下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

もう10月です。今秋は・・・

もう10月に入りました。


プロ野球もCS、日本シリーズのシーズン
盛り上がる時期です。


しかし、残念ながら、
今年もライオンズはもうオフです。


一方、今週から競馬界は
秋のGⅠシリーズが始まりました。


ただ今年はいつもと違います。


というのも、今年から
日本馬が参戦する
海外の大舞台GⅠ戦の馬券
日本国内で買えるんです。


まあ馬券はご当地や海外のブックメーカー等は
全く関係なく、海外で行われるレースを
JRAが胴元になって馬券を売る
というものですから、ある意味では、
巻き上げられる機会、
税金を納める機会が増えた
ということにも読み取れます。


でも、海外の競馬が馬券対象
となって買えるというのは
競馬ファンにとっては
嬉しいところであります。


売りに出されるレースは、
欧州二大レースと称される
いや、世界最高峰と言ってもいい
フランスGⅠの凱旋門賞です。


日本馬は1969年以降、
13度の挑戦がありましたが、
その最高順位については、
1999年のエルコンドルパサー、
2010年のナカヤマフェスタ
2012年&2013年のオルフェーブルの
2着が最高です。


今年は今年のダービー馬マカヒキが参戦します。
悲願の凱旋門賞優勝を果たせるでしょうか?


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でも、できれば日本馬が参戦しない
英国ダービーや
その他のビックレースも
買えるようになると

楽しみが増えるのですが。。。


競馬は、イギリスではじまって300年になります。
発祥の地のイギリスでは、競馬のことを
「キング・オブ・スポーツ」と言われています。


その中でも英国ダービーは、
かつてのチャーチルが、
「ダービー馬の オーナーになることは、
 一国の宰相になるより難しい」と発したように
歴史のある格式高いレースでもあります。


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海外競馬というと、個人的には
新婚旅行のときに、
ミレニアム年の英国ダービー
観に行ったことが思い出されます。


エプソムの舞台は、完全にお祭り状態でしたね。


当時、馬券はよくわからないので単勝だけで買いました。
何故かマグれのマグれでたまたま運がはまり
このときの馬券は、7戦6勝と当たりまくり、
全然知らない隣の外人のおっさんとハイタッチして、
抱き合って喜んでいました。


しかしこのときが競馬運のピークであり、
これで競馬運を完全に使い果たしましたが。。。


このときの英国ダービー馬Sinndarが
後にその年の愛国ダービー、凱旋門賞を制覇しました。
その翌年の凱旋門賞は
英国ダービー2着馬だったSakheeが制しました。


実は、このブログのハンドルネームで使っている
Sinndarがその英国ダービー馬の名前でして、
プロフィールに使っている写真が
Sinndarの凱旋門賞優勝時の写真です。
(ブログ村で挙げているのは大石・小石です)


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さて、今年の凱旋門賞について、
日本からは今年のダービー馬マカヒキが参戦します。
渡仏後の前走・ニエル賞GⅡを快勝し、
順調に本番へ駒を進めました。
向こうでの適性を示すことができ、
実力も上位なので勝ち負けが期待されます。
また凱旋門賞は若い3歳馬が斤量の軽さを活かして
活躍するケースが多く、
マカヒキもその恩恵を受けることができます。
海外のブックメーカーでも2番人気になりそうです。


一方、対峙するのは
日本でも馴染み深い英国のポストボンド
ポストポンドはドバイで、
日本の二冠馬ドゥラメンテを撃破した実力馬
目下6連勝中です
しかも昨年、欧州二大のもう一つの
イギリスで行われる
キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスGⅠ
も制しており、芝2400mでは最強であります。
ただし、年上の古馬のため、
斤量は59.5kgとマカヒキより3.5kg重いんですよね。
単純に馬差で換算すると、3.5馬差以上のハンデになります。


実際、凱旋門賞ではその斤量差から3歳馬が活躍していますし。


ただし、今回、狙いたいのはマカヒキと同じ3歳馬ですが、
英・愛ダービー馬のハーザンドです。


伏兵的立場ですが、2000年のSinndarのように
英・愛ダービー→凱旋門賞Vを実現して欲しいです。


確かにマカヒキは有力視できる存在ですが、
最大のセールスポイントは父ディープインパクトと同様に
終いの切れる末脚、瞬発力の優秀さにあります。
このため、位置取りは後方からレースを運びます。


ただ、日本の競馬は軽い馬場であり、
終いの切れる末脚は武器になりますが、
欧州競馬では、重い馬場になるため、
瞬発力よりも、渋太い持続力が求められます。


このため、「差す」という場合、
日本競馬では、瞬発力勝負になりやすいので
後ろの馬が終い伸びて前の馬を交わすイメージですが、
欧州競馬では、持続力勝負になりやすいので
前の馬がバテてきて、後ろの馬が代わって台頭するイメージ
があります。(個人的な妄想です)


それ故、マカヒキが後ろから競馬するので
父と同様に3着止まりで脚を余す危険性を感じます。
(※父は最後に失格になりましたが)


といって、何故、ハーザンドなのか?
自身、久々の前走に敗れており、
今年の英国ダービーは2着馬が
その後、GⅢを連敗しており、
4着馬が今年のキングジョージで2着とはいえ、
ポストポンドが不在であり、
伏兵ハイランドリールに逃げ切りを許しました。


それだけに今年の英国ダービーのレベルに
疑問視される一面もあります。


それでも、
◇3歳馬ということで斤量の軽さを活かせる。
◇前走は久々で負けたが、
 今回叩き2走目で上積み期待できる。
◇しかも若いので成長度が見込まれる。
◇芝2400mは得意の距離
◇さらにラビットを使うことができる。
ということから本命視したいと考えます。


最後の理由ですが、
海外では同オーナーや同厩舎から2頭出し、
そのうち1頭をもう1頭の期待している方の
ペースメーカー(ラビット)役として
走らせる習性があります。
いわゆる野球で言えば、
犠打する存在です。


日本では不平等さから厳正に禁止されてますが、
向こうでは関係なく常識的に用いられています。
もし期待している馬がハイペースを好んでいれば、
ラビットがガンガンに逃げてハイペースを作る
というような感じです。
もちろん、上手くいかないケースも多いです。


今回、英愛ダービ馬ハーザンドの馬主アガカーン殿下は
重賞すら勝ったことのないヴェデバニという馬を
参戦させることができました。
今回、キングジョージを逃げ切ったハイランドリールが
いますが、こちらは何が何でも逃げるというタイプではないので、
ヴェデバニが強引にハナを切れば、
好きなペースに持ち込めます。


まあ上手くいくかはわかりませんが。。。



いずれにせよ、予想ではよくわからない面が多いので
馬券が当たる可能性は低いでしょうが、
日曜の夜中になりますが、
世界最高峰のレースを楽しみたいです。


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(追伸1)
金子君、盗塁王のタイトル
おめでとうございます!
最後は糸井も無理をしなかったみたいで、
単独奪取のものではないですが、
でも立派です!
来年は、
巧打・走・守の3拍子での
活躍期待しています。


キャンプ中は打撃、守備も磨いて下さい。



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(追伸2)
ライオンズの元エース、
平成の怪物が、

明日、中継ぎ登板するみたいですね。
上手くいけば、CSでの戦力にするのでしょう。


敵ながらですが、このまま埋もれて欲しくなく、
是非、活躍してほしいですね。。。