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雄星、明日ポスティング申請。「キクチの需要は高い」USA!雄星争奪戦が始まる。海の向こうではだいぶ期待されている模様。ただ球速が出ると言っても、力む投球で明瞭なボール球になるのが懸念。でも最大の懸念材料は、雄星の肩が間隔の短いローテを乗り越えられるのか?その問題をクリアできないとUSAでの成功は厳しいぞ。。。

現在、雄星のメジャー挑戦に向けた
ポスティング手続きが進められています。


明日、ポスティング申請が行われます。

西武菊池の球速はメジャー先発左腕の平均以上
MLB公式が特集「需要は高い」
2018-12-02 15:58「Full-Count」編集部

 3日にポスティング申請へ、MLB公式が特集「来季メジャーリーグにやって来る」
 西
武は、菊池雄星投手のポスティングシステム(入札制度)利用の申請手続きを3日に日本野球機構(NPB)に行うとすでに発表している。いよいよ争奪戦のゴングが鳴ることになるが、MLB公式サイトは日本人左腕の特集を掲載。直球の平均球速はMLB平均以上であると特筆し、「需要は高い」と結論づけている。
 記事では「ユウセイ・キクチは来季メジャーリーグにやって来る」としたうえで「そして、近いうちにMLBチームはこの日本人左腕に入札できるようになる」と紹介。菊池のポスティング申請が間近に迫っていることを伝えた。
 まずは「どのような投手か?」として、基本情報を紹介。現在27歳であること、花巻東高出身として今季メジャーで二刀流旋風を巻き起こした大谷翔平投手(エンゼルス)の先輩であることなどに言及。そして、菊池も大谷と同じように高校卒業と同時に渡米する可能性があったものの、最終的に日本に残る決断を下したという過去についても記している。
 スカウティングレポートについては
「キクチの直球は平均92~94マイル(約148.1~151.3キロ)であり、96~98マイル(約154.5~157.7キロ)出ることもある。この球速はNPBの左腕の中で珍しいだけでなく、メジャーリーグでも平均を上回る。2018年、MLBにおける先発左腕の直球の平均球速は91.4マイル(約147.1キロ)だった」と、直球のスピードを特筆。MLB先発左腕の平均球速を上回っていることは、間違いなく魅力的な材料だ。さらに、「キクチの主な変化球はスライダーである。直球とスライダーのコンビネーションに加え、カーブとチェンジアップも混ぜる」と変化球のバリエーションについても紹介している。
 また、正式にポスティングされれば、MLB全球団と30日間交渉が可能なこと、菊池の代理人は松坂大輔(現中日)らも担当した超大物スコット・ボラス氏であることにも言及。米屈指の剛腕代理人で、球団から大金を引き出すことから“吸血鬼”の異名も持つボラス氏がどんな条件で契約をまとめるかにも注目が集まる。
 そして、特集では最後に「どのMLBチームがキクチに興味を示しているか?」との項目を設けた。
「キクチの需要は高い」として、スクープを連発することで知られている大物記者のジョン・ヘイマン氏がドジャース、パドレス、ジャイアンツ、マリナーズの争奪戦参戦を予想していると紹介。ヘイマン氏は菊池の移籍先候補として「西海岸偏重?」とも疑問符付きで伝えていた。
 選手の契約内容によって、旧所属球団への譲渡金が変わるという「新ポスティングシステム」の適用第1号となる菊池。1か月後にどのチームを選んでいるのだろうか。(Full-Count編集部)


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雄星への期待はだいぶ大きく、
獲得争いは激しくなりそうですね。


まあせっかく渡米して
念願のチャレンジが実現するのですから、
期待が膨らんで獲得争いが激しくなることは
それなりに良いこと
ですし、
せっかく行くのであれば
是非とも成功して欲しいですね。


その期待の一方、
「大丈夫かい?」
という心配もありますね。


評判の球速についても、
一時、昨年のような速度が出ませんでしたが、
96~98マイル(約154.5~157.7キロ)は
今年後半に再び出る
ようになっていました。
ただし、155キロ超をマークしても
力みすぎていて
ストライクが入らない状態でしたね。
スピードを出すことに専念したような投球でしたから、
力んでフォームもバラつき
制球が定まらぬ状態でした。
正直、その状態のままでは
明瞭なボール球なので
見送られて武器になりません。
(最初はぶんぶん振ってくれるかもしれないけど)


また雄星の変化球については、
確かにスライダーが武器です。
右打者には内角低め、
左打者には外角低め
に投げるスライダー
は、
ストライクゾーンから
ボールゾーンへ鋭く曲がる
ので、
大いに武器となり、
空を切らせたり、凡打を築きます。


またこの低めスライダーがあるからこそ
ストレートの威力も増し、
角度のあるストレートと合わせて
相手の迷走を助長します。


ただし、楽天戦のときに
直人が今江に伝授したように
楽天サイドが
この低めスライダーに
手を出さない策を講じてきて

雄星のスライダーが
封じられましたね。
しかも、このときは
制球力やキレも少なかったので
さらに見極められやすい状態でしたね。
とにかく、
相手が振りたくなるほど
制球力やキレが無いと厳しい
です。


最も懸念されることは、やはり
登板間隔が短くなるメジャーで
雄星の肩がもつか?

でしょうね。


今年、雄星が勢いが昨年と比べて減じたのも
試合後において
『肩が回復しにくい』
という点が大きく響いていました。


今は今年前半の頃に比べると、
肩の具合も良くなっていますが、
メジャーでは球数制限があっても
中4日ローテになっていきますので、
その間隔が短くなるローテに
雄星の肩が耐えられるか?
大きな不安材料
です。


とにかく、
そのローテを
クリアできるか否か?
それがクリアできなければ、
元も子もないですからね。


それでも行くからには
是非とも成功すること
を祈ってます。