下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【獅子先発陣駒不足問題】今日の鷲相手のOP戦は雨天中止。新外国人ニールの1軍初登板は12日オリ戦へお預け。光成も次回登板予定であり『ドラ1四銃士』結成に向けて飛躍したい。さあ問題は『先発4番手以降』が定まるか?2軍戦では他候補がボコボコ状態でスッキリせず、、、十亀くんは連チャン大炎上。。。

今日の楽天とのOP戦は雨天中止になりました。


今日は、
新外国人ニールが登板予定でしたが、
デビューはお預けで
12日オリ戦へスライドになります。


12日に先発予定だった光成は、
この日に2番手登板で予定
のようです。


光成はここんところ
『及第点』という投球を続けています。

今の投手事情を鑑みれば、
少しでもよければ、
即ローテ入りは濃厚になります。

光成も、次回、炎上しなければ、
即ローテ入りの実現は見えてきます。


多和田、今井、松本航と並んで
若獅子ドラ1四銃士を結成して
開幕から大暴れして欲しいところです。


開幕後の2~3週は5戦の日程ですが、
開幕週は6連戦です。
ドラ1四銃士が揃っても
あと2人は足りません。


それを踏まえれば、
12日オリ戦では当然、ベールを脱ぐ
新外国人ニールの投球は大注目です。


ただ、個人的には、
来週は仕事でカツカツなので
なかなか観ることができないかなぁ・・・
と心配です。。。


なお、ニールの実戦演習は
3/2に2軍のヤクルト戦(戸田)
2イニングを投げてます。

2回を無失点に抑えていますが、
初回は一死から連打&与四球で
一死満塁のピンチを形成し、

(その後は一ゴロ連チャンで凌ぐ)
2回もヒットを打たれて出塁を許しています


与四球は少ないゴロアウトタイプのようですが、
被打率は3Aでも3割近くと高かったですからね。
制球は良いけれど、打たれやすいタイプ
という心配は残っております。


まあ、3/2も
初実戦で肩慣らしの面もあり、
土のグラウンド戸田球場ですから、
まあ、無失点なら上々とも言えますが、
とにかく、
1軍戦で即戦力として求められる立場ですから、
12日オリ戦でどんな投球を魅せるか?
ですね。。。


ところで、
もう一人の外国人投手・郭俊麟は、
今日は2軍巨人戦で先発しました。


郭俊麟の場合、
メンタル面が最大の課題ですから、
メンタルが問われやすい
『立ち上がり』も重要な課題です。

前回の広島戦でも、
立ち上がりは、無失点で凌ぎましたが、
バタバタして二死満塁のピンチを築きました。


今日の2軍巨人戦については、
投球内容を観ていませんから、
何とも言えませんが、結果だけ見ると。。。


初回の立ち上がりは、
先頭から連打を食らって、
その次は永江の失策を挟んでますけど、
無死満塁から和田恋に左適時打2点失点。
さらに連打でもう2点を失って炎上しました。
マルティネス盗塁失敗とか、山田好守で
何とか初回をやっとこさ終えます。
その後、3イニングは、
落ち着いてきて、空三振も奪えるようになり、
危なげなく無失点で抑えます。


確かに『立ち上がり』だけでしたが、
郭俊麟にとって
その『立ち上がり』は大事な課題ですから、
『立ち上がり』を克服しないと、
さらなる上の域には入れません。


同じ4失点をやられるにしても、
今日のように
立ち上がりがダメで4失点だけど、
その後、無失点のケース
と、
立ち上がり大丈夫だけど、
その後、中盤、最後に捕まって4失点のケース

を比した場合、
郭俊麟にとっては、個人的な課題を鑑みれば
課題はスタミナよりメンタル重視ですから、
進展できたか?否か?という観点からは、
後者の方がマシであり、前者の方が深刻です。
もちろん、後者のケースでも、
その崩れ方がメンタル面に伴うものであったら、
話は少し違ってきますが、
『立ち上がり』の課題は克服しているだけに
後者の方が前進しています。


で、郭俊麟とかよりも
もっと深刻な問題に陥っているのは
2番手で登板してきた
十亀くんです
(十亀に比したら郭俊麟の心配は小さく感じます)


十亀の2イニング目は、
連打&犠飛で1点を失って、
マルティネスに走者一掃の右三塁適時打。

3イニング目は
連打&自らの失策&もう1本被安打
一死満塁のピンチを築いてKO。。。
次の小石
十亀の貯めた走者を一掃させる被二塁打で大惨事に。


確か十亀は3/2の2軍ヤクルト戦でも
3イニングを危なげに投げ切ることできず、
2イニング目に
2ランを含む被安打4の3失点でした。


1軍戦でローテに入るのならば、
せめて2軍戦では
危なげない投球をして欲しい所です
が、、、
十亀くん、苦しんでおります。。。


その他の先発候補といえば、
高木勇本田などもいるわけですが、
本田も1軍戦で通じず降格し、
いつもなら2軍戦なら抑えていたけど、
3/8の2軍楽天戦では、
5回を2失点でしたけれども、
1~2イニング目にバタバタして
各々1失点ずつしており、

1軍のローテ争いに再加入するには、
厳しい投球でした。


高木勇も、その日に2イニング投げましたが、
1イニング目は
先頭のヒメネスに打ち込まれて、
その代走に盗塁を許して、
フェルナンドに適時打を浴びて失点許します。
2イニング目は、無失点でしたが、
2与四球でピンチを築いています。
高木勇にとって
『与四球』は肝心な課題ですから、
無失点でも、その内容では
『進展なし』と見ざるを得ません。


