下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

【臨時号】どん底の獅子/しかし、それはまだ地獄の一丁目にすぎず!本気で考え方を改め、大改革を敢行していかないと、まだまだいくらでも堕ちる底なし沼にいる状態にあり!

ご無沙汰しております。


今の獅子はどん底状態に陥っているだけに、
久々に筆を取ろうと思い、投稿しました。


ただ、今の獅子はどん底ですが、
今いる立ち位置は本当にどん底なんでしょうか?


今の主力野手ら中村、栗山、源田、外崎は
これから年齢的衰えが加速化していきます。

今、光成、平良は貢献できていないから
居なくても変わらない?と一見思えても、
実際に渡米して居なくなれば、
組織の戦力ダウンは確実化します。

さらに、
いずれ今井、松本らの流出も懸念大ですから、
今のように緩い状況のままでは、
本格的な改革を真剣にしなければ、
獅子はまだまだ堕ちていきます。


すなわち、
今はまだ地獄の一丁目にあり
本気で考え方を改め、

大改革を行動していかないと、
まだまだ堕ちる底なし沼にいる状態

にあると言っても過言ではないです。


さて、どこを変えていくべきか?
制限文字数の関係もあるので、
次の点を述べていきます。


<レジメ>
1.支配下枠レベルの外国人補強
(1)外国人補強の必要性
(2)外国人=博打への対応努力の必要性
(3)今年の開幕前までの準備不足・怠慢
2.コーチ陣の大改革
3.選手らの自覚・覚悟不足の改善
4.ドラフト戦略の方向性
5.キャンプ期間短縮の改善


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.支配下枠レベルの外国人補強
(1)外国人補強の必要性
獅子弱体のネックには、
御存じの通りFA流出の痛手にありますね。


その穴埋めには、
在籍する若手の台頭、世代交代の実現、
つまり、育成が欠かせません。


ただし、この世界は、
台頭できぬ選手の方が
はるかに多いプロの世界ですから、
育成の施策は

台頭への不確実性が大きく、
台頭するとしても時間が掛かります


反面、FA流出は
育った選手を一瞬で奪われてしまいます。


流出が多ければ、その速度差から
収支バランスが崩れるのは

自明の理です。


それだけに、流出の穴を埋めるには、
育成のみではなく、
一軍戦で活躍できる
即戦力の補強も必要ですね。


すなわち、
育成と補強の両輪を
しっかり駆動させることが肝要
です。


ただ、その補強は
実績のある日本人がベストですが、
FA制度そのものは、選手の本来の価値より

過大の年棒へ高騰化させるシステムですから、
FA市場に出てくる日本人選手は、

その選手の価値以上に高価になりやすく、

獅子の場合、正直、
そのマネーゲームに勝ち目は薄く、
FA選手の獲得は実現性が乏しい
ですね。

それは今までの獅子のFA戦線からも一目瞭然です。


逆にオリ西川が4年で12億円だから、
それなら100万ドル級の外国人を2人雇えますね。


また人的補償で補強というのも難しいですね。
人的補償対象は
28人プロテクト以外の選手になるので、
一般的に、穴埋めにならないのも当然です。
(甲斐野は特例のようなもの)


では、現役ドラフトは
ハム水谷や竜・細川、虎・大竹の例もありますが、
基本的に姥捨て山になりやすいので、

アテにならないです


トレードは、
こちらの放出弾が不足しているから

なかなか成立しにくく、
補強策として容易でないのも事実です。


リリースされた選手の獲得があり、
安値で獲得できますが、
当然、他球団で不要になった者ばかりですから、
正直、補強としては厳しいですね。


すなわち、FA戦線で獲得できない以上、
日本人選手の補強による穴埋めは
簡単ではないのが実態です。


それだけに、うちのように
流出多く戦力ダウンしている球団にとって
勝てる組織にしていくために
即戦力で穴埋めしようとする場合、
どうしても
外国人補強が欠かせない

