下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【8/19ソフバン20回戦(京セラ)】戦前より突き放されて帰郷となった鷹三連戦。鷹マジック点灯目前。連日の惜敗だが、でもそれが続くということは完全に力負け。前半をリードして折り返さねば鷹には勝てぬ。相手先発を猛攻できなかったことが今日の大きな敗因。ただ今日の松本航の経験は彼にとって価値のある経験になったはず。

今日は鷹戦カード三戦目
本来なら『三連勝』を果たしたかったですが、
昨日の敗戦でその夢は脆く潰えました。
せめて、カードを勝ち越して
4ゲーム差で帰参したいわけですが、、、
その夢も脆く潰えてしまい、
遂に鷹との差は6ゲームにまで
広がってしまいました。。。


明日のハム戦で引き分けるか、敗れると、
鷹にマジック「24」が点灯しますね。


やはり、球宴後、鷹が不調だったときに
差を詰めなければならなかったのに、
獅子も一緒に不振に陥って
白星を稼げなかったツケが重いです。


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さて、今日は二軍との入れ替えがありました。
先発の松本航が昇格するとともに、
野田も一緒に上がってきました。
その代わり、小石と愛斗が抹消されました。


ベンチ入り24人でしたが、
松本航が上がったことにより、
一軍29人には先発6名が入っているので、
(光成、十亀、榎田、本田、ニール、松本)
野手もこれ以上は減らせられないから、
中継ぎを野田の他にもう1人追加はできません。


野田は、最近8月上旬、二軍戦で
連投からの回跨ぎとか中1日からの回跨ぎとか
1軍での酷使へ向けての練習か?
と思わされるような酷使を炎天下でされており、
回跨ぎで打ち込まれてプチ不調に陥っていました。
その後、中9日の休みを得て、
一昨日の二軍巨人戦で登板しました。
味方の失策、フィルダースチョイスで1失点でしたが、
打者5名を打ち獲っており、状態は上向きでした。


今日の入れ替えは評価します。
(ようやくやったか、はありますが)


ただし、野田は原則として最大1イニングタイプです。
前述のように回跨ぎは厳しいところです。
となると、
ロングできる中継ぎが泰雄くらいですね。
あとは國場が最大3イニングは行けるけど、
問題は実力の方ですね。
小石抹消によりロングタイプが減少しています。


現在、二軍では、高木勇は昨日先発しているし、
伊藤も先発して中2日とこの二人は出せません。
ロング要員として即使えるのは、
中8日のと、先発して中5日の郭俊麟くらいですね。


今日は松本航が先発であり、
スタミナ(長く投げる)に課題があります。
展開次第でフル回転のブルペンデーになり得ます。
そこで何人も投入すれば、
明日以降の連戦でパンクします。
負担をかける投手陣の人数を減らしたいために、
ロングリリーフを用意しておきたかったですね。
※もし敗走一途の展開になれば、
 1人だけ長く投げさせて、翌日、その1人を抹消
 (一昨日、鷹は笠谷を長く投げさせて翌日抹消)


それを考えると、今日、小石と入れ代えるなら、
左腕というよりロングを重視し、
1イニングタイプの野田より、
ロングができる誠とかの方が
敗戦処理展開も含めて
イニング数を稼いでくれて良いのでは、

という気がしました。


今日の入れ替えに関しては、
赤点をクリアはしたけど及第点
という評価ですね。


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さて、今日のスタメンですね。


まず源田がスタメン復帰です。
多分、まだ完治はしていないでしょうが、何よりです。


一方、先発に関しては。
日程で考えると、今日はニールに当たりますが、
明日のハム戦カードの頭を考慮したのかな?と。
明日は逆にローテの谷間になりますからね。
(先週火曜日は将先発からブルペンデー)


とにかく、今の首脳陣は、普段から、
カードをもの凄く重視しております。
まあ、その「頭」に雄星とか、
真のエースを当てるならわかりますが、
今井や光成とか、今の獅子党手陣には
良いとき悪いときと波のある育成途上者であるから、
正直「頭」を死守することができぬことも多々あるので、
「頭」とかより調子重視で出したい面はあります。
特に、良く見られるような
「頭」を重視して中5日で出す、とかは避けたいですね。


一応、ニールは安定しているので、
「頭」で使うことはわかりますが、
ニールが明日にスライドした穴を
先日2軍に降格した松本航が再昇格して埋めます。
ただし、松本航は二軍戦で不登板でしたから、
今の状態は部外者の我々には全くつかめませんね。


