【フジテレビTwo放送:ライオンズTV 悲願の日本一へ!獅子奮迅キャンプSP】辻監督、秋山キャプテンへのインタビュー。監督『エラーしてホームラン打って、またエラーしてホームラン打って、またエラーしてホームラン打って。エラーしたことは過去なんだと、つい『打ってこい!』でないと、うちのチームはダメなんですよ』/秋山C『キャプテン、キャプテンと言って後輩が言ってくるうちは、いじられるなぁ、、、と思いますけど』『でも1つ救われているのは、チームスローガンが『連覇』でなかったことですね』『去年上手く行った分、何かぶつかったときに打破するのはこの力(活気)が必要』
今日はオリックスと練習試合だったようで、
ただ動画を見ることが出来ませんでしたので
残念ながら詳細がわかりません。
報道等を見ると、
初回に金子侑が四球で散歩して盗塁し、
源田がタイムリー、秋山も歩いて
山川もタイムリーと、
序盤から先制したそうですね。
その後はゼロ行進だったようですが。。。
球団HP掲載の結果です。
高木勇が2軍落ちでしましたね。。。
今年は活躍しないとね。。。
今、高木勇人ファンクラブが設立されて
会員募集中でもあるわけですし。
個人的な話ですが、
GOLDHAPPY会員に申し込んでしまいました。
人気の会員番号は
背番号の「20」「54」のようですが、
「54」付近でハズレました。
さて、本題です。
今日は帰ってから録画していた
フジテレビTwo放送(2/28)の
『ライオンズTV 悲願の日本一へ!
獅子奮迅キャンプSP』を拝見しました。
取材時が南郷キャンプ第三クールなので
情報が古いですけど、
昨年同様に特番を組んで頂けるのは
ありがたいところですね。
今年もプロ野球ニュース解説の野村氏が
取材していましたね。
女子アナはあの噛みまくる方ではなかったですが。
ファン感のインタビューでは
多和田や森の名前を噛んで酷かったです。
その中で、
辻監督、秋山キャプテンへの
インタビューを紹介します。
秋山はさすがです。
◆辻監督インタビュー
就任3年目のキャンプイン
野村氏
今年のキャンプ、ここまでいかがですか?
辻監督
ペースとしては、うちはのんびり系なんだけど、しっかり土台をというところで、そういう意味では選手達も身体ができてきているのは感じましたね。
野村氏
去年のキャンプと何か違う点というか、加えた点というか、何かございますか?
辻監督
特別は無いんですけど、今年はブルペンに行く機会が多くなって、その中でも中継ぎ陣の、今年やるという気持ちというか、本当に若い選手の競争意識というのが、投手も、野手の方でも、若い選手も、やっぱり浅村が抜けたということで、セカンドどうする?という問題もあるでしょうし。そしたら外崎がセカンドと考えたら、外野の争いもあるでしょうし、選手間で競争意識が、こっちは感じますね。
投手陣の仕上がりと今季のテーマ
野村氏
今年重視しているところはございますか?
辻監督
昨年よりは投手も仕上がりは早いですし、投げ込むという意味では、ちょっと増やすようにと話はしていたんですね。もう一つ、昨年の反省が先発陣も中継ぎ陣もタフさに欠けているというか。終盤大事な試合になったら連投連投であったり、プレッシャーの掛かる場面で投げなければいけないというところで、若い選手に真の実力以上というか、気持ちの面でも強くなっていかなければいけないと思うんで。
※投げ込みは多い、、、
榎田が開幕危ういのは懸念です。
菊池が抜けた先発ローテーション
野村氏
昨年は牧田と野上が抜けたと。今年は菊池雄星が抜けました。先発ローテーションは監督の中でイメージは固まってますか?
辻監督
そうですね。先発できるピッチャーは、善し悪しを考えなければいるんだけど、本当にチャンスと思って5番目、6番目のところで競争は激しくなっていくと思うんですけど。ある程度、人数的には新戦力も加わりましたし。
野村氏
松本選手、ご覧になってどんな印象ですか?
辻監督
何か、何でしょうね。。。どっしり感はありますよ。それで見ていると、何かテンポ良くポンポン投げてくることもあれば、今日みたいに調子が悪いと、色々とチェックしながらと、非常に頭のよい子という感じはしますね。
野村氏
新戦力としては、内海投手が。彼の存在というのは?
辻監督
大きいと思いますよ。やっぱり若い選手のいる中、彼も一緒に野球はやっていませんけれど、いろんな彼の発言だったり、ブルペンでテコになったり、最年長ですよ。見本になりますよ。ただ彼にはもう1回ね、開幕で1軍で先発でまわるというくらいの気持ちでいてくれていると思いますよ。こっちもそこは十分期待していますし。
2019シーズン勝利の方程式は?
