下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【鴎12回戦(千葉)】ノーノーの幻影を見る順当なワンサイド勝利!カード頭を奪って後半戦を好発する!まあ今日は相手を考えれば、落としてはならぬ一戦ではあったが、後半戦はこのまま反撃・反攻へ!

今日から9月がスタートとなり、
獅子も61試合目と、折り返し後半戦の開始です!


とにかく、
この後半戦は反撃・反攻あるのみ!
そこからミラクルな巻き返し旋風を!
若手も育ててながらシーズンを勝つ!
と行きたいところですね。


今日は、個人的に出張で宿で仕事をしながら
タブレットに映したパTVを横目で見ていました。
まだ、仕事も残っていますが。。。、


今日の先発には、こちらが光成、
あちらが久々の登板となる大嶺を立ててきました。


大嶺は、トモミのように故障し手術も行い、
育成枠まで落ちて苦しいプロ生活を送っていたみたいですね。
そこから這い上がったみたいで、
その苦労が復帰という形で報われましたね。


しかし、それはそれで、そちらの事情。
こちらはマウンドに上がってくる以上、
堂々と遠慮なく攻め込み、
互いに勝負を凌ぐのみですね。


そして、大嶺に対しては、
故障前から得意にしていた部類に入り、
復帰前の二軍戦でも、
そこまで凄い結果も残されていません。


それを鑑みれば、申し訳ありませんが、
このゲームは打ち崩して当然であり、
打てぬ場合は、「恥」ともいうところでした。


逆に今日のカギは、
こちらの投手陣がどうか?
そこに全ての焦点を当てて良いゲームでした。
まあ、うちの投手陣も脆弱ですからね。


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で、今日のスタメンは、


金子が1番、栗山が2番に入り、中村が8番でしたね。
そして、木村、将平がベンチスタートとなり、
穴が開いたライトには、スパンジーが!?


確かに、スパンジーは、
捕手以外なら入れるユーティリティです。


ただ、本職は内野手であり、
外野手では、レフトをメインにやっているものの、
レフトでも、フライ捕球に危うさを露呈します。


基本的に、どこでもできるけれども、
どちらかというと、器用貧乏系であり、
洋食も、和食も、中華も、焼肉定食も、
天ぷら蕎麦、スパゲティーも、寿司も、と
あまり美味くはないけれども、
何でも作ってくれて、
腹一杯食べさせてくれる庶民派定食屋さん
というイメージですね。


で、ライトに関しては、、、
米国時代でも出場機会が少ないですね。


昨年、AAAでは投手&捕手以外の
全ポジションに入りましたね。


昨年の経験により
全ポジションOKの評価も得ました。


守備イニング数は一塁81回2/3、
二塁158回、三塁116回2/3、遊撃134回1/3、
左翼218回2/3、中翼166回、右翼35回でした。


あまり上手くない外野で
経験も最も少ないライトですから、
不安は残りますね。。。


終盤にやむを得なくなるなど、
緊急事態になっていれば、やむを得ませんが。


しかし、スライディングキャッチの好守で
光成を助けましたが。。。


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で、今日の結果については、、、


3回表に山賊現れ、
それ以降はワンサイドの展開になって
順当にカード緒戦を制して奪いましたね。


光成は、大援護をもらいながら
気楽に思い切り投げることができ、
ノーノーの幻がちらちらと(^^)


まあ、ノーノーを意識してしまって、
疲れも露呈されてきて、
7回途中でその幻影は消滅してしまい、
結局、7回無失点のHQS止まりに。


できることなら、完封、
それは無理でも、週の頭でしたから、
中継ぎ陣を休ませるために、
完投をして欲しかったですが、
結局、7回で交代しましたね。


まあ、せっかく7回無失点できたので、
欲を出して、9点差あるんだから、
いくら打たれようが、最後まで投げさせて
中継ぎを温存して、明日以降に備えさせる
というところもあります。


ただし、光成も、メンタル面に課題を残しますから、
『悪いイメージ』で降りると
次戦に余計な力みも生む懸念もあるため、
欲を出して『悪いイメージで終了』にするよりも、
『良いイメージ』で次戦に備えさせることも
大事だったりしますね。


7回裏の投球に関しては、
結果(ノーノー)を意識して力みもあって
抜け球が目立って制球を乱していましたが、
『疲労』もかなり露呈され、
球の力もなくなってきており、
7回が良い潮時だった気もします。


