下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【2020プロ野球プレシーズンマッチ:ロッテ戦(春野)】「日本一を目指す戦いが高知から始まる」ぜよ!

A班も南郷から高知県春野へ移動してB班と合流し、
今日は『2020プロ野球プレシーズンマッチ』として
ロッテとの練習試合でしたね。


今日のスタメンです。


簡単ですが、今日の試合の感想を述べたいと思います。


まず投手陣について。
ところで、球速表示について、昨年もそうでしたが、
春野の場合、計測器の問題なのか、
少し遅めに表示されますね。


さて、先発した新外国人ノリン
色々と課題を残しましたね


3回69球を投げて2失点
その結果もそうなんですけど、


今日、要所を押さえた投球を見ることはできました。


カウントを悪くしても中村を三振に仕留めたり、
安田を二ゴロ併殺打で料理したり。


でも、一番の課題は、
制球を乱しやすくなったこと
②武器の一つのカーブが
 
相手に見やすく
 効果を発揮していないこと
ですね。


本人が言っていたように
速く重いストレートがあるわけでもないから、
タイミングを外したり、緩急を活かしたりして、
相手のリズムを崩すことが武器になっていますが、
その変化球がキレなく、制球も乱すでは、
逆にサンドバックになってしまいますね。


先日の紅白戦で魅せた『緩いカーブ』
逆に相手が打ちやすくなっており、
相手にとって『餌食』となっていました。


変化球、相手に合わされてしまったら、
好タイミングで打ち込まれてしまったら、
見極められて手を出されなかったら、
そりゃ、打たれる運命、ボールを出す運命にありますね。


またチェンジアップが決まりませんでしたね。


鷹からFAで移籍した
左投手が大の苦手の福田に対しては
一ゴロ、遊ゴロで打ち獲りましたけど、
2打席目は、源田が止めたから助かりましたけど、
外に構えているのに、中へ甘く入り、
打球は三遊間を抜けそうな当たりでしたね。
しっかり打ち獲らないと・・・


※福田は、左投手には苦手傾向が顕著であり、
 過去5年の通算打率でも0.143であり、
 ここ5年間で2割超の年は皆無です。


今日は、4与四球、1与死球であり、
巧みな技巧派タイプがそれでは厳しいです。
カウントがボール先行するのも厳しいです。


ストライクカウントがゼロか、1つの状況で
ボール球が3球連続というボール先行の打席が目立ちました。
(1回表:中村、福田、2回表:井上、田村、3回表:中村)


本人は、降板後、
「日本の打者はしっかり見てくるから、
 今後はストライクで勝負していく」と反省していましたが、
それはそれで良いんですが、
今日は抜け球も目立ち、相手が見極めたというより、
ノリン自身の制球乱れが大きな要因でした。


「ストライクで勝負」の意識はいいけれど、
今度は甘い所に集まって打ち込まれる、ということも有り得ます。


今日の4つの与四球やカウントを悪くしたのは何故か?
それをしっかり分析して認識しないと、厳しくなってきますね。


また、牽制も色々とタイミングを変えて投げ
裏を突こうと努力はしています。
例えば、急いで投げ、裏を突こうとしたり。


ただ、牽制そのものが『雑』ではないですか?
という感想を得ました。


また走者も置いて、
少しイライラしている場面が見られました。
意外と『短期?』という印象も。
『短期は損気』ですから、冷静であり続けないとね、
と思います。


ある意味、ニールと同様の『技巧派タイプ』です。
動く球(2シーム)がニールほど無いのも辛く、
「投げるタイミングを変える」だけでは通じませんね。
ニールなどとも相談をしながら、
NPBで通用できるよう頑張って欲しいです。


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2番手以降は、
B班の十亀、榎田、田村が登板しましたね。


首脳陣もB班で調整していた者を
チェックしておきたいですからね。


2番手の十亀については、
4~5回の2イニング(40球)を投げました。


菅野に浮き上がったところを叩かれ
一塁線鋭く打ち込まれ、右二塁打を打たれたり、
藤岡には、勝負処で力んで外角高めに大きく抜けて与四球とか、
井上にはシュート回転して真ん中に甘く入ったところを痛打されたり、
しましたが。。。


今日は高め傾向は目立っており、まだ仕上がり途上でしたね。


ただし、ストレートは走っているときに走っており
内角に投げ切っている球も目立ちました。


また、4回表の二死満塁の場面で中村へ投げた初球は
シンカーが内角低めへ見事に沈み空振りを奪いました
そういう良い球も見られました。


まだ仕上がり途上ですけど、
仕上がってくれば、戦力になってくれるはずです。


というか、次の榎田も含め、
十亀&榎田には、しっかり先発の柱に
なってもらわないと困りますけど。


ニール、光成、今井、松本、本田、
十亀、榎田の6本柱はしっかり確立したいですから。


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で、次の3番手の榎田については、
打撃力が乏しい菅野、西巻、藤岡が相手となる
1イニング目は三凡に抑えましたが、
藤原、中村を迎えた
2イニング目は打ち込まれて崩れましたね。


