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正式に非常事態宣言/2球で追い込んだときに1球外すべき?/首都圏さんの『としまえん売却→経営危機を乗り切る方策』に賛同します!としまえん売却の実現は西武の救世主になるかも。

非常事態宣言が出ましたね。
GWまでの1ヶ月間ですね。


感染者数の倍化時間(倍増する時間)が
 東京都が5日、大阪府が6.6日
孤発率(感染経路不明)が
 東京都が68%、大阪府が約5割


そして、福岡県が数は少ないけど、
倍化時間2.2日、孤発率が72%と高いので、


東京、神奈川県、千葉県、埼玉県、
大阪府、兵庫県、福岡県を対象に宣言されましたね。


東京都の累積感染者数の推移も、増加の一途をたどり、
まあ、本来なら数が違うので比較はできませんけど、
まあ、相似則が成り立つとは限りませんけど、
まあ、米国ではNYがもの凄く響いているわけなので、
米国(全体)と単純に二軸グラフで重ねてみると、
増加速度は、米国(全体)の推移に似ていましたからね。

ただし、下図は東京都の累積感染者数
3日前との変化倍率を示したものです。
(その日の累積感染者数÷3日前の累積感染者数)


オーバーシュート
「2~3日で累積数が倍増の動向が続くこと」
と定義づけられているので、このような整理をしたわけですが。


4月5日くらいまでは、
3日前との変化倍率が1.5以上あったわけですが、
ここ2日は低下して、今日7日は1.34に。


1日当たりの増加数がここ2日が80人台ですね。
40人台→60人台→100人弱~140人超→80人台


3月20~22日の三連休の二週間後というと、
4月3~5日ですね。
その3日間は、89人→118→143人と増えていましたね。


2週間くらいが発生限界の目処ですから、
(実際は2週間以上も有り得そうですが)
感染して発症するのは、もちろん2週間に限らず、
1週間とかでも出てもおかしくないわけですが、


都知事が「自粛して」と言い出したのが3月26日であり、
その週末から「自粛」が増えたわけですけど、
ここ2日が1日80人程度の増加だったのは、
三連休が明けて、都知事の自粛お願いの効果が出てきた???


その仮説も可能性としてはゼロではないでしょうが、
80人程度でもまだ増えているわけであり、
当然ながら、その2日のデータだけでそう評価はできないですし、
また、検査者数が少なかった方が大きいかもしれませんね。


検査をしたら、結果が判明するまでの期間は
状況によりますが、1日から数日かかります。


検査者数は、4月に入ってから、
1日164名、2日469名、3日551名、
4日65名、5日62名、6日273名です。


4~5日の検査者数減が響いているかもしれません。
逆に明日8日はまた増えるかもしれませんね。


いずれにしても、
今回の非常事態宣言では、
2週間後に感染者数のピークカットを狙う
ところですが、それが上手く行けばいいのですが。


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ところで、
私もいつも楽しく拝見させていただいている
「首都圏でプロ野球観戦」さん
こちらの『西武が『農業』をやるってさ!』の記事を
ブログでご掲載下さり、誠にありがとうございました。


また、西武HDの経営情報について、
ご提示くださり、ありがとうございました。
大変、勉強になりました。


西武HD第3四半期決算で、
106億円もの営業利益下方修正を行ってきましたか。。。


今までが順調だっただけに、
もっと補強路線にお金を投資して!
と思っていましたが、
さすがに、
この新コロナ騒動による災難が生じるとは、、
想像もしていなかった話であり、
まさかこんな2020になるとは、、、
というところですね。
今度の契約更改、FA戦線では経営的に厳しくなりますね。。。


とにかく、開幕日を迎えるためには、
コロナが終息してからの
選手らの準備期間(1ヶ月)が必要になるので、
非常事態宣言が予定通り順調に5/6に終われば、
「6月開幕案」も出てきますが、
「交流戦中止、早くて6月開幕」と既に報道されてましたが、
事態が収まらなければ、延長、延長と
『晩夏~秋に開幕』、下手したら『今年は中止』ですからね。
本当に痛すぎるところですね。


また「首都圏」さんが
「損失が大きいのはソフトバンク」と
ご指摘されていましたように
現在のソフバンの株価は、2月半ばから
自社買いしてもとどまらない下降の一途にありますね。


一方、楽天の方は、コロナの影響により
『巣ごもり消費拡大』に伴って
通販関係の盛り上がりによるのか、
一時回復はしています。


ただし、今回の非常事態が宣言されても、
東京都の対応案では、
『工場』は『社会生活 維持のため必要』とされているのですが、
それでもフルに普段通りの活動も容易ではなく
また、中国等の海外からの部品が届かないなどもあるでしょうから、
物流が止まれば、通販も滞りますね。


例えば、レッツノートパソコンも在庫切れで止まっています。

また、通販ということは、
それを配送する人々がいるわけですね。
配送トラックや人員の不足等の問題もあります。
クロネコヤマトでも感染者が出たとかありましたね。
もし、物流機能がパンクすれば、
逆に一時休店に追い込まれます。
この楽天の回復も
「一過性の回復」という可能性が考えられ、
「一寸先は闇」というところは否めない気はします。
まあ、物流業界の方も、
配送網の強化が課題になりますが。