野村氏
リリーフ陣ですが、昨年は形が決まってきて。増田は苦しみましたけど、充実してきたのではないのかなと思うのですが。
辻監督
後ろはヒースがね。昨年、非常に良い形でやってくれたのと。終盤は疲れてきたので投げるスタミナというところで、最初から最後までとは行かないかもしれないけど。そこにマーティンが加わって、増田が入る、ちょっと変わるかもしれないけど、途中、疲れたところから変わるかもしれませんし、とりあえず、そこの3人でと考えています。
※疲労との戦いはありますね。
効率よく中継ぎ陣を運営されたいですね。
王者ライオンズの打撃スタイル
野村氏
数字的な話なんですけど、犠打はリーグ最少だったと、四球は断トツ(最多)、盗塁も最多。逆に併殺打はリーグ最少なんですよ。どうとらえていますか?
辻監督
犠打が少ないと言うことは、当然、終盤になれば、そういうバッターに要求しますけど、昨年も投手陣が防御率4点台というなかなか悪かったんでね。それ以上、こっちは獲らなければならない。序盤から送って1点獲っても、2点獲られてしまえば。とにかく終盤にそういう戦いになるまでは、1点でも多くこっちは獲るという攻めしかできなかったですね。
野村氏
その攻めがしっかりと回りましたよね。
辻監督
絶対、9人全ての選手が調子良いときはない。4人が調子悪かった、5人が調子が良かったというとき、その調子が見えないでしょ。戦力として9人全てがその能力を持っているのだから、4人ダメでも5人でカバーする。セ・リーグだったら投手が入ったり、捕手が入ったりで打力が落ちるから犠打とかを考えるでしょ。それだけ(犠打とかが少ないのは)、うちの打線は力があったということ、力を持った選手が多いということだと思う。
浅村が抜けた最強打線
野村氏
攻撃力に力を持った選手がいるということですね。ほぼ固定はできたと思うんですけれど、浅村が抜けたという、、、
辻監督
それはね。3割30本、本当に彼の勝負強さというのが計り知れないものがありましたから、それは大きいですよ。
野村氏
そこで打順の組み替えを考えるのか?それとも誰かを3番にはめ込むのか?という構想はありますか?
辻監督
まだはっきりはしていないんですけれども、秋山の使い方をどうしようか?と。あと1番を打つという選手が現れれば、当然、(3番に)秋山という手立てになるでしょうし、出てこなかったら、秋山1番がいいのかなぁ、と思うかもしれないです。そしたら、3番を誰にするか?
野村氏
打順を前後させながら、ところでしょうかね。
辻監督
打線を組むに当たって、こっちが一番願うのは、中村ですよ。中村と栗山。この二人が元気であって欲しい。昨年くらいの体調とその内容を出してくれれば、打線は組みやすいです。
王者ライオンズの守備
野村氏
今度は守備のお話を伺いたいんですけれども。びっくりしたんですけれども、守備率と失策数がリーグワーストなんですね。ご存じでした?
辻監督
(笑いながら)はい。エラーはしょうがないです。そういう風に使ってますから。だから・・・(笑)それよりも・・・(笑)『打て!』と(笑)。これがこのチームの面白いところで、普通、人間、エラーしたら落ち込むところがあるんだけど、エラーして、ホームラン打って、またエラーして、ホームラン打って、またエラーして、ホームラン打って、とか。コイツらすごいな・・・と思いますよ。それが持ち味何で。でも守備も一生懸命に練習して、それでエラーはしょうがないと。エラーしたことは過去なんだ、と。つい『打ってこい!』でないと、うちのチームはダメなんですよ。
野村氏
何かやってくれそうな目で見ちゃいますね。
辻監督
そうですよね。
内野の中心 源田壮亮
野村氏
そこでショートの源田。もう主力になりましたけど。源田という選手は、改めて、どういうような印象を。
辻監督
彼にしては、もう内野の中心で、投手にもどんどんアドバイスを送ったり、もう内野の中心ですよ。2年終わったところで、彼としてもそういう落ち着きというか、自信をつけてきたというか。どんなプレーになるかわかりませんが、本当に守備も成長していますし、バッティングも成長していますし、そりゃ楽しみですよね。
正二塁手と新しい守備の形
野村氏
セカンドですよね。もう決められましたか?
