下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①VICTORY PARADE & LIONS THANKS FESTA 2018 最後は辻監督の名スピーチで締める。監督も色々言いたいあるだろうが、そこは辻節の大人対応演説で監督の想いを伝え、来シーズンへ向けて選手らを鼓舞することに。②ファン感直後に3人目の穴が開く悲報。銀、FA移籍決定。チームの要になる捕手が不足する危機に。それ故に捕手補強は必要であるが、トレ―ドはさらに不利となるので、捕手は人的補償で欲しい。巨人と楽天のリストを見比べながら選びたい。

①優勝パレード&ファン感
今日は所沢市内で優勝パレードが行われ、
メラドではファン感が開催されました。


個人的な話ですが、今日は普段Twitterで
仲良くさせて頂いているtthgさんとお会いでき
とても楽しく過ごすことができた一日になりました。
本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。


さて、優勝パレード
育成まで含めて全員参加したみたいですね。
次こそは日本一でのパレードを、
また今年貢献できなかった若者ら
来年、自らの手で貢献できるよう大成長
実現して欲しいです。


最後は熊代お笑い主将が締めていましたね。
(スーパースター熊代選手?)

「皆さん静粛に!といっても無理でしょうけど、上を見てください。まさに優勝パレードにふさわしい天候になりました。こんなに大勢の皆さんに来ていただき、ありがとうございました。今シーズンを少し振り返りたいと思います。今季は一度も首位を明け渡すことなくパ・リーグを制覇しました。その中でも今年、ブレークしたのは私、熊代です。そして、皆さんあの言葉を忘れてませんか? ひとつ忘れ物をしてますよね。(「監督の涙」のモノマネで)『悔しいです!』だからこそ来年は皆さんの力を借りて日本一を奪い取りましょう!


ファン感については、
オーストラリアへ修行中(たかぎ旅?!)
高木勇&大将など参加できない選手らは
例年のとおり、VTR挨拶で。


トークショーでは、
今年の「ライオンズ流行語大賞」編で、
山川や森が不調の時に
売り子のお姉さんに自動販売機で
ピーチジュースを選んでもらったら

打てるようになったということ
今年のライオンズ流行語に選んだ言葉が

『ピーチ姫』が大賞に選ばれました。


また松井稼頭央がし始めた
熊代の秋山ものまねネタが話題に。


で、秋山は「熊代がこのオフ、
アレ(秋山のモノマネ芸)でメシを食おう
としていることが嫌なんです」とのこと。


↓↓↓嫌がっていても顔を上げて
 鼻の穴を見せてくれる秋山


また渡米する雄星に関して、
先日報道された来年秋山のメジャー挑戦の噂に触れながら、
先日ね、僕も変な報道があって
 怖かったんですけど・・・

 うちのエースがメジャーで活躍する
 というのを応援できるのは楽しみです」
とコメント。
まあ今回の契約更新で今の契約を見直し、
大型複数年を締結し直すことができるか否か?
ですね。
新契約案は6億円×3年くらいで
一発提示としたいです。
まあ秋山の夢との天秤になりますが。


で、USAへ行く雄星に関しては、
トークショーの途中で舞台の後ろから
DA、岡DA、榎DA、野DA、山DA
レオ&ライナが乱入して、

DA PUMPの「U.S.A.」を踊りながら、
USAに向かう雄星へエールを送りました。
今年の流行に乗っちゃって
ナイスセンスで笑わしてもらいました。
ちなみに、榎田はエネゴリ君狙いか、
ゴリラのように胸を叩いていたシーンも。


ただ雄星は親知らずを4本抜いたばかりで
パンパンに顔が腫れ上がっており、
がきデカ『こまわり君』状態に。。。


またサードユニが発表されました。

ヘルメット&帽子には
球団の日本一の回数を示す13個の星を添えており、
森は「来シーズンこそ日本一になって
この星の数をもう1つ増やしてやる
気合が入りました。」とコメントしました。


