下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

①日本一球団とBクラス球団の危機意識の差! ②もし先発投手をトレードで補強するなら? ③西武木村文に「割れ」作れ!辻監督が打撃個別指導

1.日本一球団とBクラス球団
の危機意識の差!


日ハムと巨人の大型トレードについて、
※巨人:大田外野手、公文克彦投手
 日ハム:吉川投手、石川外野手
 の2対2のトレード
大田選手の将来性に期待できるだろうけど、
やはり格差感を否めない一面はあると思います。


しかし日ハムサイドにも意図があるみたいです。


事実かわかりませんが、
日ハムには、下記記事のように
陽岱鋼FA移籍リスクに備え
大田で外野手を補強するという危機意識
大型トレードの要因の一つになった
可能性があったかもしれませんね。


もちろん、この結果がどうなるのか?
はわかりませんが。


ところで、西武においては、
岸の流出危機が喫緊な課題になってますが、
相変わらず、例年のごとく無策?
出たとこ勝負(良くて人的補償)?


というより、
西武は12球団最多のFA流出傾向にあるのだから、
普通、流出抑制対策は無論のこと、
流出した場合に備えて、
あらかじめ流出後の対策するだろうし
何か学習している印象が無いですね。


昨年なんかは、脇谷が結果として
レンタル人的補償という
恥ずかしい珍事になりましたね。


やはり学習しないのは、
球団側の危機意識が低いからでしょうか?
FA流出はやむを得なし(?)とばかりに、
恒例行事みたいにマンネリ化してますよね。


この危機意識の差が
日本一球団とBクラス球団の差か?
主要選手が流出後でも
結果を出す球団と
衰退する球団の差か?

と思ってしまいます。



<記事転載>
陽岱鋼FA移籍リスク考慮し大田補強/日本ハム思惑


 巨人大田泰示外野手(26)公文克彦投手(24)と、日本ハム吉川光夫投手(28)石川慎吾外野手(23)の2対2のトレードが2日、両軍から発表された。
 大胆に血を入れ替え、チームを活性させる。吉川放出は一時的な戦力ダウンではあるが、中期的にはプラスと判断した。先発では3年目の右腕、高梨が今季途中から軸の1人となり、ルーキー左腕加藤も台頭してきた。今季終盤はローテを外れるなど、伸び悩んでいる吉川にきっかけを与えたいという親心もあった。右打ちの長距離砲は日本人では中田しかおらず、陽岱鋼もFA権を行使し、退団する可能性がある。補強ポイントと合致した。
 「格差」をいとわない強化方針にはブレがない。過去には、優勝に貢献した守護神マイケル、糸井をトレードに出し、他球団のこれと思う選手と交換してきた。チーム内の競争活性化で埋もれる才能を開花させ、移転13年でリーグ優勝5度、Aクラス10度の歴史を築いた。まだトレード発表前ではあったが、栗山監督がこの日語った言葉がすべてだ。「ファイターズの歴史の中で、優勝したら、さらに1歩前に出るというのがある。同じメンバーでやっても、同じように勝てない」。
【日刊スポーツ 本間翼】


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2. もし先発投手を
トレードで補強するなら?


では、もし西武で
日ハム・巨人トレードのような
補強を図るとしたら?

を仮定して、
勝手に思いつきで整理してみました。


とにかく狙うのは先発投手でありますが、
他球団のローテ投手を得るのは現実性に乏しい
(こちらも主要選手を放出しないと厳しい)
となると、狙うは1.5軍レベルの先発投手が現実的?


一方、誰を放出するのか?
投手陣を放出するのは難しく、
(2対2で相手から投手2人もらうなら別)
基本的には野手放出となるでしょう。


すなわち、
野手を餌に先発投手を釣るトレードです。
もちろんトレード先のチーム次第で
人選は変わってくると思います。


まずトレードできるかもしれなかった中日は、
平田、大島のW残留が確定したことにより、
もう外野手不足の問題は緩和しましたので、
今さら、外野手を餌に投手を釣る
トレード成立は実現性が低いでしょう。
(中日はとにかく先発投手が不足してますし)


あとは、対中日で
野手を餌に投手を釣るとしたら、
セカンドを荒木、エルナンデス、亀澤が
やっていましたが、
先方も強力なセカンドが欲しいでしょう。
でも、でも西武も浅村、外崎は出せないし、
 水口ではたいした投手を釣れません。


