下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【4/21ソフバン6回戦(MLD)】ホーム平成最後の大惨事!弱っていた鷹から追い討ちに合い、完膚無きまでに叩き潰されました!この平成最後のメラドは、弱った鷹を癒してあげる所沢リハビリ病院に!獅子は弱っている鷹が復調するための踏み台として貢献しちゃいました。嗚呼、無念。。。

カード勝ち越しが懸かるソフバン6回戦
今日はメラドへ応援に行きました。
平成最後のホームゲームでした。

今日のスタメンは、、、

現在の鷹は負傷離脱者が多く
鴎にも3タテを食らったくらい
弱まってます。
実際に昨日、一昨日も
いつもの鷹の強さが見られてません。
今日のスタメンを見てもわかるように、
周東、三森と、
正直、知らぬ選手が名を連ねてます。


ちなみに、彼らの2軍成績は、
◆周東
 2018年 打率0.233(214打席193打数)
     出塁率0.280、長打率0.287、HR0本
 2019年 打率0.107(32打席28打数)
     出塁率0.107、長打率0.138、HR0本
◆三森
 2018年 打率0.271(188打席170打数)
     出塁率0.376、長打率0.321、HR1本
 2019年 打率0.278(86打席79打数)
     出塁率0.456、長打率0.337、HR2本


こう言ってはなんですが、
今の弱っている鷹を叩いて
白星を稼げるときに稼いでおきたいです。
というか、
この有利なホームの舞台で
今の弱っている鷹を叩けなければ、

いずれは復調するだろう鷹
ヤフオクの舞台等を考えると、
よほど自らを改善していかないと
今後、鷹から白星を稼ぐことが難しいです。


『潰せるときに
 完膚無きまでに

 叩きつぶしておく』
『奪えるモノは徹底的に奪う』
それは勝つための常套手段の一手ですね。


まあ『初物』という言葉は、
獅子が苦手とするキーワードの1つですが。


しかし、結果は、、、、

追い討ちに合い、
完膚無きまでに

叩き潰されました!


まず獅子威し打線から。。。
鷹の先発・高橋礼を前回同様に
打ち崩すことができませんでしたね。
5回を投げて、
こちらが打ったヒットはたったの2本。
ただ、高橋礼は、
与四球が6個もあり、
こちらの得点(自責点)が2点と言っても
1点は満塁からの押し出し与四球
もう1点はボーク、と
獅子が自らもぎ取ったものではなく、
鷹から頂いたサービスの2点でした。


すなわち、
高橋礼からは
ほぼ打っていません。
とはいえ、
高橋礼がもの凄く良かった?
というと、
与四球は多く、甘い球もあって、
(逆に打たされてしまっていた感じ)
『もの凄かったね』とは言い難かったです。


でも次の6回裏の2点は、
外崎のソロ弾、金子侑の適時打で奪いました。

ただし、獅子が自力で得点を稼いだ相手は、
獅子の得意分野に入る加治屋なんですよね。


獅子威し打線は、相変わらず
得意な相手なら大暴れできるけど、
苦手な相手なら借りてきた猫状態と、
好き嫌いが激しいです。


結局、高橋礼に関しては、
相手が絶好調だったからというより、
やっぱり苦手だから打てなかった
という印象です。


正直、投手陣に不安が多い獅子にとって、
試合に勝っていくには、
打ち勝っていかねばなりません。
先に先行して
投手陣へ援護射撃しなければなりません。

特に、鷹戦については、
序盤で先制している方が勝ちやすい
です。
2017年以降の集計では、
3回までに先制している者が
勝つ確率
7割以上です。
今年もこの傾向は続いてます。


確かに、打線による序盤の援護射撃が無く
反攻も時すでに遅すぎましたが、
弱ってレベル落ちしている鷹打線を相手に、
投壊してしまったこと
そこが最大の敗因です。


まず先発の光成について。

初回表の立ち上がりは、
相手の早打ちもありましたが、
わずか5球で三者凡退に抑えて
テンポよくリズムをつかみました。


2回表は、
先頭の松田に打たれて
光成も暴投があり、
ピンチに陥ってましたが、
内川の三ゴロで
おかわり君がノーステップで本塁送球し、
三塁走者の松田を本塁で刺し、
デスパ、内川、上林を打ち獲って
無失点で凌ぎました。


ところが、3回表先頭の甲斐に
先制ソロ弾を許しましたね。
まあ甘いスライダーをど真ん中に投じ、
完全に失投しましたね。


ところで、
甲斐は、打率は2割未満であり、
打撃に課題がある選手です。
他球団が相手では
打撃面であまり活躍できていません。
しかし、
獅子相手では打つんですよね。
すなわち、甲斐
他球団から見ると弱打者ですが、
西武から見ると強打者なんですよね。