一方、楽天へ移籍する浅村の方は
パレードに参加するとともに、
長い時間、ファンにサインを書きまくり
最後のセレモニーの冒頭で一言挨拶し、
波乱なく終了しました。


で、最後に辻監督の挨拶は、

【監督挨拶全文】
 まずはじめに、2018年シーズン、1年間を通し熱い声援を送っていただき誠にありがとうございました。昨年、監督として1年目終わったこのファンフェスタでは、沢山の方とハイタッチをし、色んな声援をいただきました。そのとき、色んなお話をしましたけれど、2位になったことで、来年は頼むよ!来年は優勝だ!というファンの声がほとんどでした。そして、今年、大勢の方々と、小っちゃい子供からおじいちゃんとおばあちゃんまで、ハイタッチをするたびに、監督おめでとう、監督ありがとう、来年も頼むね、と1年間で言葉がこのように変わりました。今年1年間、頑張ってくれた選手たちを本当に誇りに思います。リーグ優勝してくれたこの選手たちを誇りに思います。
 来シーズンは、先ほど浅村もあいさつしました。雄星もあいさつしました。優勝に大きな力を与えてくれたこの2人が、卒業します。この西武ライオンズから旅立ちます。
 浅村に関しては、なかなか表に表現しない、というか引っ込み思案な性格。キャプテンに任命しどうなるかなという気持ちもあったが、本当に彼は背中でチームを引っ張ってくれた。今年の優勝があるのも間違いなく、浅村の力も大きかった。
 雄星に関しては、今日(腫れた)顔をみたらびっくりした。この大事な時に親知らずを4本抜く、ちょっと間抜けなところもあります。私としては親心です。小さいときからの夢。メジャーリーガーに挑戦します。ただ、心配なのは神経質なところだけ。そこだけを克服し、本当に海の向こうで活躍する雄星をテレビで拝見し、心から応援したいと思います。
 浅村に関しては、、、(笑顔を浮かべて)来シーズンから敵になりますから、うちの投手陣が必死に抑えると思います。インコース、気をつけてください!(会場爆笑&拍手)
 来シーズン、ライオンズ、この2人が抜けたことは、、、大きなピンチかもしれません。ことわざにあるようにピンチはチャンス。ここで控えています若い選手たちに、大きなチャンスが回ってきます。今やらなければ、いつやるのか。(観客から「今でしょ」の声に監督笑)と私は思います。そしてさらに今年活躍した一軍の選手たち、少しづつでも成長すれば、2人の穴は埋められるはずです(拍手)。本当に来シーズンはさらなる厳しい戦いになると思います。でも、我々は上を向いて行くしかありません。受ける、受けるのではなく攻める!攻める気持ちをもって来年1年間戦いたいと思います。どうか、来シーズンも熱い声援を送っていただきたいと思います。ありがとうございました。


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監督も浅村に対して、
言いたいことは山ほどあるでしょうが、
そこは辻節ジョークを交えながら
監督の想いを述べられる大人対応の名スピーとなり、
来シーズンへ向けて選手らを鼓舞する内容に。


今回の優勝パレード&ファン感は、
例年と違ってメニューは少なかく、
いつものようにグダグダ感もありましたが、
監督の名スピーチもあり、
全般的には良かったと思います。
さらなる厳しい戦いとなる来シーズンは、
逆境をはねのけ、監督が仰る通り
上を向いて攻める気持ちで戦ってください。


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②ファン感直後に悲報
ファン感が終了直後に、
銀が移籍する決意を渡辺SDに伝えたそうで、
これで銀のFA移籍が決定し、
開いた穴は2人から想定通りの3人となりました。


行先は公表されていませんが、
唯一の交渉相手となった巨人入りが濃厚です。
ただし、同じパ・リーグの他球団でなかったことが
不幸中の幸いになりそうです。


銀のFA移籍については、
出場機会の増加を願っていましたが、
捕手多々状態の巨人入りの場合は
出場機会、そのための勝負が
今の西武時代より加熱しており、

出場機会が今より減少するおそれ、
下手をすると、
2軍の正捕手となって野上とともに
多摩川やうちの第二球場で姿を見せる懸念
もあります。
もちろん、捕手としては現役一の
2億円×3年の契約への魅力もあるでしょうが、
森入団以降、
銀がないがしろになれてきたことの積み重ね
バッテリーを組んできた涌井、岸、雄星の流出
もあったことから、ある意味、
やむを得ない移籍ともいえるでしょう。


なお、これで雄星、浅村、銀が抜けて
大きな3人の穴が開くるわけでして
大痛手になりました。


まあ浅村の場合、
こちらの戦力ダウン相手の戦力アップ痛手ですが、
最大の懸念は
『FA権取得後の他選手らの移籍連鎖
にあります。


当面(来年)の戦力状況から見れば、
先発投手が不足しているだけに
雄星の流出が最も痛く、
また捕手が不足することが目に浮かぶことから、
銀の流出が次に大きな痛手になっています。