現時点では、西武から投手を出さないと
中日とのトレード成立は難しいでしょう。


もしオリックスが糸井を放出し、
陽岱鋼を獲得できなければ、
外野手不足になります。


ロッテはデスパ、ナバーロのW退団が
実現化したら、
パワー打者がさらに不足します。
*元々パワー打者が不足しており、
 別途、外国人を探しているでしょうが。


ソフバン、広島は通常トレードなら
放出対象が主要選手で無い限り、
西武を相手にしないでしょう。


日ハムももう閉店ガラガラでしょう。


ヤクルトはバレンティンの進退次第でしょうが、
坂口も安定して出場していたけど
高齢だから、外野手は欲しいでしょう


DeNAはセカンドが定まって無く、
打てるセカンドが不足してます。
しかし西武ではセカンドの放出は難です。


巨人も外野手は日ハムから石川が来るし、
あとはサード村田、ファースト阿部
のバックアップ、強力なセカンド等
があるでしょうが、
やはり、こちらの放出ネタが無いです。


阪神は外野手に高山、江越、福留らがいますが、
福留のバックアップとしてなら、
釣ることができるか。
ただし若手・外野手になるのでは?
あとは二遊撃手あたりですが、
ここは西武だって不足してます。


楽天は、岸が移籍したら
人的補償もありますが、
その他の選手でトレードするなら、
ウィラーら外人が残留で
聖沢もFAを取り下げたので、
今さら外野手はいらないでしょう。
内野も藤田がFAを取り下げてます。
まあ良くてその藤田のバックアップで
セカンドが欲しいでしょうか?
ここは西武だって不足してます。


となると、外野手を放出により、
先発投手獲得のトレードを見据え、
陽岱鋼獲得できない場合のオリックス
ロッテヤクルトあたりが対象でしょうか?


放出候補としては、
パンチのある坂田、木村文、大崎
あたりが想定されますが、
坂田は出せません。
大崎では大して釣れません。
となると、木村文でしょうか?


あとは中堅の中継ぎ投手もおまけして
(岩尾、岡本洋、藤原あたり?)
西武2対1相手トレードに出ることも見据えます。
(あまり2人分の効果になりそうにないですが)


一方、その放出候補で
現実味のある獲得候補としては、
万一、ローテ級が釣れれば理想ですが、
ここでは1.5軍(又は2軍上位)レベルを想定します。

次の投手あたりを想定します。
*青色文字:まあまあ?
*緑色文字:微妙?
*赤色文字:乗り気になれない


◇ヤクルトの場合
 →村中恭兵石山泰稚近藤一樹
◇ロッテの場合
 →大峯祐太黒沢翔太阿部和成
◇オリックスの場合
 →八木亮祐(他にいない・・・)
 ※オリは1~3年目ばかりで、
  中堅の1.5~2軍クラスはクビが多く、
  残るはローテ級ばかりで
  トレードは厳しいか?


いずれにせよ、先発投手について、
内部育成のほか、どう補強していくのか?
も見据えて欲しい
です。


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3.木村文の台頭


前述では木村文を放出候補とするトレードを
記載しましたが、出す出さないに関わらず、
木村文はいいパンチ力を備え、
もの凄く優れた身体能力を持ちながらも、
成長が頭打ちになっている感があります。


本来なら、
十分1軍でレギュラーを張れるだけの
本格化すればオリックスの糸井レベルになれるだけの
素質高い選手なだけに、やはり
今のままではもったいないです。


本格化すれば、
トレードなんかで出すに惜しい存在になります。


木村文には、
頑張って頭角を現して欲しいです。



<記事転載>
 西武の木村文紀外野手(28)が、辻新監督の密着指導を受けた。宮崎・南郷キャンプ3日目の7日、午後の室内練習場で、ティー打撃やマシン打撃など約2時間の個別打撃強化練習を行ったが、その一部始終に指揮官が“マンマーク”。全体的にタイミングが遅れ気味であることや、スイング始動時に上半身より下半身の動きが一瞬先行する「割れ」が足りないことなどを、事細かに指摘された。
  辻監督は「本当にいいものを持っている。パワーもある。足もある。外野もファーストもできる。だからきっかけをつかむために、どんなことでもチャレンジしてほしい」と期待を込めた。