西武の話に戻しますと、
今からメラド改修事業(約180億円)や
西武園ゆうえんち改装事業(約100億円)を
今さら止めるわけにいきません。


でも100億円単位で厳しくなるとなると、
その経営面への対策としては、
「首都圏」さんが仰っていたように
『としまえん』売却で補填するというのは
大きな回復一手になると思います。

西武HDグループが保有する
「としまえん」の約20万平方メートルの敷地
一部をワーナーが借りて、
残りの土地は東京都が買収して、
一帯を大規模公園として整備する方向ですね。


ワーナーが借りると言っても、
東京都が「としまえん」跡地を購入後、
一部をワーナー・ブラザースへ借すので、
「としまえん」の上物関係は、経年劣化でゴミとしても、
敷地20万m2の
用地売却費用の収入が大きいですね。


東京都としても、この地域の再開発を前々から行いたく、
都市計画公園としての事業認可取得
平成 32 年度(令和2年度)までに実現を目指していましたね。


用地取得費用の地価は、公的機関による取得なので、
べらぼうな地価とかにはならず
相場(基準地価格)が考慮されて設定されるわけですが、

その基準地価を踏まえ、
単純に地価を40万円/m2として換算してみると、
単純に20万m2ですから、
800億円が入ります
ですね。
ただし、その地価40万円/m2は「宅地」であり、
もちろん「としまえん」は「宅地」ではないから、
基準地価格はそれとは異なってきますが、
それでも、
この規模(百億円単位)の金額が
入ってくれば大きく助けられますね。
「事業所」扱いだったらもっと地価が上がりますね。


現時点では、「西武の回答待ち」ですから、
今回の新コロナ不況の打撃を鑑みれば、
『宜しくお願いします!』に傾く可能性は高いですね。


ただし、今回の新コロナ騒動は、
東京都そのものへも大打撃を与えますね。
経済対策で232億円の補正予算をつけますからね。


まあ、そもそも論として、予算の枠組みが異なるから、
その影響を受けにくいところはあるでしょうが、
「としまえん」買収もまだ確定していないので、
都知事が「無駄な公共事業」として目をつけてしまうと厄介です。


ただし、この地域は密集地域であり、幅4m以下の道路も多いので、
災害の観点から再開発は必須の地域でもあるんですよね。


西武にとっては、
売却の早期実現を成し遂げられるか?
その実現が大きな救世主となりますし、
その可否がこの後の経営状況を大きく左右すると思います。


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さて、ここのところ、本題までが遠く、本題が薄いんですが、
最近の報道は、
コロナ関連の話ばかりであり、あとは自主トレ話というくらいですが、
そんな中でも興味深い記事(下記参照)がありましたので、
今日は、それを紹介させて頂こうと思いました。

2球で2ストライク 1球外すべきなのか
4/6(月) 9:11配信(日刊スポーツ) 


 野球のセオリーは本当か? 一般的に投手は、2球で2ストライクに追い込んでも、次の球はボール球を投げるケースが散見される。1球外すことに意味があるのか。3球勝負するべきなのか。プロ野球(NPB)やMLBのデータを徹底検証。選手やコーチ、評論家ら、関係者の声を集めた。【特別取材班】


▼巨人小林捕手 追い込まれると、バッターはストライクゾーンを広げてくる。その心理を考えればゾーンを広げます。ボール球というわけではありませんが、際どいところで勝負となるとボール球になる可能性はあります。


▼巨人炭谷捕手 追い込まれた時の打者心理として、三振が怖いから、ストライクゾーンを広げます。特に、見逃し三振は避けたいから、当てにいくようなバッティングになることがあります。でも、三振を怖がらないイメージのある西武は追い込まれても自分の打撃に徹し、ボールを追いかけない印象があるので(他球団より)打率は高い傾向があるのではないでしょうか。


▼巨人相川バッテリーコーチ 日本の野球では、少年野球の時代から「ツーナッシングから打たれちゃいけない」という教育が根付いている。怒られたくないから、明らかなボール球を使うケースが見られる。(抑えるには)いかに早く打者を追い込むか。


▼巨人杉内2軍投手コーチ(3球勝負に)「たまには3球勝負も入れていかないとね。まあ試合の状況ですよね。序盤なのか終盤なのか、勝ってるのか負けてるのか、何点差かで使い分けないと。外に1球外すとか高めに1球外すとかも分からんでもないけど、球数も増えるし、その1球を勝負球に使った方がいい気はしますけどね」


▼巨人木佐貫2軍投手コーチ(3球勝負に)「僕の経験則から言うと1球外すことはランナーがいる時は有効だと思います。早くベンチに帰りたいという心理になるものなので。低めの変化球を入れることも重要かなと思います」


