下手の横好き(馬と獅子が好きです)

主に西武ライオンズ、競馬のことを主に書いています。

球団は教訓を活かすのか? それとも、また学習せずに繰り返すのか?

次々と選手たちの契約更新が進んでいます。
上がる者もいれば、下がる者もいる。


十亀は1000万円減(推定)でしたが、
「去年は200イニング(登板が目標)と言って、
 出来なかった。来年ちゃんとクリア
 出来れば、岸さんが抜けた穴を
 埋められる
と思って頑張ります。
 若い投手もいっぱい出てきている。
 やるしかない」と宣言。


その宣言どおり頑張って下さい。



さて、今年、故障しながらもフル回転した
牧田も1億円の大台に乗りました。
しかし、問題は、
牧田が複数年契約を蹴り、単年契約を結んだこと。
これにより来季FA権行使の懸念が残ったことです。


<記事転載>
 西武牧田和久投手(32)が6日、西武プリンスドーム内で契約交渉に臨み、2500万円アップの年俸1億円+出来高でサインした。
 7年目の来季、国内FA権の取得要件を満たす可能性があり、球団からは2年契約を提示されたが「断りました。ありがたいお話しですが、1年1年が勝負。どうしても複数年になると甘えが出てしまうかもしれない。1年しっかり勝負して、その先を考えたい」と明かした。
  今季は中継ぎとして50試合に登板し、7勝1敗25ホールドの防御率1・60。6月に右膝痛で約1カ月の離脱はあったが、欠かせないリリーバーとしてチームを支えた。初の大台突破には「ようやく乗りました」と苦笑い。来シーズンの目標には日本一を掲げ、「結果を出さないと(1億円での契約は)出来ないこと。これに満足せず、さらに成長出来るように、しっかり練習して鍛えていきたい」と表情を引き締めた。(金額は推定)


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まあ、FA権行使の可能性は残しつつも、
現時点で行使するか否かは、考えてないでしょう。
それよりも、チームを背負う立場のプロが故に、
来年結果を出すこと!
それに集中してくれるはずです。


しかし、ファンとしては、一抹の不安を否めず、
来年オフにFA権を行使するおそれ
は覚悟しなければならないでしょう。


確かに牧田は、以前、
メジャー挑戦の希望を示唆していました。
メジャーで
アンダースローがどこまで通用するのか?
ということは、
本人のみならず、我々ファンも楽しみなところです。


もし、将来のいずれに
海外FA権を行使して
メジャー挑戦!
なら応援したい気持ちはありますし、
そういうファンの方々も多いと思います。


しかし、牧田が
来季に取得できるのは
国内FA権!


海外FA権を取得するのはまだ2年先であり、
球団が提示した2ヶ年の複数年契約は
海外FA権に影響を及ぼさないです。


やはり、本人も、
実際に使うか使わないかは別として、
(そのときになったら考えるとして)
国内FA権を行使できるチャンスを
一応、残したんでしょうね。


ちなみにポスティングで来年オフに渡米
ということもあるかもしれませんが、、、


でも、牧田に関わらず、
来年オフにメジャー挑戦する場合、
その選手にいい意味でも、悪い意味でも
大谷旋風の煽りを受けるでしょうかね。


メジャースカウト陣が
大谷を観に多く来日するでしょうから、
そこで目にとまれば、大きなチャンスですし、
一方、大谷と見比べると、
他の選手が過小に見えてしまうかもしれません。


話は脱線しましたが、
牧田については、
西武が来年も今年と同じように
都合のいい使い方をすれば、
本人はどんな役目でも引き受けるでしょうが、
来年オフは
ほぼ出て行くでしょうね。


首脳陣は少なくとも
適切な理念の基で使う必要はあるでしょう。
(本人が不振で無い限り)
先発なら徹底して先発で、
中継ぎ・抑えなら徹底して勝ちパターンで、
使うべきで有り、今年のような
無意味な使い方は避けなければなりません。


今年のような
投手コーチ自身の精神的支柱のために、
いつ何時でもめちゃめちゃに使う
なんて、御法度です。


ちなみに来年、チームは
岸が抜けたことにより、
ただでさえ先発不足だったのに、
先発不足がさらに深刻化になっています。


一方、現在の野球は、上位チームなら
セットアッパー~ストッパーの
勝利の方程式が形成されているのが
普通ですから、
先発が試合を作ることができなければ、
中継ぎも抑えもありませんし、
優勝争いなんて夢のまた夢です。


やはり、来年、牧田には
徹底して先発をお願いし、
雄星と二本柱でローテを守ってもらう
使い方をして欲しいです
このとき、牧田を途中で半端に
中継ぎで使うのは無しです。
中継ぎには他で台頭してもらうよう
首脳陣は育成に努めるべきです。


ただし、牧田に関わらず、先発陣を
優勝争い等の重要なときでないのに、
中4日なんていうローテで使うのも御法度です。
できれば同じ週の登板無しで、
先発6人体制で考えないと。。。


通年を安定して先発ローテを守れば、
牧田なら勝ち星を2ケタはもちろん、
12~13勝は見込むことができ、
上手くいけば、あわよくば
15勝以上も期待できるでしょう。


これは雄星にも言えることです。
上手くいけば、あわよくば
雄星・牧田の2人で
30勝以上も夢ではないです。


とにかく、球団サイドは
今年に岸を流出した教訓を活かし、
来年オフの牧田流出を阻止すること
ができるのか?


それとも、またまた学習せずに
チームの柱となる主要投手流出を

繰り返すのか?


でも、あの本部長が未だに健在であること、
あの来季の2軍監督が将来監督をやる
可能性(機会)が未だに残っていること、
おまけに施設のボロさが日本一であること
このようなマイナス面が多々ある限り、
やはり来オフも流出は止められない
でしょうかね。。。


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【追伸】
来年オフの話は内緒!!
球団側が今年みたいなら。。。危険。