その後は、勝戦処理を行いましたね。


まあ、できることなら、
消耗は1人でとどめるように、
ロング可能な大将で
2イニングを行きたかったですが、
武隈を試したかったところもあったでしょうね。


ところで、光成も、3回以降は、
大量援護もあったから、
結果を気にせず思い切り投げ込んでいましたが、
ノーノーの結果を意識して力むあたりは、
まだまだですね。


もちろん。競り勝つんだ!の意気込みは大事ですが、
結果を意識してしまうと、
余計な力みを生み、手元も狂うところもあります。


それだけに、
勝つぞ!の意気込みは持ちながらも、
如何に自分の心理状況を制御し、
集中力&冷静さを保てるか?が
勝つためには大事になってきます。


それだけに、
やれば結果はついてくる!くらいの気持ちで
結果を意識しない、結果をおそれないこと
自分の心理状況をしっかり制御されたいですね。


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さて、今日の試合については、
初回表、大嶺も久々だから、
立ち上がりにはかなりの不安を持っていたでしょうが、
いきなり先頭の金子が空三振にねじ伏せられましたね。


栗山が打って出ますが、
外崎、山川が続かず倒れて、
立ち上がりをクリアされましたね。


で、2回表には、
森がボール先行でカウント有利も、
空三振に終わって、
メヒア&スパの両助っ人が「初球凡退」!?


不安を抱える大嶺を助ける形になって、
大嶺も勢いを増すようになり、
何か「大丈夫かよ?」という嫌な雰囲気に。


しかし、3回表、
中村を相手に大嶺が崩れましたね。
もうそこからは連打の嵐で
金子もバントヒットを決めて、
「どすこい」で突き放し、やりたい放題に。


順当に攻め崩し、得点も稼ぎました。


ただ、終盤は息切れして、
3番手投手・山本から得点を稼げなかったこと
(次につながりたくないですから)
森、中村(四球ありだけど)がブレーキでしたね。


森も1打席目は外角攻めから
あっちむいてホイ!状態で
インローに曲げられて空振り三振。
目線も高めにされていたので、
膝下に落とされて追いつけませんでした。


2打席目は押せ押せの3回表で
外角高め一辺倒の攻めの中、
B3S0とカウントを有利にしましたが、
4球目、高めのボール球に手を出し、
高めを詰まらされて打ち上げてしまいました。


3打席目もチャンスでしたが、
抜け気味フォークにタイミング合わず打ち損じ。
その前の高めフォークも合わずに空を切ってました。


4打席目は、外へクロスするストレートを
バットの先で当てるだけの三ゴロに。。。


どうも調子が戻っていません。


といかく、森も悩んでいるんでしょうが、
捕手の時は、あれこれ考えて良いけれども、
打撃の時は、考えずに大好きな『無』にならないと。


何も考えて無さそうで、あれこれ悩みますね。


高校時代のキャプテンの時も
背負い込んで悩み過ぎて逆効果でした。
前回のサヨナラ勝ちの涙もそうでした。
一昨年、故障で戦線離脱したときは、
「俺、もういらないんとちゃうの?」と
アホなことを悩んでおりましたね。


しかし、打撃に関しては、
以前、本人が言っていたように
『無』になること!その方が打てる!と。
つまり、森はやはり打撃の天才児なんですよね。


捕手をやっているときは、
あれこれ考えないとダメですが、
昨年、言っていたように、
「捕手と打撃は別のスポーツとして考えている」と
しっかり区別していましたね。


捕手をやっていって、
それが板について本格化してくると、
配球を読もうとして捕手目線で打ち始めるから、
そこで打撃の天才児が凡人に変わる懸念がありましたが、
森の場合、基本的に打撃の天才児ですから、
天才は天才らしく、
昨年のように、打撃は捕手と別物で考え、
打席に立ったら全てのしがらみを、
今、打てていないこと、捕手のことを完全に忘れて
頭の中を空っぽにして、
とにかく『無』になって
直感と嗅覚で思い切り打って欲しいですね。


捕手のことは後々も反省をすべきですが、
打撃に関しては、打てなかったとしても
気にしない、後に響かせない、忘れる!
とにかく、その打席、打席で
その時々の勝負のときに、集中力をもって、
そのときの直観、嗅覚を鋭くすることに
専念されたいですね。


―――――――――――――――――――――――
一方、光成については、
初回裏の立ち上がりから、
ストレートが走って三人を抑えましたね。
角度もありましたね。
中村に粘られ、フルカウントになってましたが、
そこは粘り勝ちましたね。


2回裏は、
栗山&スパンンジーの好守に助けられました。
安田には角度があったものの、打球がノビて
栗山がフェンス際でジャンピングキャッチ。
井上の当たりは差し込んでライト前に落ちそうも、
後方守備を敷いていたスパンジーが
快速で突っ込んでスライディングキャッチ。
まあ、一瞬前かがみになり、ふらつきながら
打球に合わせてスライディングしましたね。



援護を受けた3回裏以降はもう気楽に投げてました。
3回裏は低めに
フォークやカットボールを決めて三凡に。


四球は出すものの、
そのまま順調にノーヒットを続けますが、
7回裏、マーティンに慎重になり過ぎ、
内角低めにフォーク等が決まりませんが、
5球目の外角ストレートとかは、
結果を意識して力んでいましたね。


