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監督の政権期間ってどのくらい? ソフバンは長期政権傾向! 西武は短期政権傾向?

ソフバンの工藤監督が
2019年まで契約延長という記事が。


この記事では、2000年以降の各球団で
監督に就いた人物の人数を整理していました。


ソフバンは、工藤監督が2019年まで実働すれば、
四半世紀を王氏→秋山氏→工藤氏の3人で
長期政権のリレーになるとか。。。


ソフバンは、2000年以降の17年で
Bクラスに終わったシーズンはわずか2回と、
それだけ強く、
12球団一で監督の政権も安定しています。


一方、2000年以降の各球団で
監督に就いた人物の人数が多いのが、
オリックス(10人)とDeNA(8人)
とか。


それだけ長期に渡って低迷している
ということでしょうね。


ちなみに、ライオンズは記事にあるように
人物の人数で見れば6名で、
中日、阪神、2005年からですが楽天と並んで
人数の多さで3位タイで、
12球団平均5.6人より多い状態です。


ただライオンズの場合、
東尾氏→伊原氏→伊東氏→渡辺氏
伊原氏→田辺氏→辻氏
伊原氏が重複していますから、
リレーで考えれば7人の政権!


すなわち、リレーで考えれば、
ライオンズは人数の多さで
単独上位3位となります。


東尾氏は1995年~であり6年間、
渡辺氏は5年間、監督を担っていたけど、
伊原氏が伊東氏へのつなぎ役の短期一次政権、
しかもこのときは断トツ1位、翌年2位で
伊東氏へバトンを渡してしまい、
その次は渡辺氏の急遽辞任に伴う代打役、
かつ潮崎氏へのつなぎ役の短期二次政権を担い、
おまけに二次政権はリタイアとなって
その短さに拍車をかけたことが
上記の人数を嵩んだことに響いていますからね。。。


さて、今度の辻監督は
現在、2ヶ年契約を結んでいますが、
長期政権になるのでしょうか?
それとも短命で終わるのでしょうか?


まあ、おそらくは辻監督の役目は、
◆今のチームを立て直すこと
◆次期監督候補潮崎氏西口氏、和田氏?
 へのつなぎ役を担うこと
でしょうから、
やはり政権期間は2~3年ですよね。。。


もし辻監督が上手くいっているなら、
5年くらいは勤めて一時代を築いても
いいと思いますけど。。。


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ところで、どうでもいい話ですが、
各球団の2000年以降の監督名を見ると、
伊原氏、伊東氏、星野氏、梨田氏は
複数チームでやられています。


まあ伊東氏のように西武と決裂したなどの
諸事情も絡んでいる面はありますが。。。


もちろん、1999年以前も含めれば、
野村氏、森氏、仰木氏、王氏なども
そうですね。


このような方々はやはり監督として
ある意味でやり手だった
ということですよね。
※伊原氏はオリを立て直せず、
 西武での二次政権で失敗しましたが、
 一次政権時はさすがでしたからね。




<記事転載>
3人で四半世紀!?
ホークスで繋がる「長期政権」のバトン
ベースボールキング 1/20(金) 17:15配信


2019年まで指揮
 ソフトバンクは20日、工藤公康監督と契約延長したことを発表。2019年まで指揮を執ることが決まった。
  今季が3年契約の3年目になる工藤監督。1年目は前年王者のチームを2年連続の日本一へと導くも、昨季は最後の最後で日本ハムにまくられる屈辱も味わった。
  しかし、球団からの信頼は厚く、契約最終年を待たずして契約延長を決断。工藤監督は「長いスパンでのチームづくりを任せて頂いた球団に感謝申し上げます。5年後、10年後もホークスが“強いチーム”でいられるよう、他のコーチの皆さんとともに選手個々の育成強化に努めたいと思います」と感謝の言葉を述べた。


====中 略====


2000年以降の監督は3人だけ
 近年は短いスパンで監督交代を余儀なくされるチームも少なくない中、ソフトバンクは一人の監督による複数年政権でのバトンリレーが続いている。


  以下は2000年以降のNPB各球団で監督に就いた人物の人数。なお、期間中に複数回監督に就いた人物は「1人としてカウント」。監督代行も数に含む。


▼ 2000年以降・各球団の監督の人数
 <10人>
オリックス
 (仰木彬、石毛宏典、レオン・リー、
  伊原春樹仰木彬、中村勝広、
  テリー・コリンズ、大石大二郎、
  岡田彰布、森脇浩司、福良淳一)


 <8人> 
DeNA
 (権藤博、森祇晶、山下大輔、
  牛島和彦、大矢明彦、尾花高夫、
  中畑清、アレックス・ラミレス)


<6人>
 西武
 (東尾修、伊原春樹伊東勤
  渡辺久信、伊原春樹、田辺徳雄、
  辻発彦)
 
楽天※2005年~
 (田尾安志、野村克也、
  マーティ・ブラウン、星野仙一
  大久保博元、梨田昌孝


阪神
 (野村克也、星野仙一、岡田彰布、
  真弓明信、和田豊、金本知憲)


中日
 (星野仙一、山田久志、落合博満、
  高木守道、谷繁元信、森繁和)


<5人>
 広島
 (達川晃豊、山本浩二、
  マーティ・ブラウン、野村謙二郎、
  緒方孝市)


ヤクルト
 (若松勉、古田敦也、高田繁、
  小川淳司、真中満)


<4人>
日本ハム
 (大島康徳、トレイ・ヒルマン、
  梨田昌孝、栗山英樹)


ロッテ
 (山本功児、ボビー・バレンタイン、
  西村徳文、伊東勤


巨人
 (長嶋茂雄、原辰徳、堀内恒夫、
  原辰徳、高橋由伸)


<3人>
ソフトバンク
 (王貞治、秋山幸二、工藤公康)


  ご覧のように、ソフトバンクの3人というのは12球団で最少。それも王氏は1995年から監督に就任しているため、すでに20年以上を上記の3名で率いているということになる。このまま予定通り工藤氏が2019年まで監督を勤めれば、なんと3人で25年だ。


  2000年以降の17年でBクラスに終わったシーズンはわずか2回...。ソフトバンクの黄金期はどこまで続くか。今季はもちろん、来季以降の工藤監督の手腕に注目だ。
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BASEBALL KING


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