フロントに求められる構造改革
興味深い記事がありましたので、
紹介だけ。。。
ファンの皆様が前々から
思われていたところであり、
またライオンズを応援する
ブロガーの皆様も前々から
鋭くご指摘をされてきたところですよね。
まあ、昨日はウルフが3連勝を飾り、
ようやく、明るい兆しも見えてきましたけど、
フロントの構造改革という
抜本的な問題解決は残されていますね。
黄金時代は、資金力もありましたが、
やはりフロント陣も目のつけどころが
鋭かったですからね。
今では、そのノウハウが全て
ソフバンが引き継いでいますが。。。
王国復興のためには、
フロントも含めて
変えていってほしいですね。
ただ次の記事で1点だけ、
>タレントはそれなりにそろっているのに、
>成績が伴わなかったのはなぜか。
>それは失策数と三振数に表れている。
これは正解の一つだと思います。
でも、諸悪の根源は、
「首脳陣の血迷った采配」にあります。
アホな采配で
どれだけ、勝てる試合を
落としてきたか。
我々ファン一同は、今年、
このような負け試合に
痛感させられ続けられましたからね。
プロ野球西武の田辺徳雄監督が今季限りで退任することが決まった。2014年シーズン途中に1軍打撃コーチから監督代行、15年から正式に監督としてチームの指揮を執ったが、今季も一時は最下位にあえぐなど、不振のチームを立て直すことはできなかった。ペナントレースが佳境を迎える中、監督人事に向けて水面下で動き出している西武だが、チームには厳しい現実が横たわっている。
■失策数はリーグワースト
疲労感が残る試合に、田辺監督の表情もさえなかった。
2日のロッテ戦に引き分け、リーグ制覇の可能性が消滅。クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性がわずかに残っているとはいえ、3位ロッテとは10ゲーム差以上も離れており、現実的には厳しい状況だ。
チームの主力には昨年シーズン最多安打のプロ野球記録を更新した秋山、今季も30本塁打以上をマークしている主砲のメヒアらがいる。タレントはそれなりにそろっているのに、成績が伴わなかったのはなぜか。それは失策数と三振数に表れている。
今季の失策数は93個とリーグ最下位。内野守備の要である遊撃のポジションは固定できなかった。攻撃では、チーム打率(.265)はリーグ2位と健闘しているが、三振数(915)は同2位の多さ。「序盤で大差がついてしまうと、何が何でも逆転してやろうという気持ちがないこともあった」とチーム関係者が嘆くほど、粗さが残る打撃は解消されなかった。
■3人合わせて「0勝」
成績不振は監督だけでなく、球団フロントにも責任の一端がある。特に今季際立ったのが、外国人選手の不振ぶりだ。
先発陣の一角を期待された左腕のバンヘッケンは、1勝を挙げることもなくシーズン途中に自由契約。セットアッパーとして期待された台湾出身のC・C・リーも防御率は6点台に低迷した。シーズン途中に獲得したポーリーノも0勝6敗。3人とも未勝利と、チームの成績に大きく影響する外国人選手がまったく機能しなかった。
「外国人選手の獲得はリスクが伴う」と球団幹部は釈明するが、メヒアのような成功例があるとはいえ、ここ数年のチームの低迷が外国人選手の“機能不全”に要因があるのは明白だろう。
田辺監督の退任決定で、チームは監督人事に向けて動き出している。ヘッド兼投手コーチを務める潮崎哲也氏が有力だが、球団OBで前ソフトバンク監督の秋山幸二氏らも候補に浮上している。
ただ、チームを本当の意味で変えるためには、外国人選手の調査態勢、獲得方法も含めた球団フロントの“構造改革”も必要だ。かつての黄金期の輝きを取り戻せる日は、果たして来るのか-。(成績は9月5日現在)