下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【人的補償検討ver2】巨人や楽天も契約更新等で動きがあったのっで見直します。また脇谷型『レンタル人的補償』なんていう大損珍事になる懸念があるから、候補者選びにはFA権取得状況(予定)も勘案しておきたい。でも獲得狙いのスタンスは『①まず中田以上の第三捕手候補狙い』『②次に投手陣(特に先発)狙い』が戦力面からの基本路線。ただ浅村獲得の功労者・直人がもしプロテクト外れていたら、今後のFA流出問題を踏まえて真っ先に直人奪還を最優先すべき。

浅村や銀のFA流出決定時
取り急ぎ、人的補償を暫定的に検討しました。


それから巨人、楽天も
契約更新やトレードもあって動きました。

また先日の検討では
FA権利取得状況や予定は加味してませんでした。
今回は再来年までの取得予定
併記して整理しました。


人的補償で獲得したとしても、
それがFA権利を取得済みの選手だったら?
下手をしたら、その獲得した選手を
来年、FA権利を行使して流出してしまう懸念
生じてきます。
場合によっては、1年だけ在籍して
古巣へ帰還してしまうおそれもあります。
実際に西武は
人的補償で獲得した脇谷が
FA権を行使して巨人へ帰った実績があります。
まさに珍事・レンタル人的補償でした。


楽天の場合、あらかじめ
その仕組みを悪用する可能性もあります。
例えば、藤田を人的補償で獲得したとします。
ただし、藤田は既にFA権済みです。
そこで、楽天からは
1年間出向の気分で西武に行ってきなさい。
 で、来年になったらFA宣言して戻ってくればいい。
 そのときは球団として着実に獲得するから、
 うちに帰ってこれる
』みたいなことをささやき、
実際に来年、FA移籍を許し、
結果として脇谷型のレンタル人的補償に終わり、
気づいたら獅子がそのまま損してしまう
というような最悪なシナリオも想定されます。
それ故、いつFA権取得か?
獲得条件に見据えておかねばなりません。


いずれにしても、
今回の獅子が求めたい人的補償の狙いについては、
◇第三捕手候補の獲得
 (中田以上の捕手)
◇投手陣の獲得
 (先発可能なタイプがベスト)
にあります。


ただし、中田についても、
現時点で第三捕手を任せるのは厳しいので、
(とにかく打てないし)
前述のように補償で第三捕手候補を補強したいですが、
中田自身、一時は故障の影響で育成にも落ちたり、
第二球場の正捕手として陽の目を浴びぬ12年間
今や崖っぷち状態ですが、銀が去ったことにより
本来、来年が12年間の集大成を示すことができる
最後となる最大のチャンスの年になるはずなんですよね。
とにかくまず打てるようになること、
そして2軍のデータは熟知しているでしょうが、
1軍のデータは徹底的に研究せねばなりません。
オフは死に物狂いで
このチャンスを絶対に掴むんだの勢いで
徹底的にデータを研鑽するとともに、
バットの振り込みもして欲しいです。
1軍の研究については、
球団のデータ室に通い詰めでもいいくらいです。
ちなみに、そのようなデータ研究
にも言えることであり、
オフを献上してでも努力せねばなりません。
捕手力現場だけでなく
オフのときでも十分勉強してアップできるわけで、
オフこそ時間をかけられる最大のチャンスですから。
この時間を最大限に利用し、
データを頭に入れるのは最低限であり、
そのデータを上手く対応できるように
してもらいたい
です。