例えば、甲斐の昨年のパ球団別打率を見ると、
西 武:0.259、オリ:0.235、楽天:0.233、
ロッテ:0.189、日ハム:0.151


今年は楽天から0.429と打っているようですが、
オリが0.100、ハムが0.125、ロッテが0.133に対し
西武戦は0.250と打たれています。


で、光成については、
甲斐に被弾した直後の三森には、
被弾で動揺しストライクが2球入らず、
やっぱりストライクは欲しいので、
3球目は置きに行って
右安打を痛打されましたね。
それでも、
今宮に四球を与えたりして
2点目以降を失うピンチに陥りますが、
鷹も調子が良くないだけに
何とか甲斐弾の1点だけで凌ぎました。


しかし、3回表先頭のデスパで
おかわり君の失策をきっかけに
大崩れ炎上してしまいます。
デスパの打球は強かったですが、
おかわり君の腕だけ伸ばす
捕球の仕方では、

捕球することはできるわけありません。
確かに1回表は好送球で本塁を刺しましたが、
やはりおかわり君の守備は基本的に下手です。
(それより下手の呉くんは問題ですが)


とはいっても、
光成は、多和田&今井らと同様に、
エース級に育って欲しい存在ですから、
そんなことで崩れてはダメです。


次の内川は打ち取りますが、
絶不調の上林
歩かしたのは痛かったです。
光成自身、
力み引っ掛かり、抜けて制球乱しました。
そして、その次の甲斐には、
前打席の被弾も頭にあったためか、
ボール先行のカウントから
何とかフルカウントに持ち込みますが、
秋山の頭上を越える二塁打を打ち込まれます。
エンタイトル二塁打で走者・上林が還らず、
失点が1点で済んだのはラッキーでしたが、
次の三森の打球が
バウンド高い投安打となって、
結局、上林が還ってきてもう1点失います。
一塁はアウト判定も
リクエスト検証で明瞭なセーフとなり
判定は覆りました。
まあ、これは打球バウンドが高かったので
ある意味、不運ともいえますが、
鷹が流れが完全に掌握している
ということです。
その前の森が追いかけた
ファウルフライも僅かな差で
捕球できませんでしたが、
そういうのは
流れを喪失しているとき
というのは
そういうものです。

だから、不運でもなく、
惜しかったでもなく、

それまでに流れを
失っていることが問題です。
逆に、流れがあるときって、
何でも上手くいくじゃないですか。
それが流れというものですよね。


でも、次の牧原には
完璧に内角を引っ張られて
右安打タイムリーを打ち込まれます。


ところが、
鷹の攻撃はまだまだ続きます。
正直、この時点で
獅子バッテリーはもう弱り切っており、
パニック状態に陥ってます。
しかし、
鷹は容赦なく遠慮せず
山賊と化します。
もう鷹のやりたい放題です。


『潰せるときに
 完膚無きまで叩きつぶしておく』

『奪えるモノは徹底的に奪う』
まさに鷹は
その勝つための常套手段の一手を
徹底的に打ってきます。


遠慮なく一三塁から牧原が二盗し、
もうオロオロして思考が停止している
獅子バッテリーに対して
周東がスクイズを敢行します。
まさに
『奪えるモノは徹底的に奪う』です。


結局、光成は6失点で4回降板になり、
オールド光成に戻ってしまいました。
でも、光成自身、
まだまだ発展途上中ですから、
当然、こういう炎上もあるでしょう。
とはいえ、
エース級の階段を駆け上って欲しい存在です。
もちろん、
エース級になるには、相手に関わらず
そう簡単に崩れないようになりたいです。
今日の反省を糧に
次へ活かしてさらなる高みを目指して欲しいです。


問題は2番手の高木勇ですね。
確かにのらりくらり投げるタイプですから、
中継ぎより先発の方が
力を発揮しやすいタイプ
です。
とは言っても、
今の高木勇の立ち位置は、
デキの悪さから、
1軍昇格そのものがチャンスであり、
敗戦処理でも結果を出して
もっと上の立ち位置へ
這い上がるべき処
にいます。


そもそも登板した局面は、
接戦ではなく、
イニングの頭であり、
6点差ビハインドの状況です。
しかも、こう言ってはなんですが、
この6失点は前の光成の責任であり、
高木の責任ではありません。
そのまま打線が追いつけず
試合に負けたとしても、
高木の責任ではありません。


それだけに、
もっと気楽に
投げることできる場面でした。
最初から何を
ビクビクしているの?
でしたね。
前回の楽天戦でもそうでしたね。


自分の意図したところに
投げられず、相変わらず制球力は悪く
ストライクゾーンに入る球は
球に力もなく、打ちやすい腰高以上の甘い球。
バッティング投手と
完全に化しました。


終いには、
周東にグランドスラム被弾!?
だいたい周東って誰?


