下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

ドラ1松本航は即戦力として首脳陣らの期待も高まり、本人もその意気込み。入団早々から高い意識を持っていることは頼もしい。プロ入り年数に関係なく実力さえあれば、誰にでも絶好なレギュラー獲得チャンスが転がっているのが今のライオンズ。でも松本航は、まだまだ始まったばかりなのに、何をそんなに焦っているの?焦りはマイナスしかないから禁物。しかし、2年目以降の若手らはケツに火が付いたという覚悟で挑まないとね。

今年の新人については、
ドラ1松本航、ドラ4粟津、ドラ5森脇
投手陣の駒不足問題を低減する、
ドラ3山野辺穴の開いたセカンドを狙う
即戦力として、首脳陣らの期待を集め、
本人達もその気になっています。


今の獅子軍団は、
投手陣、野手陣とも穴が開いていますから、
若手だろうと、中堅だろうと、
年齢に関係なく
当然、皆に絶好なレギュラー獲得チャンスがあります。


それ故、新人とはいえども、
実力さえあれば、チャンスは回ってきており、
入団早々から高い意識を持っていること、
やる気十分に頑張ることは、
良いことです。
また新人ら同士も相互で競争相手でもありますから、
競争意識を持ちながら
互いに切磋琢磨しながら頑張るのも
良いことです。


ただし、それらの意気込みが
焦りになってはマイナスになってしまいますね。


松本航に関する記事がありました。

西武ドラ1松本航、他球団ライバルを“徹底調査”
1/16(水) 12:09配信(西スポ)

 西武のドラフト1位の松本航投手(22)=日体大=が15日、ソフトバンクのドラフト1位甲斐野央投手(22)の仕上がりを“調査”したことを明かした。同じ兵庫県出身のライバルの状態も視界に入れながら、開幕1軍へピッチを上げる。 
 「(11日に東京都内で行われた)NPB新人研修で、
甲斐野に『ブルペンはどうしてる』とか『焦りはない?』という感じで、近況を聞いた。キャンプに向け、自分もしっかり調整したい」
  兵庫県の中学、高校の選抜チームではチームメートながら、プロでは同一リーグのドラフト1位同士。昨年末に一緒に食事をして活躍を誓い合う一方で「
1年目から甲斐野に負けない成績を残せるように」と話し、存在は気になるようだ。
  15日は西武第二球場での新人合同自主トレでキャッチボールなどに取り組んだ後、救命講習を受講した。既に春季キャンプのA班(1軍)入りは内定しており、ブルペン投球も近日中に行うという。最速155キロを誇る即戦力右腕が地に足を着けて調整を進める。


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同期の同級生である甲斐野意識して、
甲斐野に負けてたまるか!という思いで
奮起して頑張るのは良いことだと思います。
ライバルがいることは成長の糧になります。


ただ、気になったのは、、、
甲斐野に『ブルペンはどうしてる』とか
『焦りはない?』という感じで、
近況を聞いたこと。。。


甲斐野が何か焦っている素振りがあって、
それに気づいたのか???
いや、そのようなことを聴くということは、
松本航自身に何か焦りがあるから、
と考えるのが自然です。


おいおいです。
入団会見からまだ1ヶ月くらい、
入寮してからまだ10日くらい、
大学の卒業式だってまだ控えているように
今は、まだまだプロのプの字も
書き上がっていない状況、
一筆目を書こうとする
半紙に筆を置こうとする
スタートの状況なのに、
何を焦っているの?
という感想です。


まあ即戦力としての期待が高まっているので
1年目から開幕から春キャンプから
活躍していかなければ、
という思いがあるから、
焦りが生じているのでしょうが。。。


先日、小野コーチが
若手らにコメントしていましたね。

西武・小野コーチが明言、
D1位・松本航は「春季キャンプA班で」
2019.1.14 17:41(サンスポ)

 8年ぶりに現場復帰した西武・小野和義1軍投手コーチ(53)が14日、西武第二球場で新人合同自主トレを視察。D1位・松本航(日体大)について走り方に馬力があるし、体の強さも感じる。早めに仕上げてほしい」と期待を寄せた。松本航に加え、同4位・粟津(東日本国際大)、同6位・森脇(セガサミー)の大学生・社会人3人に関して「できれば(キャンプは)A班で考えている」と明かした。
 一方で、
2年目以降の若手投手には「勝負をかけなきゃいけない人間が、『肩ができていない』では話にならないし、この世界では生きていけない」と猛ゲキ。キャンプイン当日の2月1日にベテラン以外、全投手のブルペン入りを厳命。昨季リーグワーストのチーム防御率4・24に終わった投手陣の立て直しに意気込みを示した。


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松本航、粟津、森脇は
キャンプでA班スタートであり、
小野コーチも松本航に
「早めに仕上げてほしい」
発破をかけられています。


A班キャンプは良い経験になり、
今後の成長の糧になります。
ただし、焦りすぎて調子を狂わしたり、
張り切りすぎて負傷してしまっては
元も子もありません。
一昨年、今井は張り切りすぎて
キャンプで肩を痛めましたね。


即戦力として
一年目からロケットスタートを決めて
大いに活躍してくれること
越したことはありませんが、
それは嬉しい誤算に過ぎません。
まだプロには不慣れであり、
新人は所詮、新人です。

最初から新人を計算に入れるのは
正直、酷と思います。


ちなみに、
過去10ヶ年の西武ドラ1の1年目は、
09年 中崎:1軍登板無し
10年 雄星:1軍登板無し
11年 大石:1軍登板無し
12年 十亀:41試合53回6勝0敗9H
      防御率2.72、WHIP1.26
      開幕一軍、一軍初出場 3月31日
13年 増田:42試合52回2/3 5勝3敗0H
      防御率3.76、WHIP1.50
      春季キャンプA班
      その後、左脇腹痛
      一軍初出場 6月13日
14年 森 :41試合92打席
      打率0.275、HR6、打点15、OPS0.945
      一軍初出場 7月30日
15年 光成:8試合44回5勝2敗
      防御率3.07、WHIP1.25
      一軍初出場 8月2日
16年 多和田:18試合98回2/3  7勝5敗
      防御率4.38、WHIP1.43
      一軍初出場 5月14日
17年 今井:1軍登板無し
18年 大将:16試合16回2/3  1勝3敗1H
      防御率7.02、WHIP1.68
      一軍初出場 7月20日


松本航多和田のように
先発で100イニング近くも投げてくれたら

120点くらい上げてもいいくらいです。
光成くらいの働きでも上々です。


ただし、
2年目以降の選手らは別ですね。
2年目以降の選手は
しっかりやってもらわねば困ります。
しっかり台頭してもらわねば困ります。


小野コーチについては、
何でもかんでも猛特訓の昭和式の雰囲気
醸しだしているのがどうかとは思いますが、
2年目以降の若手にゲキを入れていること
良いと思います。
2年目以降の若手らは
何が何でも頭角を現し、活躍しないと

ですね。