松本航に関する西口コーチの試合前コメントは、
(中継FOX Sportsより)
現在、自分の良さが出ていない。
 良いときは低めにボールが集まっており、
 変化球も決まっていた。
 今は変化球でカウントが獲れず苦しんでいて
 原因としてバランスが崩れているところがある。
 本人もわかっていると思う。
 今日は良い松本が出ることを期待しています」
とのことです。


早い話、
『今は状態は良くなく、
 迷える航ちゃん』であり、
あとは出たところ勝負で、
『良い松本』が現れてくれれば!
という願望あるのみ!ですね。


首脳陣から松本航へ与えられた試練というのは、
松本航に対して、
実戦で修正して乗り切れ!

ということですね。

正直、経験の浅い新兵には高度な課題ですね。
ただし、実戦で何かコツを掴めば成長はします。
西武球団は甘やかしません!


今回の松本航先発に関しては、
条件次第で良し悪は別れますね。


戦前の状況では『不調な状態』ですから、
勝負を重視すれば
この大事な鷹戦では松本航を出すのはどうなの?
という疑問の考え方はあります。


一方、この鷹相手に貴重な経験を積ませる
と考えれば、賛同の考え方はあります。


ただし、松本航がフォームから見直した方が良い
というレベルで不振に陥っているなら、
経験浅い一年生であるが故に
フォームをしっかり二軍で固めてからが正攻法であり、
先発させるのは早計、という考え方もありますね。


また結果次第では、
もし初回から大炎上して早期KOになったら、
挫折感ばかりが増え、
成長の糧になるのかどうか?よく分かりませんね。


やはり最初は怖い物知らずですから、
大胆にプレーできるわけですが、
怖さを知ると縮こまることは多々あります。
光成も、フォームや故障、酷使等もありましたが、
一年目は怖い物知らずで大胆に投げていたけど、
二年目以降はオドオドしてしまう面が見られてましたね。
松本航も、
公式戦(実戦)に入って相手の本気度も違いますが
OP戦のころは、小野コーチが求める
『大胆かつ繊細な投球』がデキていましたが、
今は怖さも知って制球も気にしすぎなのか、
『大胆さ』が鈍り制球も悪くなって逆行していますね。


とにかく、松本航については、
もちろん鷹相手に好投して勝てれば最高ですが、
少なくとも、
この鷹戦で浮上のためのきっかけを何かをつかめれば、
そして、鷹を相手に自信がつけば、いいですね。


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今日の結果については、、、


昨日に続いて1点差負けです。
しかし、僅差負けが続くというのは、
「惜しい」とかの話では全くありません。
それは明らかな『力負け』です。


競馬で例えるなら、
昔、三冠馬シンザンという歴史的名馬がいました。
まあ、私は生ではこの馬を見ていませんけど。
このシンザンは、大差勝ちとかはしないですが、
いつも僅差で必ず勝ちます。
レースレベルの高低に関係なく、
ゴール前の競り合いを凌いで
クビでも頭でもいいから前に出てやる!という
強靭の精神力を有した名馬でした。


すなわち、
僅差でも勝ち続けることこそが真の強者
ということを示すような馬でした。
それ故に彼に惜敗したと言っても
その実力差は雲泥であること
を示していました。


昨日にしても、今日にしても、
たかが1点差、されど1点差。
その1点差の壁は
まさに高々と立ちはだかり
決して乗り越えられぬ絶壁でしたね。


確かに緒戦は千賀を打ち崩して勝ちましたが、
ある意味、千賀があのときだけ奇跡的に崩れた
とも言えます。


やはり獅子と鷹の差は雲泥でもあります。


昨日にしても勝ちパ中継ぎ陣が出てくる前に
前半で大きくリードをしていなければ勝てず、
今日にしても鷹先発の松本裕を打ち崩して
前半で大きくリードをしていなければ勝てず

でしたね。


もちろん、前半にリードしていたからと言って
鷹にそのまま勝てるわけではありませんが、
(うちの投手陣が脆弱なため)
少なくとも、
前半をビハインド展開で折り返せば、
獅子の鷹への勝算は大きく低下しますね。


それ故に、獅子が鷹に勝つには、
獅子が前半をリードしていることは必要条件であり、
(十分条件ではないけど)
今の投手陣の脆弱さを鑑みれば、
そのリード差は大きく確保したいですね。