銀流出後の西武捕手陣については、
岡田の二人しか計算できず、
そのうち、岡田も手術明けであるため、
岡田が状態不振になったら
本当に森一人で対応するしかなくなり、
来年の戦いはさらに厳しくなります。
また、銀流出により
第三捕手の座は中田の自動昇格で決まりそうですが、
正直、戦っていくのに厳しすぎます。


そもそも捕手というのはチームの要であり、
そう簡単に育つほど
楽なポジションではありませんから、

若い駒月や齋藤、今年の新人もいますが、
厳しいのが現実です。


とにかく
第三捕手が欲しい所です。
ただし、第三捕手をトレードで補強するのは
こちらの駒状況を鑑みれば、

現実的に厳しい状況になることが想像されます。
例えば、木村をトレードで放出しても、
宇佐見や若手の大城岸田得られぬ
可能性があります
から。


ただし、
巨人は阿部、小林、大城、宇佐見、岸田
捕手が西武以上に飽和状態であり、
銀を獲得すればさらに過飽和になりますから
プロテクト選手から
捕手がこぼれてくる可能性があります。

(といますからね)
それ故に、第三捕手候補は、
人的補償で狙い獲ることが

一手になると思われます。
(一応、巨人と楽天のリストを見比べながら)


巨人の人的補償のプロテクトについて、
とりあえず、ザクっと整理してみました。
(後日、見直しあり)

●:プロテクト
?:最後の1名枠を争う


普通なら、昨年同様に投手が欲しいですが、
前述したとおり、
ここは捕手を中心に狙いたいです。


巨人の捕手陣には、
阿部、小林、大城、宇佐見、
岸田、田中貴と6名が在籍しています。
ちなみに、
田中貴(4年目26歳)は2軍戦ですが、
打率0.308、出塁率0.377、OPR0.762です。
宇佐見(3年目25歳)は2軍戦ですが、
打率0.245出塁率0.35、OPR0.687であり、
打率は低いけど、1軍経験者です。
岸田(1年目22歳)は2軍戦ですが、
打率0.256出塁率0.364、OPR0.717です。


上表では、普通に考えて
阿部、小林、大城の3名がプロテクトと想定しました。
小林は銀が入っても第三捕手としてプロテクトされます。
4名以上をプロテクトしてもいいですが、
他ポジションもプロテクトが甘くなります。
上表のケース案だったら
宇佐見、岸田、田中貴から選びたいです。
その3人なら岸田宇佐見で悩みます。


もし大城が外されていたら
大城でいいと思います。


もし捕手陣を4名プロテクトにするならば、
阿部、小林、大城、岸田の4名と思います。
このときは、宇佐見と思います。


ただし、
今日、tthgさんがお話しされていたのですが、
阿部が高給取りでもあることから、
狙ってこないだろうと読んで
阿部のプロテクトを外しされていたら?
下降線の阿部に
今の年棒2億1千万円を支払う価値があるか?

というと、正直、
今の阿部ではその金額に見合っていません。
それを考えると、巨人の方が
「西武は捕手狙い」と考えたとき
深読みして阿部を外すという案
もあり得る話だと思います。
とはいっても、
阿部は巨人での大貢献者であり、
巨人も将来、監督にさせたい面が
あるかもしれません
が。


もし阿部がプロテクトから外され、
小林、大城、岸田、宇佐見の4名
プロテクトされていたら?
阿部か、田中貴かの二者択一になります。
阿部については
年棒が結果以上に高価すぎますが、
2億1千万円を支払ってでも
(予算は浮いているでしょうし)
阿部を狙っても面白いと思います。
その理由としては、
◇こちらは成長途上の森と岡田のみですから、
 彼らの相談役になり得ること。
森の目指したい捕手像が阿部ですから、
 森の成長に大いに役立ちそう。
貴重な代打候補になる可能性がある
です。
まあ小林、大城、岸田、宇佐見誰か
プロテクトから外れていれば、
彼らの方が獲得優先になると思います。


いずれにしても、とにかく
人的補償では捕手が欲しく、
最終的には、巨人と楽天のリストを
見比べながら選びたい
ですね。
(楽天は候補者が乏しいですけど)