というところは否めないです。


すなわち、
獅子が勝てる組織づくりをするには、
「若手育成」と「外国人補強」の両輪を
しっかり駆動させることが必要不可欠

ということです。


(2)外国人=博打への対応努力の必要性
外国人はご存じの通り、
来日して活躍できぬ選手も多いですね。
日米の野球の違いに戸惑い、

慣れなければ、ダメダメというのは、
今の多くの外国人選手が示す通りですね。


しかも、最近、
外国人野手の質低下も否めません。


すなわち、
外国人補強戦略には、
外国人=博打が前提にあることを

認識・覚悟した上での対応が必須です。


当然、一軍外国人の数には制限があります。
しかし、雇用人数制限のある韓国とは違い、
雇う人数への縛りは
ありませんね。


それだけに、支配下外国人は、
最低限人数の雇用ではなく、
控えも含めて、多めに雇うこと
が肝心です。


確かに使える人数が決まっているから、
多く雇っても無駄という考えもあるでしょうが、
不確実性の大きい博打をするのに、
外国人をアテにしないとならぬ状況下で
最低限人数しか雇わなければ
100%的中できないと、
今のように悲惨な結果になるのは自明の理
であり、
100%的中狙いの策に期待するのは、
非現実的なお花畑の希望的観測思考です。


一方、多め雇用というは、
全滅する懸念も残りますけど、
分母が大きくなる分、
的中確率をUPさせるほか、
もし外国人が的中しても、
人間だから調子の波があるので、
通年で安定して活躍するのも容易でないから、
控え外国人を用意して、
調子に応じて運営できることができ、

さらに、一軍枠を賭けた
外国人同士の競争意識を
促せる効果も期待できます。


最近は、円高質低下により、
雇う人数が少ない球団も目立ちますが、
獅子は、他球団が多く雇用していた何年も前から
ケチって最低限人数しか雇わない傾向にあり、
ことごとく外国人のハズレを
多く引き続けてきましたね。


此の期に及ぶ今の状況下では、
今までの考え方を改めないと、
厳しいです。


(3)今年の開幕前までの準備不足・怠慢
今年は一発屋が欲しく、

アギラ―&コルデロを雇いました。
一方、マキノンは金銭面で折り合えず、
100万ドルで韓国へ渡られました(前半で解雇)。


結局、支配下外国人は、
昨年6人から5人に減り、
野手外国人は
例年通り最低限の2名のみでしたね。


一方、支配下枠は
育成からの昇格を期待して
7名分もの席を空けました。
(開幕直前にブランドン昇格で1席消化)


ただし、
育成選手は二軍戦に出場できますから、
育成から支配下へ昇格させるというのは、
その選手が一軍戦で活躍できる見込みを

有していることが欠かせなく、
それが無ければ、

単なる昇格の無駄遣い・乱発であり、
本来の昇格の意義が成り立ちません。


そのような乱発をするくらいなら
開幕前から支配下を埋めておく方が
組織づくり対応として、
大事なのは当たり前です。


では、このプロの世界は、
シーズン途中で
7名も一軍レベルで期待できる選手が
出現するほど甘い
のでしょうか?


育成選手枠(分母)の厚い
鷹や兎以外の球団にとって、

実際は甘くないですね。


選手不足で三軍試合を中止しまくる
獅子のような球団にとって、
実際にそのようなことはないのが現実であり、
支配下枠を多く空けすぎると、
昇格の乱発になる懸念が大であり、
それなら、即戦力の可能性がある選手を
開幕前から用意しておくのが筋というものです。


外国人の途中雇用というケースもありますが、
途中からでは、

その外国人の活躍できる時期が短縮されるので、
策としては無駄(損)が多くなるから、

それなら、始め(開幕前)から
外国人を雇うのが対策の本筋です。


次に金銭面の問題です。
オーナーは「金の心配はいらない」と述べていましたが、
オーナーの口だけ三味線は毎年のことなので、
ファンもそれを信じるほどお花畑ではありません。


総年棒は、ある意味で
その組織の選手への投資額でもあるので、
「金の心配はいらない」が本気なら、
今年の総年棒は昨年より高く投資すべきです。


しかし、今年の総年棒は、
昨年よりも1.7億円を余らしています。


それは山川の分が浮いたわけですが、
戦力流出の穴埋めや戦力向上を図るのに、
投資額を減らしてどうするんですか?


