下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【5/25日ハム11回戦(MLD)】打撃戦を打ち勝って(?)五連勝の『れおほ~』投手から見たら双方とも先発は投壊で全般的にも「被安打&被散歩」祭!打撃戦の側面もあれば、投壊戦の側面もある乱戦/多和田も中田に睨まれて萎縮・投壊ではエースへの道のりはまだ遠い。「あと1人、あと1球」が決められず格下相手も含め強襲されて沈む大惨事に/まあこのような疲れそうな乱戦を勝つと負けるでは大きな差があるから「勝てて良かったです」。ただ中継ぎ陣は自転車操業から脱することできず。明日の命運は首席・新入社員の肩にかかっている。

今日はメラドでのハム三連戦の中日、
日ハム11回戦(MLD)でした。


今日は多和田が先発ですから、
是非とも勝って連勝を伸ばしたい一戦でしたね。。。


今日はメラドに応援に行きました。


とにかく暑かったですね。
試合開始時の気温は30.4℃、湿度30%でした(外野席測定)。
それに基づく不快指数を換算すると、
「やや暑い」の評価であり、不快指数が75.7でしたから、
一般的に約10%の人が不快と感じる状況でした。


でも、灼熱地獄の夏は近づいてますね。。。

今日のスタメンは、次の通りです。
昨日の1番打者スタメンだったハムの杉ノール選手は
打撃練習では精が出ておりましたが、
今日はベンチスタートでしたね。


今日の結果は、

お立ち台・森脇
(7回を三者凡退に抑えて2勝目を挙げた)

お立ち台・秋山
(5打数4安打2本塁打、先頭打者HR、2打席連続HR)



今日の試合は、
獅子威し打線が初回から秋山の先頭打者HRを含み、
電光石火の猛攻相手先発・バーベイトを轟沈しました。
ところが、こちらの先発・多和田も
中田への与死球を皮切りに、王、渡邉、清宮、
さらには平沼や石川といった下位打線にまで打ち込まれ、
あれよあれよと5点の貯金を吐き出し炎上撃沈されました。
双方とも2~3番手のリリーフが無失点で凌ぎ、
(ハム:上原、公文、獅子:泰雄、森脇)
試合は均衡状態に陥ります。
しかし、7回裏、ハム4番手の掘が源田に打たれてから、
敬遠、与四球、押し出し与四球、犠飛と自滅し
獅子は逆転に成功しました。

結局、危ないながらもヒースが無失点で凌ぎ、
守護神・増田が危なげなく抑えて、
獅子が5連勝を決めました。


まあ、打撃戦で打ち勝った
という獅子らしいゲームでもありましたが、
双方、投手から見たら
被安打はこちらが5個、あちらが9個、
与四球はこちら7個、あちらが6個と、
しかも、最後の決め手は相手・掘の自滅。
まさに「被安打&被散歩」祭!
先発も双方で投壊。


打撃戦の側面もあれば、
投壊戦の側面もある乱戦だった
と思います。


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まず先発の多和田について。


(↓↓↓初回表 西川から奪三振の多和田)


初回表全般的に高め傾向でしたが、
西川&大田から空三振を連続で奪い、
(大田には低めフォークで空振り奪う)
近藤には粘られて与四球で歩かせますが、
中田を外角球で泳がせて三ゴロに打ち獲りました。


2回表天敵・渡邉へ簡単に四球を与えましたが、
低めフォークで清宮を二ゴロ併殺打で凌ぎ、
3回表も石川に高めを打たれて出塁許しましたが、
西川を二ゴロ併殺打で凌ぎ、
4回表においても、
大田&近藤を泳がして三ゴロ、二ゴロで仕留め、
二死まで順調に至りました。
しかも、次の中田に対しても、
僅か2球で追い込みました。


この4回表は、あと1人、あと1球で、
イニングを凌ぐ処まで来ていた
のですが、
その「あと1人、あと1球」が決められず、
気づくと、
5点差の貯金が無くなっている大惨事に。