話を人的補償に戻しますと、、、
楽天は浅村獲得への功労者の直人
プロテクトするでしょうが、
万一、プロテクト外れていたら、、、
直人奪還を最優先すべきです。
もちろん、戦力として使えるかは微妙です。
しかし、今後もFAで楽天へ流れることを
直人を奪うことで、少しでも抑制する楔になります。
また移籍した浅村も、行ってみたら直人がいない!
と、騙された気分にもなるでしょう。
普段は仲間から慕われますので
直人流出は楽天内で疑心暗鬼を生む
きっかけになるかもしれません。
もちろん、直人はFA権を取得済みなので
来年、FA権利を行使して楽天に出戻る
という心配
はありますが、
もし直人がプロテクト外で移籍することになれば、
直人自身も浅村獲得に大きく貢献したのに
球団は、なんでプロテクトをしてくれないの?
楽天球団へ疑心暗鬼を生む可能性があり、
直人も「楽天から二度も裏切られた」と感じるので、
彼の中で「楽天に帰る」の選択肢は希薄化します。


とりあえず、
巨人、楽天のプロテクト予想を見直しました。
それが赤色で文字や罫線を着色した案です。
なお、プロテクト対象者は
27名まで選定(🔴🔴印)しています。
残り1枠は「?」の選手から選出と考えています。


◆巨人

◆楽天


巨人については
田中貴以外の捕手がプロテクトでハズレていたら
彼ら捕手陣の獲得を最優先すべきです。
少なくとも
うちの第三捕手の最有力候補の中田より上ですから。


うちは森、岡田以外に
育成含めて5名の捕手がいますが、
その中からは中田が最上位で、
駒月は中田からだいぶ落ちる捕手力です。
あとは1~2年目で、
支配下は高卒、大卒二人は育成なので
まだまだで頭角を表すのは3年後です。


問題は
巨人が田中貴以外の捕手5名を
プロテクトしてきた場合
です。
(上表の案3)


そのとき、案2から案3で
プロテクト者を捕手で2名増やしますが、
昨年同様に投手陣が欲しいことはバレているので
投手陣は案2と変わらずしっかりプロテクトするでしょう。
沢村球団の失敗で手術ミスがあり、
 球団は、その借りがあるため、
 沢村は現役生涯、面倒を見ると言っているので
 全案でプロテクトしています。


となれば、
内外野で2名ハズレる可能性が出てきます。
案3では案2に入れていた
若林、田中俊の若手をハズしました。
戦力的には、丸を獲得するので
陽岱鋼や亀井をハズしたいですが、
陽岱鋼は台湾での放映権など
戦力以外のビジネスがあるからハズせず、
亀井もそこそこの結果を出しているので、
いざというときのバックアップとして
有効
ですからハズさない気がしています


それでも、田中貴以外の捕手5名から
1名を獲得できない
のであれば、
第二志望で獲得したいのは投手陣ですね。
ただし、森福、内海、吉川光、大竹
半端な状態になっている中年衆投手
については、
プロテクトはハズされていると思いますけど、
正直、彼ら中年衆を獲得したい
という気が出てきません。

内海は年齢的にも長続きしなさそうであり、
森福は終わってますし、
広島の一岡に年棒が抜かされた
大竹も再起は怪しいし、
吉川光は、成績が今一つですが、
FA権を既に取得していることが問題です。


もし、吉川光を獲得しても、
来年の今頃、FA権を行使して
ハムに帰られたりするおそれが残ってます。
しかも、今年の年棒は7千万円であり、
このまま現状維持で獲得したら、
来年FA権を得る十亀あたりが
Cランクになってしまう可能性があります。
おそらく吉川光の年棒は
今回の契約更新で下がるでしょうが、
その下がったことにより、
今度は吉川光がCランクになってしまいます。
CランクはFA移籍されても
補償すらもらえないですからね。
(FA制度は獲られる側が不平等になるもの)


でも、その中年衆投手を狙わなければ、
若手投手を狙うことになるのですが、
そのプロテクト外の若手投手の中に
獲得したいタイプがあまりいないのが
現実と思えます。


案3で見ると、中継ぎになりますが、
欲しいのは、正直、
中川皓太あたりしか見当たりません。
その中川については、
来年が4年目のドラ7である25歳の左腕です。
主の1軍戦登板は、昨年と今年で見られましたが、
1軍戦の成績というと物足りなさを感じます。
しかし、2軍戦では、
角度のあるストレートやカーブが活かされ
今年は26回1/3を投げて
防御率1.35、与四球率1.35、奪三振率8.78、
WHIP1.16とそこそこであり、
同様に26回を投げた昨年より
内容は成長しております。