泰雄とかも1軍戦では厳しく、
田村もアテになるにはほど遠い状況
であり、
カスティーヨは投げることができる状態に無く、
國場平良は出てくる気配すら感じません。
あとは、松本航に続いて、ニューフェイス頼みか?
と言っても、昨日やその前の投球を見ると、
オールドルーキの森脇はまだ実力不足は否めず、
粟津ドラ2渡邉も、まだその域にはなく、
むしろ、今、無理をさせて将来を潰す方が怖く、
というか、今のところ、
ルーキーでは松本航が例外なだけですから。
松本航だって、長いシーズンを見据えれば、
まだ不確実性が伴っています。


そんなこんなで、
現在、消去法で残るのは、伊藤くらいですか。


というか、今のチーム事情を鑑みると、
伊藤には戦力になってもらわねば困る
というのが現実です。。。


そのうち、
伊藤は1軍になんとか留まっていますが、
1軍戦での投球は、見ての通り、
苦しい状況に変わりはなく、
昨年の良い状況がハマれば、、、というところですね。


『当たると飛ぶ球質』がネックですから、
相手が嫌がるところへ意図して投げられるくらい、
相当、制球力を磨かないと苦しいタイプ
です。


それでも、
気持ちだけは入れ替えようと奮起はしています。
炎上した広島戦の後のソフバン戦では、
「ラストチャンスだと思った。今日ダメだったら…
とも考えたそうですけど、
結果を気にせず、打たれても打たれなくても、
 自分の投球をしよう
」という意気込みでマウンドへ。


もともと、
「絶対にプロに行くんだ」という
強い気持ちで這い上がる雑草魂
投げっぷりの良さ』が売りのタイプ
です。


そこで、広島戦後に、小野コーチから
『投げっぷりがない。去年を思い出せ』
言われてから目が覚めたようですね。
うまくまとめようとしてしまっていた。だから自分では腕を振っているつもりでも勝負できていなかった。小さくなりたくないのに、小さくなってしまった。小野コーチから『投げっぷりがない。去年を思い出せ』と言われてから目が覚めた。不器用なくせに、考えすぎていたんです


一方、については、
宮崎キャンプでA班脱落第一号になりましたが、
負傷の影響は大きくなく、
3/6の2軍巨人戦では、
3イニングを無失点で切り抜け、
先日、A班へ再昇格しましたね。


ただし、その3/6の内容は、
無失点とは言いつつも、、、
3回で被安打3、与四球2で
2軍相手に毎回出塁を許しており、

1軍戦だったら、
「そのピンチを抑えられたか?」
という不安
は否めない結果
でした。


でも、伊藤にも、にも、
1軍戦での不安材料は小さくないですけど、、、
今は戦力になってもらわねば困る状況です。
さすがに、この困窮する時期に、
結局、ドラ1以外は誰も
頭角を現すことできずでした、

というのは厳しすぎます。


先発4番手以降が定まるか?
ということが
今の獅子にとって最大の命題。。。

6駒を用意するには、
光成、ニールを含めても、あと1人不足です。
郭俊麟を入れても、
ニールと外国人枠で重なりますから、
非外国人枠投手の台頭がベターです。


まあ、例えば、
もしニール、郭俊麟の2人が用意できれば、
開幕週に2人を使って、
先に使った方を1人をすぐ抹消すれば、
その後、3週間は週5戦が続きますので、
次の6連戦がGW時期までありませんから、
しっかりした柱を
少なくとも5本用意
開幕1週目だけ6人目を何とか立てれば、
(ただし、その6人目の日は半分捨て試合にして)
GW前の約1ヶ月は何とか凌げます。
でも、柱が4本以内、さらには3本のみでは
かなり厳しい状況に陥ります


いずれにしても、今の危機下では、
捨て試合を見据えつつ序盤を戦い
大差つけられずに追走することが大事
です。


さて、まずはニールが12日に
どんな投球を魅せてくれるのか?

その試験結果は
獅子投手陣の命運に大きく左右します。


そして、次回も光成
何とか勝てる形になる結果を残せるか?も大事
です。


さらには、
誠や伊藤(もちろん他の投手らも同様)が
1軍で何とか残せるレベルを保つことができるか?
箸にも棒にもかからない、ではなく、
少なくとも、
箸or棒のどちらか、
にはかかりたいです。


今からスクランブル的に
平井や武隈に先発転向と言っても
キャンプを終えた今では
準備期間が短すぎます。。。

武隈も、昨年、先発か、中継ぎかを
中途半端にして開幕を迎えさせました。
どちらにしても、
やるなら、しっかり準備をさせたいところ
です。



ところで、話は打線に変わりますが、、、
今日の2軍巨人戦で
若獅子威し打線は、3安打完封負け?!?!


確かに、昨年もそうですけど、
獅子威し打線は、山賊イメージが強いですが、
1軍スタメン非スタメン成績差には、
1軍メンバー2軍メーバー成績差には、
大きな格差が生じています。


それ故に、昨年の2軍成績は
投打ともに貧弱で悲惨な状態でしたし、
現在、若手野手が打撃面で
なかなか台頭できない
のも
その格差土壌が一因になっている
ことを否めません。


『飛ばないブタはただのブタだ』風に言えば
『打たない子ネコはただの子ネコだ』です。