さらに山川の補償金1.3億円
懐に入れて
戦力投資に使っていません。


補償金まで含めれば、
金を3億円も余らしており、
100万ドル級外国人を

あと2人は雇えましたね。
(コルデロ級なら3人)


一発屋の外国人を狙うのは良いのですが、
外国人=博打ということを見据え、
6億円使って
外国人野手を
4~5名雇うこともできたはずです。
それなら支配下枠の空席も4~5名分です。


経営状況もコロナ禍以降、回復しています。
西武HDでは、長期戦略(10年間)で
都心再開発に6000億円、
ホテルレジャーに3000億円、
リゾート開発に700億円
M&Aで
2400億円を使う計画です。


正直、数億円くらい
球団に回してもいいくらいです。


ただ、
球場改修180億円等を既に投資済みですし、
前述の事業は、

収益が球団経営よりも大きい事業ですから、
球団トップは、銀行屋らしく、
その収益規模に合わせて

投資額の振り分けを見据えているから
そこは渋ると想像できます。


しかし、球団が弱体化すれば、
観客減少のみならず
収益の大きいスポンサー流出も加速し、

衰退の一途を辿って行く
のは必須です。
「べるーにゃ」にも三下り半をつけられます。


今年、ハムは
「収益を補強という形で使わなければ、
 支えてくれたファンやスポンサー企業など

 に申し訳ない」と言って
金を惜しまず補強しまくりました。


今の獅子は、
そのハムのような精神をもって
口だけではなく、

行動で示さないと終わるという
崖っぷちに立っていること
を自覚すべきです。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2.コーチ陣の大改革
(馴れ合い人事の撤廃)
獅子は昔からOBを大事にし
コーチ陣もOBで固める文化にあります。


無論、OBを大切にすることは大事であり、
FA残留を助長する重要なファクターにもなります。


しかし、株主総会でも話が出たように、
OBを大事にしすぎる余り、

馴れ合い人事を繰り返す余り、
コーチ陣の無能化が深刻な問題
になってますね。


また次の監督は?問題もありますが、
新監督の意図が反映され、
新監督のやりやすい参謀の布陣ができなければ、
新監督の担い手もいないし、

今の状況から変わらぬ懸念が大です。


辻氏も
「就任時に連れてこれたのは馬場氏1人だけ」
「プロ野球は球団主体になり過ぎて。
 もっと現場に主導権を握らせてくれれば」
と述べていましたね。


獅子の場合、
監督が連れてこれる参謀はヘッドコーチ1人のみ。
あとの参謀は全てフロントが決めています。


それで有能なコーチ陣を形成できるなら良いのですが、
実際は、10年近くもコーチ職をやりながらも、
責任も果たさず、指導力に欠け、
無能振りが目立つコーチが多い
ですね。


打撃陣は、狙いも絞らず
闇雲に来る球に反応してバットを振り回しているだけ
同じ相手でも毎度毎度繰り返しやられてしまう。


例えば、嫌らしい打撃を目指していた夏央は
最初、嫌らしく粘る打撃をしていたけれど、
調子の波はあったでしょうが、
交流戦終盤には、
強振しながら大振り凡退が目立つ

ようになっていました。


一体どんな指示を出しているのか?


岸が4番を担ったとき(6月下旬)、
今まではどんな球にも反応して
 全部打とうとしていたんです
」と述べてましたね。


昔から「好球必打」「思い切り積極的に振れ!」は
多かったですが、今でもそれが多い疑念は濃く
結局、その指示は、ファンが

「バットでGo!Go!」という応援をするのと
変わらない
ですね。


巨人に行った楽人は、
ブンブン振り回してましたが、
それは本人が頑固になて

やっているという空気がありましたけど、
移籍時の会見で本人は、
「西武の中で長打力を求められてきた。
 本来の姿はそこではないと思う」

述べてましたね。


ここでヤバいのは、本人が
「本来の姿はそこではないと思う」
と話したことですね。


一体どんな指導をしているのか?