また左腕投手が大の苦手な福田に対しては
B2S2と追い込んでいましたけど、
5球目に外角低めへスライダーをハズして二盗を簡単に許し、
フルカウントの6球目、制球を乱して
もったいない与四球になりました。
左腕投手は、
この福田を着実に仕留めないと厳しいですね。


1イニング目は、ストライク先行で展開し、
クロスファイヤーも決めていましたね。
ただ、2イニング目になると、
抜け球が目立ち、制球も乱すようになりましたね。


まだ仕上がり途上にあり、本調子に非ずですね。


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最後の田村については、
正直、一軍戦で活躍するのはまだ遠そうですね。


試合も終盤になって選手も交代され、
相手も下っ端の打者が多かったですが、
柿沼や菅野には、
シュート回転して甘く中に入って痛打されていました。


藤原にも逆球でフルカウントになり、
最後は外角高めにシュートがハズレて歩かせてしまったり。


下積みの時間をまだまだ要しそうですね。


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一方、打線に関しては、
相手の種市あたりが不調だったこともあり、
山賊打線が機能を発揮しましたね。


主力の山川や森、外崎、源田らは
開幕までに状態を持っていってもらえればいいです。


個人的に興味深いのは、
1番を試されている金子
新外国人のスパンジー
川越らの若獅子ら、それの対抗株の木村ですね。


まず1番打者に入った金子3安打の猛打賞でした。
2打席目と4打席目は、
甘く入った初球を躊躇なく叩き込んで
センター前に落とす中安打と、
二死満塁から右安打タイムリーを放ちました。
ただし、4打席目のタイムリーは、
種市がすでに限界に達していましたから、
そこまで過信はできませんけど。


3打席目の左安打については、
真ん中付近に甘く入りましたけど、
やや内角気味になったため、
少し窮屈になり、詰まらされながらも
引きつけて巧みに流し打ちましたね
そういうバッティング
安定してできるようになってほしいですね。


ただし、金子は、昨年、
オープン戦で大活躍だったけど、
本番になったら閑古鳥になっていましたね。


相手投手らも
調整途上や試し投げをしたいオープン戦や練習試合と
本気度が高い本番では違ってきますからね。


金子自身、試金石はまだまだ始まったばかりであり、
本番まで含めてしっかり安定して打てるようにならないと、
ですね。率を上げないとね。


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新外国人のスパンジーについては、
今日、ブンブン振り回さず
3つ四球を選びましたね。


ブンブン振り回すことが課題なので、
ボール球を見極めて行ったことは良いですが、
相手投手(美馬、種市)も制球を乱しており
さすがに、そのボール球は手を出さないでしょ、
というところでした。


まだお試しは続きますね。


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今日は川越右中間へ本塁打を放ちましたね。

二死二塁の場面の2打席目
初球はフォークが大きく外れて、
2球目、種市も不調の中、ストライクを獲りに行ったところ、
ど真ん中の失投となり、川越もその失投を見逃さず
フルスイングで打ち込み、右中間のスタンドへ運びました。


その後、3~4打席目は、
種市も限界にきており、東條も慎重になり、
連続四球で散歩しました。


今の好調振りをアピールして結果を示しました。
体軸がしっかりするようになり、
持ち前のパワーも
無駄なく打球へ伝えらる
ようになってますね。


あとは、昨年の二軍戦と違って
『長続き』すること『安定』することですね。
オープン戦までで店閉いにならぬよう、
この好調振りを着実に継続させて
安定した打撃を魅せて欲しい
ですね。


1打席目の美馬との対決では、
初球の外角ストレートを振り遅れるも
フルスイングでファウルになり、
2球目は、その打ち気満々の様相を読まれて
抜いた緩いスライダーで交わされて
打ち上げてしまい、一邪飛
に終わりました。
そこは相手バッテリーの美馬&田村の方が上手であり、
手玉にとられました。

一軍戦は二軍戦のように
スンナリ真っ正直に単純な勝負をしてくれぬこと
が多々ありますから

こういう点は
極力なくすようにしていかないと、

一軍戦で「率」を残せませんから。
(単純だと、簡単に料理されるから)


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レギュラー争いにおける
若手の対抗株の木村については、
1打席目、外角球をバットの先でインパクトしましたが、
引っ掛けたり、泳がされたりせず、
きっちり引っ張って三遊間を割る左安打を放ちました。


木村が打ったら、川越も打つ。その他の若手も打つ。
チームの底力アップを図るために、
レベルの高いレギュラー争い
繰り広げ続けて欲しいですね。


明日以降も、対外試合が続きます。


ただし、監督が話していますように、
今年は開幕が早期である分、
主力の調整に向けた実戦演習も必要になるで
若手も試す試合数は限られています。


その分、若手らはアピールし続けて
レギュラーを勝ち獲らないとなりませんから、
手間取っている暇はないですね。