下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

ライオンズにおける来年の戦力は?(その1)【更なる補強編&投手編】

世間様は日本シリーズで盛り上がっており、
確かに見応えのありそうな
面白いシリーズになりそうですね。
やはり、見ちゃいますね。
(応援するならパ代表の日ハムさんですが)


さて、日本シリーズと無縁のライオンズの方は
ドラフトも終了し、来年の人事も固まってきました。


あとは岸の進退他からのFA補強
トレードなどがどうなるかですが。。。


そこで、勝手ながらですが、
来年の投手陣の戦力はどうなのか?
とりまとめてみました。


その前に、今回の整理に当たって、
まずトレードによる更なる補強を含めて
前提条件を整理しました。

岸は流出する場合(人的補償無し)を想定
   是非残って欲しいですが、今のフロントでは???
 ただしその他のFA流出は無しと想定
ウルフは残ることを想定
◇CCリー、バスケス、ポーリーノの代わりに
 新外国人3人を補充することを想定
 ※先発1名(以後「新外A」と称す)
  中継ぎ2名(以後「新外B」「新外C」と称す)
FA権を行使している他球団の選手の補強無しを想定。
 ※本来ならCランクの森福などを奪取して欲しいけど
  どうせ西武のフロントは獲りに行かないでしょう。
を前提条件としました。



【トレードによる更なる補強編】
ここでは、勝手な私見ですが、
中日とのトレード
を想定します。


中日の課題は、
先発不足外野手不足が懸念されます。
(平田、大島の流出を想定)
ですから、それを補う選手が候補となります。


一方、西武も先発不足ですが、
中日の方が西武より先発がいないので
先発をもらうのは厳しいでしょう。
となると、中継ぎも不足しているので、
トレードが実現するには
中継ぎ投手が対象でしょう。


こちらからのトレード候補には、
十亀、木村文、斎藤、熊代、田代
あたりが考えられそう。


十亀は股関節に問題があるのか、
 目処が立ちそうに無いですね。
木村文、斎藤素質があるけど、
 今は頭打ちですね。
 もっと頭を使わないと。。。

 先方は木村文、斎藤のどちらかなら
 パンチ力のある木村文の方を選ぶか?
熊代、田代なかなか
 芽を開花できていない
ですね。
野上あたりならそれなりの相手を
 釣ることができるけど、
 終盤にフォークを活かす投球術で
 目処を立てたので、惜しいです。
 ちなみに野上はFA権獲ったんですね。
坂田も手に余らしていますが、
 そもそも余らす采配が駄目なだけで、
 使い方次第でいくらでも使えるはず。
 坂田もロートル仲間入りですが、
 栗山だって出っぱなしは無理なのだから。
岡本洋、岩尾あたりだと
 あまりいい選手は釣れないでしょうね。
 来年崖っぷちで頑張らせるのみ。


そこで、
十亀←→祖父江
木村文←→武藤
の2対2トレード

を勝手に想定してみました。


中日の亀澤も魅力ですが、
内野手はドラ3で源田を獲って
現在、候補は飽和状態のため、
亀澤は対象から外しました。


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【投手編】
以上の前提条件を踏まえ
勝手に投手陣の布陣について、
ランク別(※)に整理してみました。
(※)先発、中継ぎ各々で
   勝手にA~Cランクで分類。


◆先発陣
先発陣は6人以上で体制を組むこと
 を基本とする。


中心的柱の先発(=Aランク)
 まず牧田、雄星を両軸とする。
 牧田は先発起用を基本とすべき。
 ただし、2人とも状態・疲れ具合に応じて
 休ませることもあり。
 その間は、後述のBランクから選定していく。


その次に続く先発グループ(=Bランク)
 以下のとおり、候補者名を指名
 その中から、状況に合わせて4名を先発で使う。
 彼らは1・2軍を臨機応変に行き来させる。
 不振なら後述のCランクと入れ替えることもあり。

 <Bランク候補者>
  多和田、野上、新外A、
  ウルフ、佐藤、佐野、
  光成、今井、岡本洋


 *新外Aは中軸になる先発・外人補強を前提
 *岡本洋、佐野は中継ぎBCランクもあり。
  岡本洋は来年活躍しないと苦しい。
 *光成は守護神・中継ぎABランクもあり?
  (後述の注1参照)