『先手』を奪うことは、うちだけでなく、
鷹の方も重視しているところでもあります。
鷹自身も今まで『先手』を奪って勝ってきましたからね。
(昨年のCSでも工藤監督は『先手必勝』と言ってましたね)


下表は2017年以降、今日までの鷹戦の結果であり、
3回終了時の結果も併記した一覧表と、
3回終了時結果別の試合勝率を整理したものです。


もし獅子が3回終了時にリードができていないと、
獅子が鷹に勝つ確率は2割ちょっと(勝率0.222)です。


すなわち、鷹戦においては、
リードをしていなければ勝率は低迷しやすく、
しかも、最近の鷹の中継ぎ陣は強靭さを増しているので
今の状況では『逆転勝ち』が見込みにくいのが現実ですね。


今日の試合については、
相手先発の松本裕から
1点しか奪えなかったこと最も痛手でした。


正直、鷹投手陣の面々を見れば、
その中で松本裕は格落ちしますから、
比較的、狙いやすい存在であります。
ある意味で、
今日は鷹にとって先発ローテの谷間でしたから、
是非とも打ち崩したいところでした。


確かに松本裕は、防御率4点台ですが、
4~5イニングを2~3失点という成績が続いており、
うちの投手陣のように5失点以上とか見込みにくく、
もし獅子にいたら間違いなく重要な先発ローテの一員です。


でも、
松本裕を打ち崩せなくて、
鷹の誰を打ち崩すの?

それじゃ、鷹には勝てないよ!
というところはありますね。


結局、今日は
松本裕が3イニング椎野が3イニングを投げ
そこから勝ちパに継投していきました。


鷹の場合、昨年終盤などもそうでしたが、
武田などが二番手ロングで投げ込み、
ショートスターター、第二先発体制の野球をしてきます。
それだけに、
今日はその作戦で来たのか!と思いましたが、
どうやた、松本裕が腰痛か何かで下がったらしいですね。


しかし、結果は、
理想的なショートスターター、
(松本裕は二巡目まで入りましたけど)
理想的な第二先発体制の野球
をやられましたね。


二番手の椎野については、
初対戦になった5月の先発時や
前回8月1日は打ち込んでいましたが、
今日は全く歯が立ちませんでしたね。
4~6回の3イニングを
パーフェクトに抑えられました。


とにかく今日の椎野には
球威のあるストレートで攻めまくられ、
そのストレートに全く合いませんでした。
6回表のおかわり君あたりは、
3球全球で高めストレートを投げ込まれ、
その力のあるストレートに力負けしており、
二飛に打ち上げてしまいました。


一方、変化球に関しては、
チェンジアップやフォークは落ちず
スライダー等も含めて、甘いコースに入りますが、
いかんせん、ストレートに翻弄させられているから、
緩急差でタイミングを狂わされ、
甘いコースの変化球も仕留められません。


もちろん、
一度見て把握してきた先発の松本裕から
いきなり椎野に代わって
各打者が完全に1打席勝負になっているため、
そこへあの投球をされてしまえば、
圧倒されて戸惑って終わってしまいましたね。


まさにショートスターター効果
大きく発揮されてしまいましたね。


当然、三番手以降は、連投になりますが、
甲斐野~モイネロ~森勝ちパであり、
(鷹は明日、休みなので登板してきます)
今の勝ちパ相手には
得点が奪えなくなります。


唯一のチャンスは、
8回表の一死二塁の場面(モイネロ相手)でしたね。


秋山が出塁後、源田がバントで送ります。
いつもなら、源田のバントは
逆に得点確率を下げるおそれがあるので疑問ですが、
モイネロが相手となると、
打率は2割を下回る可能性がありますからやむを得ません。
 ※源田の対モイネロ打率
  モイネロが成長前の昨年は0.167。今年は初対戦。


ただし、初回表の松本祐に対するバントは、
明らかに得点確率を低下させるのと、
序盤ですから、バント作戦に疑問が残ります。


で、8回表一死二塁でを打席に迎えます。
しかし、初球の外角低め一杯のカーブを引っ掛け二ゴロ・・・


二死二塁でおかわり君が登場します。
ストレート攻めから最後は緩い高めカーブを打ち上げ左飛・・・
合わせられれば一発逆転もあり得ましたが、
緩急でタイミング狂わされました。
多分、本人はカーブが大きく曲がって低めに来る
と思っていたでしょうが、高めに入りましたね。


