下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【3/9OP戦:対楽天(倉敷)】松本航が圧巻のデビュー!『大胆かつ丁寧高精密な投球』で鷲打線を消沈させる。奴にも外角低め一杯にズバっと決めて奴を轟沈させる。多和田が開幕に間に合えば、多和田・今井・松本航・光成による『一本釣りドラ1の若獅子部隊』が激戦本番の最前線で獅子軍団の命運を握ることになるか。まあそれでもまだ2人足りないけど。

獅子軍団は九州から東上して
今日から倉敷で楽天との二連戦の練習試合ですね。


楽天というと奴らがいますが、
もう今となっては、
抑えればいいだけの話です。
いいようにやられるのは
カモになってしまうのは、
あまりにも情けないという話です。


ちなみに、
牧田がアメリカでまだ頑張ってますけど、
残念ながら、今のところ、
なかなか厳しい状況のようですね。
まだわかりませんが、
途中で帰国という可能性も考えられます。
もし帰国ということになれば、
西武は牧田獲得に全力を尽くし、
牧田の古巣復帰を実現してほしいわけですが、
強引に横獲りする鷲らが現る
懸念はありますね。。。
重々お気をつけ下さい。


ところで、
このオフ、楽天は応援歌問題でもめてましたね。
今までの応援歌を一掃し(私設応援団も)、
球団主導で応援歌を作って応援する
というようなことに乗り出しもめてましたね。
応援歌の著作権が問題になったようですが、
球団がCD等で応援歌を売って
小銭を稼ぎたいという
銭ゲバ根性が見え隠れた愚策でしたね。


その後、オーナーがファンの意見を
聴いた結果なのかわかりませんが、
球団と私設応援団が連携して応援し、
応援歌も以前のものも一部残すこと
落ち着いたようですけど、、、


でも、現地にいないから
詳しいことはわかりませんが、
SNSを見ていると、
試合中の応援はグダグダで、
球団旗の大旗も1本しかなく
パフォーマーしかいない、
とか。。。
吹奏楽みたいで、
試合前にトランペットの練習していたとか。。。
昨日の阪神戦では
私設応援団がたった1人?!


まさに球団にやらされている応援で、
雇われ応援団、という発言も。。。
従来の私設応援団「全国荒鷲連合会 」は
もう無くなるようですから、、、
もしかしたら、球団側が
「私設応援団と連携することにしました」
と言いつつ、
実はその私設応援団も球団雇用のサクラ応援団
だったなんてこともあるかもしれませんね。


まあ個人的には、
これが獅子球団の話でなくて良かったのと、
他所の球団の内輪話ですから、
あんまりあれこれ指摘する権利はないことと、
あとは、仙台開催試合の場合、
ビジター応援エリアが狭められ追いやられるだけに、
戦いにくい鷲一色ムードが懸念されるわけですが、
戦いやすさという観点からは、
楽天の応援がトーンダウンするのはありがたい
ですからね。


でも、こういう問題は
『時間が解決する』ところが大きいので
シーズン週後半には
もうすっかり球団主導も板についちゃっている
でしょうね。
球団も、今は対応する振りをして時間を稼ぎ、
後々、ほとぼりが冷めるのを狙っている
ような気もします(個人的推測ですが)。


ただし、こういう球団勝手な騒動は、
球界全体にも害を与えそうな問題ですから、
本来なら的確に問題を解決すべきところです。


前々で長めに余計な話をしてしまいましたが、
さて、本題は、
今日行われた楽天とのオープン戦
ですね。


今日のスタメンは次のとおりでした。

山川がお休みで、森が4番に入り、
ファーストには呉が入りました。
もちろん稼頭央も推奨している呉を
ここでしっかり試すことが第一でしょうが、
呉にとって、岡山は高校時代過ごした
第二の故郷みたいなもの
ですから、
錦を飾りたいところですね。
ただ、山川については、
ソフバン戦での死球を気にして
12日まで大事をとる方針、らしく、
一応、大事は無い、ようですが、
気になりますね。。。


そして、ドラ1松本航
NPB球団相手に初デビューです。


早速ですが、今日の結果については、
獅子威し打線が炸裂し、
先発・松本航が鷲を圧巻し、
まあ中継ぎが炎上しましたけど、
逃げ切り『れおほ~!』となりました。
まあ勝ち負けよりも
内容が大事な時期ですけど。


まず投手陣の詳細結果を示します。


今日の収穫は、何といっても
『ドラ1松本航の好投』ですね。


松本航の印象は、一言でいうと、
『大胆、かつ丁寧高精密』
というの感想ですね。


投げ方ピッチングマシンのように、
ゆっくり足を上げて振りかぶり、
素早く腕を思い切り振り切る感じです。
そこで打者のタイミングも
やや狂わせやすいのか。


そして、
投げる球は、投げたいところへ、
相手打者が嫌がるところへ、
森が構えたところへ高精密に決め、
一方、ストライク先行で攻めて、
自らカウントも悪くする
ようなことはあまり無く、
とにかく
制球力が優れていました。


