下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【7/16ロッテ16回戦(MLD)】鷹鷲が負けている間に『れおほ~!』課題は残すけど。。。今日は『貧打戦?』いやいやいや『十亀さまさまや~』で「亀の恩返し(その4)」ですね。涌井&細川により苦しめられ、十亀への援護射撃が乏しく、十亀に苦労をかけましたね。でも、相手が格下になったら一気に猛攻する獅子たち。。。『タケちゃんマン打線!?』

とりあえず
後半戦2試合目にして『れおほ~!』です。
しかも今日は鷹鷲が負けましたから
一応、1ゲーム差を縮めました。
無論、ハムとの差は詰まりませんが、
ハムには鷹の足を止めて頂き、
その隙にうちは
差を1つでも詰めなければなりません。


また、鷹も森が離脱して、
今、ストッパーはルーキー甲斐野です。
新人で鷹のストッパーを担うのですから、
ケタ違いに凄いですね。普段も打てません。
ただ、今日のハム戦では、
与四球→与死球→バント成功
→敬遠→空三振→与四球(押し出し1点)
自滅して負け越したようです。
やはり新人ですから、
シーズンを通して
疲労の癒やし方なども含め
未知のことが多いですから、
疲労が蓄積しても不思議ではありません。
 ※このようなことを踏まえると、
  やはり新人への配慮
  こちらでも松本航などに対して必須です。


またグラシアル、モイネロ
母国代表の野球があるので一時離脱します。
(彼らはキューバの公務員ですから)


となると、
鷹の足が止まるか?
今、止めないとまずいですね。

さて、今日は出張で移動しながら、
一球速報を見つつ、宿に入ってから
ザックとパTVの録画を拝見しました。
そのため、大変、申し訳ありませんが、
今日は簡単に述べさせて頂きます。


今日の試合は、
結果的に4点差で勝ちましたけど、
なんと言っても『十亀さまさまや~』でしたね。
(まあ鴎の拙攻もありますけど)


獅子威し打線は、
涌井が良かったのか?
でも内角攻めを徹底したとは言え、
涌井には珍しく抜けての与死球3つもありましたから、
 ※今年の与死球は今日の3つのみ。
 ※2回裏のおかわり君はダボダボユニをかすり、
  走るとき、腹にユニを閉まっていたので怪しい死球ですが。
 ※3回裏の木村の左肘のガードへ直撃。
  B0S2から内角攻めしたところを当てましたね。
  抜けてはいるけど、完全にすっぽ抜けとも言い難いですが。
 ※6回裏の山川にも内角攻めが抜けて直撃。
正直、万全とは言い難く、
じゃあ、細川が良かったのか?


とにかく、涌井に要所を抑えられ、
チャンスを築くも活かせずと、
点を奪ってもイニング最小得点

歯がゆいチンタラ攻撃になりました。
まあ、相手投手が
格下のアウチューン田中に代わったら
(捕手も細川から田村に)
急に元気になる山賊打線です。
木村あたりは露骨にその傾向でした。。。


獅子の場合、
打てないととことん打てず
打てるととことん打ちまくると、
特に天敵が相手だと前者に陥りやすいです。
強きを助け 弱きを憎む
『タケちゃんマン打線』とも言えます。
まあ、涌井は決して天敵ではないので、
2得点くらいは何とか奪えますけど。


※今日、打線については、
 7回は格下相手なので特に触れず、
 涌井の投げた6回までを中心に述べます。
 でも、東妻は打てないの???
本来、上を目指すなら、
 弱きのみならず
 強きも叩かないと!!


そんな背景から、十亀には失点許さず
多くても1点まで踏ん張れの展開を強いることに。
でも、十亀が援護射撃乏しい中、
踏ん張ってくれました。


十亀は、立ち上がりこそ、
先頭の荻野にヒットを打たれ、
角中にストライク入らずの与四球でピンチ構築。
(角中の前の鈴木のときの外崎好守二ゴロは見事!
でもその後続のレアードを外角で泳がせ、
清田には逆球もあってフルカウントになりつつも、
詰まらせて、連続ゴロアウトで踏ん張ります。
(清田ゴロも浅いゴロで安定の源田)


2回表も井上に詰まりながらの
ポテンヒットで出られますが、
藤岡を外角低めのシュートで泳がせ
当てただけの打球で
投ゴロ併殺打(1,6,3)に。


併殺打は4回表もありました。
先頭の角中を山川失策で出塁許すも、
レアードにはボール先行しましたが、
外角ストレートで泳がせ遊ゴロ併殺打に。
その後、おかわり君も失策、、、
でも、凹まず無失点に。
まあ、ロッテ中村
真ん中のやや低めと甘く入って打ち込まれますが、
金子侑がフェンス際で捕球。
ちょっと危なかったですね。


ただ1イニング2失策はNGですね。
山川のは難しいショートバウンドとは言っても
おかわりのは三遊間を止めたとは言っても、
1点差を争う展開で失策は、
投手も凹ませる材料になるし、
致命傷になり得ますから気合いを入れて頂きたいです。