中田には、
速いストレートと緩いカーブを使って
緩急でタイミングを掴ませず見逃させ、
わずか2球で追い込みましたが、
その後、ファウルで粘られ、
2球、低めを外してB2S2のカウントに。
6球目は、森が内角に構えますが、
多和田は逆球になって制球できていません。
7球目、森が再び内角に構えましたが、
多和田の球は中田の土手っ腹へ直撃しました。


制球が怪しくなっていましたものの、
まあ、この与死球はやむを得なかったわけですが、
問題は、そこから
投壊してしまったことですね。


次の王には、森が外に構えていましたが、
中へ甘く入ってライト方向へ鋭く打ち込まれました。


そして、天敵・渡邉には、制球乱れて与四球。
渡邉は獅子をカモにする天敵ですが、
今日は対策を講じて対応していたということはなく、
警戒しすぎて(怖がりすぎて)
3与四球と歩かせすぎ、相手の思うツボでしたね。
確かに、渡邉について、脅威の天敵ですが、
鷹の柳田や熱男、ハムだったら近藤、オリだったら吉田正らと比べ、
正直、そこまで怖がる選手ではありません。


昨年、渡邉は、獅子のほか、鷹もカモにしていましたが、
今年、カモにされているのは獅子だけですね。


ハムの渡邉は、
今年、コース別打率に偏りが少ないので
コースの穴は少なくなってます。
(昨年は外角が苦手でしたが)
ただし、ストレート、カーブは強いのですが、
スライダーが苦手ですよね。
 ※渡邉スライダー打率
  2018年 0.143(35打数5安打)
  2019年 0.111(27打数3安打)
ストレートを見せ球にしながら、
スライダーを決め球で料理していきたいです。


で、清宮には粘られ粘られ(12球)
バースデー・2点タイムリー二塁打を放たれます。
まあ粘られたのも3球目以外、全部ストレートでしたから、
清宮も空を切らされることはありませんでした。
全てストレートで行ったのも、
フルカウントでB3とカウントを悪くしていて、
満塁で与四球押し出しを嫌ったからですが。。。


まあ、百歩譲って、
この清宮までの攻撃に伴う2失点はやむを得ない
と考えたとしても、
さすがに下位打線の平沼、石川を相手に
(打率2割3分の相手と、2割未満の相手)
三塁打、二塁打と打たれて
あと1つのアウトが奪えず、
火事を広げて大火事にしてしまったこと

誠や本田、伊藤らとは違う、エースの座を目指す立場ですから、
言い訳が出来ぬ不甲斐ない投球でしたね。

アウトがあと1つの二死という局面で、
相手は格下の下位打線ですから、
着実に仕留めて相手の猛攻を切らないと
(この場面なら失点は2点で切らないと
エースの座はまだまだ遠すぎると評価せざるを得ませんね。


試合後の報道ですが、
中田には与死球時、睨まれていましたが、
結局、与死球が要因で崩れてしまったと、本人も認めてました。


睨まれて萎縮して投壊って、、、
蛇に睨まれたカエルですか。

ルーキーじゃないんですから。。。
それではエースへの道のりは遠いです。


中田に怪我させたわけでもなく、
内角を攻めての結果です。
相手も睨むのは、
戦略的に、計算でやっている面もあるのですから、
一々、それをビビっていたら
勝負はできません。


中田は一塁に来て、
いつものごとく山川が謝ったら
山川の肩を揉んでいるじゃないですか。
要は本気で怒っているわけではない
ということです。


多和田も、表で謝っておいて
「何、芝居してるんだよ」くらい思わないと。


おそらく、
中田への与死球の影響は王に対して生じており
あとは、ピンチになったことで
アタフタして崩れていったと思います。


中田に与死球を出して、
その影響から王に打ち込まれてしまい、
渡邉には天敵で怖がって歩かせ、
清宮には粘られながら粘り負けし、
ピンチになって、
精神的にアップアップになってしまい、