キャンプ終盤に、
稼頭央監督&高山Cが古賀に
1時間600球の左腕1本特打をやらして、
古賀が悶絶していた
とか。


これは稼頭央監督&高山Cが現役時代に
自主トレでやっていた練習
らしいですが、
稼頭央は徹底的に鍛えていたし、

古賀とは稼頭央と身体つきが違います。
しかも稼頭央らがやっていたのは、

キャンプ前の話。
正直、キャンプ終盤で

古賀が負傷するリスクの方が大きいです。
そもそも、それを止めるどころか、

煽っていた高山Cは、それで打てたのか???
早い話、

コーチは監督に気に入られたく
監督をヨイショしていただけ
です。


嶋コーチは
「選手に言っているんだけどね」と言いますが、
コーチは、本来、「伝えて、
浸透させて、行動させる」までが仕事です
ただ言っているだけなら、素人と変わりません。


しかも率の低い愛斗を1番にしたり、
2番をコルデロにしたりと、センスもありません。


結局、西武コーチ陣は、
配置転換があっても、
不祥事さえ起こさなければ、
なかなかクビにならないこと
から、
球団が馴れ合い人事を行うことから、
「責任を果たす勝負師」ではなく、
責任への緊張感のない
「サラリーマンコーチ」

「役人コーチ」が多いのが現状です。


確かに
球団はそれを積極的に指導している
「選手が自主的に考えること」は大事です。


しかし、山賊時代は
選手らが一人前になっているから
それで良かったですが、
今は半人前だらけのドングリ~ズ集団ですから、
選手任せにしていれば、当然、崩壊します。


「走魂」のときには、ベッケンでさえ
盗塁のグリーンライトでしたね。


結局、それは
コーチらの「職務放棄・怠慢」
言っても過言ではありません。


とにかく、
この組織を変えていくには、
株主総会でも指摘されたように、
コーチ陣ら現場の首脳陣に関して
フロントによる
馴れ合い人事の考え方を撤廃し、
内外に関わらず、

有能な人材を獲得・雇用を行うこと
です。


そもそも育成に力を入れるなら、
このことは欠かせない施策であり、
そこには金も
しっかり投資することも不可欠です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.選手らの自覚・覚悟不足の改善
(危機感・緊張感・ハングリーさの醸成)
今の獅子は、活躍さえすれば、
いつでもどこでもレギュラーになれる
早い者勝ちチャンスが

全面的にあるという状況なっていますが、
それを勝ち獲る者がなかなか現れませんね。


先日「寮が近代化したおかげで部屋は完全防音。
建物の構造上、寮生の自室から室内の様子を
うかがい知ることはできなくなり、

よほど自覚がある若手以外、
危機感を植えつけることができなくなった
という記事が出ていましたね。


昔は隣の練習場で夜中まで練習していたけど、
今はそれが乏しいらしいです。


しかし、
「寮が近代化したから」というのは論外です。
たぶん古かったら古かったで
そういうタイプの選手は
「環境悪化」を言い訳にして努力しないでしょう。


出入りの激しいプロの厳しい世界ですから、
自分のために努力できない選手らは
淘汰されていくだけです。


そこは球団も選手らに自覚させる必要があり、
それには

「ダメなら切る」姿勢を
しっかり見せなければなりません。


正直、今のドングリ~ズたちを見ると、
プロ野球選手ですけど、
「プロの勝負師」「勝負にシビア」というよりも
「野球という労働をしているだけ」

「部活動の延長」という雰囲気ですね。


ドーム改修時に秋山が
ハングリー精神も忘れてはいけない。
 より良い施設で勝てないということが

 あってはいけない。
 施設が良くなったからと言って、
 それに甘えちゃいけないと思う。
 もちろん(施設改修は)選手にとってプラスだが、
 より自覚が求められる」と述べてましたね。