鴎の拙攻もありますが、
味方の援護射撃の弾幕が薄いので
この2つの併殺打は
大きなゲッツーになりましたね。


また、5回表は、アウトにせねばならぬ
藤岡を与四球、細川に外角低め直球を左安打

一死一二塁のピンチに陥りますが、
荻野に内角低め一杯にカーブを決めて奪見三振、
次の鈴木には低めストレートで一ゴロと
後続を断ち切りました。


80球を超えた6回表
先頭の角中を出しますが、
後続をしっかり抑えました。


一応、3回&7回以外は、
出塁を許しながらも、
終わってみれば、
7回105球、無失点でありHQS達成4勝目す。
(被安打4、与四球2、奪三2)
低めの球(高めじゃ無い球)で仕留めることが多く、
ゴロアウトが10個もありましたね。
(併殺2個あるから全アウト19個に対し)
失策2つにしてもゴロアウトコースです。


なお、今年の十亀は、近年と違って
ゴロアウトが多い傾向にあります。


ゴロアウト/フライアウト比で見ると、
(ゴロアウト率÷フライアウト率)
 15年:1.05
 16年:1.36
 17年:1.07
 18年:0.95
 19年:1.73 です。



グラウンドボールピッチャー、
フライボールピッチャー
どちらが良いか悪いかはありませんが、
十亀自身、シュートを使いますから、
(シンカーはそんなに割合少ないですが)
ゴロアウトコレクターの方が安定しやすいかもしれません。
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平井&増田が続きましたね。


平井は1失点となりましたが、
また、みんなで突っ込む毎度のことですが、
5点差で平井、4点差で増田の投入、、、
昨日とは事情が違うんですが)
もう今日は明日も早いから割愛します。


ただ1つだけ。
増田も最後は空三振を奪いましたが、
藤岡に粘られましたね。。。
最近、増田も粘られて球数を嵩む傾向があります。

ここは気になる所です。
勤続疲労も蓄積されているでしょうから。


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さて、獅子威し打線について、、、


もちろん、涌井とて
要所を抑えながら6回2失点でQS達成しており、
十亀を褒めたのだから、
涌井も褒めるべき、
涌井&細川が立派だったので打てなかった、と
考えてもいいわけですが、
とにかく、
打たねば勝てぬ獅子威し打線から見れば、
「涌井&細川が凄かったね」では済まされず、
涌井が1試合3与死球というのは多すぎ、
(昨日まで0与死球だったと思います)
万全な涌井とは言いにくいですから、
しかも、チャンスがあったのですから、
獅子威し打線は、涌井を相手に
もっと点を奪わねばなりません。


しかも、リクエスト三連勝ですから、
流れはこちらにあったはずなので、
その勢いに乗じて畳み込みたいわけですが。


今日、イニングの先頭打者出塁は、
2回、5回、6回、7回とありました。
7回裏はアウチューン田中のときですから、
涌井相手の時には3イニングもありました。


確かに一般論で、
無死一塁の得点確率は約40%ですから、
 ※2004~2013年NPB対象
 ※鳥越(2014)より
3度に1度得点なら33%もあり得ますが、
6回裏は無死三塁で得点しましたが、
せめて無死一塁の2回又は5回のどちらか
得点が欲しい処です(50%)。


しかも、5回裏は、涌井が手を出したけど、
金子侑のライン切れず見事な投安打
まあ次の木村のバント、、、
低打率で、四球も選ばない木村なので
Noとも言えず微妙ですが、、、
でも金子二盗で強行策になったのに
勢いを止めるトホホの三振。。。
さらに秋山までも三振。。。
2回裏も、5回裏も
栗山併殺崩れ、金子侑の二盗で
リクエスト成功してるのですから、
勢いに乗じて畳み込まないと。
 ※金子も牽制重ねられスタート遅く、
  タイミングは完全にアウトでしたが、
  相手のタッチが遅く(下手で)セーフとラッキー!


それを言えば、
鴎打戦もだらしなかった拙攻続きだったわけですが。
(結局、今日は貧打戦!?


また6回裏は外崎が右三塁打で出て、
山川与死球、森がタイムリーで1点奪い、
しかも、森の打席では、
涌井の球が外構えから中に入ったとき、
細川もポロリとしました。
そして最後は落差の無いフォークが甘く入り、
森が弾き返しました。涌井も一杯感が出ていました。
さらに、無死一二塁とまだチャンスが続きます。
(上記の一般論で無死一二塁の得点確率は約60%)
しかし、
そのチャンスを引き続いて活かせず、
おかわり君&栗山の連続三振、金子侑の二ゴロで
結局、1点しか得られませんでした。
おかわり君は、
2球目が甘く入ったけど仕留められず。
結局、涌井らも
おかわり君が警戒している落ちる球を使わず、
外角スライダーに合っていないと見たら、
天丼で繰り返しました。
栗山には、
初球内角を見せておいて(際どいボール球で)
あとは外角攻め。
ただ涌井の球も中へ入りやすくなってます。
低め一杯に決めて
追い込んだ4球目は緩いカーブ。
栗山も前に出ながらバットを止め、
結局、そのカーブの残像が栗山の頭に残し、
5球目、真ん中でしたが、
速いストレートで振り遅らせ(ファウル)、
6球目はもう一丁『速いストレート』で料理されました。


