力がある。
 直球は、動くツーシーム系。
 145から150キロの間の動くボールを
 コントロール良く投げられる。
 変化球も、スライダー、チェンジアップ、
 カーブ
と、一通り投げられる」とのこと。


なお、契約年数は1年で、推定年俸は7150万円です。


少し腕を下げて投げ
左右で揺さぶるタイプという印象に見えます。
球速は速球派という感じはしません。


成績については、MLBだと試合数が少ないので
過去3ヶ年のAAAでの成績を整理してみました。

防御率はAAAで3.21~4.82なので
それほど良いとは言い難いです。
WHIPも2016年が1.14でしたが、
その後、上昇傾向で今年が1.32です。
過去3ヶ年で見ると、
下降線という印象はあり、
2016年は先発ばかりでしたが、
2018年は中継ぎが増えております。
(移籍したチーム事情もあります)
ただし、2018年は、ドジャース傘下の
オクラホマシティ・ドジャース(OKC)に移籍した
7月17日~9月3日の10試合のうち
9試合で先発していますから、
先発として復帰した様相です。


特徴としては、西武にしては珍しく
制球力のあるタイプを獲得しましたね。
3年で61回2/3、99回、101回と投げて
与四球率(BB9)が0.9~1.3と低いです。
BB9が高かったKマート、ファビオと
比べれば雲泥の差です。


ただし、
奪三振率(SO9)が今年は6.1でしたが、
その前2年が4.7、3.9と低いですね。
ゴロアウト÷フライアウト(GO/AO)
1を超えており、16年や今年は1.5以上ですから
ゴロアウトタイプと言えます。
基本的にウルフのように
打たせて獲るタイプと推測されます。


また被本塁打率(HR9)
ゴロアウト派なので1前後と多くありません。


でも、被打率を見ると、
2016年は0.259とそこそこ打たれている状態
ここ2ヶ年では0.297、0.292と
AAAですから、打たれすぎという印象です。


ちなみに左右別で見ると、
レッズ傘下のルイスビル・バッツ(LOU)では
右打者もそうですが、
左打者にもっと打たれてます。
でも、オクラホマシティ・ドジャース(OKC)移籍後は
先発が多く、右打者の方が打たれています。
2016年も踏まえると、
先発時には右打者の方が打たれているかもしれません。


気になるのは先発時のイニング数と球数です。
100球制限があるから完投はありません。
先発時の平均回数は5回程度であり、
最長回数は2016年に8回があります。
ただ、最近、イニング数が減少傾向
という印象
があります。
また先発時の1イニング当たりの平均球数
ここ2年が15球を超えています。


与四球、奪三振が少ない割には
球数が多いという印象です。
やはり被打率の高さが響いています。


このように見ていくと、
先発投手としては機能し、
西武あるあるのような
与四球により自滅するということは
なさそうです。
ただし、被打率の高さ球数の多さを踏まえると、
投げるコースもまとまりすぎて決め手不足
(上記画像で落ちたCアップはありましたが)
打たれやすいという感じの懸念がありそうす。


またメラドのマウンドは改修されましたが、
それでもまだ低いですから、
長身な分だけ、メラドのマウンドに合うか?
も課題です。


とにかく、
先発の外国人については、
このニール、ファビオ、郭で
外国人枠1を競うことになります。
ハズれることなく、
高レベルの競争ができるといい
と思います。


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【追伸】
森がキャデラックを購入したそうです。
車が好きですねぇ、
それ自体はいいんじゃないのと思います。


ただ、購入した店では
楽天の石井が11台も購入するほどの常連のようで
浅村や銀もそこで車を買っています。


ここからは杞憂かもしれませんが、
こういうところでもつながりがあったのか、
と思わされるとともに、
森の将来が心配です。。。