辻監督
まだ決めてないよ。決めてない。
野村氏
候補としては、当然。
辻監督
もちろん1番手としては外崎ですよ。そうなると、栗山をDHとすれば、両翼が空くので、一番近いのが誰かな?と考えると、金子であったり、木村であったり、あとは愛斗、鈴木も頑張ってますし、昨年から特に木村と金子、この二人は本当に死ぬ気でやってますから、また金子はバッティングが良くなっているんですよ。だから理想としてはですよ、何でもしゃべっちゃいますけど、1番に座ってくれれば、あいつの足は脅威ですし、そしたら分厚くなるかなと思います。
野村氏
そしてセンターラインに捕手が。炭谷が抜けました。そしたら、、、
辻監督
森(即答)。一本で行きたいけどそうも行かないでしょうね。そしたら岡田と。この二人を中心になっていくと思います。
新キャプテン秋山翔悟
野村氏
今年は新キャプテンに秋山選手を。新キャプテンへの期待は?
辻監督
はい。秋山ね。私が監督になった1年目のとき、秋山を一番に考えていたんです。十分それだけの選手ですから、チームを引っ張るということで。そこでチームが色々あって、低迷していることがあって、違った意味で変わらなければいけないという思いがあった時期だったので、無口で黙ってやる浅村をね。もう一つ気持ちを出してくれればチームも変わると思って浅村にやってもらったんですけど。浅村が抜けた今では、秋山しか考えていなかったので。
◆秋山Cインタビュー(抜粋)
キャプテン就任で変化したこと
野村氏
今年からキャプテンと言うことで。キャンプ前はあまり変わらないと言っていたけど、どうですか?
秋山
プレーヤーとしてはあまり変わらないです。
野村氏
グランド離れてからの意識は?
秋山
そうですね。キャプテン、キャプテンと言って後輩が言ってくるうちは、いじられるなぁ、、、と思いますけど。それで、メディアの方がキャプテンとしてのコメントを求めるので。去年までは一個人としての、チームがどう見えているかという、一選手が見えているものの発言だったと思いますが。キャプテンとして喋るとなると、記事になり、メディアが、受け取り側がチームの方針として捉えることがよくあるので。
野村氏
秋山選手の言葉ではなくて、チームの言葉になると。
秋山
はい。そこらへんが選んで喋っていたと思います。
野村氏
そこが変わったところ?
秋山
生の中継で無い限りは、本音を喋った上でつまんでもらっています。じゃないと、深い話ができなくなってしまうので。その中で喋りすぎたこともあるんですが、コントロールして、ちゃんとファンの方々に、周りに伝わるように、と思ってます。
新主将・秋山が感じた新チームの雰囲気
野村氏
チームを引っ張る立場になっているじゃないですか。キャンプを通じてチームの雰囲気をどう感じてますか?
秋山
何となく明るいな、と。
野村氏
ほう。昨年よりも?
秋山
そうですね。
野村氏
それは良い意味で捉えていい?
秋山
そうですね。僕自身はわいわいやるのが好きなんで。それがチームの喋りやすい環境、必要なこととかと。シーンとしている中でボソボソと喋ると、みんなが耳を傾けなければならなくなるじゃないですか。だから色んな会話がある中で、色んな選手の考えを共有するとか、チームの方針というのが出てくるのがこれから先かもしれませんし、まず活気があるというのは、すごく感じてますね。
リーグ連覇&日本一へのプレッシャー
野村氏
当然、チームの目標は「連覇」ですよね。日本一にもならなければならないですね。現状ではどう考えていますか?
秋山
簡単ではないですね。
野村氏
簡単でないですね。戦力も抜けているし。
秋山
そうですね。でも1つ救われているのは、チームスローガンが『連覇』でなかったことですね。何となく抽象的ではありますが、『新時代』という言葉が入っているだけに、キャプテンも代わり、チームの軸となる選手も抜けた中で、新しい選手も出てくると思うし、去年優勝したチームと違いますから、それが強くなる上で、必要なことかもしれないですし。勝った以上、積み重ねるというのは大変と感じているので、気楽な部分でもあり、それでも負けたくないなという思いもあります。
チームの注目ポイントは?
秋山
去年のように上手く行くと思っていないので、そもそも。簡単じゃないですし、開幕、去年は8連勝、今年は8連敗から始まるかもしれないですし。何で今年、上手く行かないんだろうと思うことがチームとしてあると思うんですよね。逆に、去年は、わけもかわらず勝っている試合もあったし、それだけ劇的な試合もあったので。おそらく簡単じゃない、と思っているので。
その中で、チームが沈んでいるとき、色んな選手が落ち込んでいるときに、バカになるという言葉が合っているか分からないですけど、それでも、前を向いていける集団かどうか。そういう負の雰囲気に引っ張られるんじゃなくて、試合をやるときは活気を出して、その先頭を引っ張れるのがいいな、と思ってます。
キャプテンとしてとうわけではないのですが、僕としては、このチームに必要なモノ。去年、上手く行った分、何かぶつかったときに打破するのはこの力(活気)が必要かな、と思います。