▼ヤクルト古賀捕手 場面や投手のタイプによる部分も大きいが、カウント0-2から勝負をすると、意外と打ち取れる。打者の立場だと、3球目で内角や外角を突かれ勝負されたらびっくりする。今年はオープン戦、練習試合でも打者のタイミングが合っていない場合は3球勝負を心がけた。


▼日本ハム秋吉投手(カウント0-2に)「セとパで配球の考え方に違いを感じます。パは3球勝負セは1球外すことが多いイメージ。セは普段から、変化球でかわす投球を求められる。0-2となったら、ボール球で誘ってバットを振ってくれたらラッキーみたいな」


▼ソフトバンク内川内野手 打者にとっては3球三振が一番嫌なこと。はっきりボールと分かる形で外してくれるのは打者としては楽になる。0-2となったら外すだろうと思いながらストライクが来たら打つつもりで待っているが…。これまでよく言われることが、いざデータにしてみると、実はセオリーではないことが分かることも出てくるでしょうね。投手側からすれば「追い込んでから打たれるのはもったいない」と言われて怒られるパターンがあるが、あまり言い過ぎると「3球勝負」ができなくなる。失敗しても3球勝負をしなさいよと教えた方がいいですね。


▼ソフトバンク和田投手 3球勝負はありだと思う。投手としては、あからさまにボールと分かる球で外すのはもったいない。当然、制球力に自信があればだが、ギリギリのコースを狙っていった方がいい。もちろん、イニングとか打者とのいろんな状況もあるが、昔からわりと3球勝負はしてきた方だと思う。


▼西武栗山外野手 まずひと言でいうと「やばい」って言葉に尽きますね。ただ自分の打撃コンディションによって3段階に分かれると思います。(1)「メッチャやばい」(2)「ちょっとやばいな」(3)「やばいけど、なんとかなるやろ」。あと投手目線でいうと、その2ストライクが「空振り、空振り」なのか「見逃し、見逃し」なのかによって違うと思います。
 空振りできていたら「どこでも打ち取れる」って思っているだろうし、見逃しできていたら「どこ投げたらいいんだろう」って同じ0-2でも意味合いが違ってくるでしょうね。
 ただ、僕の印象としては打率1割4分5厘というのは意外と多い。もっと少ないと思ってました。自分の感覚だと10打席で1本打ってるかどうか。そういう意味では、打者が「やばい」って思うほど、投手は優位性を感じていないのかもしれませんね。


▼楽天光山バッテリー兼守備戦略コーチ あえてボール球はいらない打者を誘った結果のボールならいい3球勝負でもいいと思う。球数制限が言われている中で、ただ1球外す、というのはナンセンス。


▼オリックス山崎勝捕手 (3球勝負か)どちらを選択するかは、投手陣の顔ぶれ、順位などチーム状況が影響します。強力な勝負球を持つ投手の場合は、その武器をより確実に生かすために違う変化をする球種を2ストライクから挟んで打者のタイミングをずらす。一方で、中継ぎが足りない時は先発に終盤まで投げてもらうために、球数減を考えて3球勝負を選ぶ場合もあります。チーム状況や監督の考えで、選択は違ってくる。


▼オリックス高山ヘッド兼投手総合コーチ 打者の心理から、追い込まれているからボール球を振るかもという考えで2ストライクから1球ボール球を挟むことはある。ただコントロールが悪かったり、これといったウイニングショットを持っていない投手には3球勝負をさせます。ボールカウントが先行するケースにつながるので。どちらの攻め方が有効かは、半々だと思いますよ。

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上記の記事から見れば、
『2球で2ストライク 1球外すか?否か?』
多くの選手らが話をしていたように
当たり前の話ですけど、状況に応じて変わってきますね
(その時の試合の状況、相手打者やこちらの投手に応じて)


栗山打者側からのコメントの中で、
追い込まれるまでの状況
「空振り、空振り」なのか
「見逃し、見逃し」なのかによって違うは面白く、
まさに相手投手の心理を突いた話だと思いました。


まあ、いきなり、
『「やばい」って言葉に尽きますね』からはじまり、
一瞬???となりましたが。


ただし、投手側から見ると、
基本的には、
敢えて1球外すこと」はせず、
3球で決着を狙いつつも、
ゾーンを広げて際どいコースを狙って、
その結果が外れたらしょうがない
というところでしょうか。


カウント別の打率において、
B0S2も、B1S2を比較すると、
基本的にB0S2<B1S2であり、
1989年や1999年は差が2分未満と小さいですが、
2009年は3分6厘と差が広がっていましたね。


ちなみに西武の場合、
投手陣の被安打率では、
 B0S2が0.131B1S2が0.171であり、差は4分
(上表の12球団と比して「B0S2は打たれていない」)
野手陣の打率では、
 B0S2が0.151B1S2が0.203であり、差は5分以上
(上表の12球団と比して「B0S2は打たれていない」)


すなわち、西武の場合
「1球外す?否?」の影響は他球団よりも大きく
もちろん状況に応じてですが、
基本的には
投手陣は3球で決着つけた方が、
打撃陣はB1S2に持ち込む方その効果が大きい
と言えますね。