下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【OP戦3/2:広島戦(佐賀)】今年も昨年同様に、ここの佐賀の舞台で『まけほ~』から始まります。でも獅子の内海がベールを脱ぎ、百戦錬磨の真髄を発揮する!監督談「若手投手へのお手本」と称す。できれば若手投手のみならず、ベテラン投手が捕手を育てることを見据え、森や岡田の教育係も担って欲しい。

今日からOP戦が始まります。
今日は
広島と同郷・佐賀対決!となりました。


そういえば『佐賀』と言って思い出すのが、、、

当時は『佐賀県出身』と思ってましたが、

そして最近は、『埼玉県出身者』として
ヒット中の映画『翔んで埼玉』に便乗して
その主題歌を発売!

Wikipediaを見ると、
埼玉県春日部市にて1976年7月20日に出生。
転居して幼少時から小学校6年生まで
千葉県我孫子市で生活。
再び転居して佐賀県佐賀市で生活し
「佐賀県出身」としている。


この経歴なら、
いずれ『千葉県出身者』として
『千葉県のうた』を出しそうですね。。。


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さて、どうでもいい話をしましたが、、、
今日の本題「広島とのOP戦」ですね。


今日のスタメンは、次のとおりで
獅子の内海がベールを脱ぎましたね。


その結果については、残念ながら、
今年も昨年に続いて
『まけほ~』で始まりました。
まあ、昨年と同様、
今日の勝ち負けという結果
それほど問題視する必要はありませんが。


まず投手陣の詳細結果について示します。

先発した内海については、
ベテランらしく、
力むことなく、気負うことなく
テンポ良く緩急を使って
丁寧に冷静に投球しており、
広島打線をしっかり抑えました。
鈴木誠には、警戒しすぎて
制球をやや乱しましたが、打ち獲っており、
また、今日は33球(平均11球/回)と
球数も嵩まずに打たせながら凌ぎ
本領を発揮しました。


そして、周囲の注目は、
『内海vs長野』の対決であり、
ボテボテの三ゴロに打ち獲って、
初対決は内海に軍配が上がりました。

先日の高木勇、
今日の後続した伊藤や田村らと比べ
やっぱり風格がありますね。


辻監督も、内海については、
しっかりストライクが取れる。ボール先行で始まる投手ではない。若い投手も勉強しないといけない。140キロ出なくても、丁寧に投げれば抑えられるという“お手本”
と称していました。


できれば、百戦錬磨のベテランですから、
捕手力がまだ低い森や岡田の教育係
担って欲しいですね。
もちろん、それには内海自身が
1軍で投げ続けなければなりません
が。


当然、今日のような投球ができれば
戦力として大きな貢献をもの凄く期待できます。

その一方で、
本人もこれで満足はしていなく、
開幕に向けてもっと高みを目指すようなので
楽しみな期待も膨らみます。
ただし、
まだ不確実性も有していますから、
そう安堵はできませんね。


もちろん広島打線も脆弱ではないですから、
今日の好投には価値があります。
でも、我が獅子威し打線も貧打にあえぎ
この時点でまだ完調でないこととどうように、
広島打線もまだ完調ではありません。
そして、シーズンに入って戦う相手は
研究してくるソフバンらの強打者たちですから、
相手強化が伴っても
抑えられることができるか?


またシーズン通年で戦い続けるには、
当然、疲労も蓄積することが避けられません。
年齢的にもその疲労は厄介な問題です。
その長いシーズンを
年齢的にも戦い続けることができるか?
首脳陣が如何に疲れを溜めさせず
上手く使うことができるか?


もちろん、
まだ始まったばかりですから、
課題はまだ山積しており、
経過観察はまだ続きますね。
それでも、
好スタートをまず切ったことは
良かったです。
先の楽しみが増しました。


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2番手の田村については、
低めを意識していますが、
先頭の田中には、
低めを突くことがなかなかできず打ち込まれ、
次の菊池の打席では、暴投もしました。
また投げることで頭が一杯一杯だったのか、
菊池にセーフティバントの奇襲を仕掛けられ、
山川が突っ込んで捕球するも、
田村のベースカバーが遅く、
山川の送球が逸れてしまう守乱を見せました。


次の坂倉には、無死一三塁の場面で、
内角に投げきれず真ん中に入って
犠牲フライを簡単に打たれました。
そのあたりの踏ん張りが課題ですね。
そういうところが実力不足でもあるんでしょうが。


2イニング目の5回裏は、
長野が合っていなかった外角スライダーを
天丼状態で繰り返して長野を凌ぎました。
結果、このイニングを三凡で抑えました。
ただ、安部は打ち獲りましたが、
球は甘く、フェンスぎりぎりまで飛ばされました。


まだ生き残るには茨の道が続きそうです。


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3番手の野田については、
相変わらず、制球難の球が暴れん坊であり、
(もともとからなんですよね)
今日はスライダーが甘く入り続けました。