まあ捕手陣が獲得できないとき、
投手陣で獲得するならば、
中継ぎですが、
若手の中川皓太を推します。


ただし、今の投手不足問題により
投手陣を優先せねばなりませんが、
単純に個人的な比較をすると、
正直、前述の中継ぎ投手・中川よりも
ユーティリティの和田恋や、
育成上がりですが、
2軍で打っている松原の方が魅力です。


松原については、非力ですが、
速い足と、優秀な打撃センスを備えた
快足巧打タイプです。
2軍戦の成績ですが、473打席で
打率0.316、出塁率0.373(四球は多くない?)
OPS0.765とまずまずでした。
第二球場でも悪くはなかったです。
ちなみに、8月に郭俊麟が巨人2軍戦で
7回準パーフェクトしたとき、
この松原にだけ1本ヒットを上手く打たれましたね。
外角低めチェンジアップを
片手で上手くすくってセンター返しを打ちました。
打撃センスが魅力です。
まあ、その後続が併殺になって、
結果的に7回まで21人で終了しましたが。


和田恋については、
投手と捕手以外のポジションができ、
2軍戦の成績ですが、434打席で
打率0.296、出塁率0.341(四球は多くない?)
OPS0.842とまずまず
でした。


以上を踏まえると、巨人の人的補償は、
まず最優先すべきが
 捕手陣5人衆の中から誰かを獲得
 (ここの施策柱は以前から変わらず)
 ※阿部、小林、大城、宇佐見、岸田の5人衆
  でも阿部、小林、大城はプロテクト濃厚で難しく、
  宇佐見or岸田の二者択一が現実的か。
  その二択では、宇佐見>岸田の優先順位
もし捕手陣が獲得できなければ、
 投手陣からは中川
 野手陣からは松原、和田恋
 狙いたいところです。
 本当は投手を優先すべきですが、
 個人的の好みでは、
 松原が欲しいです。

 もちろん、投手陣は
 他にプロテクトがハズレていたら
 そちらも見据えることも可です。

 ただし、もう終わっている、
 終わりかけている、FA移籍が近々可能者
 鑑みて、
 森福、内海、吉川光、大竹と
 
半端な状態になっている
 中年衆投手はいらないです。


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一方、楽天については、
前述したとおり、
もし直人がプロテクト外だったならば、
目先を当面の戦力補強云々ではなく、
将来的にFA流出問題の低減や、
楽天内部に疑心暗鬼を発生させ
選手と球団の信頼関係を低下させるほか、
楽天により直人への二度目の裏切り
露呈して、直人に楽天を敵視させるなどを見据え、
直人獲得
 最優先させることです。


そして、巨人の方から捕手を
獲得できなかった場合、

楽天から捕手を補償で選ばねばなりません。
まあ足立も欲しいタイプでないですが、、、
選択肢としては、山下になりそうです。
で、捕手に復帰する岡島も視野に入れるか?
が課題です。
岡島は来年FA権取得予定です。
第三捕手としてベンチ待機状態でも取得します。
間違いなくCランクですから、
来年、FA移籍されたら無償提供(返却?)
レンタル人的補償になる可能性
があります。
それを考えると、、、山下あたりでしょうか。
一応、ソフバンの情報も頭に入っているでしょうから。
出場した時、ソフバン打線を封じ込めてましたから。


巨人から捕手ゲットできずのとき、
 楽天からの捕手獲得を見据える。
 (山下あたり?プロテクト状況次第。)