下積み先発(=Cランク)
 基本的に2軍で先発させる。
 ただし、状況に応じて、
 臨機応変にBランクと入れ替える。
 <Cランク候補者>
  誠、本田、松本、郭、中塚、田村 


 *中塚、田村は未知数のためCランク評価。
  ただし田村は抑えもできそうなので、
  中継ぎCランクもありか?
  様子を見て適性に合わせて育成。


◆中継ぎ陣
守護神
 2人体制で構築することを基本とする。
 増田1人だけに負担を負わせながら
 通年で優勝争いにするのは厳しい。
 イメージとしては、ソフバンの
 スアレスーサファテのような
 2枚看板が理想。

 守護神の候補者は次のとおり、
 次の2名を挙げるが、
 どちらかが不振に陥るリスクに備え
 3人目として武隈、野田、光成(後述注1)も挙げる。
 状態を見ながら臨機応変に決めていく。
 その時の状況に応じて休養の意図を含め
 2軍で調整することも視野に入れる。
 <候補者>
  増田、大石
  (*トモミ休養)


勝ちゲーム・接戦時の中継ぎ(=Aランク)
 <候補者>
  左:武隈、小石、野田、
  右:南川、祖父江※
  ※十亀とのトレードを前提
  *酷使は厳禁願います。
   状況を見て入れ替えを適宜が必要。


ビハインドでもの中継ぎ(=Bランク)
 [敗戦処理含む]
 <候補者>
  藤原、岡本洋、豊田、國場、
  新外B、新外C
  平井、武藤※
  ※木村文とのトレードを前提
  *新外B、新外Cは新外国人を想定。
   ただし、新外国人、岡本洋、藤原、豊田
   あたりは中継ぎAランクに上がるくらい
   結果を残さないと。。。
  *平井は様子を見てから。
   状況次第では中継ぎCランクに。


下積み中継ぎ(=Cランク)
 当面は2軍従事。成長次第でランクを上げていく。
 場合によっては、Cランク先発へ移転もあり。
 <候補者>
  藤田、福倉、玉村、川越
  *川越の場合、ノーコン振り
   修正できなければ野手転向も
   見据えるべきか?
   今年一年で決めた方がいいでしょう。 


注1)光成の使い方について
普通なら先発で使うべきでしょう。


今年、負けが嵩んだのも
 1)休みなく使われ、
  心身ともにアップアップしたこと。
 2)スタミナが不足していること。
  昨年キャンプでの調整失敗が要因
 3)暑さがダメ体質のところ。
 
来年は、
投球技術向上のほかに、
精神力やスタミナ強化、
体質改善などを図れば
当然、活躍を期待できます。
それだけの底力を備えています。


ただ彼はいつも全力投球です。
上手い具合に手を抜き、
やばい時にギアを入れる
というような器用さが疑問
です。


彼のような全力投球型
スタミナをいくら強化しても、
6~7回のどこかで
失墜しそうな場面が出てきそう
です。
相手も崩すチャンスを伺うことが
可能になります。


先発を続けていくなら
上手い具合に手を抜き、
やばい時にギアを入れる
というような
器用さを身につけないと。


一方、彼がいいときの球
そう簡単に打たれるものでありません。
ストレート、フォーク等も
いいときは簡単に打たれず、


なら、6~7回投げるよりも、
1回集中の方が
効果出やすのでは??


それなら
全力投球型の光成を
勝ちパターン中継ぎや守護神で
使うのもあり?
選択肢を広げてもいいのでは?
と思います。


イメージは楽天の松井裕です。


今年終盤、中継ぎで使いましたが
このときは、
既に心身ともにボロボロの状態で投げ続けており、
ダメだった要因は役どころ・適性ではなく、
心身ともに不振の状態にあったので
このときの成績は参考外です。 


ただし中継ぎ・守護神をやる場合、
次の2つ課題が残ります。


毎日挑めるよう緊張感を持続した
 生活リズムに耐えられるか?

②草食系のため、ピンチの場面で
 登板することに精神上耐えられるか?


①は生活を変えるのは当然ですし、
 やることになれば、
 プロとして、やるしかないでしょう
②は自信さえついてくれば変わるはずです。
 どのみち、役どころに関係なく、
 プロとして続けるならメンタル強化は必須の課題です。
 ピンチ弱い・精神的に弱いという欠点は、
 先発をやるときだって致命的になりますから。


                 つづく