最初に前述しましたが、
昨年&今年の2軍成績は、、、
打率が昨年0.233、今年0.107
長打率は昨年0.283、今年0.138、
本塁打は
昨年&今年の246打席221打数で0本



特徴については、
『抜群の脚力を誇る育成出身内野手。ルーキーイヤーの昨季は二軍で27盗塁を記録。今季もキャンプから快足をアピールし、開幕直前に支配下契約を勝ち取った。一軍でもダイヤモンドを縦横無尽に駆け回り、チームの勝利に貢献する。』


まさに足の人です。


正直、失礼ですが、
そんな相手に満塁弾って???
こっちの獅子でいえば、
熊代とか、水口とかに打たれた気分です。


一応、3番手の泰雄
危なっかしい面もあり、
1失点しましたが、
マトモに見えましたね。
でも、ここ4試合登板して
9回2失点であり、
与四球も今日の2個のみ
敗戦処理としてですが、
安定しているのは助かります。


でも、最終回に
4番手で出てきた大将は、、、
先頭の三森に右安打を打たれ、
それでも牧原を右飛、周東を見三振にして
二死に持ち込んでいたのですが、
走者が三塁にいたことが重圧になったのか?
わかりませんけど、
今宮にタイムリー
走者をきっちり生還させてしまい、
さらには、
松田2ラン&美馬ソロ
連続一発被弾?!?!


7点差ビハインドの最終回です。
別に流れを変える投球をせよ!
とかは必要ありません。
そこまでのビハインドは、
それまでの投手の責任であり、
正直、大将の責任ではありません。
それ故に、
大将が気負う必要のない、
力む必要のない登板でした。
すなわち、
オタオタするような局面でもなく、
気楽に普通の投球をしてくればいい話です。
まあ、点差がありすぎて、
集中力が無くモチベーションも低かった
ということもあるかもしれませんが、、、


気になるのは、高木勇も併せて
チーム内競争だから
結果を出さないとガツンとするぞ!と、
コーチ陣らが
変な重圧(プレッシャー)を
かけていないよね?
というところです。


結局、高木勇&大将は2軍降格
になりました。

試合後、小野投手コーチは「高木勇と齊藤大は投球の意図が見えない。カウントをよくしても、決め球が甘い。もう少し向かって行く姿勢がほしい」と2投手に再調整を命じた。代わりに8年目の十亀と、4位ルーキーの粟津がそろって今季初昇格する。十亀はロングもしくは先発要員として、粟津も中継ぎ要員の予定となっている。


 辻監督は開口一番「平成最後の(本拠地)試合がこれじゃね…」と苦笑い。「光成はよくなかったね。真っすぐが引っかかっていた」と4回6失点と試合をつくれなかった先発・高橋光に言及した。
  続けて、2番手で登板し1回5失点の高木勇、また1回4失点の4番手・齊藤大についても「
何なのかな、怖いのかな? もっと攻めないとね。あんな外ばっかり、いったって打たれるわね。1ストライク後の2球目に打たれるのがマズイ。1ストライク取って、そこよりもっと厳しいところに放れないというところが、気持ちがそこまで強くないのか、技術がないのか。高木にしてもファームでは投げっぷりもよかったんだけど、バッターと勝負している感がこっちにない」と苦言を呈した。
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ところで、
負け試合の展開でしたが、
平井&小川が準備しているんですよね。
まさか、平井を敗戦処理で出すの?


ただでさえ、回マタギ連投で疲労が心配であり、
疲労で不調になるタイプですから
練習投球すらやらせてはダメです。
休ませないと!!
潰す気か?
コーチ陣の頭の中が
全く理解できません。

高木らの2軍降格はやむを得ませんが、
コーチ陣も布陣を
見直したいくらいです。
(まあもう手遅れですが。。。)


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結局、この鷹戦の三連戦カードは、
絶不調の鷹から見れば、
鷲を射程内に入れながら上位にもいるので
2勝1敗の勝ち越しは上々の結果でしょう。


こちら獅子は、
鷹が弱まっている間に星を稼ぎたかったので
本来なら3連勝しておきたかったですが、
1勝2敗と負け越しで、1勝もやっとこさの結果。


正直、この三連戦カードは、
所沢リハビリ病院で
弱っている鷹を癒してあげて、
獅子が鷹の復調に向けての
踏み台に、カンフル剤に
なりましたね。


確かに、主力投手陣らの負傷離脱から、
4月は耐える時期でありますが、
この鷹戦カードについては、
ドラ1三銃士を先発に投入し、
源田も復帰していましたから、
まあヒースが欠けていますけど、
勝ちパ以外の部分に関しては、
今年の西武のベストメンバー
戦っているんですよね。
それで弱っている鷹を相手に
主導権を握られて負ける
ということは、
今の獅子ベストメンバーは、
その1.5軍メンバーを含む弱っている鷹より
実力が、状態がより下にいる
ということを表しております。


おまけに、
今週は上位の鷲・鷹を相手に1勝4敗。
すなわち、
強い者に力負けしている
ということです。


ただ、耐えるだけでは、
待っているだけではダメで、
根本的に思想を含めて
色々改善していかないと
厳しいですね。。。


一応、今日の収穫は、、、
平成最後のライオンズ焼き!
くらいでした。。。


レオの悲痛な祈願。。。