これで万事休す!となりました。


一応、7回表も外崎&山川の
やっとこさ打った連打でチャンスを築きましたが、
甲斐野を相手に、後続が金子侑&木村ですから、
正直、期待薄のチャンスでしたね。


やはり先発の松本祐攻略の失敗
それが大きく痛すぎ、

それが敗因に影響したと思います。
まあ、松本祐を打ち崩せば、
すぐに椎野と交代していた可能性が高かったですけど。
それでも、こちらの松本航も序盤が怪しかったので
鷹もうちからはいつでも点が奪えると考え、
松本祐で3~4失点までは我慢しそうに思えます。


初回、秋山が出て、源田がバントします。
前述したように、
松本祐相手なら源田も打てますから、
バントするよりヒッティングに出た方
得点確率は高まります。
(モイネロとはわけが違います)
それだけに源田バントは
一死献上してしまってもったいない話でした。
一死献上により得点確率は下がりますから。


一応、粘りながらタイムリーを放って先制します。
しかし、おかわり君、栗山と凡退して後が続きません。


2回表は、
外崎も粘りますが、遊ゴロに倒れて、
山川空三振に終わります。
でも、金子侑が真ん中ストレートで左安打を打ちます。
(さすがに3球連続のど真ん中ストレートですから)
しかし、盗塁失敗します。


3回表は、
木村四球で出塁しましたが、
秋山が初球の内角スライダーで詰まらせ一邪飛。
初球なのにもったいなかったです。
源田低めを弾き返して中安打で出塁します。
これを見れば、
初回の源田バントはやはり愚策と思います。


これで一死一二塁のチャンスです。
しかし、は内角低めカーブを詰まらせ右飛・・・
おかわり君は、外角高めの速いストレートで空三振・・・
結局、後続が続かずチャンスを潰します。


今日の松本祐は、
球も高め傾向にありましたし、
甘い球も目立っておりました。
それだけに、
やはり先発の松本祐攻略の失敗
それが大きく痛すぎ、
それが敗因に影響した
と思います。


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一方、投手陣については、結果だけ見るならば、
全体で鷹打線を2失点に抑えたのは上々でした。


継投については、
松本航を6回までとして、
7回で切り替えたのは適切だったと思います。


6回裏に松本航は好投をしましたが、
100球を超えており、
鷹が相手ですから、
他相手に投げる100球以上に疲労感はありますので、
また強敵相手にそこを耐える経験も浅いですから、
いつ崩れてもおかしくありませんでした。


また松本航など経験の浅い若手には
良い形(良いイメージ)で終わらせること
次の自信につながります。
もちろん、今日は反省点も多々ありましたが。


一昨日の光成も、
中継ぎ陣が疲弊して不足しているから
(これは事前に入れ替えを怠った結果ですが)
完封の芽が無くなっても
強引に長引かせました。
その結果、一発浴びて計6失点を許しました。


打線の大量援護があったとは言え、
それまでは好投をしていたわけですが、
終わってみれば、試合は勝ったにも関わらず、
光成自身『申し訳ありませんでした』でしたね。


光成もまだ成長途上にあるわけですから
鷹を相手に7回まで無失点
せめて完封の芽が無くなっても1失点で終えれば、
良い形(良いイメージ)で終わりますから、
今後への自信につながる好投劇となり、
成長の大きな糧になりましたね。
しかし、結局、打ち込まれた悪いイメージで終え
下手をすると、
次回は慎重になりすぎる懸念もありますし、
その悪いイメージが下降線を辿る起爆剤になる懸念もあります。


若手には自信へつなげるためにも、
良いイメージのまま終わらせることも大事
です。


そういう意味でも
7回から二番手投入は適切だった
と思います。


ただし、二番手に上がったのが
最近、登板過多の泰雄でしたね。。。


パ・リーグの中継ぎ陣の球数を見ると、
平井がぶっちぎりでリーグ1位であり、
球宴前は松井裕がリーグ2位でしたけど、
最近では、増田&泰雄が松井裕を抜いて2位、3位に。
中継ぎ陣の球数部門では
平井、増田、泰雄で
金・銀・銅メダル状態にあります。