で、2個目の四球を与えると、
次の安田には、走者を出して「力み」
抜け球が連発して制球を乱しましたね。
5球目のストレートは、
後ろに逸らすファウルで、
振るタイミングがだいたい合ってきていましたね。
それだけに、悔やまれるとしたら、
その振るタイミングがストレートに合ってきただけに、
6球目はフォークを行きたかったですけど、
ストレートで押して弾き返されましたね。
完全に弾き返され、球にも力がありませんでした。


次の菅野には、
2球目、フォークが落ちるものの、空を切れず、
4球目、角度があって、菅野も振り遅れファウル。
5球目は詰まらせてるも、
菅野に完璧に捉えられて、源田の頭上を越えそうな
完全なヒット性の打球でしたが、
源田がジャンピングキャッチで止めましたね。
#源田たまらんに助けられました。


まあ、ここで107球でした。
もう1イニング、いや完封、完投を目指し、
中継ぎを休ませたいところですが、
安田や菅野に捉えられたあたり、
もう限界も来ていましたね。


ノーノーを目指して気が張っていたところが、
それが途切れて、疲れも増したかもしれません。
(ここは推測ですが)


今日は、とにかく良すぎましたから、
なかなか、
こんな「良いイメージ」で終わるケースも
多くはないですから、
その限界を超えさせて無理させて
せっかくのその良いイメージを壊して、
悪くなって終わる方が嫌ですね。


今日は良すぎましたから、
『良いイメージ』で次戦に備えさせる
で良かったと思います。


途中までは完投ペースでしたが、
7回の菅野あたりの打球を見れば、
正直、このまま続投しても
完封は厳しく、完投すら危なくなっていましたね。


もし今日、そこそこ打たれているならば、
そのまま続投させる手もありましたが。


―――――――――――――――――――――――
で、勝戦処理の展開となり、
武隈、大将とつなぎました。


大将は、二軍で先発もやっており、
回またぎくらいは大丈夫そうですから、
この9点差の展開なら、
ここは大将1人に任せるが適切と思いますが、
武隈を一軍に上げていますから、
武隈を一軍戦で試してみたいですよね。


それ故に、武隈と大将だったら、
2人消耗もやむを得ずと見ます。


で、武隈については、
相手が格下と言うこともあって
打ち損じてくれたのも助かりましたが、
自慢のチェンジアップは、
キレがまだまだ回復できていませんね。
自慢のスライダーも
クロスして外角低めで打者を仕留めたいですが、
低すぎて誘いに乗らず、
あとは浮いた形でしかカウントを稼げません。
ストレートで頑張りますが、
なかなかそれでは苦しい投球を強いられます。


確かにストレートも
佐藤を見三振に決めた外角低めは良かったですが、
球数も嵩んでくると、さらに怪しくなりましたね。


結局、茶谷や中村の打ち損じに助けられての
無失点で切り抜けました。


正直、一軍に上げるのは早計だったのでは?
武隈だったら、まだ小川や野田の方が良かったのでは?
という気はします。


で、最終回、大将が投げますが、
無失点リレーを途絶えてしまいましたね。


安田とかには低め一杯に
スクリューが決まって追い込んでいましたが、、、
相変わらずのノーコンです。


敗戦処理班の域を脱するには、まだまだですね。


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さて、明日は、
こちらが内海、あちらが小島の先発です。


内海に関しては、前回の投球内容から、
井上や安田の一発は懸念されますが、
期待したいですね。


で、明後日、平井が再び先発するみたいですね。


それを聞いて、
『十亀は?使用されてないなぁ』と思いましたが、
夕方、十亀も一軍昇格を決めて
中継ぎ起用でブルペン待機するようですね。


十亀は、短いイニングで使っても
十亀の力を発揮でいません。


やはりロングで使いたいですよね。


ある意味、明日、内海が5回を投げたら、
そのまま十亀が残り4イニングを投げてもいいですね。
明日、出番が無ければ、
明後日、平井から継いで、
残りを最後まで投げさせたいですね。


すなわち、
明日の内海、若しくは明後日の平井と組み合わせた
第二先発(ロング)として十亀を使い、
ほぼ最後まで投げさせたいですね。


ただ、十亀は、
マウンドに立ってみないとわからない、読めない
出たとこ勝負のタイプではあるので、
あれれ???
やっぱり十亀さんは、十亀さんだった、、、
ということもあり得ることは
頭の片隅に入れておいた方がいいでしょうね。


一方、問題は、
獅子威し打線の『小(お)島攻略』であり、
明日の試合の重要なカギになりそうですね。


獅子は2度もQS達成をやられ、
他球団より防御率で見ると、
獅子が一番抑えられていますね。


こう言っては何なんですが、
確かに、小島も資質があるタイプでありますが、
何度もやられてはいけない相手ですね。


「やられる方に問題あり」と言ってもいいでしょう。


今日の相手ほど楽ではありませんが、
しっかり攻め崩して、
内海を援護しなければなりませんね。