結果的に無失点に抑えましたが、
相手が格下で助かった、
というのが正直な感想です。


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4番手の伊藤については、

先頭のルーキー小園を、二直で仕留めましたが、
粘られて振り切ることがなかなか出来ませんでしたね。
(まあ小園の方が凄いのかもしれませんが)
次のメヒアには、外角低めを投げましたが、
簡単に持っていかれ、フェンス直撃を食らいました。
「当たると飛ばされてしまう」のは
伊藤の課題の一つですね。
そして、もっとまずかったのは、
一死三塁の場面で次の曽根に対して、
力みまくって制球を乱して
ストライク入らずの四球を与えてしまいます。
正直、曽根はバリバリの1軍打者ではなく、
1軍で活躍するなら格下の相手です。
ピンチの場面であったとはいえ、
格下相手で制球乱れて
ストライクが全くとれず与四球
というのは
伊藤にとって大きな不安材料ですね。


伊藤の方も、力んで制球乱れたのは
無失点に抑えることを意識しすぎましたね。
もちろん、レギュラー競争の真っ只中
結果を残さねば生き残れない立場ですけど、
1失点はやむを得ないという割り切り、
腹をくくって結果を恐れず
思い切って投げる覚悟

欲しかったですね。


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5番手の大将については、
味方の守乱に足を引っ張られましたが、
その前の坂倉、小園に
あっさり打ち込まれたことが痛手でしたね。
それでも、
低めを突いてゴロアウトを打たせ続けた点
良かったと思います。


一方、ルーキー佐藤は
三本間挟むときに、焦ったのか、
捕球できずやってしまいましたね。
まあ森の送球も雑で低すぎましたが、
佐藤も間がとれていませんでしたね。
キャンプですべき
連係プレーの練習不足を露呈しましたね。

佐藤も一つ一つ覚えなくてはなりませんし、
シーズン本番ではNG行為ですから、
森も佐藤も反省ですね。


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最後に投げた平井については、
危なげなくしっかり三凡で凌ぎましたね。
実力通りの投球でした。
あと彼の場合は、
連投になったとき、疲労蓄積したとき
身体が開きやすくなるか否か?
が課題ですね。



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一方、打撃成績については
次のとおりです。

結果として、獅子威し打線は
大人しくなかなか繋がりませんでした。


まあ主力らは、
開幕までに徐々に調整していくから
それほど心配していません。
一方、気になるのは、
レギュラー争いの渦中にいる連中ですね。

金子侑、木村、愛斗、山田、金子一、
鈴木、呉、山野辺、佐藤、中田、駒月などですね。


また打順については、
1番金子侑、2番源田、3番秋山、
4番山川の案が
やっぱり現時点で最有力案なんですね。


でも、初回の金子侑の初球撃沈
1番打者を担う以上、頂けなかったです。
2回以降の場合、
何番から始まるかは展開次第でわかりませんが、
1番打者は、必ず初回に先頭となるわけで、
一方、どんな投手でも立ち上がりが不安ですから、
1番打者の機能が最大に発揮される初回の先頭
淡泊に初球撃沈するのは頂けません。
同じアウトになるならば、
球数を嵩ました空三振の方がマシです。
でも、2~3打席目は
きちんと選球して四球で歩いたのは良かったです。
1番打者を担うならば、
相手投手が嫌がる打者
になって欲しいです。


木村については、最初の打席、
内角を突かれましたけど、
ストライク球で腰が引けては、、、
という印象でした。
それでも、終盤の2打席は、
しっかり弾き返す形
良いヒットを打っています。
今の木村は、逆打ちも含めて
センター返しの意識を強くもって
頑張っていますね。


一方、問題なのは、
レギュラー争いをしている若手・中堅の中
活躍しているのが
愛斗、山田、山野辺らの若手よりも
金子侑、木村の方が目立っている
という点です。
確かに今までの経験差が大きいわけですが
愛斗、山田らの若手も
相手のレベルがアップしてきて
頭打ち感が見え始めていますね。
彼らの台頭は、
チームにとって必要不可欠であるだけに、
彼らにはその殻を打ち破って欲しいわけですが。


ただ『やってやるぞ!』の意気込みは大事ですが、
意気込みしすぎてもダメですね。
力任せにがむしゃらになっても通じません。


例えば、今日の山田は、
地元・佐賀での試合だったこともありますが、
「打ちたい!打ちたい!打ちたい!」
という打つ気満々の気持ちが強すぎ、
相手バッテリーにも伝わるほどで、
相手に交わされながら
手玉に取られていましたね。


2軍戦だったら、相手も格下ですから
力任せにやっても活躍できますが、
1軍戦になったら、
相手もレベルがアップし
そう甘くは来てくれませんから、
力任せになれば
相手の思うツボにはまります。
すなわち、
力任せでは、いつまでたっても
殻は破れず、頭打ち状態は続きます。

熱くなるのはOKですが、
1軍でのレギュラー獲得&活躍を
もっと高みを目指している
ならば、
もう少し冷静沈着さも欲しいです。