今、そのような指摘を
する者がいなくなったことが伺えます。
それを考えると、
目先の戦力(成績)云々以前に、
秋山ロスは組織として大痛手でしたね。


組織づくりという観点で見ると、
秋山のような人材は、
本来、目先のことだけではなく、
引退後の使い方も含めて
中長期的な視野で評価して
確保の是非を判断しないとならないですね。
組織にとって
人は宝、貴重な人材は重宝ですからね。


また山川は、人としての問題がありましたが、
野球に関しては、自分に厳しく練習の虫でしたね。


今のドングリ~ズには、
彼らの爪の垢を煎じて飲み、
その意識をしっかり醸成して欲しい
ですね。


一方、ドングリ~ズには、
何年もくすぶっている者が多い
ですね。


プロの世界ですから
実力に『限界』があるのは否めません。


野手の実力を見極めるのに
必要な打席数を考えると、
ポジション別で異なったりしますが、
高卒入団選手の場合は
通算で900~1,000打席、
それ以外は

その4~5割(400~500打席)
というのが目安の一つになります。


入団以来の通算打席数(一軍&二軍)が
それを超えても芽が出ない
となると、
この世界(一軍)で
活躍することは厳しい、
転職を考えた方が良いとも言えます。


もちろん、そうでない選手もいますけど、
現在の獅子には、
その目安を超えている選手が多い
です。


崖っぷちを自覚させるには、
口だけではなく
やはり
「ダメなら切る」姿勢を
しっかり見せること
です。
その代わり、

テスト期間は設けなければなりません。


すなわち、
1ヶ月間、一軍出場のチャンスを与える。
しかし、そこで数字を出せなければ、

来年はリリースする!
ということを本人に提示する。
そのような

サバイバル試験をさせることです。


その対象選手は
前述の目安超え選手は、当然のこと、
4年目または26歳以上も含めてもいいです。


今年の獅子は、
正直、既に消化試合に入ってますから、
多くの残り試合をその試験に費やせます


とにかく成長には、
危機感&緊張感、

ハングリーな貪欲さが不可欠です。
米マイナーのように厳しくしていくこと
今の獅子には不足しています


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.ドラフト戦略の方向性
獅子にとって、

ドラフトは重要な補強手段になっています。
それだけに、
ドラフト戦略は
獅子の将来の命運を大きく左右します。


しかし、獅子の場合、
ドラ1は育ちやすいけど、それ以外は微妙です。
野手のドラ3伝説も、源田以来、途絶えてます。


それだけに「ドラ1をどうするのか?」の戦略は
かなり重要な判断・決断になっていきます。


今は投高打低ですから、
野手を重視して、ドラフト上位で

獲得していくことは簡単に考えられますね。


ただ、これから光成、平良、
今井、松本ら主力選手の流出危機を踏まえると、
短絡的に「野手を選ぶべき」とも言い難いですね。


それだけに、ドラ1選出は、
短絡的に行くのではなく、
投打双方の観点から

しっかり熟考していく必要がありますね。


キャラクターで獲得というのは、
もってのほかです。
ドラ2になった牧ではなく、

ベッケンを選んだみたいに。
獲得直後にGMによる

「キャラで獲ったわけではない」という言い訳が
まさに「キャラで獲った」

ということを露呈していました。


ましてや、
主な補強手段がドラフトになっているだけに、
先日、記事になっていたように
スカウト活動の体制縮小と
経費削減など、あり得ません。
https://a-times24.com/archives/43899


補強でも金をケチり、
それだから

「育成優先」の方針を打ち出していますが、
実際は「育成」「ドラフト」でも金をケチる。
それでは話になりません。


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5.キャンプ期間短縮の改善(元に戻すべし)
2月1日は「球春到来」と言われて
各球団はその日から秋季キャンプに入ります。


しかし、 獅子は、昨年&今年とも
キャンプ開始を1週間遅らせて

2月6日からキャンプをしていましたね。

当然、練習期間も短縮されます。


その遅らせた理由については、
表向きの話をすると、
昨年は、WBC開催に伴って
開幕が1週間ほど遅れるため、
と言っていましたね。


全体のスケジュールが
1週間ズレたから、ということで、
一見、理にかなっていそうですけど、
他球団は1日から開催しており、
他球団より練習期間は短くなってますね。