で、二番手の泰雄は昨日に続き連投ですね。
8/13に3イニング以上を投げて、
中1日で8/15に登板し、1イニングでも33球を投げ、
中2日開けて、昨日&今日で連投ですね。
8/13や8/15の登板が1イニングで20球以下なら
まだ良いですけど、今の状況では泰雄も大変ですね。


確かにビハインドでも1点差ですけど、
正直、ここは野田でも良かったのでは?
という印象ですね。


何故、野田にならなかったのか?
考えられる理由は、
①今の野田には泰雄ほどの信頼感が無い。
野田は左打者専用の扱い方もされており、
 二軍でも左打者を抑えることを課題
 として調整していました。今月は回跨ぎとか目立ちますが。
 右打席の今宮からの攻撃だったから。


基本的には①でしょうね。
首脳陣による信頼度の天秤でしょうね。


あと、1つ思ったのは、
ビハインド展開のままなら、
8回裏も泰雄で回を跨がして行くのかな?
でした。


泰雄は今宮に左安打を打たれ、
福田にバントで送られますが、
左腕を得意とする川島には、
粘られましたが、粘り勝って遊ゴロに仕留め、
(進塁を許しましたが)
二死まで漕ぎつきます。


ここまで泰雄の球数は10球でしたから、
(昨日は11球)
次の内川の打席も続投させて、
そのまま8回裏も跨がせる
のかな、
と思ってました。


しかし、大石に切り替えてきましたね。
正直、これは考えていませんでした。


でも、泰雄疲労感が蓄積している中、
良く踏ん張ってくれました。


で、三番手の大石は、
初球で内川を遊直に打ち獲りました。
源田も大石を助けましたね。


最後に投げた平井については、
昨日と違いましたね。
まあ平井も20球を超えたりすると
厳しくなる面はあるので、
走者無しで11球で済んだことは大きいです。


グラシアルには、
 スライダー攻めから外角ストレートで三球三振。
コラスには、
 インハイのストレートを投げ切って詰まらせ三飛。
熱男には、 
 外角低めスライダー攻めから、
 高めストレートを打ち損じさせ二飛。
 緩急を活かしましたね。


昨日は中6日で挑んで打ち込まれました。
(球数が嵩んだことも大きいですけど)
今日は連投で挑んで抑えました。


今の平井には
今までの無駄使い登板を重ねてきた結果、
そこで蓄積した疲労感に伴う投球への影響
気になるところでしたが、
逆に登板間隔を開けすぎてはダメなタイプ?
(増田はそういう面はあります)
いずれにしても、
明日のハム戦で投入するのは厳しいですね。


まあ、今日は気迫もあったでしょうね。


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さて、残る先発の松本航について。


正直、序盤はボロボロでしたね。
2回裏なんて、
三者連続与四球により
自滅型満塁を献上する大ピンチでした。
これ、いつものケースであれば、
ビックイニング献上でしたね。


しかし、鷹の方が「あと1本」が出ず
この大チャンスを潰しましたね。


一応、松本航の方も要所を押さえ
明石には外角一杯のストレートで見三振にし、
今宮には外角ストレートを低めに投げ切って右飛。
しかし、この2回までノーヒットでしたが、
4与四球もあり、
いつ崩壊してもおかしくない
「時間の問題」でしたね。


初回表に関しては、
14球中13球でストレート攻めました。
例えば、最初の福田への打席を見ると、
徹底的なストレート攻めで、
福田もストレートに的を絞っております。
とは言っても、
ここでのストレートは
相手もカットして粘りやすく
(相手の粘りを振り切れない)
高め傾向でもありました。
結局、粘り負けて四球で歩かせます。


3回裏に突入すると、一死から
中村晃に低めで上手く内野安打に決められ、
次の内川には、真ん中に球が集まってしまい、
中安打を打ち込まれました。
そして、一死一三塁から
グラシアルに右犠飛で1点返され同点に。
正直、グラシアルの犠牲フライは、
初球から簡単に犠飛を決められてしまいました。
初球がいきなりど真ん中のカーブでしたからね。
カウントを稼ぎに行きましたが、
ここで投げ急いだ大きな代償になりました。


4回裏においては、
明石の中安打(外角球が腰高に甘く入る)
→甲斐バントで一死二塁
→今宮の中飛でタッチアップ二死三塁
 (真ん中のちょい高めカーブで
  本来ならHRボール)
→福田の打席で逆転暴投タイムリーに。
手痛いミスになりました。


ちなみに、チーム暴投数を少ない順から見ると、
26個で鷲&鴎、29個が牛、30個が鷹、
34個がハム、52個が獅子と
獅子の暴投は圧倒的に多いです。


個人暴投数については、上位組みのみ。
今井、光成、松本航は7個でリーグ1位タイ
平井とKマートがで4個リーグ6位タイです。


しかし、手痛い逆転劇を食らったわけですが、
その後、松本航は復調しましたね。
暴投で目が覚めたか?