問題は、直人捕手を獲得しない場合、
誰を獲得するのか?ですね。
そして、楽天が誰をプロテクトするか?
もあります。 


故障持ちの福山美馬青山
ハズしてくると思います。
野手の方では浅村の加入で
年棒40%減の評価された藤田が、
大幅に75%減となった今江
ハズれている可能性もあります。
その分、若手投手などをプロテクトできますから。


また美馬や藤田あたりには、
来年の今頃、FA移籍による古巣復帰
楽天側が仕掛けてくる可能性は否定できません。
藤田に関しては、『もって行け泥棒!』の
Cランクになるおそれもあります。
一方、藤田をBランクにするには
来年FA権を取得する十亀を
Cランクにする危険性
もあります。


福山、美馬、藤田、青山
正直、獲得するのは危険
です。


今江に関しては、何とも言えません。
今江のFA権取得は最短で再来年ですが、
そのとき既に37歳ですから。
今回、大幅な減額を受けましたが、
正直、そこまで酷い評価になるほど
不振だったか?というと疑問
です。
一応、打率や打点はチーム3位でしたし。
ただし、
打率0.276、出塁率0.334、OPS0.731
得点圏打率0.264、得点圏打点率0.340 
なので、そこそこ働いてはいるけれど、
2億円の価値はなく、
5千万円で適正価格になってきたかな
という気はします。
この金額ならば、
十亀のBランクキープは可能です。
一応、今江は候補の一人
として考えていい
でしょう。


あとは若手投手陣ですね。
前述の案3で話を進めると、
左腕の濱矢や、右でも菅原
釜田戸村プロテクト外でしょうが、
あまり魅力を感じません。


一方、安楽藤平森原池田古川
さらに、2軍でそれなりに良く、
1軍でオリ戦で先発好投した西口
2軍で最多セーブになった小野も、
今年の新人のドラ1近藤渡邊
プロテクトされているでしょう。


ただし、西宮はハズれていれば、
中継ぎですが、左腕なので魅力です。
2軍戦の成績になりますが、
昨年が27回2/3を投げて
 防御率2.28、与四球率5.20
 奪三振率11.71、WHIP1.23
与四球率が高かったですが、
今年が37回を投げて
 防御率2.68、与四球率2.68
 奪三振率10.22、WHIP1.22
与四球率が改善されています。


また社会人上がりで
3年目の今年が育成落ちで開幕したものの、
今夏に支配下復帰した27歳の石橋も注目です。
おそらく経歴や年齢を考えると、
プロテクトでハズれていると思います。
2軍戦のみの登板ですが、
今年から先発をやるようになって
芽がでてきた印象があります。
球種は、ストレート、シュート、カットボール、
カーブ、縦スライダー、フォークなど
多様なタイプであり、シュートが得意のようです。


2軍戦の成績ですが、
24試合83回2/3を投げて
 防御率2.58、与四球率1.61、被打率0.256
 奪三振率5.49、WHIP1.12であり、
与四球が改善されて魅力です。
ただし、奪三振率が高くなく、
被打率が0.256と微妙なところはあります。
多種多様な球種を投げ込めますが、
器用貧乏、決め手不足はややあるかもしれません。


あと菊池とのトレードで
広島からきた福井がプロテクトされるのか?
読めません。(菊池のままだったらプロテクト外)
経験のある先発が欲しかったみたいですね。
普通、トレードで得たのだから
プロテクト入れると思いますが、
ただし、成績だけ見ると2軍でそこそこ、
1軍で今一つという印象です。


以上を踏まえると、楽天の人的補償は、
プロテクトがハズれていたら
 最優先的に直人の獲得・奪還
巨人から捕手を補償獲得できなければ、
 楽天の捕手獲得を見据える。
 (山下など)
そのほかで見据えたいのは、
  今江(内)、石橋(投
  あたり。。。
福山、美馬、藤田、青山
 故障レンタル人的補償の懸念あり。
 正直、獲得するのは危険。