それでWBC開催が関係なかった今年は、
「準備という意味で、
 選手が(キャンプ前に)腰を据えて
 体をつくってきて良かった。
 今はオフもないぐらい
 ずっと練習しているので、
 キャンプが長いとだれる
という理由を稼頭央監督が述べていましたね。


正直「えっ???」でしたね。


まずこのコメントは23年12月11日であり、
キャンプ予定も決まるにはその頃でしょうけど、
その時期は、
まだオフは終わってなく、途中ですけど、
「体をつくってきて良かった???」


その「準備という・・・
練習しているので」までのコメントは、普通、
キャンプ開始時に述べるコメントなんですけど、
監督コメントは時間を超えた
先取りのモノ(想像)になっていましたね。


まあそれは置いておいて、
要は「キャンプが長いとだれるから」
ということが表向きの理由ですね。
いやいやいや(笑)


稼頭央監督自身、現役時代、
練習の虫になって、ストイックになって
練習に練習を重ねてやっていなかったっけ?


発現の「キャンプが長い」というのは、
「他球団と同じ期間は長い」
ということになるのですが、
他球団と同じ期間で「だれる」って

獅子はそんなにプロ意識が低いんですか?
それで「だれる」選手は
プロを辞めちまえ!
ということになりますよね。


しかも「だれる」って
選手側の問題でもありますが、
それは指導者側にも問題がある
ということでもあるんですよね。
今、よく見られるように
コーチと選手が馴れ合っている環境
「だれる」一因になるし、
練習内容・現場の空気にも
指導者側の工夫が足りない

ということも考えられますね。


キャンプを短縮するとなれば、
自主トレの方で自主性に任せてとなり、
球団もその自主性を尊重している
という大義を見せていましたが、


それは、山賊時代なら
選手らが一人前になっているから
それも一手ですが、
今は半人前だらけのドングリ~ズ集団ですから、
選手任せにしていれば、当然、崩壊します。


表向き「自主性尊重」だけれども、
結局、それは「放任主義」であり、
球団や現場首脳陣の
「職務怠慢」「職務放棄」
なんですよね。


また期間を短縮させて「効率的」に練習を遂行する
という考え方もあるでしょう。


先日、広島の秋山が次のようなことを発してました。
「(練習に関して)効率、要領が大事なことは
 十分わかっていますが、
 やはり僕は練習の「量」というところは
 必要で大切だと思っています」
「数」からやらないと、
 何が効率的かは分からないと僕は思っています」


自主トレは、
自分の身体づくり、技術力向上などと
個での準備期間であるのですが、
やはりキャンプは、連係プレイや
実戦練習も含めて
チーム戦略に関するプレーの向上などと、
組織での準備期間であるように、
練習の目的・性質が異なりますね。


確かに1週間くらい(実質4~5日)で
どのくらい変わるの?
というところもありますが、
しっかり期間を確保して
実戦練習を1つでも多く重ねている
他球団と比すれば、劣るのは自明の理です。


それで、
なぜ他球団はその短縮策をやらない?と言えば、
(短縮策が優れているなら他球団もやっているはず)
本来、天候等の都合もあるから、
2月1日から開始しても、
実際、時間が足りない(時間がもっと欲しい)
というのが本音と思います。


実際、エンドランやスクイズ等の練習について、
キャンプでもたいしてやっていないという
耳を疑うようなことを言って
交流戦後に練習していましたね。


ただ、キャンプ短縮の理由は、
本当に前述のような理由なんでしょうか?

「キャンプが長いとだれる」って
論理破綻で、お粗末な理由、
苦しい言い訳なんですよね。

経費削減が本音という方が自然です。


ケチらず
キャンプをちゃんとせよ!
ですね。


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他にも色々ありますが、いずれにせよ
本気で考え方を改め、
大改革を真剣に敢行すべし
ですね。