福田に対しては、
カットボールで追い込み、
最後は外へ逃げる2シームで奪空三振を決めます。


5回裏は、
中村晃には、
外崎のランニングスローの好守に助けられ
(アウト判定はリクエスト覆らず)
内川に外角球を逆らわず流し打ちされ
右安打をあっさり打ち込まれます。


一死一塁でしたが、
グラシアルを外角ストレートを
バットの先で打たせて右飛
コラス
初球がインハイ・ストレート
ファウルを打たせ(逆球でしたが)
2球目を外一杯ストレート
ファウルを打たせ、
最後は外角ストレート
大振りで空を切らせて
三球空三振に片づけました。


6回裏は、
ストレート中心の5回裏と違い、
カットボールを駆使して、
それがハマりました。
鷹もカットボールに合わず、
その分、ストレートにも活かされました


今日の松本のストレート・変化球の割合を見ると、

ストレート率については、
過去の平均的な数字が
約50%台前半であることを踏まえると、
今日の約60%近くというのは
今日はストレートが多かったことを示しています。
特に1回裏&5回裏が多かったですね。
打順で見ると、上位打線&二巡目の中軸打線ですね。


逆に下位打線が相手になった4回裏&6回裏は
変化球で攻めていきましたね。


ボール判定率については、
与四球が目立った序盤
半分以上がボール判定と制球乱れています。
それ以降は概ね30%以下で推移しています。


ボール判定率は全体で37%という数字でした。
過去の結果を鑑みると、
今日は全体では平均的なボール判定率だった
と考えられます。(やや少ないかな)


ただし、今日は序盤が制球が悪化しすぎていたので、
3~6回のデータを見ると、
ボール判定率は25%になります。


もし序盤を落ち着いて制球乱さず投げていたら、
全体のボール判定率が10%程度低減する
かもしれませんね。


とにかく、松本航の場合、
球数を嵩みやすいために
長く投げることができていないという課題があります。


やはりその球数が嵩む要因の一つとしては、
ボール判定率が挙げられます。


すなわち、長く投げるためには、
ボール判定率を如何に下げるかが大事ですね。
(無駄球を減らすことが大事)



ところで、最初の方で記述しました
「首脳陣から松本航へ与えられた試練」
松本航に対して、
実戦で修正して乗り切れ!


正直、新兵には難しい試練でもあります。
ましてや今までに戦ったことのない
最強の鷹軍団が相手ですから。


しかし、今日の松本航は、
序盤がボロボロ状態からスタートしました。
確かに、そのボロボロ状態から
大チャンスを献上したにも関わらず
鷹の方がその大チャンスを潰してくれたから、
立ち直ることができたことは否めません。
また外崎の好守などにも助けられました。
しかし、後半は
打線の援護射撃が皆無に等しいのにも関わらず
完璧とまでは言えなくとも、
実戦で修正して乗り切ることができました。


ベテランならまだしも、
それを新兵がやってのけたのは大きな成果であり、
今日の松本航は
もちろん反省点は多々ありますけど、
今日の最強の敵と戦った経験は
今後の成長に向けて大きな糧となり、
自身にもつながった
のではないでしょうか。


そういう意味で、
試合に負けて優勝戦線離脱が近づきましたが、
今日の松本航の先発投入は
来年に向けても「成功」をおさめた

言っても過言ではありません。


とにかく、
今の獅子は投手陣を再構築するくらい
改善を真剣に考えないといけない状況に追い込まれています。


投手陣改善のためには、
多和田、光成、今井、松本航の
獅子ドラ1四銃士を
獅子エース四銃士に化けさせることが必須
です。
まあ十亀さんも獅子ドラ1ですが。
まあ榎田さんは虎だけどドラ1ですが。
まあ本田君もこの四銃士に入れてあげたいですが。
あっ、大将もドラ1だったっけ。。。


その意味からも
今日の松本航の経験は
彼にとって価値のある経験になった
と思います。