「誰ですか?」という
打率2割前半、2割未満の

下位打線まで打ち込まれてしまった
という印象です。


メンタルトレーナーなどもつけつつ、
多和田に合う適切な方法で
(手法は個々に違いますから)
メンタル強化されたいです。


このままだと、
何か、昭和式の根性鍛練とかの対応が
チーム内で幅をきかせそうなのが心配ですが。。。


一応、多和田は二軍で調整することが決まりましたね。
精神的な影響もあるようですから、
今の半端な状態で投げ続けるよりは、
気分的なリフレッシュも兼ねて
一時的な調整させた方がベターですから、
この二軍調整は適切な判断と思います。


先発に関しては、
今井、光成、榎田、松本航、十亀と揃いつつあります。
本田らその他も2人1組とかでスクラムを組ませれば、
開幕当時と比べて、先発陣が改善されつつありますから、
今後のV争いが佳境になる夏以降も見据え、
今のうちに、しっかり調整して
状態を改善・成長して帰ってきて欲しい
です。

西武・多和田、無期限2軍調整が決定
小野C「早く帰ってきてほしいが…」
5/25(土) 19:25配信 (Full-Count 安藤かなみ)

 試合後に2軍降格を告げられたという多和田は「明日から2軍に行きます。(調整は)無期限だと思います」と淡々と話した。辻監督には面談の中で「(この投手陣のやりくりの中で)調整をさせるのは大変なこと。この意味がわかるか?」と投手陣の軸としての自覚を促された。
 小野投手コーチによると、多和田は2軍合流後もしばらく試合での登板はせず、
走り込みや投げ込みなどのミニキャンプで調整を行う予定だという。「多和田という原石を磨き直す。1日でも早く帰ってきてほしいが、焦らせても仕方がない」と小野投手コーチ。代役はあす26日から中継ぎで待機する予定となっていた高橋光になる見込みだ。


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2~3番手に関しては、
泰雄が2回1/3、森脇が1回を無失点で凌ぎ続け、
相手の自滅ですが、勝ち越す結果を呼び込みましたね。


ハムの方も2~3番手の上原、公文が無失点に抑えていましたが、
やはり、先発が崩れたときに、
後続がロングで
無失点シャットアウトに抑えると

逆転する機会、流れを転じる機会を
生むことがありますね。
ただし、先発がもう逆転できぬほど失点して
完全に試合を壊していたら別
ですが。


まあ、正直なところ、
泰雄は高め傾向であり、
甘い高め変化球(打者への絶好球)もあり、
5回表、中田へ最後に投げ込んだ時には、
一瞬「ヤバっ」と思わされましたが、
打ち込まれなかったのが不思議でしたが、
こちらが追いつかれて追い込まれることになり、
流れも奪われそうな雰囲気になっていた
だけに、
結果論でも、
5回表、クリーンアップを三者凡退、
6回表、ゲッツーを含めて3人終了は、
テンポ良い結果となり、
こちらにリズムを保たせる
流れを相手に引き渡さないこと
に貢献しましたね。


今日の森脇は、
フォークがしっかり落ちていましたね。
フォークが落ちていれば、
今日くらいの投球はできることを示しました。
とにかく、
今日は状態が良かったですね。


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で、最後は8回表にヒース最終回に増田でしたね。


一応、平井は登板はありませんでしたね。
ブルペンで準備していましたが。。。


ヒースに関しても、増田に関しても、
22日、24日、25日と登板しています。
確かに23日は休みましたが、
沖縄からの帰り移動がありましたから、
完全休養日ではありませんね。。。


まあ、今回、最終回の増田登板は
2点差でしたから、やむを得なかった
と思います。
すなわち、今日の最終回は、
増田でなければダメな局面でした。


当然、増田に関しては、
そういう「増田でなければダメ」とく局面
必ず生じてきます。


やはり、増田に関する問題は、
今日のように働かなければならぬ日に
最大のパフォーマンスを発揮できる状況にしたいのに、
それに影響を及ぼす恐れのある無駄遣い
増田でなくてもOKな場面増田を出すことを)
昨日24日や22日にしていることですね。