今日の涌井との対決では、
下位打線が
 やっぱり下位打線になってしまったこと。
秋山がストップ状態
 ※山川は一応、ヒット&死球でしたが、、、
  本来のポイントゲッターには、、、
ですから、打線が線になりません。

秋山は、初回、飛ばしました左飛でしたが、
(角度が高すぎましたね・・・)
その後が3連続三振でした。。。
3回裏見三振は、
涌井のストレートが凄かったので
手が出ないのもやむを得ないですけど。。。
5回裏は三塁側に大ファウルを打ち、
追い込まれてから、
次の6球目が内角をエグる球
窮屈そうにカットしましたが、
最後7球目は、前の内角球を意識させられ、
外角高めの速いボール球を空振りさせられました。


まあ秋山のことだから
そう心配は要りませんが、
また凡人の私が口を挟む問題ではないですが、
球宴からヒットが出てませんね。。。
しかも、ここロッテとの2戦は、
9打数6三振ですから、
秋山らしくないですね。。。


ただし、秋山の三振率(=三振数/打数)は
216本打った2015年以降で見ると、
 2015年:0.130
 2016年:0.178
 2017年:0.169
 2018年:0.159
 2019年:0.188 と
今年が一番高くなってます。


確かに今年の秋山は
開幕戦から序盤で不振に陥っていましたが、
その三振率の高さは序盤に限らず、
今月が異常に高い傾向にあります。
 ※今年の月別三振率(今日含め)
  3・4月:0.182
  5月  :0.152
  6月  :0.181
  7月  :0.283 です。
苦しいですね。。。


山川は4打席1安打1死球でした。
球宴2戦目も1試合とカウントすると、
3試合に1本が理想ですから、
明日あたりには一発どすこいが欲しいデスけど。。。
今日は難しいショートバウンドでしたが、エラーも。。。


球宴の途中で解説室に来た山川がコメントしていました。
「秋山さんに(練習量)負けられませんね。
 秋山さんが帰るまで帰れませんね。意地ですね。」


たぶん、二人とも新しい練習場で
黙々とバット振っていそうな気がします。。。
(場合によっては、夜中とか?早朝とか?)


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ところで、獅子の売りは打撃力であり、
現在(昨日までの結果)、
1試合当たりの得点数は
獅子が5.2点とパ1位であり、
2位の鴎4.6点、3位の鷲4.5点、
4位の鷹4.24点、5位の公4.22点と差を開いております。


ただし、打率、出塁率、OPS、得点圏打率など
獅子がパ1位ですが、昨年のような差は見られず、
今年は他球団と差がほとんどない状態にあります。
打率は獅子0.259に対し、2位の公が0.258
出塁率は獅子0.343に対し、2位の鷲が0.333
OPSは獅子0.754に対し、2位の鴎が0.740
得点圏打率は獅子が0.275に対し、2位の鷲が0.272
です。


打率、出塁率、OPS、得点圏打率について、
月別経時変化で見てみますと、


現在、獅子にとって一番ネックになっているのが、
やはり、今月はどん底を這っており、
得点圏打率が2割を下回っていることです。
最近の残塁祭が多いことからも伺えますね。
とにかく、このどん底から這い上がり、
V字回復しないと、厳しいです。

そもそも、投弱打強の獅子です。
打線は波があって当然であり、
6割以上がアウトになり、
球を先に支配する能動的な投手の方が
受動的な打者より有利なのが基本ですから、
その『投弱』を改善することが
本質的な課題ですが、
今の獅子が勝つには、
無理難題な話になりますけど
とにかく常に打ち勝つ』ことは必須。
打って!打って!打ちまくれ!です。


それ故に、早期のV字回復が必須です。


なお、参考までに、
今年と昨年の先発打順別成績を示します。
1番は途中まで金子侑が入っていたので
低くなってます。


昨年と比べれば、
得点圏打率とかは3番が低くなってますが、
得点圏打率に関しては、
とにかく前述したように4番山川ですね。


また山川が今年通算での
得点圏打率が0.208しかありません。
月別で見ると、
3・4月は0.323でしたが、
5月は0.240、6月は0.074、
7月は0.154
となっており、
どん底状態の6月が大きく響いてます。
早期にV字回復されたいです。
でも回復すれば昨年に近づきます。
そうすれば、あとは外崎がもう少し頑張れば、
得点圏打率は昨年に近づくと思われます。


ただし、秋山&山川が復調し、
外崎ももう少しパワーアップしても、
昨年と差が埋まらないのは、
下位打線(7番・8番)の低打率、OPSですね。


まあ奴が抜け、そこを外崎が埋めに行き、
結局、外崎の穴が開くと当然の傾向です。
やはり、そこに鈴木、愛斗らが若手が台頭しないと、
若しくは、補強しないと、厳しいですね。。。
結局、そこが今年最大の課題ですね。