3回裏、島内にB0S1のカウントから、
4球続けて外して四球を与えましたが、
それも低めを攻めての結果論であり、
自滅とはわけが違いました。


そして、
圧巻だったのが4回裏に見せた
浅村、ブラッシュへからの
二者連続・奪三振ですね。

確かに今日の審判は、
低すぎてもストライク判定するタイプでしたが、
もちろん、森の貢献もありますけど、
ルーキーとは思えないほど、
相手への攻め方が大胆にエグく、
それでいて、丁寧に投げており、
投げるところが狙い通り
ズバっと決まる高精密さ
です。
しかも、その大胆さ、度胸の良さは、
浅村、ブラッシュの双方とも
ど真ん中に投げ込む2球目意表を突き、
しっかりカウントを稼ぎ追い込んだあたりにも
表れていました。


空三振を奪うのも気分は良いですが、
全く相手に手を出させない
見三振を奪う方が
空三振を奪うより価値があり、

相手打者の屈辱も大きいです。


今の松本航の実力と、チーム事情を踏まえれば、
先発陣の開幕ローテ入りは確実であり、
勝ちを十分期待したいほどの存在になりそうです。


不確実性は残ってますが、
今のところ、多和田は開幕投手を目指しており、
2番手には今井が位置しており、
この松本航が3番手に入りそうです。
で、まだ不安を大きく残していますが、
光成もローテ入り濃厚でしょうから、
多和田、今井、松本航、光成による
一本釣りドラ1の若獅子部隊
激戦本番の最前線で
獅子軍団の命運を握ります。
ただ開幕週は6連戦あり
まだ、あと二人不足していますけど。。。


問題は、松本航もルーキーであり、
初めての不慣れな長きシーズンであるため、
疲労いつも以上に蓄積するでしょうから、
この長きシーズンをどう乗り切れるか?
が大きな焦点になります。
当然ながら
「無理させて潰れる」なんて御法度です。
もちろん、多和田らも潰してはなりません。


そこへの的確な配慮を重々図りながら
投手陣を運営しなければなりませんね。


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一方、今日は中継ぎ陣が炎上しましたね。


まずオールドルーキーの森脇が捕まりました。
確かに年齢を考えれば、
1年目から活躍しないと苦しい立場ですが、
まだルーキーですし、
今の時点では、実力不足も否めません。


森脇の場合、フォークが売りですが、
今日のフォークは、精度が低く
抜け球も多く、落ち方不足も目立ち、
相手には見極められやすい状態です。
しかも、その傾向は、今日に限らず、
先日、長崎での広島戦でも同様でしたね。
正直、最大の武器(フォーク)の精度
このように低いとやっぱり苦しい
です。


またストレートも今一つでしたね。
簡単に中へ入って甘くなりやすく、
力で押し切るタイプでもないから、
相手も楽に打ちやすいです。
そこで、
さすがにストレート一辺倒では
炎上してもおかしくありません。
渡邉佳、島内、藤田、浅村の4打者に
ストレートを連続で投げ続きました。
(合計17球も)

まあ、今日はストレートを課題にして
試していたのならまだいいですけれど、
でも、結果も出さなければならない立場
でもあります
からね。。。


森脇の場合、フォークを活かすには、
フォークの精度を高めるのも重要ですが、
それだけではなく、
ストレートフォーク両輪にして
しっかりと投げることができる状態
にないと苦しいです。


また好調を続けていた大将は、
6回裏、森脇の火消しを果たしましたが、
回を跨いだ7回裏は、
先頭の新人・渡邉佳を抑えますが、
島内に初球の出鼻をくじかれると、
直人には制球を乱して粘られ打ち込まれ、
茂木に甘いど真ん中で適時打を打たれ、
辰巳には与四球と、ガタガタに崩れます。


昨年、見られていた
急性制球難症候群を発症するという
欠点を露呈しましたね。
とにかく、大将については、
制球精度が最大の課題ですから、
その課題克服には専念して欲しいです。


その他、野田増田はそう悪くはなく、
平井は、打たれましたけど、
打たれた球はそこまで悪くなく、
実力で失点を許しませんでした。
彼らには、
開幕までにしっかり仕上げてもらい、
通年で活躍してもらえればいいです。


ただし、今日はファーストが入り、
2つフライを捕球してアウトにしましたが、
2球とも単なるフライにもかかわらず、
どちらも、ふらつきながらの捕球になり、
相変わらず、
守備が下手すぎます。
一応、今日は打撃面でヒットを打っていますが、
この守備力では大いに不安が残っており、
このままだとDHか、代打しか使い道がありません。


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さて、獅子威し打線の詳細結果は次のとおりです。


山川が不在でしたが、
15安打8得点と稼ぎました。
初回は併殺でチャンスを潰しましたが、
3回の序盤、5~6回の中盤、最終回と
始め良し、中良し、終い良しと暴れました。


細かいマイナス点とかはありますが、
一番気になる
レギュラー争いの渦中にある者では、
金子侑&木村が猛打賞、呉がマルチ安打、
愛斗も、佐藤もヒットを打ちました。
ただし、このレギュラー争いで
筆頭になっているのは
経験の差も大きいでしょうが、
やっぱり金子侑木村になってしまっている点
ですね。
これだと戦力幅がなかなか広がりませんね。
愛斗ら若手にはもっと頑張ってもらいたい
ところです。