結局、余計な場面で無駄遣いをして、
本当に必要な場面でも

無茶振りさせてしまうという
行き当たりばったりの
無計画のマネージメント
問題ですね。


無駄遣いをしてしまったら、
次は必要でも我慢しなければ、
いずれは破綻していきます。
それは、野球に限らず
我々の生活でもそうですね。


ヒースに関しては、
増田らと比べて、酷使をしていませんが、
今週は、5/21、5/22、5/24、5/25と
5/23の移動日以外、
連投に近い形で登板させていますね。
球数は、29球、22球、13球、27球の91球になりました。


今日はKマートではダメだったのか?
まあ2点差で投げさせるほど、
今のKマートには信頼がない
ということですね。
Kマートは
特に準備はしていませんでしたね。。。


でも、今日のヒースは、制球難を露呈してしまい、
(もともの広島時代はノーコンでしたから)
連投に近い形の影響が出ているかな?
という雰囲気でしたね。


明日はヒース&増田は
どんなに必要な局面でも

休ませないとまずいですね。。。
明日は、松本航がどこまで投げるかはありますが、
(新入写真・松本航の肩にかかっている)
Kマート、小川、伊藤の助けも必須ですね。
首脳陣がその勇気を持てるか?
最大のカギです。

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一方、獅子威し打線については、
初回から、相手先発バーベイトを攻め落としましたね。


初回に関しては、
秋山、源田、森、栗山、戸川と
左打者がバーベイトを打ち崩しましたね。
しかも、源田は、内角球だったので、
逆らわず自然に引っ張りましたが、
他の4名は
流し打ちを決め打ちで打ちまくりましたね。
秋山は2球目でしたが、
他はファーストストライク狙いでしたね。


すなわち、初回の猛攻は、
ある程度、ベンチで
バーベイト攻略作戦をしっかり立てて、
それを実際に講じて、それが功を奏したかな、
という気がします。
見事なバーベイト攻略でしたね。

ただし、2~3番手の上原、公文に、
特に2番手・上原に抑えられましたね。


上原は、ストレートスライダーが中心で
打者によってフォークを使ってきて惑わされましたね。


結局、打ち込んで、歩きまくっていますが、
堀は自滅してくれましたけど、
攻め落とせたのは先発バーベイトだけでしたね。。。


公文は今後も大丈夫と思いますが、
上原は天敵にならぬよう
苦手にならないでおきたい
ですね。


まあ秋山は左に、右にと凄いですね。


ところで、攻撃に関して1つだけ。。。
7回裏無死一塁の場面で、
上向きにある外崎
バント作戦を講じたことです。
結果としては、
このイニングに貴重な2点得ましたが。


確かに7回裏と終盤でイーブンの状況ですから、
そこで1点を得る、得ないでは
結果に大差があります。
でも、まだ7回裏だから、
守りは2イニングもありますね。
そこで1点を死守できるか?
ですね。
また、一塁は空きますから、
次の山川が敬遠されることは
明瞭にわかる話です。


すなわち、
この場面で勝ち越し1点を早く着実に欲しいですが、
ここでのバント作戦は
併殺とかは少なく、得点圏に走者を置けますが、
1アウトを献上するとともに、
外崎&山川の打撃力は
バントと敬遠で発揮できない
デメリットが生じますね。


ベンチではおかわり君への期待が大きいですが、
山川を敬遠されて、森、おかわり君で勝負よりは、
山川の一発も期待しつつ、
外崎、山川、森でまず決めたいですから。


正直、与四球で十分でした。
最悪な併殺打のシナリオ
心配していましたので。
(結構、中村君あるある話ですから)


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明日の先発は、、、


松本航については、
頑張れるところまで頑張ってもらえれば、
と思います。
明日の命運は
首席・新入社員の肩にかかっていますね。

ただし、まだまだ新入社員ですから、
無理は禁物ですね。


問題は、相手の上沢ですね。
前回の獅子戦では、
6回5失点・自責点と攻めましたが、
上沢はその次の鷹戦で、
7回2失点(自責点0)と好投しています。


上沢は、デキが万全だったら
攻め落とすのは相当厳しくなりますね。


とにかく、上沢が相手だろうとも、
球数を嵩まして早期交代も狙いたく、
やっぱり、獅子らしく
打って!打って!打ちまくれ!
ですね。