下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

軍事用に開発された「トラックマン」 日本でも導入球団増える

最近、球の回転数、回転角度、
打球の角度や飛距離などを計測可能とする
弾道測定器「トラックマン」
を導入する球団が増えています。


楽天が最初に導入し、ソフトバンクが
今年2016年の開幕に間に合わせ、
DeNAも取り入れました。
さらに、ヤクルト、阪神も計画しています。

メジャーリーグでは
全チームが本拠地で導入済みのようです。


ソフトバンクは、これまで実際のデータの活用を
自軍投手の投球分析にとどまっていましたが、
蓄積した1シーズン分のデータをもとに
今オフ研究を進めるそうです。

トラックマンは、もともと軍事用に
開発されたレーダーシステムです。
対象物にレーダーを発射し、
精度の高い計測と分析を
可能にする板状の装置であり、
スポーツでは、ゴルフ界が
いち早く導入しています。 




もし、これを野球で活用するとしたら、
◇投球のリリースポイント、投球角度、
 回転数などの数値化
◇打者であれば、打球速度や角度、
 正確な飛距離の分析
などができるそうで、
各選手の調子の波をコーチ陣がその都度、
正確な数字で把握することが可能となるそうです。


まあ、この機器は
当然、万全の代物とは限らなく、
また得た情報を適切に上手く使うことが、
使う人間が使いこなすことが
当然の如く重要
になります。


ただ、一般人が購入するには高価で厳しいですが、
(社長さんなら買えるかもしれませんが、、、)
プロゴルファー松山英樹が購入したとき、
その価格は280万円くらいとのこと。


個人的には興味深い機器ですが、
さすがに買えません。。。
(こんなの買ったらカミさんに三行半つけられます)


まあ、球場内にシステム化して
シミュレーションシステムまで含めれば
その他にも機器類や据付け工事費などが
もろもろついてくれば、
数百万円~ウン千万とかに膨らむかもしれませんが、
球団から見れば、値段的に
買える代物と思いますが。


西武もこういうモノを
導入して欲しいですが。。。
(もし密かに導入しているなら
 上手く情報を使って欲しいですね)


ただ、今のライオンズに
そのような機器を使いこなせるのか?
微妙な気がするのと、
その他にも、
ドームの蒸し風呂状態、
若獅子寮等の改築、
などなど、課題は多いですが。。。


2016年11月17日記事

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2016年3月29日記事

2016年11月22日記事


<抜粋>
 導入期だった今季のソフトバンクでは、選手への情報提供は、実情として投手が「rpm」で示される自身のボール回転数を確認するぐらいだった。一方で試合を通じ、自他球団のデータ収集は進行。得られた1シーズン分のデータを今オフに精査し、運用法の確立に入る。来季はいわば「本格運用元年」となる。


■野手用の資料にも
 具体案は投手攻略におけるチャート(配球表)の進化だ。数マスに分割したストライクゾーンに、球種とコースを示す平面の資料。ただ「直球でも投手により浮き上がる軌道や沈む軌道がある」「同じスライダーの呼称でも実態は投手ごとに異なる」など、特徴の把握は別問題だ。従来は対戦経験と映像資料でイメージを作るが、ここに軌跡のデータが示す曲がり幅や、曲がり具合などが加味されることで、数値化された客観的なイメージも作れる。
 打者の打球速度や角度、飛距離データについても研究を進め、結果との関係性を裏付けた上で、野手陣のスイングチェック用の資料として役立てる案もある。IT企業の雄・ソフトバンクのグループとして、情報処理で時代を先駆ける。
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2016年11月6日記事